日曜日のタイムズに興味深い記事がありました。
先週ダボスで開催されていたワールドエコノミック
フォーラムでリリースされた、『参加企業エグゼクテ
ィブ(幹部)へのアンケート調査結果』に関する記事
です。
Off the Charts;
Not Much Market for Worry Beads
in the Executive Suites
というタイトルです。新聞のタイトルって理解するの
がとても難しいです。
Off the Charts **というのは毎週日曜のビジネ
ス欄のコラムのことで、いろいろな数字から物事を
見る、というテーマ記事です。
**もともとの意味は辞書で引くと、"(チャートからはみ出すほど)
ぶっちぎりの”というイディオムらしいですが、その用法であってい
るのかしら・・・数字の奥を読むとかそういう意味ならなんとなくわかる
のですがね、、
ま、とにかく何が面白いかは、地域によって経営幹
部の気にしていることが違う、ということが分かる点
です。
たとえば、グローバルウォーミングについてです。
地球温暖化に関して、何らかの懸念を抱いているエ
グゼクティブの比率は、
全体; 40%
日本; 70%
韓国; 60%
中国; 49%
アメリカ; 18%
うぉおーい!
いやあ、さすが京都議定書にサインしていない国、
インディアンは嘘つきませんね、堂々たるものです。
なお、ロシアもほとんど懸念を持っていないようです。
欧州は概ね懸念を共有している(西ドイツは50%が
Yes)とのことです。これはイメージ通りですかね。
なお、地球温暖化を含めて17項目のリスクについて
質問がされたようですが、アメリカは二つの項目に
ついて、1/4のエグゼクティブがひどく心配している
と答えた項目があるそうです**。
**アメリカの経営幹部の思考回路-特定の心配事
を認めるということは、それを自分たちがハンドリング
できていないと白状することにつながるので、彼らは
この手の質問への回答は躊躇する、という文化の違
いがある、ということも記事には触れられています。
(筆者の理解ですが)
その心配事とは、
1.過剰な規制
2.低コストで攻勢をかけてくる競争相手との戦い
だそうです。
この部分のあと、思わず笑みがこぼれてしまう記述
がありました。日本についてです。
Japanese chief executives, on the other hand, say
they are concerned about almost everything.
・・・ほとんどすべてのことが心配だそうです
その慎重なところが好き・・・でも時には思い切って
行きましょうね。もじもじしていてチャンスを失うの
はあとで一番悔しいですから。
それから最後に、地域ごとに回答が異なるもうひと
つの例が挙げられていました。
それは、経済大国の低迷に対する懸念です。
自国経済が、輸出(外需)に頼る部分が多いアジア
は、大国の景気減速にビクビクしていますが、米英
欧はわりと楽観に構えているようです。
これは日本のメディア・識者の論調に常に見られる
傾向で、今に始まった話ではないように思います。
タイムズは、"アジアのエグゼクティブは、(欧米に輸出
しまくって得た繁栄という意味の)こんないい時期が永
遠に続くとは必ずしも思っていないようだ” と締めくくっ
ています。
記事そのものは短いものでしたが、視点の違いがク
リアに説明されていて、勉強になりました。
今日の激写;
なし
水曜日, 1月 31, 2007
月曜日, 1月 29, 2007
強い味方、スープ
スープって、おいしいですよね。
特に今のような寒い時期にふーふーやりながら食べ
るのがたまらない。
自分でイチからスープを作ることはせず、そのまま粉
末のものをお湯で溶いたりした、おやつみたいなスー
プは日本ではよく飲んでいました。
でもこれって男の私には量が少なくて、具がないから
食べた気がしません。
こちらに来てからは、キャンベルスープの chunky
シリーズが私のお気に入りとなっています。
キャンベルスープは日本でも有名かと思いますが、
このシリーズは日本では展開しているのでしょうか。
chunky というのは ごろごろした塊とか、ぶつ切りの、
という意味で、文字通り、スープの中に野菜や肉がご
ろごろ塊になって入っています。
このシリーズ、いろいろな種類があって、どれもうまい
んですよ。一人でいるときなんかは手軽ですし、小腹
が空いた時にはとても重宝します。
今日食べたのはこれ。

(画像はキャンベルのHPより)
牛肉のぶつ切りと野菜、それからごはんとハーブ
がちょっと入っています。
ボリュームは500g(2人前の想定)で、価格はスー
パーで約$3です。
今日は掃除・洗濯などを朝やったのち、ブランチに
しました。日曜の夜は食事をとらない筆者、その分
昼はたくさん食べます。
なので、今日はこのスープに更に白いご飯を少々
入れて煮立たせ雑炊状態にし、最後に卵を落とし
て完成!
また、これは万国共通でしょうが、この手のスープ
は味が濃い目なので、いつも水を足して薄めていま
す。
はぁー、うまかったです。ハフハフやりながらで、汗か
いちゃいました。
せっかく煮立たせたので、人参でも追加すればよか
った(人参は最初から入っているのですがそんなに
多くないので)。
手軽でうまい、しかも肉も野菜も一度に取れる食べ
物ってなかなか探すのが難しいですよね。身体もポ
カポカ、笑顔です。
今日の激写;
なし
特に今のような寒い時期にふーふーやりながら食べ
るのがたまらない。
自分でイチからスープを作ることはせず、そのまま粉
末のものをお湯で溶いたりした、おやつみたいなスー
プは日本ではよく飲んでいました。
でもこれって男の私には量が少なくて、具がないから
食べた気がしません。
こちらに来てからは、キャンベルスープの chunky
シリーズが私のお気に入りとなっています。
キャンベルスープは日本でも有名かと思いますが、
このシリーズは日本では展開しているのでしょうか。
chunky というのは ごろごろした塊とか、ぶつ切りの、
という意味で、文字通り、スープの中に野菜や肉がご
ろごろ塊になって入っています。
このシリーズ、いろいろな種類があって、どれもうまい
んですよ。一人でいるときなんかは手軽ですし、小腹
が空いた時にはとても重宝します。
今日食べたのはこれ。

(画像はキャンベルのHPより)
牛肉のぶつ切りと野菜、それからごはんとハーブ
がちょっと入っています。
ボリュームは500g(2人前の想定)で、価格はスー
パーで約$3です。
今日は掃除・洗濯などを朝やったのち、ブランチに
しました。日曜の夜は食事をとらない筆者、その分
昼はたくさん食べます。
なので、今日はこのスープに更に白いご飯を少々
入れて煮立たせ雑炊状態にし、最後に卵を落とし
て完成!
また、これは万国共通でしょうが、この手のスープ
は味が濃い目なので、いつも水を足して薄めていま
す。
はぁー、うまかったです。ハフハフやりながらで、汗か
いちゃいました。
せっかく煮立たせたので、人参でも追加すればよか
った(人参は最初から入っているのですがそんなに
多くないので)。
手軽でうまい、しかも肉も野菜も一度に取れる食べ
物ってなかなか探すのが難しいですよね。身体もポ
カポカ、笑顔です。
今日の激写;
なし
木曜日, 1月 25, 2007
囲い込み
私が記しているこのブログ(blogger.com)、サービスを
提供しているおおもとはGoogleです。
最近 blogger.com の改良が進んだらしく、この際、提
供元のグーグルのアカウントで一緒に管理できるよう
にしたからそっちに移行して、と連絡が来ました。
グーグルアカウントというのは、グーグルが提供してい
る、gmailやfinance(英語のみ)、earth に代表されるフ
リーソフトをその人の仕様にまとめて管理する入り口
のようなものです。
筆者も切り替えの招待が来たので、既に持っていた
グーグルアカウントの中に、このブログを組み込むこと
にしました。
・・・どうでもいいですよね、こんなこと。
筆者のブログをご覧頂いている読者の方にとっては関わ
りのないことでした。
ネットの世界が巨大な力を持った特定企業に囲い込まれ
続け、それが究極的に進むと、最終的にはどんなふうな
世界になってしまうのかしらなどとしょうもないことを空想
してしまう筆者です。
似て非なるもの。根本的に、マイクロソフトが『OS』を支配
したケースとは異なりますよね。OSそのものは”世界”では
ないですし、情報は発信しませんから。
うーん、アメリカ人のグーグルマニアに明日聞いてみよう。
提供しているおおもとはGoogleです。
最近 blogger.com の改良が進んだらしく、この際、提
供元のグーグルのアカウントで一緒に管理できるよう
にしたからそっちに移行して、と連絡が来ました。
グーグルアカウントというのは、グーグルが提供してい
る、gmailやfinance(英語のみ)、earth に代表されるフ
リーソフトをその人の仕様にまとめて管理する入り口
のようなものです。
筆者も切り替えの招待が来たので、既に持っていた
グーグルアカウントの中に、このブログを組み込むこと
にしました。
・・・どうでもいいですよね、こんなこと。
筆者のブログをご覧頂いている読者の方にとっては関わ
りのないことでした。
ネットの世界が巨大な力を持った特定企業に囲い込まれ
続け、それが究極的に進むと、最終的にはどんなふうな
世界になってしまうのかしらなどとしょうもないことを空想
してしまう筆者です。
似て非なるもの。根本的に、マイクロソフトが『OS』を支配
したケースとは異なりますよね。OSそのものは”世界”では
ないですし、情報は発信しませんから。
うーん、アメリカ人のグーグルマニアに明日聞いてみよう。
ヒットアイテム
アメリカでヒットしているものではなく、ちょっと前、筆者
がついある場所で衝動買いしたアイテムのことです。
ただのTシャツなのですが、あまりにシンプルかつ”希
少価値”のある絵柄と、その下に書かれたあのフレー
ズ、、、 それは・・・
これだ!!

