木曜日, 8月 30, 2007

来週半ばまで更新できません

明後日からはレイバーデイの連休を利用して、シカゴに続く
旅行を予定している筆者、カリブの小島に出かけて参ります。

カリブなどと言うと聞こえはいいですが、今の時期はハリケ
ーンシーズンです。ハリケーンが来なくても夏終わり特有の
激しいにわか雨、雷雨は多く、気が気ではない筆者。

今の天気予報ではなんとか大丈夫そうなので予定通り出か
けてくるつもりなのですが、そのせいもあって来週後半まで
はブログ更新はお休みとさせていただきます。

昨年のカンクンに続き、美しい海を読者の皆様にご案内で
きることを祈りつつ、ダラダラした生活を送ってまいります。


今日の激写;
なし

建築の街 シカゴ③; 二日目

二日目の午前はシカゴ美術館に行ってきました。

メトロポリタン(NY)、ボストンと並び、アメリカ三大美術館
のひとつとして名を連ねるシカゴ美術館、見応えがありま
した。美術に関してはトンと無知の筆者ですが、これ何か
で目にしたことがある・・という類のものが結構たくさんあ
りました。

この日の午前は雨が降っていたので、雨宿りもかねて
のんびり見たのが精神衛生上よかったのかもしれませ
ん。


文化の香り











午後はシカゴ川の北側、ビジネスエリアを歩き、建物を
いろいろ見てきました。

金融エリアにある、CBOT (シカゴ商品取引所)のビル
はこれまた重厚で、存在感がありました。面と向かって
FRBシカゴのビルもあり、金融都市でもあるシカゴを
体感することができました。



CBOT - ビル上の像が有名














夕方からは、ピザレストランに行ってきました。シカゴに
来てあの分厚い生地のピザを食べないで帰ってくるの
はモグリです。

今回行ったのは、筆者が1年前にシカゴに来たときに
一人40分待ったあのレストランに再び行ってきました。

今回は席に通される前にピザを注文しておいて、45分
ほど経ったら席に案内されて、ピザもすぐ運ばれるとい
う形に変わっていました。効率がいいですが、小一時
間足止めされます。6時を過ぎるととてもではありませ
んがひどい混雑で、待つ気は失せます。

今回も、私たちが店を出たときには2時間待ちでした。
観光シーズンなのでやむを得ないとはいえ、2時間は
ちょっとね・・・5時半に店に向かって正解でした。


二人ならピザ一枚だけで満腹











この日は前日のスーパーハードな観光のせいもあっ
てか、ホテルに戻ったらバタン・・・キュウでした。
心地よい疲れと睡眠、これも旅行では大切です。

次回は3日目、いよいよNYに戻る日でしたが、プチ郊
外イベント、アメリカを代表する建築家で日本の帝国ホ
テルも設計した、フランク・ロイド・ライトの自宅&スタジ
オ見学ツアーのご報告です。

今日の激写;
本文中にちりばめました

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 日本のゴミ事情、陰湿な国民性

先日のジャーナルトップ記事は、日本のゴミ事情に関する
ものでした。この記事を読んだアメリカ人はぞっとしたはず
です。


Talking Trash:
Tokyo Residents
Feud Over Junk

Controversial New Rules
Add to the Confusion;
Banana Peels at the Door


ガラクタをめぐる住人同士の確執


とでも意訳できましょうか。今度日本の燃えるゴミのルー
ルって変わるのですか?これまではプラスチックは駄目
だったのが、(自治体によるようですが)OKになるそうで。

というような細かい話に始まり、日本人はゴミ出しに関し
て非常にナーバスで気を遣っており、ルールを守らない
住人はコミュニティから吊るし上げられ、ほとんど犯罪者
扱いされるということが詳細に書かれています。

記事中には、ホントかよ!と思うような極端な例も書か
れています。

でも、陰湿な日本のやり方・・ありえますね。村八分の国
ですから・・・


Punishment takes various forms. When 27-year-old
apparel maker Asami Sakurai moved to Tokyo from
Yokohama in 2004, she didn't know which days to
take out her burnable and nonburnable trash.

横浜から越してきた27歳女性は燃えるゴミと燃えない
ゴミの捨てる日を知りませんでした。

So a neighbor showed her, laying a bag full of banana
peels, toilet-paper rolls and soggy rice cakes out
neatly...on Ms. Sakurai's front doorstep.

そうして(間違ったまま捨てて)いるうちに、ある近くの
住人が、この女性の家の前に(彼女が食べ残したり
捨てていた)バナナの皮やトイレットペーパー、大福
もちをこざっぱり並べて(見せしめることによって)罰を
与えたことがありました。








ジメジメじゃねぇか!




いや、”燃えないゴミ”とかけているわけではありません。

気持ちはわかります。毎回きちんとルールを守っている
方にしてみれば、勝手にポイポイ捨てられる人というのは
許せないでしょう。

でも、物事にはステップがあるわけで、一度目は掲示板
か何かに全体向けに訴求して、警告を与えるという手が
必要ですよね。

それをこの住人はいきなり刃を突きつけたわけです。ちゃ
んと面と向かって教育したり、建設的な批判をせずに。

怖いですね・・・これやられたらショックですよ。いじめです
よ。


なお、オンラインのWSJには、この記事を書いた記者が
実際に同じような(もっと陰湿な)トラブルを抱えたことが
あり、それを詳細に記しています。もともとはこのトラブル
によって、今回の記事を書こうとしたとのことです。

それはこちらをお読みください。どういうトラブルか、かい
つまんで説明しますと、

その(外国人)記者が間違って人の家のゴミ捨てボックス
にゴミを捨ててしまったら、ある日、


我々はお前の名前を知っている、○○○○!!!
捨て続けたら警察に通報するぞ!!


