水曜日, 1月 03, 2007

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 年始の紙面

元旦、ジャーナルは休刊日なので、本日(二日)が
今年最初の発行日でした。

昨年は年の初めに米国主要株価指数のインデック
スファンドを買って何もせず持っていた人はそれだ
けで10%~18%のリターンを得られたぼろ儲けの
年。

あれこれ考えて短期の売り買いで目先の利益を追
った人はあまりうまくいかなかったのではないかとい
う印象を持っています。


そんな幸せのような一年が終わり、新たに勝負を挑
もうとしている人たちに、1000人を超える記者を抱え、
アメリカが世界に誇る経済専門紙のジャーナルはど
んなメッセージを送るのか。

さすが年始のジャーナル、いつもと違うものでした。
知人のアメリカ人は朝、その驚きから、







オオッ!




と声をあげていました。

何が変わったかと言うと・・・
















サイズが










紙面のサイズが変わったのですよ!

いやあ、コンパクトになってしまいました。 下の写
真をご覧ください。上がこれまで、下が今日のもの
(縦は適当に折っています)。























縦のサイズは変わらないのですが、横が20%カッ
ト。初日の今日はリーダーズガイドまでついてきて、
詳しく何がどう変わったのか説明つきです。

また、ジャーナルは今日からネットで新たなサイトを
立ち上げているので、リーダーズガイドは、その説
明にも多くを割いています。

コンパクトになったらなんだかかわいく見えますが、
ま、すぐ慣れるんでしょうね。

この紙面カットだけで円換算にして年間21億ものコ
ストカットだとか。また、紙面は20%減っているもの
の、記事のスペースそのものは10%しか削減されて
いないとか。努力ですねえ。


なお本日、紙面が変わったことを広く告知するために、
駅などのスタンドでジャーナルを無料配布し、オンライ
ン版も無料アクセスできる一大キャンペーンを張りまし
たが、昨年末に亡くなったフォード元米大統領の国葬
で、急遽本日のマーケットは休みに・・・


そのせいで、証券会社の人や運用会社の多くの人が
会社行ってもしょうがないやと、急遽休みをとっている
ようで、ジャーナルそのものを手に取る必要が無くな
ってしまった本日・・

完全にスタートダッシュ失敗のジャーナルですが、
2007年の相場はどんな年になるのでしょうか冷静な
記事を書いてくれるので?



今日の激写;
本文中に掲載しました