わかりますよね、わかりますよね?
すごく嬉しくなりますよね・・?
筆者はこの(絵柄の)アイテムを無理に取りに行って
何度命を落としたことか・・
そうです、
ワンアップきのこ
です。いやあ、愛すべきキャラ。
任天堂の直営店がロックフェラーセンターの真横にあ
って、ひとつの観光名所っぽくなっています。
先日そこを冷やかしに行ってきました。1階はゲーム売
り場と最新ゲームの体験コーナーで、2階はアイテム・お
みやげショップ(アパレルなど)になっています。
そこでこのTシャツを見つけたというわけです。クールな
シャツでしょう?この商品、子供用ということなので、身
長が150cmに満たない妻にプレゼントしました。
妻は可愛いと喜んでくれましたが、ひょっとして押し付け
だったかしら・・・
今日の激写;
本文をご覧ください
がついある場所で衝動買いしたアイテムのことです。
ただのTシャツなのですが、あまりにシンプルかつ”希
少価値”のある絵柄と、その下に書かれたあのフレー
ズ、、、 それは・・・
これだ!!
わかりますよね、わかりますよね?
すごく嬉しくなりますよね・・?
筆者はこの(絵柄の)アイテムを無理に取りに行って
何度命を落としたことか・・
そうです、
ワンアップきのこ
です。いやあ、愛すべきキャラ。
任天堂の直営店がロックフェラーセンターの真横にあ
って、ひとつの観光名所っぽくなっています。
先日そこを冷やかしに行ってきました。1階はゲーム売
り場と最新ゲームの体験コーナーで、2階はアイテム・お
みやげショップ(アパレルなど)になっています。
そこでこのTシャツを見つけたというわけです。クールな
シャツでしょう?この商品、子供用ということなので、身
長が150cmに満たない妻にプレゼントしました。
妻は可愛いと喜んでくれましたが、ひょっとして押し付け
だったかしら・・・
今日の激写;
本文をご覧ください
月曜日, 1月 22, 2007
アメリカ自然史博物館
日曜の今日、アッパーウェストサイドにあるアメリカ
自然史博物館に行ってきました。
(セントラルパーク側からのメインエントランス)

どんな場所かは、名前の通りで、宇宙、地球、生
物、人類、文化慣習、歴史に関する博物館です。
学術的というよりは、実際のモノが多く置いてあっ
て体験的・視覚的で楽しめる、と言った雰囲気でし
た。
実際、NYで育ったアメリカ人知人に行く前にこの
場所のことを聞いたら、子供にとって定番の遠足
ツアーだよ、毎年行ったと言っていました。
言葉どおり、小さい子連れが圧倒的です。
またちょうど今年夏まで、特別展示として
GOLD
展が開催されているので、いいタイミングでした。
筆者、生き物系ネタが大好きです。ディスカバリ
ーチャンネルなら一日中見ていられます。
男はたいていそうでしょうかね。
逆に、この手(生き物とか歴史)の場所は女性は
あまり興味がないのですよね。私もアートや絵画
に興味がないので人のことを言えませんが、妻も
この博物館には興味を示さず、これまでなんとな
く行く機会を失っていましたので、にわか独身生
活最初の週末はここに行こうと決めていました。
チケットを事前にオンラインで購入し、現地でピッ
クアップしました。博物館入場+GOLD展で$25、
結構高いです。
ゴールド展、すごく面白いです。なんせ本物の金
だらけで、使用されている量は計1トンにも及び
ます。
ゴールド全般に関する知識は6分ちょっとのドキ
ュメンタリーフィルムでよくわかりますし、金に関
するありとあらゆる角度から光を当てて、実物
とともに説明しています。
もちろん、ジュエリーとしての金の詳細(金100
%にすると柔らかく不向きなので、実際には混
ぜて使われるとか、実際のホワイトシルバー、
ピンクシルバーなど7,8種類の実物ジュエリー)
や、ティファニー、エルメスがだいぶ昔に作った
金の装飾品が飾られていたりと、実に興味深い
ものでした。
筆者、はじめて金の延べ棒実物を見ました。変
な気持ちでした。
撮影禁止だったのでご紹介できないのがなん
とも残念ですが、『アジアと金の歴史』なる展示
が少しだけあり、日本の金を使った装飾品が
いくつかありました。
具体的には重箱、短刀(金は鞘と柄、持つ場所
に使われている)がありましたが、目を見張る細
工でした。贔屓目ではなく、細工としてはこの展
示品すべての中でトップクラスのものに見えまし
たし、他の人も食い入るように見ていました。
なんていうんですかねぇ、、、他のどの地域も、
『どうよ金!』
的にコテコテに見せているのですが、日本はちょっ
と違うのですよ。全部金で作った、というよりは、金
を大量に使って『作品』を作った、という感じ。
うーん、是非見てほしい。。。
ゴールド展を終えた後、博物館を見て回りました。
ざっくり言って、
・地球と宇宙
・海と歴史、生物
・古代と恐竜(の化石)
・世界の文化とそこに住む生物
をそれぞれエリア、フロア(全4階)ごとに分けて
見せてくれます。
世界をエリアごとに分けて動物を紹介している
のですが、これが面白い。ほぼすべて、寄贈に
よる剥製だと思います(誰々から寄贈とすべて
名前が枠の下に書いてある)。
詳しい説明もあり、動物園に行くよりも、こっち
で見たほうがいいなと思いました。
剥製だけに、迫力がすごく、いちいちスケール
がでかい。ちょっとご紹介しますと、、、
(北米エリアより)

背景は絵で、これだけで一つの作品として展示され
ています(こういう感じでずっと小部屋が並んでいる)。
(これも北米より、かなりコワイ)

てな感じて、各地域、何十組とその地域を代表する
動物がリアルに迫ってきます。
アフリカ象なんて小部屋じゃ小さすぎてむき出しで
飾ってありました。3頭くらいいますがすごい迫力
です。
そう言えばちゃんと百獣の王ライオンもアフリカエリ
アにいました。さすがに大人気でした。

北米エリアが一番面白かったような気がします。
国鳥の鷲なんてめちゃくちゃでかいんですよ、しか
もやたら誇らしげに飾ってあって、うーん、バイアス
かな・・・と。北米はずんぐりむっくりして、かつワイ
ルドなものが多いように思いました。
野生動物って思った以上に大きいんだ、、、といま
さらながらに感じた筆者でありました。子供に戻っ
てしまいました。
もうひとつの目玉は恐竜の化石です。これも標本で
なく、たいていは本物を使っているそうです(どのくら
いかは不明)。
(目玉らしいです、このティラノサウルスは)

いちいちこんな感じでトリケラトプスとかも飾ってあ
るので、子供だけでなく大人(特にお父さん)も楽し
めました。
海エリアには、実物大でしょう、巨大鯨(ハンパじゃ
ない大きさです)の模型が屋根からどーんとぶら下
がっています。
上記の鹿やライオンのように、白熊クンやサメの
展示もあり、もうミニ地球ですよここは。
と、長ったらしく書いてきましたが、相当駆け足で
休憩なしで回りましたがそれでも(ゴールド展も入れ
て)3時間超かかりました。
クタクタになったあとの、油でギトギトのピザ(ランチ
に買って帰った)はうまかった・・・
今日の激写;
本文中にちりばめました
自然史博物館に行ってきました。
(セントラルパーク側からのメインエントランス)