とまともな英語で張り紙を作られ、公衆の場所に張り紙を
張られたとのことです。その画像も記事内にあります。

ぞっとします。公衆の面前で名指しで些細な非を糾弾され
るのですよ。住み続けられないでしょう、こんなことされたら。

捨てた方にも確かに誤りはありましょうが、いきなりこれは
やり過ぎで、人権問題かと・・・陰湿に過ぎます。面と向か
って注意しろよ・・・どうしても我慢ならないなら。

まったく無関係の人まで見るような場所に名前を載せる
というのはまともじゃないと思いますが甘いですか?



今日の激写;
なし

日曜日, 8月 26, 2007

(My) レストランウィーク

先週は多くの方と夕食をともにさせていただく機会が多く、
毎日楽しいイベントの連続でした。

ご一緒いただいたのは筆者がNYに来た当初より(もっと
も)お世話になりっぱなしとなっている方々だったり、若く、
才能あふれる若者だったりです。

それにしてもこんなに連続してNYのレストランをはしごし
たのは初めてではなかろうか・・と振り返りです。

惜しむらくはデジカメを持っていかなかったので、写真で
雰囲気をお伝えできない点です。


① NANNI

トラディショナルな、アメリカナイズを排除した純イタリアン
です。いくつかよいイタリアンレストランを知っているつも
りですが、それと比較しても上回るくらいのグレードでは
ないかと思いました。

ここを教えてくださったのは、もうアメリカに10年以上お住
まいの方。イタリアンと言えば最後にここに行き着くという
場所だそうです。パスタを食べてよくわかりましたが、納得
です。 今度妻を連れてまた行ってくるつもりです。

このレストラン、うだうだ語るよりも、



行けばわかる



とお伝えしておきましょう。恋人でも、家族でも、ビジネスで
もシチュエーションを選ばないトラディショナルなイタリアン
レストランです。ただし、ゴージャスで格調高い店を望む方
にはお勧めしません。くつろげて、がやがやしていて、アッ
トホームな場所です。

HPはこちら



② Campagnola

こちらは筆者のチョイスでした。行った事はなかったので
すが、アッパーイーストサイドにあり、ZAGAT のランクが
上からエリアで2番目くらいに高く、値段も高すぎずそこそ
こというものを徹底的に調べたらここが残り、決めました。

こちらもイタリアンです。NANNI 同様、オールドスクール
的なジャンルにあたり、昔からの味を守っているタイプで
す。パスタのメニューも豊富で、イタリアンカルチャーを
しっかり感じさせます。

こういう店、好きです。

客層は若いとは言えませんが、それだけに流行り廃りと
は無縁な愚直さがあります。

ここのシーフード盛り合わせは目と味で楽しめます。熱々
の鉄板に魚介が踊り、どうよーという感じでお届け。酒が
すすみます。

ウェイターさんが、「お前らの好みは何だ、それだけ聞
せてくれれば、後は俺に任せとけ!」というリーダー
シップの人でした。

パスタは、もちろん好みを言えばメニューになくてもさっと
作ってくれます。

余談ですが、帰るころになって店内をぐるっと見回して
見たら、、、、一人の女性が目に付きました。あれ・・ど
こかで見たことある綺麗な人・・・





ん・・・




んん・・・・





シャラポワ?




テニスプレイヤー、その人でした(多分)。US オープン
は明日から開幕なので、NYにいることは不思議では
ありません。彼女のご贔屓ホテルはミッドタウンはパ
ークアベニュー沿いの高級ホテル、



The Kitano New York



のようです。HPにも出ています。

不思議なことに、レストランの中では誰も気づいていない
のか、それとも知っていて皆話しかけないことがマナー
なのかわかりませんでしたが、自然でした。女性3人でい
らしていました。

まぁ、背が高くてブロンドの美女、というのは別に珍しくな
い場所なので、溶け込んでいることは当たり前ですが。

そんな中で筆者には話しかける勇気もなければ確認し
てどうするという気持ちもあり、店を後にしました。

なおこの店、ある程度きちんとした格好でないと浮いて
しまいます。一緒に行った方がおっしゃるには、もともと
ここはアッパーイーストでは老舗の有名店らしく、客層も
高いので、とのこと。

マニアックな名店だけどシャラポワも来る店、として筆者
の記憶に残るイベントとなりました。

HPは見つからなかったので、こちらをご参照ください。



③ Blue Ribbon Sushi

SOHOエリアにある、大人気の寿司レストランです。妻か
ら、”ここはおいしい”と前から聞いていたので、今回知
人を誘って妻も交えて4人で土曜日の夜、行ってきました。

ブルーリボンレストランというものがオリジナルで、そこが
本格寿司レストランとして1995年にオープンしたのがここ。

日本人の手によるものではなく、ブルームバーグ兄弟なる
人がはじめたレストラングループです。

ブルックリンには、寿司レストラン2号店や食材店もあり、
今年秋にはマンハッタンのコロンバスサークル付近に新
たな寿司レストラン&グリルをオープンするようです。

このSOHOの店は5人以上でないと予約を取らないので、
6時半に行きましたが、テーブルはほぼ満席でした。寿司
という料理のせいもあり、回転は速いです。9時過ぎくらい
までたっぷり食べましたが、ウェイティングエリアの混み具
合はすごいものがありました。

