土曜日, 3月 25, 2006

蕎麦、のちケーキ

久しぶりに外で日本食を食べようと思い、蕎麦
屋に行ってきました。

日本にいるときにはしょっちゅう蕎麦屋に行っ
ていました。いやぁ、懐かしい。

ただ、









蕎麦よりも酒めあてでしたが・・








蕎麦屋で飲むってのはなんとも言えない風情が
あるのですよ。まず、客はオヤジが主体です。
筆者としてはオンナノコがいないのはちと残念
ではあるのですが、補って余りあるその落ち着
いた雰囲気が、酒をしんみり飲む、という世界に
引き込んでくれるのです。

大学時代の先輩G氏が一般論として、よく言って
いました。

女性の話題というのは食べ物とショッピングに
まつわるが中心で、男の話題は政治経済(と女)
が中心だ。これから見るに、男の方が社会的
な生き物ではないか、と。

これが正しいかどうかは別にして、蕎麦屋では
ショッピングやグルメの話は似合わないですな
あ。でも愚痴めいた政治や景気の話は似合う
気がします。だから若者や女性客があまりいな
いのかもしれません。

また、


悪友Stうとよく通った蕎麦屋は、外苑前にある
店。蕎麦焼酎を10本ボトル入れたら1本サー
ビスという、










それってサービスって言えるのか?







とツッコミたくなるサービスを提供しているところ
にせっせと通い、蕎麦焼酎を飲んでいました。行
けば毎回ボトル一本は飲むので、いつの間にか
10本達成していて、サービスボトルを貰ったこと
を覚えています。

とまあ、蕎麦屋には思い出がたくさんある筆者
です。


本題のNY蕎麦屋ですが、





行った先は、SOHOにある 本むら庵 なる店です。
この店、今日まで日本の荻窪に本店があるという
事実を知りませんでした。

NY店の場所はここです。

1991年に当時はまだ倉庫街そのものだったSOHO
に出店を決断された経営者には感服です。

しかも、蕎麦を英訳せずに、"SOBA" として広めた
点には媚びない姿勢を感じます。

店は清潔感に溢れ、従業員のサービスもしつこくは
なく、きびきびしており好感が持てます。

ザガットのレーティングはどの項目も高得点でした
が、納得しました。


料理は、いたって








普通の蕎麦屋の料理





と言ったら失礼ですが、変にアメリカナイズされ
ておらず、よいです。

ただ、私が通っていた日本の蕎麦屋やとはちょ
っと違う雰囲気がありまして、しっかりしたレスト
ランぽいところがあるせいか、あまり酔えない雰
囲気があります。

ま、それも異国の地だから、ということでまとめ
ます。


タイトルにある、『のち、ケーキ』ということですが、
本むら庵を出た後、SOHOのディーン&デルーカ
で、ミルクレープを買って帰り、家でデザートにし
ましたが、調子に乗って食べすぎ、ひどい胃もた
れになりました。


今日の激写;
蕎麦屋もNYだとこうなる