どんな場所かは、名前の通りで、宇宙、地球、生
物、人類、文化慣習、歴史に関する博物館です。
学術的というよりは、実際のモノが多く置いてあっ
て体験的・視覚的で楽しめる、と言った雰囲気でし
た。
実際、NYで育ったアメリカ人知人に行く前にこの
場所のことを聞いたら、子供にとって定番の遠足
ツアーだよ、毎年行ったと言っていました。
言葉どおり、小さい子連れが圧倒的です。
またちょうど今年夏まで、特別展示として
GOLD
展が開催されているので、いいタイミングでした。
筆者、生き物系ネタが大好きです。ディスカバリ
ーチャンネルなら一日中見ていられます。
男はたいていそうでしょうかね。
逆に、この手(生き物とか歴史)の場所は女性は
あまり興味がないのですよね。私もアートや絵画
に興味がないので人のことを言えませんが、妻も
この博物館には興味を示さず、これまでなんとな
く行く機会を失っていましたので、にわか独身生
活最初の週末はここに行こうと決めていました。
チケットを事前にオンラインで購入し、現地でピッ
クアップしました。博物館入場+GOLD展で$25、
結構高いです。
ゴールド展、すごく面白いです。なんせ本物の金
だらけで、使用されている量は計1トンにも及び
ます。
ゴールド全般に関する知識は6分ちょっとのドキ
ュメンタリーフィルムでよくわかりますし、金に関
するありとあらゆる角度から光を当てて、実物
とともに説明しています。
もちろん、ジュエリーとしての金の詳細(金100
%にすると柔らかく不向きなので、実際には混
ぜて使われるとか、実際のホワイトシルバー、
ピンクシルバーなど7,8種類の実物ジュエリー)
や、ティファニー、エルメスがだいぶ昔に作った
金の装飾品が飾られていたりと、実に興味深い
ものでした。
筆者、はじめて金の延べ棒実物を見ました。変
な気持ちでした。
撮影禁止だったのでご紹介できないのがなん
とも残念ですが、『アジアと金の歴史』なる展示
が少しだけあり、日本の金を使った装飾品が
いくつかありました。
具体的には重箱、短刀(金は鞘と柄、持つ場所
に使われている)がありましたが、目を見張る細
工でした。贔屓目ではなく、細工としてはこの展
示品すべての中でトップクラスのものに見えまし
たし、他の人も食い入るように見ていました。
なんていうんですかねぇ、、、他のどの地域も、
『どうよ金!』
的にコテコテに見せているのですが、日本はちょっ
と違うのですよ。全部金で作った、というよりは、金
を大量に使って『作品』を作った、という感じ。
うーん、是非見てほしい。。。
ゴールド展を終えた後、博物館を見て回りました。
ざっくり言って、
・地球と宇宙
・海と歴史、生物
・古代と恐竜(の化石)
・世界の文化とそこに住む生物
をそれぞれエリア、フロア(全4階)ごとに分けて
見せてくれます。
世界をエリアごとに分けて動物を紹介している
のですが、これが面白い。ほぼすべて、寄贈に
よる剥製だと思います(誰々から寄贈とすべて
名前が枠の下に書いてある)。
詳しい説明もあり、動物園に行くよりも、こっち
で見たほうがいいなと思いました。
剥製だけに、迫力がすごく、いちいちスケール
がでかい。ちょっとご紹介しますと、、、
(北米エリアより)

背景は絵で、これだけで一つの作品として展示され
ています(こういう感じでずっと小部屋が並んでいる)。
(これも北米より、かなりコワイ)

てな感じて、各地域、何十組とその地域を代表する
動物がリアルに迫ってきます。
アフリカ象なんて小部屋じゃ小さすぎてむき出しで
飾ってありました。3頭くらいいますがすごい迫力
です。
そう言えばちゃんと百獣の王ライオンもアフリカエリ
アにいました。さすがに大人気でした。

北米エリアが一番面白かったような気がします。
国鳥の鷲なんてめちゃくちゃでかいんですよ、しか
もやたら誇らしげに飾ってあって、うーん、バイアス
かな・・・と。北米はずんぐりむっくりして、かつワイ
ルドなものが多いように思いました。
野生動物って思った以上に大きいんだ、、、といま
さらながらに感じた筆者でありました。子供に戻っ
てしまいました。
もうひとつの目玉は恐竜の化石です。これも標本で
なく、たいていは本物を使っているそうです(どのくら
いかは不明)。
(目玉らしいです、このティラノサウルスは)

いちいちこんな感じでトリケラトプスとかも飾ってあ
るので、子供だけでなく大人(特にお父さん)も楽し
めました。
海エリアには、実物大でしょう、巨大鯨(ハンパじゃ
ない大きさです)の模型が屋根からどーんとぶら下
がっています。
上記の鹿やライオンのように、白熊クンやサメの
展示もあり、もうミニ地球ですよここは。
と、長ったらしく書いてきましたが、相当駆け足で
休憩なしで回りましたがそれでも(ゴールド展も入れ
て)3時間超かかりました。
クタクタになったあとの、油でギトギトのピザ(ランチ
に買って帰った)はうまかった・・・
今日の激写;
本文中にちりばめました
日曜日, 1月 21, 2007
起きたら雪だった
昨日の朝と夜、久々に雪が降りました。
なんだか外が静かな感じがしたので、起きてカーテ
ンを明け外を見ると、オオッ!

(窓から身を乗り出して撮りましたが寒かった。
奥に見えるのはハドソン川)
久しぶりの雪、やっとNYにも冬が来たか~、といま
さらになって感じます。
いそいそと靴の上から履く靴を取り出し、履いて
出かけてきました。
「靴の上から履く靴」についてはこちら
耳あてもそろそろ買わないとな、、、昨年同様、寒くな
ってからあたふたする自分がいやになります。
今日の激写;
本文中に掲載しました
なんだか外が静かな感じがしたので、起きてカーテ
ンを明け外を見ると、オオッ!