さて、味・雰囲気・価格・メニューの豊富さ等、トータルで
見て、筆者






強く推奨します





すばらしいレストランでした。味は文句なし、マンハッタン
で日本人をうならせる寿司はここにあります(他にはあま
り行ったことはありませんが、絶対的にうまいと思いまし
た)。

小洒落たSOHOエリア、惜しまれながら閉店した今はなき
本むら庵 NY支店(蕎麦)に変わるジャパニーズフードの
代表として揺ぎ無い地位を獲得することでしょう。

日本から観光でいらして、SOHOでたっぷり買い物疲れ
した後、話題の寿司レストランで食事、なんてのもいい
コースです。

HPはこちら


こうして8月のとある週の夜は更けていき、思い出がまた
できました。


今日の激写;
なし

金曜日, 8月 24, 2007

建築の街 シカゴ②; 初日 -- これでもかの観光

着いたその日からフル活動でした。

まずは腹ごしらえ、チーズケーキファクトリーというファ
ミレスに行き、たんまり食べてきました。当然お酒も
です。それにしてもすごいボリュームでした。

このレストラン、NYマンハッタンにはないので妻にとっ
ては新しい経験でした。筆者はNY郊外に行った時とフ
ロリダに行ったときに立ち寄ったことがありますので3
度目ですが、まだまだいろんなメニューを試してみた
いです。いつかチーズケーキも試さねば・・

食後はミシガンアベニューを北方面に上り、これは
外せない、というクルーズに参加です。シカゴ川に沿っ
て建つ建築物の薀蓄を聞きながら60分、有名な建物
をこれですべて(船上から)押さえることができます。


元祖摩天楼











宇宙船みたいだ・・













シカゴに行かれるご予定のある方は是非このクルー
ズにご参加ください。どの建築物もひとくせあって、
眺めているだけで楽しいです。

クルーズには2種類ありまして、ミシガン湖まで巡る90
分のものもあります。時間に余裕がある方は是非ミシ
ガン湖まで出るほうにも参加されてはいかがでしょうか。
特に夏は気持ちいいと思いますよ。

続いて、ジョンハンコックセンター展望台に行ってきま
した。ここのよい点は、展望台そのものが無料だとい
うこと。同じくシカゴにある世界第3の高さを誇るシアー
ズタワーではこうは行きません。

ジョンハンコックセンターでも、ラウンジでお茶やアルコ
ールを頂けば当然チャージされますが、ふらっと行って
見てくる分には無料。前回シカゴを訪問したときはこれ
で写真を撮ってぐるっと回ったらすぐ帰ってきました。

今回はコーヒーを飲みながら歩いた疲れをとってきま
した。



見応え十分、ミシガン湖に面したレストランもあります











ここまでで既に時間は5時を過ぎていたので、夕食前に
一度ホテルに戻って荷物を置いて、のんびりすることに
しました。

再び6時に外に出て、夕食へ。今夜はステーキです。
ベタですね~、旅行ではベタなことをやらねば。

前回筆者が行っていたく感動した、





シカゴチョップハウス





というステーキハウスを再び訪問。

肉がパサパサしておらずジューシーなので、日本人好
みではないかと思います。店内も歴史を感じさせる渋
さがあり、雰囲気たっぷり。


文句なし














その後、ブルースを聴きにとあるホールへ・・・しかし、チ
ケットは完売(なにやらすごい大物が二日にわたりライブ
を行う予定だったそうです)で泣く泣くあきらめる結果とな
りました。事前にチケットを確保しなかった自分を悔やむ
のみです。


残念














しかし!捨てる神あればなんとやら、この日は無料の
野外コンサートがミレニアムパークの野外ホールで
行われているのでそこまで行ってきました。

かなり本格的で驚きました。フルオーケストラ+歌でま
るでオペラのような感じ。1曲が1時間くらいかかるのは
筆者にとって初めての経験で、あまりに本格的過ぎて
途中で集中力が切れ、加えて寒さに負けました。雨あ
がりの夜はだいぶ冷えました。

でも、あの美しい野外ホールでの演奏を聴けたのはよ
い経験でした。美しい光景を写真でご覧ください。

こういうのを惜しげもなく開放するところに文化の違いを感じる











さて、夜はまだまだ終わりませんよ~

さらにこの後、ホテルの部屋で2次会をすべくトレーダ
ージョーズ
という食品のディスカウントストアで酒とつま
みを購入。あわせてエコバックも買ってお土産もゲット。

このトレーダージョーズ、マンハッタンにもあるのですが
とにかく安い。ワインは種類豊富でしかも5ドルくらいが
主流です。


実は入ったのは初めての筆者










こうしてシカゴ一日目の夜は更けていきました。

思いのほか詰め込みまくりでしたが、旅行は疲れて
ナンボ、早くも達成感のある筆者でした。


今日の激写;
本文中にちりばめました

水曜日, 8月 22, 2007

建築の街 シカゴ①;プロローグ

先週土曜日から2泊3日でシカゴ旅行に行ってきました。



建築の街











筆者、野暮用で年に一度は行かせてもらっていまして、
その時の様子は少し本ブログでお伝えしているとおり
すが、観光を目的に訪問するのは初めてです。

初めて訪問した時以来、すっかりこの街が好きになり、
一度は観光で思いっきり堪能してみたいと思っていまし
た。

妻には、



あの美しい街を君にも見せてやりたいんだ



と、まるで君のためだよと思わせるような恩着せがましい
甘言を弄し、遊びに行ってきました。

天気は日曜日からはあいにく雨が降ったりやんだりで
したが、気温は高くもなく低くもなく、歩き回るにはちょう
どよいくらいで、むしろ快適でした。と、軽く虚勢を張って
いますが、世間はハリケーンディーンで大騒ぎでしたか
ら、甘っちょろいことは言っていられません。

