女性にはピンとこないでしょうかね、日本でもアメリ
カでも、昨年末商戦のひとつの熱い話題としては、
最新ゲーム機の売れ行きが注目されていました。
日米のほとんどの報道が、プレイステーション3 と
Nintendo Wii の販売台数に終始するなかでタイム
ズの記事の視点は面白いものでした。ほぅ、なるほ
どと感心しました。
記事の趣旨をPS3とWiiに置くのではなく、アメリカ
で12月に最も売れた機種はプレイステーション2
で、全機種の販売台数を掲載した上で紹介し、か
つ、PS2を買う層と、PS3を買う層の顧客は別であ
る、という指摘(主張?)を記事のメインとしています。
普通、PS2の売れ行きなんて誰も気にしませんよ
ね、この新型ゲーム機が華々しくデビューしている
時に。
$129のPS2は昨年12月と比較しても4%しか売れ行
きが低下していないそうです。もう市場に出てから
何年も経つ上、新型ゲーム機が投入された時期で
あるにもかかわらず、です。
PS2と新型機との価格差についてもきちんと触れて
おり、バリューを見出した消費者の視点も書かれて
います。
記事内容云々よりも、皆と違う視点から書くことで
存在意義を見出す記者さんでしょうが、今回の記事
からはそれを感じました。
何かと批判の多いタイムズで、鼻につく記事も多い
ですが、今回はすごいなあと思いました。
今日の激写;
なし