(窓から身を乗り出して撮りましたが寒かった。
奥に見えるのはハドソン川)
久しぶりの雪、やっとNYにも冬が来たか~、といま
さらになって感じます。
いそいそと靴の上から履く靴を取り出し、履いて
出かけてきました。
「靴の上から履く靴」についてはこちら
耳あてもそろそろ買わないとな、、、昨年同様、寒くな
ってからあたふたする自分がいやになります。
今日の激写;
本文中に掲載しました
土曜日, 1月 20, 2007
ホワイトカラーなんちゃら①
日本はさらに一歩アメリカ化への道を・・・・・は延期
となったようですね。
『社会の大きな制度変更』がよかったか悪かったか
は時間を経てからでないとわからないだけに、実際
に変えよう!となっている時の人達がいろいろ大変
なのでしょうね。多くが”渦中の人”ですから。
これを巡る動きを、詳しい内容も含めて知ったのは、
とあるメールマガジンの最新号でした。
ひじょうに興味深いネタです。つい5分前まで筆者
も日本経団連の、
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言
をぺらぺらとめくってみました。
いやあ、正論ですね、すがすがしい。一度でいい
からしらふでこんな正論をかましてみたい。
日本社会の人事・労使の現実に即してどうかに
ついてはトンとアイデアを持ち合わせていない筆
者ですが、気になった箇所があります。
「アメリカのホワイトカラーエグゼンプショ
ン制度に近い制度の導入を図るべき」
(中略)といった意見が大勢を占めている。
出ました!‘伝聞推定!‘、これはせこい記述です。
俺の意見じゃないけど、みんなそう言ってるよ
とすることでの責任逃れ。小さい子供が、『みんな持
ってるよ~』と駄々をこねてモノをねだる常套手段と
なんら変わりありません。具体的な数字やその意味
の説明はゼロ。
自説に説得力を持たせようとつけた記述でしょうが、
読み手からすれば不快な部分です。
さて、今ここで取りあげた”アメリカのホワイトカラー
エグゼンプション制度”ですが、現実を私の知る範
囲内でご紹介しようと思います。
そもそもそんな制度が”制度”としてあったかも知ら
ずにいる筆者ですから正確性については責任を負え
ません。
見知った限りで、ということをどうぞお忘れなく・・・
今日はここまでとさせてください。なんだか眠くなって
来ました。続きはまた次回に書きます。
今日の激写;
なし
となったようですね。
『社会の大きな制度変更』がよかったか悪かったか
は時間を経てからでないとわからないだけに、実際
に変えよう!となっている時の人達がいろいろ大変
なのでしょうね。多くが”渦中の人”ですから。
これを巡る動きを、詳しい内容も含めて知ったのは、
とあるメールマガジンの最新号でした。
ひじょうに興味深いネタです。つい5分前まで筆者
も日本経団連の、
ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言
をぺらぺらとめくってみました。
いやあ、正論ですね、すがすがしい。一度でいい
からしらふでこんな正論をかましてみたい。
日本社会の人事・労使の現実に即してどうかに
ついてはトンとアイデアを持ち合わせていない筆
者ですが、気になった箇所があります。
「アメリカのホワイトカラーエグゼンプショ
ン制度に近い制度の導入を図るべき」
(中略)といった意見が大勢を占めている。
出ました!‘伝聞推定!‘、これはせこい記述です。
俺の意見じゃないけど、みんなそう言ってるよ
とすることでの責任逃れ。小さい子供が、『みんな持
ってるよ~』と駄々をこねてモノをねだる常套手段と
なんら変わりありません。具体的な数字やその意味
の説明はゼロ。
自説に説得力を持たせようとつけた記述でしょうが、
読み手からすれば不快な部分です。
さて、今ここで取りあげた”アメリカのホワイトカラー
エグゼンプション制度”ですが、現実を私の知る範
囲内でご紹介しようと思います。
そもそもそんな制度が”制度”としてあったかも知ら
ずにいる筆者ですから正確性については責任を負え
ません。
見知った限りで、ということをどうぞお忘れなく・・・
今日はここまでとさせてください。なんだか眠くなって
来ました。続きはまた次回に書きます。
今日の激写;
なし
木曜日, 1月 18, 2007
バリー・マニロウの公演
昨日の火曜日、バリーマニロウのコンサートに行って
来ました。場所はマディソンスクエアガーデンです。
誰それ
って方が多いのではないでしょうか。筆者の親の世代
で、若い頃洋楽を聴いていた方ならご存知かと思いま
すが・・
アメリカを代表するシンガーソングライターの一人です。
今はラスベガスのヒルトンホテルを拠点にコンサート活
動を行っています。昨年11月に行った旅行では彼のシ
ョーを観たかったのですが、ちょうどその時は休演期だ
ったので、諦めてセリーヌディオンにしました。
昨年、1950年代の名曲を彼が歌うアルバムが発売さ
れ、初登場で全米1位を記録しています。
なんてあれこれ説明するよりも、ここで1曲目だけでも
試聴していただいて、良さをわかってもらえればと、、、
バラードからラテン系、ジャズソングまでどれも素晴ら
しいですよ。
とは言ってももう60を過ぎたいいオッサンですから、実
際のコンサートはどうかなと懸念していましたが、いや
はや、すばらしいショーでした。
私は母が昔よく聴いていたせいもあり、曲はたいてい分
かりましたが、全く知らない方でも十分楽しめると思いま
す。演奏はロックバンドというよりは、フルオーケストラの
ようなバンドですし、50年代と60年代の名曲もおりまぜ
ながらのショーなので、全く飽きません。
スターとはこういうのをいうのかと、ビリージョエルのコ
ンサートとは違う雰囲気を強く感じました。
惜しむらくは、デジカメを忘れたことです。ショーの後半、
全員に蛍光のスティック(激写参照)が配られ、広いガー
デンが一面それで埋め尽くされながら、名曲を聴く、とい
うのはなかなかに感動的でした。
今日の激写;
筆者は貰えず、、マニロー発光スティック
来ました。場所はマディソンスクエアガーデンです。
誰それ
って方が多いのではないでしょうか。筆者の親の世代
で、若い頃洋楽を聴いていた方ならご存知かと思いま
すが・・
アメリカを代表するシンガーソングライターの一人です。
今はラスベガスのヒルトンホテルを拠点にコンサート活
動を行っています。昨年11月に行った旅行では彼のシ
ョーを観たかったのですが、ちょうどその時は休演期だ
ったので、諦めてセリーヌディオンにしました。
昨年、1950年代の名曲を彼が歌うアルバムが発売さ
れ、初登場で全米1位を記録しています。
なんてあれこれ説明するよりも、ここで1曲目だけでも
試聴していただいて、良さをわかってもらえればと、、、
バラードからラテン系、ジャズソングまでどれも素晴ら
しいですよ。
とは言ってももう60を過ぎたいいオッサンですから、実
際のコンサートはどうかなと懸念していましたが、いや
はや、すばらしいショーでした。
私は母が昔よく聴いていたせいもあり、曲はたいてい分
かりましたが、全く知らない方でも十分楽しめると思いま
す。演奏はロックバンドというよりは、フルオーケストラの
ようなバンドですし、50年代と60年代の名曲もおりまぜ
ながらのショーなので、全く飽きません。
スターとはこういうのをいうのかと、ビリージョエルのコ
ンサートとは違う雰囲気を強く感じました。
惜しむらくは、デジカメを忘れたことです。ショーの後半、
全員に蛍光のスティック(激写参照)が配られ、広いガー
デンが一面それで埋め尽くされながら、名曲を聴く、とい
うのはなかなかに感動的でした。
今日の激写;
筆者は貰えず、、マニロー発光スティック

火曜日, 1月 16, 2007
The New York Times たいむず; "グループ"が消える日
2度続けてのタイムズ記事ですみません。金融機関
のブランドに関して興味深い記事がありました。
金融グループとしては世界最大の米シティグループ
が、そのブランド戦略を見直し中だそうです。
Just ‘Citi’ as the Brand,
and a Folded Umbrella
↑記事のタイトル
・傘下にあるビジネス(銀行、投資銀行、プライベート
バンク、カードなど)すべてのブランドを、『シティ』に
統一
・赤い傘マーク(下図)の使用中止

・新しいロゴはまだ未確定だが(記事自体がまだ観
測記事)、下の写真のビルの上に掲げられているマ
ークになり、tを挟んだ二つのiの文字からかかってい
る赤い傘のような部分を、ビジネスによって色を変え
る*
(NYtimesより)

*余談ですが、意図的かどうかは不明ですが、住友グループは
このやり方だそうです。井桁のマークの色が企業によって違うの
です。義兄が昔教えてくれました。HPで住友グループの企業を
見てみると、 井桁のカラーが異なっていて、面白いです。
同じグループ内であっても、コーポレートカラーを変えることで、
決してグループ右倣えではなく、独自色を出そうという理念でしょ
うか。非常に興味深いです。義兄さん、久しぶりに酒飲みながら
またいろいろ教えて欲しいですよ。
これが骨子です。
・・・
・・・・・
ふーん
と思ったそこのあなた、私もシティも大真面目です
よ。
記事中に言及がありましたが、最近、携帯電話機
器市場へ参入を発表した米アップルコンピュータは
その社名を正式に、『アップル』と変えています。わ
ずかな違いではありますが、その意味は大きいは
ずです。
他にもアメリカの巨大企業は最近、名称を短くして
シンプルなブランドにする例が多いです。
企業の名称やブランドは、企業自身の思い入れと
消費者の利便を考えたものでなくてはなりませんよ
ね?
その点、シティグループがシティになることと、アップ
ルコンピュータがアップルになることは、消費者の利
便を損ねる(混乱を招かない)ことなく、それでいて既
に十分に浸透しているブランドをシンプル化、強化す
る案として十分に意義のあることだと思います。
この記事を読んで真っ先に思ったのは日本を代表す
る金融機関です。情けないにもほどがあります。
三菱東京UFJ銀行
UFJと東京三菱が統合してできたメガバンク、ここ
までやれば立派と言えるほど、
顧客視点ゼロのネーミングセンス
です。シティの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいですね。
完全に内向き100%のネーミングかと想像できます。
まあ、ある意味顧客は東京三菱UFJ銀行だろうが、
三菱東京UFJ銀行だろうが、三菱銀行だろうがな
んでもいいわけです。そこを逆手にとったやり方で
あればなかなかやるものですが、、、
おそらく、東京銀行出身の方への配慮をしつつ(も
しくは英語名称のこともあって『東京』を残したのか
も知れません)、当時の状況を考えれば誰の目に
も実質的に救済合併だったにもかかわらず、『取り
込む』色を出さない & 住友とのUFJ取り合いバトル
もあってUFJに強気に出れなかった東京三菱サイ
ドの甘い姿勢のせいで、海外で知名度ゼロでも、
UFJの名前を加えざるを得なかったことは想像に
難くありません。
日本の銀行の中で抜きん出て海外業務を強みとし
ている銀行が、UFJという意味不明なアルファベット
をブランド名称に加えたことは理解に苦しみます。
ちなみに、持ち株会社の名称は三菱UFJフィナンシ
ャルグループですよね。ここでは『東京』はどこかへ
行ってしまいました。
なお、三菱UFJフィナンシャルグループのロゴは、私が
住んでいるアメリカのある大手ディスカウントストア(安
売り店)のロゴに酷似してします。
安売り店と同じロゴではね、、
もっと言いますと、三菱東京UFJ銀行の英語名は、
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.
です。ここは従来の『東京三菱』の順序のままで、それ
にUFJが加えられています。
何かで読んだことがありますが、旧東京三菱銀行は、
海外では名称の頭文字をとった、
BTM (Bank of Tokyo Mitsubishi)
として既に名前が通っているので、合併後の日本語名
称と同じ順序にしてしまうと、BMTとなってしまうから、
昔のまま使っているそうです。
もう私もわけわからん、、、、、
それにしても中途半端にもほどがある!
日本を代表する金融機関がブランド戦略のかけら
もないという事実は残念です。とても残念です。
ちなみに、このような内向きの体質はもうひとつの
メガバンク、三井住友の国内名称と英語名称の違
いにも表れているような気がします。
日本語の名称では、『三井』が先に来ていますが、
英語では、『住友』が先なのです。
いやですねぇ、こういうの。格別な意味があるかは
不明ですが、
日本語では三井さんが前で、英語では住友さんが先
とでも話し合ったのかと思わせる名称。
こんな状況では、いつまでたっても内向きな日本の
金融機関は、欧米の強大な銀行に伍することはでき
ないのかな、、、と感じてしまいます。
追記;
今思えばみずほはよくやりました。英断。日本的意味
も込め、シンプル。
今日の激写;
なし
のブランドに関して興味深い記事がありました。
金融グループとしては世界最大の米シティグループ
が、そのブランド戦略を見直し中だそうです。
Just ‘Citi’ as the Brand,
and a Folded Umbrella
↑記事のタイトル
・傘下にあるビジネス(銀行、投資銀行、プライベート
バンク、カードなど)すべてのブランドを、『シティ』に
統一
・赤い傘マーク(下図)の使用中止