土曜日朝8時のフライトで国内線メインのラガーディア
空港を出て飛ぶこと2時間30分ほど。

シカゴオヘア空港からはいつもの如く地下鉄でダウン
タウンまで移動です。40分ほどで着きます。しかも
たった $2 !!! 贅沢は敵です。

NYとシカゴの時差は1時間です。昼前にホテルに着き
ました。

今回の旅行で素晴らしい点を挙げろと言われたら、番
外編(?)ナンバーワンはホテルでした。

毎回筆者が仕事でもプライベートでもお世話になってい
るとある日系の旅行会社が、”コーポレート(料金)で押
さえていますからどうですか”と紹介してくださったここ、



オムニ シカゴ



オムニホテルに泊まれるとは思いもよりませんでした。

素晴らしかったです。階は22階、ビューも相当のもので
した。部屋は全室スイートタイプ(リビングとベッドがきっ
ちり分かれているってことかしら・・?)でとにかく広い。

しかも隅々まで掃除が行き届いて、気持ちがいいです。
テレビはリビングに壁掛けの大画面薄型TV、ベッドル
ームにもブラウン管のものですが、別にあります。

ロケーションはこれ以上いい場所を探すのが難しいほ
ど便利なところ。ミシガンアベニューというシカゴダウン
タウンの目抜き通り沿い、ショッピングエリアの中央下
あたりで、地下鉄の駅からも歩いて5分ほどです。


また泊まりたい











NYで言えば5番街のど真ん中にある感じでしょうか。
比べる対象がややミーハーですみません・・・

ホテルがいいと、旅行の思い出はより素敵なものになり
ますよね。

筆者が過去2度来たときに泊まらせてもらったホテルも
十分よいものでしたが、料金はオムニよりも高かったこ
とを考えると、天地の差です。

こうして気持ちよくスタートしたシカゴ観光旅行、次回は
初日の回想記です。


今日の激写;
本文中をごらんください

社外の知人

室内アウトドア飲み会の翌日、NYに来て知り合ったご夫妻の
ご自宅に招いていただき、夕食をご馳走になってきました。

アッパーウェストサイドのハドソン川沿いが素晴らしくよく見え
るアパートの高層にお住まいのご夫婦、ご主人は文章を書く
ことを職業としていらっしゃるのですが、このご主人の話がと
ても興味深いのです。これまで何度か食事をともにしているの
ですが、その都度いろいろとお聞かせくださり、ついつい長居
してしまうのが常となっています。

文章を書かれる方というのは、お話も上手なんですね。

これはなぜでしょうか。頭の中で構成がきちんとできていて、
それがスラスラと言葉として、しつこくなく並べられるからで
しょうか。

筆者もこうしてブログを書いているものの、くどくならないよ
う気を遣ってはいるのですが難しいです。主張を入れつつ、
でも客観的な視点重視で、でも読者の方を引き込めるよう
な描写。

ご主人の文章は普段から目にできるので、勉強させられ
ています。

奥様は私の妻とよく遊んでもらっており、感謝しております。
この日は最初から最後まで手料理でもてなしていただき、
大変おいしくいただきました。

NYで知り合った、会社を離れた知人というのは貴重な財
産です。自分が見聞きし、経験したもの以上に大切なもの
であると思います。

日本にいたらなかなか知り合うことのできないバックグラ
ウンドの方、幅広い年齢層、時にはアメリカで長い間ご自
分でビジネスをされている社長さん。

このような方にめぐり合う事の出来た自分は幸運であり、
感謝の気持ちを持たなければいけないと強く感じます。

とまあなんだか筆者に似合わず真面目となってしまいま
したが、時々こういうことも考えるのであります。

今日の激写;
なし

木曜日, 8月 16, 2007

室内アウトドア飲み会

先週金曜日は単身赴任中の先輩のご自宅に、筆者を
含め若手が参集し、飲み会が開催されました。

素敵なおうちでした。相当広い上に新しい物件で、ハド
ソン川が美しく見渡せる高層階。天井もかなり高く、
開放感があります。

先輩のご自宅、奥さんとお子さんがこれからNYにいら
っしゃるせいか家具はまだ少ないので、アウトドアで使
う大きなパラソルのついた野外テーブルを用意し、疲れ
たらごろんと横になれるよう大型レジャーシートをリビン
グに敷いて飲み会の準備を行いました。

まじでこれアウトドアチックだよなぁ』と言いながら、
ハドソン川の見える窓際にテーブルを置くことにしまし
た。

完璧な演出です。筆者、数多くの飲み会を経験してい
ますが、こんな大胆なシチュエーションは初めてです。



















皆で準備するとなんだか気分も盛り上がり、まるで大
イベントの雰囲気。

マンハッタンの高層アパートのリビングルームにパラ
ソルつきのテーブルが展開される光景は凄まじいも
のがありました。隣のアパートからも見えたでしょうが、
愉快な男祭りですからそんなことはお構いなしで乾杯!

しかし、勢いよく飲み始めてしばらくたった頃、、、、

ふと先輩が・・












・・・これ邪魔じゃねえ?





