記事が日曜の記事にありました。
強烈に"国民性"というものを感じた記事でした。
God ’08:
Whose, and How Much, Will Voters Accept?
2008年の米大統領選挙について、有権者はどのようなキャラク
ターの候補者を 『支持しない(正確には、less likely to support)』
もしくは、『支持する(more likely to support)』と考えているか、と
いうアンケートが2月になされたそうです。
アメリカ人の国民性がよくわかりました。なかでも、
神を信じない(Doesn't believe in God)という候補者については、
63%が支持しないという結果です。なお、32%がそれは関係ない、
3%が、むしろ支持すると答えています。
ここで言う神と言うのは、キリスト教でいう神そのものか、それとも
自己の心にある信仰か、不明ですがとにかく神を信じていない人
はアメリカ人には支持されないということです。
もちろんこれで決まるわけなどないのですが、大統領を選ぶ際の要
素として重要な部分となり得ることに驚きでした。
似たような質問で、『クリスチャン』の候補者については、39%の人が
支持するです。
他には、
イスラム教徒;
支持しない46%、支持する1%、関係なし49%
不倫・浮気スキャンダルあり;
支持しない39%、支持する1%、関係なし56%
企業のエグゼクティブ経験あり:
支持しない13%、支持する28%、関係なし56%
(年齢)70代;
支持しない48%、支持する5%、関係なし45%
抗うつ薬を服用している;
支持しない36%、支持する2%、関係なし59%
兵役・ミリタリーサービス関係者;
支持しない3%、支持する48%、関係なし48%
などがありました。総じてアメリカは懐が広いというか、なんでもあ
りなのかなと感じましたが、先述の神については、国民のマジョリ
ティと言いましょうか、価値観を強く感じました。
今日の激写;
あなたならどうする(タイムズより)