・新しいロゴはまだ未確定だが(記事自体がまだ観
測記事)、下の写真のビルの上に掲げられているマ
ークになり、tを挟んだ二つのiの文字からかかってい
る赤い傘のような部分を、ビジネスによって色を変え
る*
(NYtimesより)

*余談ですが、意図的かどうかは不明ですが、住友グループは
このやり方だそうです。井桁のマークの色が企業によって違うの
です。義兄が昔教えてくれました。HPで住友グループの企業を
見てみると、 井桁のカラーが異なっていて、面白いです。
同じグループ内であっても、コーポレートカラーを変えることで、
決してグループ右倣えではなく、独自色を出そうという理念でしょ
うか。非常に興味深いです。義兄さん、久しぶりに酒飲みながら
またいろいろ教えて欲しいですよ。
これが骨子です。
・・・
・・・・・
ふーん
と思ったそこのあなた、私もシティも大真面目です
よ。
記事中に言及がありましたが、最近、携帯電話機
器市場へ参入を発表した米アップルコンピュータは
その社名を正式に、『アップル』と変えています。わ
ずかな違いではありますが、その意味は大きいは
ずです。
他にもアメリカの巨大企業は最近、名称を短くして
シンプルなブランドにする例が多いです。
企業の名称やブランドは、企業自身の思い入れと
消費者の利便を考えたものでなくてはなりませんよ
ね?
その点、シティグループがシティになることと、アップ
ルコンピュータがアップルになることは、消費者の利
便を損ねる(混乱を招かない)ことなく、それでいて既
に十分に浸透しているブランドをシンプル化、強化す
る案として十分に意義のあることだと思います。
この記事を読んで真っ先に思ったのは日本を代表す
る金融機関です。情けないにもほどがあります。
三菱東京UFJ銀行
UFJと東京三菱が統合してできたメガバンク、ここ
までやれば立派と言えるほど、
顧客視点ゼロのネーミングセンス
です。シティの爪の垢でも煎じて飲んで欲しいですね。
完全に内向き100%のネーミングかと想像できます。
まあ、ある意味顧客は東京三菱UFJ銀行だろうが、
三菱東京UFJ銀行だろうが、三菱銀行だろうがな
んでもいいわけです。そこを逆手にとったやり方で
あればなかなかやるものですが、、、
おそらく、東京銀行出身の方への配慮をしつつ(も
しくは英語名称のこともあって『東京』を残したのか
も知れません)、当時の状況を考えれば誰の目に
も実質的に救済合併だったにもかかわらず、『取り
込む』色を出さない & 住友とのUFJ取り合いバトル
もあってUFJに強気に出れなかった東京三菱サイ
ドの甘い姿勢のせいで、海外で知名度ゼロでも、
UFJの名前を加えざるを得なかったことは想像に
難くありません。
日本の銀行の中で抜きん出て海外業務を強みとし
ている銀行が、UFJという意味不明なアルファベット
をブランド名称に加えたことは理解に苦しみます。
ちなみに、持ち株会社の名称は三菱UFJフィナンシ
ャルグループですよね。ここでは『東京』はどこかへ
行ってしまいました。
なお、三菱UFJフィナンシャルグループのロゴは、私が
住んでいるアメリカのある大手ディスカウントストア(安
売り店)のロゴに酷似してします。
安売り店と同じロゴではね、、
もっと言いますと、三菱東京UFJ銀行の英語名は、
The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.
です。ここは従来の『東京三菱』の順序のままで、それ
にUFJが加えられています。
何かで読んだことがありますが、旧東京三菱銀行は、
海外では名称の頭文字をとった、
BTM (Bank of Tokyo Mitsubishi)
として既に名前が通っているので、合併後の日本語名
称と同じ順序にしてしまうと、BMTとなってしまうから、
昔のまま使っているそうです。
もう私もわけわからん、、、、、
それにしても中途半端にもほどがある!
日本を代表する金融機関がブランド戦略のかけら
もないという事実は残念です。とても残念です。
ちなみに、このような内向きの体質はもうひとつの
メガバンク、三井住友の国内名称と英語名称の違
いにも表れているような気がします。
日本語の名称では、『三井』が先に来ていますが、
英語では、『住友』が先なのです。
いやですねぇ、こういうの。格別な意味があるかは
不明ですが、
日本語では三井さんが前で、英語では住友さんが先
とでも話し合ったのかと思わせる名称。
こんな状況では、いつまでたっても内向きな日本の
金融機関は、欧米の強大な銀行に伍することはでき
ないのかな、、、と感じてしまいます。
追記;
今思えばみずほはよくやりました。英断。日本的意味
も込め、シンプル。
今日の激写;
なし
月曜日, 1月 15, 2007
The New York Times たいむず; 一番売れたゲーム機
女性にはピンとこないでしょうかね、日本でもアメリ
カでも、昨年末商戦のひとつの熱い話題としては、
最新ゲーム機の売れ行きが注目されていました。
日米のほとんどの報道が、プレイステーション3 と
Nintendo Wii の販売台数に終始するなかでタイム
ズの記事の視点は面白いものでした。ほぅ、なるほ
どと感心しました。
記事の趣旨をPS3とWiiに置くのではなく、アメリカ
で12月に最も売れた機種はプレイステーション2
で、全機種の販売台数を掲載した上で紹介し、か
つ、PS2を買う層と、PS3を買う層の顧客は別であ
る、という指摘(主張?)を記事のメインとしています。
普通、PS2の売れ行きなんて誰も気にしませんよ
ね、この新型ゲーム機が華々しくデビューしている
時に。
$129のPS2は昨年12月と比較しても4%しか売れ行
きが低下していないそうです。もう市場に出てから
何年も経つ上、新型ゲーム機が投入された時期で
あるにもかかわらず、です。
PS2と新型機との価格差についてもきちんと触れて
おり、バリューを見出した消費者の視点も書かれて
います。
記事内容云々よりも、皆と違う視点から書くことで
存在意義を見出す記者さんでしょうが、今回の記事
からはそれを感じました。
何かと批判の多いタイムズで、鼻につく記事も多い
ですが、今回はすごいなあと思いました。
今日の激写;
なし
カでも、昨年末商戦のひとつの熱い話題としては、
最新ゲーム機の売れ行きが注目されていました。
日米のほとんどの報道が、プレイステーション3 と
Nintendo Wii の販売台数に終始するなかでタイム
ズの記事の視点は面白いものでした。ほぅ、なるほ
どと感心しました。
記事の趣旨をPS3とWiiに置くのではなく、アメリカ
で12月に最も売れた機種はプレイステーション2
で、全機種の販売台数を掲載した上で紹介し、か
つ、PS2を買う層と、PS3を買う層の顧客は別であ
る、という指摘(主張?)を記事のメインとしています。
普通、PS2の売れ行きなんて誰も気にしませんよ
ね、この新型ゲーム機が華々しくデビューしている
時に。
$129のPS2は昨年12月と比較しても4%しか売れ行
きが低下していないそうです。もう市場に出てから
何年も経つ上、新型ゲーム機が投入された時期で
あるにもかかわらず、です。
PS2と新型機との価格差についてもきちんと触れて
おり、バリューを見出した消費者の視点も書かれて
います。
記事内容云々よりも、皆と違う視点から書くことで
存在意義を見出す記者さんでしょうが、今回の記事
からはそれを感じました。
何かと批判の多いタイムズで、鼻につく記事も多い
ですが、今回はすごいなあと思いました。
今日の激写;
なし
3連休
アメリカは今週は月曜が祝日なので、3連休です。
この時期~2月終わりにかけては、米北東部はも
っとも寒い時期を迎えるので、南の暖かいリゾート
などに出かける人も多いようです。
筆者は昨日昼はお隣の州、ニュージャージーにあ
る日本のスーパーマーケットに行って来ました。
妻が今週末から日本に帰るので、一人で生きてい
けるようにレトルトや冷凍食品など、保存できるもの
を中心に買って来ました。
筆者は大学時代を含め9年近く独り暮らしをしてい
たので、自炊や掃除洗濯は問題なしどころか、得意
だと自分では思っています。
妻にもことあるごとに『大丈夫だ』と、主張しているの
ですが、不安のようでいろいろ用意してくれています。
今回の買い物にはアメリカ人の知人も一緒に行っ