パラソルはあっけなく撤去されました。

まだ到着していない○○が来たら景気づけにもう一
回パラソル取り付けようぜ
という不思議な勢いのある
先輩の提案に一同納得し、至り、再び飲み展開。

途中、さんざんビールを飲んでから、


おいおいそういえばシャンパン買ったよな、乾杯
してないじゃんかよ~


という、何とも微笑ましいこともありました。

食べ物は先輩が用意して下さった分と、皆で購入した
もの、それから筆者の希望で、3年連続 NYのNo.1 と
ザガットに評されるらしい Daisy May's BBQ でデリバ
リーを頼んで食べました。

アウトドアにふさわしいデイジーメイズのBBQ、肉は
チキン・ビーフ・ポークとすべて頼みましたがどれも
まったく違ってなかなかのものでした。ソースがこっ
てりなせいか、ステーキとは全く異なり、日本人も
少し食べて終わり、とはならないのではと思います。

会は続き、延々と飲み続け、男祭りは次第に写真
週刊誌に皆の興味が移り、愉快な写真も撮りまくり、
夜は更けていきました。

すばらしい飲み会をありがとうございました、先輩。
それから参集してくださった友人にも感謝です。

またやりましょうね!


今日の激写;
お世話になった先輩のご自宅(写真はホール)

水曜日, 8月 15, 2007

水に流れたミネソタトリップ

先週、ミネソタに野暮用で行く用事があったのですが、
豪雨で空港に辿り着くことができず、文字通り水に流
れてしまいました。

筆者が家を出たのは朝6時半前でしたが、後の報道
では、雨のピークは朝5時からの2時間だったそうです。

うーん、ツイてない。しかし、なかなかできない経験で、
それはそれで終わってみればちょっとしたイベントだ
ったなと思います。

豪雨という言葉では足りないくらいのひどいものでし
た。ブルックリン地区では竜巻も発生、ひどい被害です。

筆者のアパート前の道路はくるぶしまでつかるほどの
水があふれていて、タクシーを拾うまでにすでにグショ
濡れ・・・

かろうじて乗り込んでJFKに向かったはよかったので
すが、途中で大渋滞。まぁ雨だからなぁと思っていたら
ドライバーが、、、




洪水で道が封鎖されてるぞ




橋が崩落するやら、街のど真ん中で水道管が破裂
するのに続いてなんたるインフラの弱さ・・

豪雨とはいえ、あっけないのがこのNYのインフラ。

封鎖されているのでやむを得ず迂回したのですが、
すっかり車は立ち往生。フライト時間は迫ってきます。

さらにもう少し進んだら、別の道も封鎖ということが
判明しました。

この時点で時間は40分経過。普段、この時間帯な
らJFKまでは30分あれば着きます。

ドライバーが仲間と連絡を取り合い、筆者に教えて
くれたことは・・・






JFKの周りは洪水状態で車で入れない




これだよ・・覚悟していましたよ・・・土地も低い場所だし・・

どのルートで行ってもJFKには車では無理となりました。

ドライバー、サファリラリーよろしく泥と芝生でぐちゃぐち
ゃとなった路肩をグオーンと突っ切りにかかります。

おいおい安全な場所通ってくれよと言っても、


こうなりゃ安全な場所なんてねえ!!


と切り返す始末。でもこのドライバー、とても親切な方
でした。いろいろ頑張ってくれて、気分もよかったです。

たばこでもどうだ、と勧めてくれましたが筆者は吸わず、
彼だけ許可を私に取ってから吸っていました。

クイーンズ地区に出たら、人がぞろぞろ歩いているの
で、もはや・・と思いましたが、なんと地下鉄も止まって
いました。

後に知りましたが、NYの地下鉄は全線が止まっていた
そうです、この時間には。雨でこれだけの路線に影響が
あったのは史上初だそうです。

史上最悪のダメージの時にトリップ・・・忘れられない
経験です。

結局、地下鉄もないので、市民は徒歩かバス、タクシー
をつかまえて出社。

筆者はそのままミネソタ行きをあきらめて、同じタクシー
に別の人もシェアしてあげてマンハッタンまで戻りました。

マンハッタンに入っても、地下鉄は不通なので、パニック
的な混雑のバス、徒歩で出勤する人など、混乱が一目で
分かりました。

職場に着いたのは朝8時半・・・



いったいこの朝はなんだったのだろうか



と、ほとんど人が来ていないオフィスでお茶を啜りながら
振り返る筆者。

雨はその後すぐに止んですっかり晴天に戻り、飛行機
のみが遅れて飛んだこの日、JFKから午前に発った多
くのフライトが乗客を乗せずに燃料を無駄遣いしたこと
でしょう。

フライトはキャンセルにはならないのです、お客がいな
くても。なぜなら、次の目的地に飛行機を飛ばすことが
大切だからです。次の目的地からまたその次の場所に
飛ばさなくてはいけないからです。つまり、使いまわす
のですね。

なお、事情が事情だからか、フライト料金は戻ってきまし
た!現金ではなくポイントですがね。しかし、ミネソタ行きは
リスケジュールされることなく、幻と消えました。


今日の激写;
被害の当事者となったある朝(写真はNYポストより)


火曜日, 8月 07, 2007

The New York Times たいむず; 変わらない日本 - 女性に活躍の場を

今日のタイムズには、雇用機会均等法の施行から20年
以上経った日本を取り上げ、暗に批判記事を展開してい
ます。均等法は実質的に何も規定していないザル法、と
断じています。




Career Women in Japan Find a Blocked Path




色々な背景がありましょうが、日本企業においてマネジメ
ント職に女性を登用する機会はこの20年でほんの僅か
しか増えておらず、その比率は依然10%程度で、アメリカ
の42%と比べると極端に低いようです。