てきました。パックにびっしり入った「にぼし」にたい
そう驚いていました。なんだこれはー!!と。
日本特有の食品として、納豆というものがあって、身
体にすこぶるよい、ということを紹介して、彼も購入し
たのですが、食べ方や『納豆とは何か』ということをう
まく英語で説明できませんでした。ただ、とにかく、
ひどくにおう
から、すぐに食べたらパックを捨てるようにということ
ことは重ねて強調しておきました。
また、食べ方や詳しい納豆のことについては、食べ
る前に、
Wikipedia で Natto をサーチしてくれ
と他力本願なアドバイスもしておきました。
ねばねばした糸を説明できなかったのが悔やまれま
す。もし、サーチする前に見てしまったらたぶん即刻、
これ腐ってる!
と捨てるはずですから。
腐っているのですがね。
夜はその知人と私と妻で、マンハッタンの学生街に
ある焼き鳥屋で飲んできました。
日曜の今日はアッパーウェストサイドに地下鉄ではな
く、バスで50分くらいかけてコトコト行ってきました。
昼前に出かけ、タイムワーナーセンターのあたりから
は歩いて、当初NYに来た時に滞在していた近くの84
丁目まで、途中スーパーのフェアウェイなどをのぞき
つつ、妻が行ってみようと言い出したカフェでブランチ
をとり、再び下まで徒歩で戻り、最後は雨が降ってきた
ので地下鉄に乗り帰ってきました。
あと一日、明日は家でゴロゴロしようかと思います。
なんだか普通の週末になってしまいましたが、本を読
んだりもできているので、リラックスしている気がします。
ネタとしてはつまらなくてすみません、、、妻が日本に
帰ってからは独り冒険できるのでお待ちください。
今日の激写;
なし
この時期~2月終わりにかけては、米北東部はも
っとも寒い時期を迎えるので、南の暖かいリゾート
などに出かける人も多いようです。
筆者は昨日昼はお隣の州、ニュージャージーにあ
る日本のスーパーマーケットに行って来ました。
妻が今週末から日本に帰るので、一人で生きてい
けるようにレトルトや冷凍食品など、保存できるもの
を中心に買って来ました。
筆者は大学時代を含め9年近く独り暮らしをしてい
たので、自炊や掃除洗濯は問題なしどころか、得意
だと自分では思っています。
妻にもことあるごとに『大丈夫だ』と、主張しているの
ですが、不安のようでいろいろ用意してくれています。
今回の買い物にはアメリカ人の知人も一緒に行っ
てきました。パックにびっしり入った「にぼし」にたい
そう驚いていました。なんだこれはー!!と。
日本特有の食品として、納豆というものがあって、身
体にすこぶるよい、ということを紹介して、彼も購入し
たのですが、食べ方や『納豆とは何か』ということをう
まく英語で説明できませんでした。ただ、とにかく、
ひどくにおう
から、すぐに食べたらパックを捨てるようにということ
ことは重ねて強調しておきました。
また、食べ方や詳しい納豆のことについては、食べ
る前に、
Wikipedia で Natto をサーチしてくれ
と他力本願なアドバイスもしておきました。
ねばねばした糸を説明できなかったのが悔やまれま
す。もし、サーチする前に見てしまったらたぶん即刻、
これ腐ってる!
と捨てるはずですから。
腐っているのですがね。
夜はその知人と私と妻で、マンハッタンの学生街に
ある焼き鳥屋で飲んできました。
日曜の今日はアッパーウェストサイドに地下鉄ではな
く、バスで50分くらいかけてコトコト行ってきました。
昼前に出かけ、タイムワーナーセンターのあたりから
は歩いて、当初NYに来た時に滞在していた近くの84
丁目まで、途中スーパーのフェアウェイなどをのぞき
つつ、妻が行ってみようと言い出したカフェでブランチ
をとり、再び下まで徒歩で戻り、最後は雨が降ってきた
ので地下鉄に乗り帰ってきました。
あと一日、明日は家でゴロゴロしようかと思います。
なんだか普通の週末になってしまいましたが、本を読
んだりもできているので、リラックスしている気がします。
ネタとしてはつまらなくてすみません、、、妻が日本に
帰ってからは独り冒険できるのでお待ちください。
今日の激写;
なし
火曜日, 1月 09, 2007
The New York Times たいむず; 省エネ国家日本
今日はカレッジフットボールのNo.1を決めるゲーム
が夜8時からありまして、今横目でそれを見ながら
書いています。
すごい盛り上がりようです。筆者はプロスポーツより
もアマチュアスポーツの方が好きで、日本でもプロ野
球は見ないけど、高校野球なら延々と見ていました。
したがって、プロフットボール(NFL)ではなくカレッジ
フットボールになんとなく興味を覚えるのです。
-------------------------
さて、今日のタイムズの記事はフットボールとは全く
関係がありません。
The Energy Challenge
The Land of Rising Conservation
というタイトルで、日本がいかに省エネ国家かという
ことを、日本で実際に生活する木村さんという方の
生活を中心にして、細かく書かれた記事でした。
記事はこちら
(木村さんの家 NYtimesより)

(木村さん登場 NYtimesより)

詳しくは記事をお読みいただくとして、私が紹介し
たいのは、アメリカのセントラルヒーティングという
暖房方式。
アメリカに来る前はこんな言葉を知らなかった筆
者です。
アメリカでは日本と違って、冬はビルが一棟まるご
と一箇所で集中温度管理されて、勝手に部屋の
ヒーターから暖かい空気が毎日24時間、出てきま
す。
アパートであれば、人が住んでいようが住んでいま
いが、ヒーターのある限り、出て来るのだと思いま
す。
エアコンから出るような”送風”タイプの空気ではな
く、サウナで経験するような芯まで暖かいゆっくり立
ちのぼるような空気です。乾燥しまくりです。
いつでも暖かい部屋なのはいいのですが、この空気
に関して温度や強さを個人レベルで調整することはで
きません。
したがって暑くなったら、
窓を開ける
という原始的な方法で室温を調節しかありません。
なお、我が家ではこのヒーターの空気のことを、
もわっとくん
と呼んでいます。もわっと空気が出ているので、
そのまま呼ぶことにしました。
『今日はもわっとくんが甘いね』
とか、
『今日のもわっとくんはガンガンだね』
というように使います。
ちなみにこのもわっとくん、我が家ではセントラル
ヒーティング管理のヒーターが通っているのは
リビングダイニングだけです(と言っても他にベッ
ドルームがあるだけなのですが)。
これだけで家中ぽかぽかです。
むしろ、ベッドルムームまでもわっとくんがあると、
夜は暑くて眠れないと思います。
我が家では、多少ひんやりしたベッドルームは夜は
ドアを閉じて、もわっとくんが入ってこないようにして
います(乾燥防止も兼ねています)。布団に入れば
寒くないですしね。
所謂ワンルームに住んでいる知人のアメリカ人は夜、
この冬のある日、あまりのもわっとくんの暑さに目が覚
め、窓を開けて寝たと言っていました。
うーん、それは大変だと本気で同情しました。
とまあ、こんなエネルギーの使い方では日本とは
違うでしょうね。
なお記事中に、日本の人口と経済規模は、アメリ
カの40%だそうですが、日本のエネルギー消費量
は1/4未満だそうです。
異常な暖冬続きから一転、明日からは寒くなるとか。
もわっとくんに期待ですが、使用エネルギーは抑え
てほしいものです。
今日の激写;
なし
が夜8時からありまして、今横目でそれを見ながら
書いています。
すごい盛り上がりようです。筆者はプロスポーツより
もアマチュアスポーツの方が好きで、日本でもプロ野
球は見ないけど、高校野球なら延々と見ていました。
したがって、プロフットボール(NFL)ではなくカレッジ
フットボールになんとなく興味を覚えるのです。
-------------------------
さて、今日のタイムズの記事はフットボールとは全く
関係がありません。
The Energy Challenge
The Land of Rising Conservation
というタイトルで、日本がいかに省エネ国家かという
ことを、日本で実際に生活する木村さんという方の
生活を中心にして、細かく書かれた記事でした。
記事はこちら
(木村さんの家 NYtimesより)