そういえば、これはエグゼクティブとは関係ありませんが、
筆者の知人の話では、ある日本企業のNYオフィスについ
て、日本から駐在員として働いているのは全て男性で、
女性はゼロと聞いたことがあります。全部で40とか50人
近くいる海外駐在員が全て男性とは確かに???です。

アメリカの職場でそれはまずいのではと思ってしまいます。

ちなみに、そこで働くアメリカ人はその事実を知ってぶっ
たまげたらしいです。お前それは本当かと、真面目にやっ
て全員男が選ばれたのかと。

私の知る限り、旧態依然の金融機関では、支店長・部長
級でも女性はほとんどいないようです。

最近は育児補助や産休制度を拡充して積極的に女性
の職場での活躍を後押しする企業も増えていますが、
まだまだこれからのようですね。

筆者の感覚では、”女性エグゼクティブ”を良くも悪くも
ネタにしようとする空気が日本にはあると思います。

変えるべきは何でしょうか。

高度経済成長期を駆け抜けて、時代が変わったにもか
かわらず、昔のやり方・考え方に固執した年輩の方、
特にただの”頑固”なのに、それを”美学・主義”と勘違
いした困った人たちが組織から去ることでしょう。

これは時間が解決してくれます。もう少し待ちましょう。

それ以外では、インフラの整備が手っ取り早いですね。

偉そうに言っているものの、筆者この手の政策には
無知ですが、託児所の整備や、ベビーシッターの職と
しての確立・資格化などもっとやればいいのに・・・

もちろん女性もこれまで以上に主張する必要もありま
しょう。最後は本人ですから。

政府は増える老人ばかりに気を取られていないで、国
を支える大きな力である女性のサポートを優先してやら
ないと駄目ですね。

金融機関も、男も女も関係なく、職務内容のみに焦点
を絞った採用を完全導入して真の雇用機会均等を
目指すべきです。差別ととらえられる可能性のある
一般職というものを、「地域限定総合職」や「エリア特
化社員」などと言うふざけた名前に変えて、そのほとん
ど全てが女性なのに、うちはすべて総合職扱いです、
と詭弁を弄するのは見苦しいです。皆わかっています
よ、苦し紛れの策だってことを。

なんだか自分で書いていても焦点が定まらないです
が、今日のタイムズの記事には一理あると共感しま
す。


今日の激写;
時代を作るのは老人ではないし、男性だけでもない

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 決着と解釈

本ブログでも触れたダウジョーンズ社とニューズコープ
の買収を巡るドラマ、ようやく決着しました。

結局、DJがNewsの提案を支持し、マードック氏の勝利
となりました。

1日のジャーナル社説&オピニオン欄には二つの興味
深い記事が出ています。

ひとつは、


REVIEW & OUTLOOK
A New Owner


もうひとつは、


Publisher's Letter
A Report to Our Readers



という、ジャーナル読者に向けた今回の買収の意義の
解説と、読者へのメッセージです。

辞書をひきひき時間をかけて読みましたが、ともに丁寧
で、いい文章だと思いました。

ジャーナルのサブスクライバーはお読みいただくととても
面白いと思いますよ。

前者の記事では、①ジャーナルの一貫性の維持 ②バ
ンクロフトファミリーの決断を尊重 ③買収受け入れの
本質 ④編集の独立性の真の意味 について書かれて
おり、特に②と④は目を引きました。


News Corp. can provide capital for further
innovation, the Journal's future as a business
should be enhanced. And make no mistake:
Business success is vital to editorial independence,
precisely because it provides the resources to
report and comment in ways that might offend
advertisers or governments.


Newsはジャーナルの更なるイノベーションのため、ビジネスを強
化することを通じてジャーナルの将来のために資本投下するので
ある。そして確実なこと・・・"ビジネスにおける成功が、編集の独立
性を担保する"云々・・・(筆者意訳)。


On this point, readers also shouldn't misinterpret
the "editorial independence" agreement between
Mr. Murdoch and the Bancrofts. This isn't intended
to be some heat shield protecting Journal editors
from their new owner. We know enough about
capitalism to know that there is no separating
ownership and control. We see the editorial
agreement, instead, as an expression of
Mr. Murdoch's intention to maintain the values
and integrity of the Journal. His invitation to
have a member of the Bancroft family join the
News Corp. board is a similar gesture of good
faith.


よく言われる"マードック氏とバンクロフトファミリーとの間で
合意に至った編集権の独立性"というものを読者は誤って解釈
してはいけない。これはジャーナルの記者をマードックの支配
から守ることを意図したのではない云々・・・・(筆者意訳)


うーん、やりますね。②は重要ですが、④は敢えてこ
れを言うか?という内容です。資本市場を舞台に生
きている、金融専門紙のジャーナルならではの主張
と言いますか、矜持を感じます。


後者の記事は、編集責任者から読者へのレターです。

これまでジャーナルがどのように発展し、変化し、信頼
を獲得したかを綴った上で、これからNewsの傘下に入
ることでいかにこれまでの進化をより高いものに持って
いけるか、というものを説明しています。

ここまで書かれると読者としては信じましょう、という気
になるのではないでしょうか。

答えはこれからの記事にあるのですね、楽しみです。

今日の激写;
なし

月曜日, 8月 06, 2007

バケーションシーズンいろいろ

欧米の8月はバケーションシーズンのど真ん中ですが、
筆者もこの時期は公私共に多く外出する予定です。

今週はプライベートではない用事でミネソタの州都ミネ
アポリスに行って来ます。

今月下旬には2泊3日でシカゴ旅行に行ってきます。
シカゴは年に一度は行っているのですが、全米3位の
都市はどんなものかというのを妻にもみせてあげたく
て、土日に休みをつけて観光してきます。