(木村さん登場 NYtimesより)

詳しくは記事をお読みいただくとして、私が紹介し
たいのは、アメリカのセントラルヒーティングという
暖房方式。
アメリカに来る前はこんな言葉を知らなかった筆
者です。
アメリカでは日本と違って、冬はビルが一棟まるご
と一箇所で集中温度管理されて、勝手に部屋の
ヒーターから暖かい空気が毎日24時間、出てきま
す。
アパートであれば、人が住んでいようが住んでいま
いが、ヒーターのある限り、出て来るのだと思いま
す。
エアコンから出るような”送風”タイプの空気ではな
く、サウナで経験するような芯まで暖かいゆっくり立
ちのぼるような空気です。乾燥しまくりです。
いつでも暖かい部屋なのはいいのですが、この空気
に関して温度や強さを個人レベルで調整することはで
きません。
したがって暑くなったら、
窓を開ける
という原始的な方法で室温を調節しかありません。
なお、我が家ではこのヒーターの空気のことを、
もわっとくん
と呼んでいます。もわっと空気が出ているので、
そのまま呼ぶことにしました。
『今日はもわっとくんが甘いね』
とか、
『今日のもわっとくんはガンガンだね』
というように使います。
ちなみにこのもわっとくん、我が家ではセントラル
ヒーティング管理のヒーターが通っているのは
リビングダイニングだけです(と言っても他にベッ
ドルームがあるだけなのですが)。
これだけで家中ぽかぽかです。
むしろ、ベッドルムームまでもわっとくんがあると、
夜は暑くて眠れないと思います。
我が家では、多少ひんやりしたベッドルームは夜は
ドアを閉じて、もわっとくんが入ってこないようにして
います(乾燥防止も兼ねています)。布団に入れば
寒くないですしね。
所謂ワンルームに住んでいる知人のアメリカ人は夜、
この冬のある日、あまりのもわっとくんの暑さに目が覚
め、窓を開けて寝たと言っていました。
うーん、それは大変だと本気で同情しました。
とまあ、こんなエネルギーの使い方では日本とは
違うでしょうね。
なお記事中に、日本の人口と経済規模は、アメリ
カの40%だそうですが、日本のエネルギー消費量
は1/4未満だそうです。
異常な暖冬続きから一転、明日からは寒くなるとか。
もわっとくんに期待ですが、使用エネルギーは抑え
てほしいものです。
今日の激写;
なし
月曜日, 1月 08, 2007
決まらない旅行プラン
3月に2週間休暇をとる予定で、今旅行プランを考えて
いるところだが、決断力のなさか、なかなか決まらない。
こんなブログ書いてないでさっさと決めろよと自分でも
思うのだが、こうして書いていると考えが整理されるの
ではないかと期待している。
旅行の計画を立てるに重要なポイントは次の点だろう。
①日数(の余裕)
これは行き先やコストにも関わる重要な点。1週間と
2週間では当然行ける場所に大きな差が出るが、一方
で食事や宿泊コストはほぼ倍になる。必ずしもすべて喜
べる点ばかりではない。
②行き先-方面
このどでかい北米大陸にするか、いややっぱりかつて
権勢を誇った歴史ある欧州か、NYという地の利を活か
した南米、いやいやカリビアンリゾートでのんびり、はた
またアメリカが誇る豪華クルーズで周遊、、、
選択肢が多すぎる。どこもトライしたいのが本音。
③値段
こればっかりは限りがあるが、あまりにケチってせっか
くの旅行をギスギスしたものにするのもな、、、。ツアー
に参加した場合の値段を目安として、個人旅行で行く
べきかなどシュミレーションしていくしかない。
今回難航しているのは行き先とそれに係るコストであ
る。
ちなみに、今夏は妻の以前からの希望地であるスペイ
ン&ポルトガルに、2週間かけて行こうと考えているので、
今回は私の希望地で、ということになっている。
なお、私のポリシーは、、、
NYに住んでいるからこその場所・プラン
これがすべてである。もっと言えば、
それアメリカに住んでなかったら
なかなかやらないっしょ
というものをやりたい。
そこで、今回の筆者の希望は、
南米
日本に住んでたらなかなか南米行かないっしょ?
辛いのは南米だったらどこでもいい、という筆者の
意思の弱さである。
ただ、南米に期待するものといえばアマゾンの大
自然や遺跡系、、、
そこで、南米といえば数ある中でもここは外せない
だろうと、ペルー旅行計画を立て始めた。
ペルー旅行については、昨年11月にNYtimesの
トラベル(毎土曜日の特集)で組まれていた。その
一面に載っていた写真がこの下、マチュピチュだ。
(nytimesより)

探検系。高地にあるため高山病にかかるれもあるそ
うだ。大学時代からの日本の知人が新婚旅行でこの
場を訪れ、その時の写真つき年賀状が送られてきた、
ありがとう。彼女も筆者の背中を押してくれているの
か。
NYからなら南米はヨーロッパに行くよりもちょっと時間
がかかるくらい(ノンストップフライトで8時間ほど)なの
で、NYという地の利は活かせるのだが、
値段が高くつく
さすがに日本発のツアーと比べると割安だが、それ
でも高い。個人旅行で個別セットしたとしても、広い
ペルー内の移動コスト(もたもたすると1日ロスしたり
することも・・)と、英語がほとんど通じない国柄(&筆
者のスペイン語の知識は、オラとサルーのみ)、それ
にマチュピチュでの高山病の危険性などを考えるとツ
アーに乗ったほうが効率的だ。
そこのところを旅行会社もよくわかっているので、当
然高い金額を吹っかけてくるのだ。
こうなったら英語ガイドのツアーにするしかないかしら。
日本語ガイド付だと3割弱高くなる。ホテルも安いほう
にしないと、、、
と、いう具合で実現に向け調査中。
その他のプランとしては、
・アムトラック(電車)でアメリカ大陸横断旅行
・マイナーなカリブの小さな島に長期滞在しだらだら
が候補としてあがっている(筆者が勝手に行きたい
と妻に主張しているだけ・・・)
今日の激写;
なし
いるところだが、決断力のなさか、なかなか決まらない。
こんなブログ書いてないでさっさと決めろよと自分でも
思うのだが、こうして書いていると考えが整理されるの
ではないかと期待している。
旅行の計画を立てるに重要なポイントは次の点だろう。
①日数(の余裕)
これは行き先やコストにも関わる重要な点。1週間と
2週間では当然行ける場所に大きな差が出るが、一方
で食事や宿泊コストはほぼ倍になる。必ずしもすべて喜
べる点ばかりではない。
②行き先-方面
このどでかい北米大陸にするか、いややっぱりかつて
権勢を誇った歴史ある欧州か、NYという地の利を活か
した南米、いやいやカリビアンリゾートでのんびり、はた
またアメリカが誇る豪華クルーズで周遊、、、
選択肢が多すぎる。どこもトライしたいのが本音。
③値段
こればっかりは限りがあるが、あまりにケチってせっか
くの旅行をギスギスしたものにするのもな、、、。ツアー
に参加した場合の値段を目安として、個人旅行で行く
べきかなどシュミレーションしていくしかない。
今回難航しているのは行き先とそれに係るコストであ
る。
ちなみに、今夏は妻の以前からの希望地であるスペイ
ン&ポルトガルに、2週間かけて行こうと考えているので、
今回は私の希望地で、ということになっている。
なお、私のポリシーは、、、
NYに住んでいるからこその場所・プラン
これがすべてである。もっと言えば、
それアメリカに住んでなかったら
なかなかやらないっしょ
というものをやりたい。
そこで、今回の筆者の希望は、
南米
日本に住んでたらなかなか南米行かないっしょ?
辛いのは南米だったらどこでもいい、という筆者の
意思の弱さである。
ただ、南米に期待するものといえばアマゾンの大
自然や遺跡系、、、
そこで、南米といえば数ある中でもここは外せない
だろうと、ペルー旅行計画を立て始めた。
ペルー旅行については、昨年11月にNYtimesの
トラベル(毎土曜日の特集)で組まれていた。その
一面に載っていた写真がこの下、マチュピチュだ。
(nytimesより)