シカゴはビルなどの建築物が有名で、シカゴ川~ミシ
ガン湖クルーズでそれが堪能できるようです。

1泊でもいいかなと思ったのですが、先日1年ぶりにお
会いした西海岸に住む知人とシカゴ旅行の話になり、
2泊したほうがいいよと教えてくれたので、せっかくの
旅行ですし、そうすることにしました。

美しい街で素晴らしいところです、シカゴは。

9月に入ると月初にレイバーデイというアメリカの秋を
告げる祝日があります。

昨年はここを利用してナイアガラの滝に行きましたが、
ひどい雨で、苦笑いの思い出です。

今年はカリブ海の島に行く予定で計画を立てています。
昨年夏にメキシコのカンクンに出かけてきましたが、今
回は日本からはまず行かないであろう、USバージンアイ
ランドのセントトーマス島というところに3泊で出かける予
定です。

カンクンがあまりに素晴らしかったので、チャンスがあ
ればカリブはもう一度行きたいなあと思っていましたが、
知人が薦めてくださったので、ハリケーンシーズンでは
ありますがトライすることにしました。

天気が無事でありますように。。。

9月には、今年の春から計画していたイタリア2週間旅
行に出かけてきます。早い段階でフライトチケットは押さ
えていたので、直行便の往復料金が相当格安で手に入
りました。2005年9月のフランス旅行ほどではありませ
んが・・

イタリア旅行は妻の所望です。ローマ、ミラノ、ナポリ、
ソレント、基本的にすべて個人ブッキングの手作り旅行
ですが、途中一日だけ日帰りのツアーを組み込んだの
で、フィレンツェなどの都市にも足を伸ばせそうです。

とまあ、盛りだくさんのバケーションシーズンとなります
が、オンとオフの切り替えが得意なアメリカ人を見習っ
て、遊ぶときは思いっきり遊ぶ!で行きたいと思いま
す。

ちなみに、アメリカ人は旅行・バケーションに関しては
かなりプランを早めに立てます。知人のアメリカ人は、
この5月に、『アルゼンチンどうだった~?、今度行くか
ら色々教えて』と言われたので、『今の時期は冬だから
止めたほうがいいよ・・・』と言ったら、『年末だよ』と切
り替えされ驚きました。

年末の旅行を春から具体的に考えるとは・・・

もうフライトチケットも押さえたそうで、計画上手です。

結果的に安く済みますし、周りへのスケジュールアナ
ウンスメントも早くできますし、いいことだらけだと思い
ます。

なお、日本人は、『突然にバケーションをとる』とか、
『何かにつけてスケジュールに関するアナウンスがあ
まりにも急』、とアメリカ人に指摘されることがよくあり、
筆者も今の職場の同僚からそれを度々聞きます。

結局、計画性なし、と思われているのです。

日本にいたころを思い出すと確かに、上司が休みを
決めるまで自分は申請できないとか、仕事が忙しくて
いつ時間が空くかわからないと話はよく聞きましたが、
それは理由になっていないのだなあと、改めてつくづ
く思います。


今日の激写;
なし

Cafe Gray

妻が前から行きたいと思っていたというレストランに夕方
から出かけてきました。

高級レストランとして有名のようで、経験と割り切って行っ
て来ましたが、値段にたがわぬサービスと味で、ヒットで
した。何かの記念日や大切なゲストをお連れするのに最
適なレストランとして知っておくといい場所です。










アッパーウェストサイドの入り口、コロンバスサークルに
あるタイムワーナーセンターに入っています。

ツインタワーの美しいビルです













このレストラン、まずは店内の雰囲気がよかったです。
オープンキッチンのせいか、活気があって意外にガヤ
ガヤしており、かしこまった静謐のレストランとは違い、
リラックスできます。

照明と鏡・ガラス、置物のせいで店内はキラキラ輝い
ており、下品でないゴージャスさが全体を覆っていま
す。

フロアは3Fなので、セントラルパークを眼下に、とは
いきませんが、それでもパークの緑が広いガラスに
よく見えます。

店内で写真を撮りたかったのですが、雰囲気を壊し
てしまうのが嫌だったので、ダイニングエリアでは遠
慮しました。お客さんのキャラクターに、そうさせる雰
囲気がありました。

その代わり、人がほとんどいなかったダイニングル
ーム手前のバー横から撮ってきました。ガラス奥が
ダイニングルームの左側部分です。














暗くてちょっとわかりにくいですかね、フラッシュで照
明の演出を殺したくなかったのでフラッシュなしで撮
ってきました。

opentable という予約サイトに写真がありましたから、
それをつけておきますね。もう少し暗めに感じました。















料理はフレンチをベースとしたフュージョンらしいです
が、誰にでも合うと思います。ボリュームはさすがアメ
リカ、かなりの量でした。

筆者はマッシュルームのリゾットを前菜に、テンダー
ロインビーフをメインでいただきました。


大満足です。シャンパン、ワインも飲みましたが、こ
れが旨いのなんの・・お酒は意外にそれほど高くな
かったです。上はキリがないですが。

デザートはとても入らなかったので、その旨伝えたと
ころ、そんなこと言わずにこれだけでもどうぞ、とクッ
キーとゼリーだけサービスしてくれました。

ちゃっかり頂いてきましたが、こういうことをしてもらう
と、チップも気持ちよく払えます。

帰りはアッパーイーストのアップルストアのあるところ
まで歩いて行きました。

眠らない土曜のNY、多くの恋人たち・知人・家族の楽
しい夜となったことでしょう。












今日の激写;
本文中にちりばめました

$370 パソコン 早くも値下げ

先週筆者のパソコンがクラッシュしてしまったので、$370の新たな
PCを購入したことはこちらでお伝えしましたね。

昨日タイムズの折込チラシを見ていましたら、


$350 に値下げされていました・・


早い、早いよ、世の中の動きは容赦なく早すぎるよ・・筆者負けそう・・

5%の値下げです。もちろん、プリンター、ワイアレスルータ、ノートン
インターネットセキュリティが無料でついてきます($200相当)。

サーキットシティ、販促かけまくりです。

今週末まで買うのを待てばよかったと思う一方、そんなこと予想でき
ないしあの時はすぐ必要だったのだからこれでいいのだ、とせめぎあ
いの筆者。



・・・器の小さい男だ



いずれ起こりえる値引きを気にするあたりが貧乏性の根をあらわして
いるなあとちょっと自己嫌悪。

ちなみに購入したパソコン、今のところ快調です。


今日の激写;
なし

金曜日, 8月 03, 2007

The New York Times たいむず; 橋崩落

タイムズのニュースを取り上げるというよりは、この
ページをごらんになっていただいて凄まじさの証人
になっていただきたいという趣旨です。

記事へのリンク


道路に穴が開いていたり、蒸気管が街のど真ん中
で破裂したり、なんでもありのアメリカですが、また
信じられない事件が起こりました。




ミネソタで橋崩落




ミネソタってどこ・・・という方にはこれ

建設から40年が建った橋、毎日数千のトラフィックが
あり、疲労を起こしていたこともわかっています。

この事故でお亡くなりになられた方には深くご冥福を
お祈りするとともに、連邦政府・州政府の迅速な対応
と安全点検を切に願うのみです。

なお筆者、来週ミネソタに行く用事があります。

事故とは無関係な人間が、悲しみにくれる場所に立ち
入るというのはただの野次馬になるようで、また、とて
も悪いことをしに行くような気がしてなんとなく申し訳な
さを感じます。


今日の激写;
なし

$370 PC

昨日朝、筆者の秘密の職場に、仕事相手からではなさそう
な電話番号から電話がかかってきました。


・・・妻でした。



パソコンが立ち上がらない!!




実は数日前から ウィーン という音がしており、ハードディス
クがまずい状態になっているかも・・ということには気づいて
いました。しかし小さい音ですし、しばらくはいいだろと放置
していたところあっさり駄目になってしまったようです。

とりあえず何もしないよう言って、自宅に帰ってから状況を
確認してみましたが、どう考えてもHDDが死んでしまったよ
うです。



ウィーン ウィーン ガチャ ガチャガチャ・・・



疑いの余地はありませんでした。昨日とは打って変わって
激しい音で悲鳴を上げるHDD、諦めました。

よく働いてくれました。筆者が結婚する前からともに過ごし
て来た仲間、NYCでのブログを記録し続けた思い入れの
あるパソコンです。おつかれさまでした。

日本に戻ったらディスクだけ交換して使い続けることにし
ます。

さすがにPCがないのは痛いので、必要経費と割り切って
新たに購入することにしました。

購入のポイントはただ一つ。



安いこと




これだけです。機能なんてどこも大して変わりありませんし、
メールとブラウザだけあればいいのですから、求めるレベ
ルは標準も標準、並の下でいいのです。

まあできれば $500、$600 くらいで見つかればなあと思っ
て探しました。


CompUSA

BestBuy

Amazon

CircuitCity


これら大手家電量販店(サイト)で探しました。

面白いですよ~、まさかアメリカでパーソナルのPCを買
うとは思わなかったですが、予想以上に安いんですね、
最近のPCは。

$1000 がザラです。


ん・・お、、、、おぉ!




$369 !!!!!




これには驚きました。即決です。しかも、スキャナー付き
の多機能プリンターと、ワイアレスルーター、ノートンセキ
ュリティソフトまで無料*で付いてくるとは・・いやはや・・

通信販売でありがちな、『これもついてこの値段!』の
かなりハイレベルな抱き合わせです。

*購入時は課金ですが、キャッシュバックが
後ほどされるので無料という扱いです

この際、MPU HDD メモリ などどうでもよかった筆者を
驚かせたのは、なぜかワイアレスLANカードが標準装備
なこと。最近は当たり前なのですか?

この値段のPCでワイアレス標準装備はとてもありがたい
です。Dual MPUじゃなくていいから、HDD200G もいらな
いから、ワイアレスは欲を言えばついててもらいたかった

筆者、大満足です。

早速会社帰りに買ってきました。プリンターなどは不要なの
で、本体のみです。

もちろんキーボードもOSも英語ですが、職場もそうなので
気になりません。

また、ウィンドウズビスタは、最初に起動したときに、言語
(OSは英語ですが、入力・変換言語)を選択することがで
きて、わざわざ日本語変換ソフトを自分でインストールす
る必要がないのです。

これは親切です。

ちょっとマニアックですが、英語OSのパソコンを使って日本
語入力環境を作るには、確かウィンドウズXPの時は、グロ
ーバルIMEというものをダウンロードしてインストールする
必要があったように思います。

この作業がないのはとてもとても楽なんです。

いやあ、何度もすみませんが、ありがたいことです。

ということで、日本語入力やワイアレスLANの設定も問題な
く終わり、今こうしてブログを書くことができます。

370ドルは痛い出費でしたが、このクオリティのパソコンが
この値段で手に入る現代社会は恵まれていると思ったある
事件でした。


今日の激写;
新たな仲間