探検系。高地にあるため高山病にかかるれもあるそ
うだ。大学時代からの日本の知人が新婚旅行でこの
場を訪れ、その時の写真つき年賀状が送られてきた、
ありがとう。彼女も筆者の背中を押してくれているの
か。
NYからなら南米はヨーロッパに行くよりもちょっと時間
がかかるくらい(ノンストップフライトで8時間ほど)なの
で、NYという地の利は活かせるのだが、
値段が高くつく
さすがに日本発のツアーと比べると割安だが、それ
でも高い。個人旅行で個別セットしたとしても、広い
ペルー内の移動コスト(もたもたすると1日ロスしたり
することも・・)と、英語がほとんど通じない国柄(&筆
者のスペイン語の知識は、オラとサルーのみ)、それ
にマチュピチュでの高山病の危険性などを考えるとツ
アーに乗ったほうが効率的だ。
そこのところを旅行会社もよくわかっているので、当
然高い金額を吹っかけてくるのだ。
こうなったら英語ガイドのツアーにするしかないかしら。
日本語ガイド付だと3割弱高くなる。ホテルも安いほう
にしないと、、、
と、いう具合で実現に向け調査中。
その他のプランとしては、
・アムトラック(電車)でアメリカ大陸横断旅行
・マイナーなカリブの小さな島に長期滞在しだらだら
が候補としてあがっている(筆者が勝手に行きたい
と妻に主張しているだけ・・・)
今日の激写;
なし
水曜日, 1月 03, 2007
THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 年始の紙面
元旦、ジャーナルは休刊日なので、本日(二日)が
今年最初の発行日でした。
昨年は年の初めに米国主要株価指数のインデック
スファンドを買って何もせず持っていた人はそれだ
けで10%~18%のリターンを得られたぼろ儲けの
年。
あれこれ考えて短期の売り買いで目先の利益を追
った人はあまりうまくいかなかったのではないかとい
う印象を持っています。
そんな幸せのような一年が終わり、新たに勝負を挑
もうとしている人たちに、1000人を超える記者を抱え、
アメリカが世界に誇る経済専門紙のジャーナルはど
んなメッセージを送るのか。
さすが年始のジャーナル、いつもと違うものでした。
知人のアメリカ人は朝、その驚きから、
オオッ!
と声をあげていました。
何が変わったかと言うと・・・
サイズが
紙面のサイズが変わったのですよ!
いやあ、コンパクトになってしまいました。 下の写
真をご覧ください。上がこれまで、下が今日のもの
(縦は適当に折っています)。

縦のサイズは変わらないのですが、横が20%カッ
ト。初日の今日はリーダーズガイドまでついてきて、
詳しく何がどう変わったのか説明つきです。
また、ジャーナルは今日からネットで新たなサイトを
立ち上げているので、リーダーズガイドは、その説
明にも多くを割いています。
コンパクトになったらなんだかかわいく見えますが、
ま、すぐ慣れるんでしょうね。
この紙面カットだけで円換算にして年間21億ものコ
ストカットだとか。また、紙面は20%減っているもの
の、記事のスペースそのものは10%しか削減されて
いないとか。努力ですねえ。
なお本日、紙面が変わったことを広く告知するために、
駅などのスタンドでジャーナルを無料配布し、オンライ
ン版も無料アクセスできる一大キャンペーンを張りまし
たが、昨年末に亡くなったフォード元米大統領の国葬
で、急遽本日のマーケットは休みに・・・
そのせいで、証券会社の人や運用会社の多くの人が
会社行ってもしょうがないやと、急遽休みをとっている
ようで、ジャーナルそのものを手に取る必要が無くな
ってしまった本日・・
完全にスタートダッシュ失敗のジャーナルですが、
2007年の相場はどんな年になるのでしょうか冷静な
記事を書いてくれるので?
今日の激写;
本文中に掲載しました
今年最初の発行日でした。
昨年は年の初めに米国主要株価指数のインデック
スファンドを買って何もせず持っていた人はそれだ
けで10%~18%のリターンを得られたぼろ儲けの
年。
あれこれ考えて短期の売り買いで目先の利益を追
った人はあまりうまくいかなかったのではないかとい
う印象を持っています。
そんな幸せのような一年が終わり、新たに勝負を挑
もうとしている人たちに、1000人を超える記者を抱え、
アメリカが世界に誇る経済専門紙のジャーナルはど
んなメッセージを送るのか。
さすが年始のジャーナル、いつもと違うものでした。
知人のアメリカ人は朝、その驚きから、
オオッ!
と声をあげていました。
何が変わったかと言うと・・・
サイズが
紙面のサイズが変わったのですよ!
いやあ、コンパクトになってしまいました。 下の写
真をご覧ください。上がこれまで、下が今日のもの
(縦は適当に折っています)。

縦のサイズは変わらないのですが、横が20%カッ
ト。初日の今日はリーダーズガイドまでついてきて、
詳しく何がどう変わったのか説明つきです。
また、ジャーナルは今日からネットで新たなサイトを
立ち上げているので、リーダーズガイドは、その説
明にも多くを割いています。
コンパクトになったらなんだかかわいく見えますが、
ま、すぐ慣れるんでしょうね。
この紙面カットだけで円換算にして年間21億ものコ
ストカットだとか。また、紙面は20%減っているもの
の、記事のスペースそのものは10%しか削減されて
いないとか。努力ですねえ。
なお本日、紙面が変わったことを広く告知するために、
駅などのスタンドでジャーナルを無料配布し、オンライ
ン版も無料アクセスできる一大キャンペーンを張りまし
たが、昨年末に亡くなったフォード元米大統領の国葬
で、急遽本日のマーケットは休みに・・・
そのせいで、証券会社の人や運用会社の多くの人が
会社行ってもしょうがないやと、急遽休みをとっている
ようで、ジャーナルそのものを手に取る必要が無くな
ってしまった本日・・
完全にスタートダッシュ失敗のジャーナルですが、
2007年の相場はどんな年になるのでしょうか冷静な
記事を書いてくれるので?
今日の激写;
本文中に掲載しました
火曜日, 1月 02, 2007
The New York Times たいむず; 3,000人の死
1月1日のタイムズトップ記事は、アメリカが戦争の
当事者である現実を思い知らされる、きわめてメッ
セージ性の強いものでした。
3,000 Deaths in Iraq,
Countless Tears at Home
イラクでは戦争開始以後、3000人ものアメリカ兵
が命を落としていますが、そのペースは衰えること
なく、コンスタントに増え続けているそうです。
タイムズでは本紙中4ページにわたって、最近亡くな
った方から1000人分の顔写真と名前を掲載して
いました。
新年を祝う子供たちの写真が一面片隅に掲載され
るものとは対照的な記事で、どうすりゃいいんだろ
と悩んでしまう内容です。
今日の激写;
なし
当事者である現実を思い知らされる、きわめてメッ
セージ性の強いものでした。
3,000 Deaths in Iraq,
Countless Tears at Home
イラクでは戦争開始以後、3000人ものアメリカ兵
が命を落としていますが、そのペースは衰えること
なく、コンスタントに増え続けているそうです。
タイムズでは本紙中4ページにわたって、最近亡くな
った方から1000人分の顔写真と名前を掲載して
いました。
新年を祝う子供たちの写真が一面片隅に掲載され
るものとは対照的な記事で、どうすりゃいいんだろ
と悩んでしまう内容です。
今日の激写;
なし
あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いします。
皆様はどんな年末年始をお過ごしでしょうか。日本
にお住まいの方はそれぞれのご実家にお戻りにな
っているのでしょうかね。
NYは年始を祝うイベントこそありますが、どちらと
言えば、11月下旬のサンクスギビング~クリスマス
までの宴の後に近い雰囲気が漂っています。
普通の月末月初にちょっと”新年”というカラーが加
わるくらいで、1月1日が祝日である他は、カレンダ
ー通りです。
筆者は去年に続き、年末年始はNYでしたが、昨
日も普通の時間に寝てしまいました・・・
マンハッタンでは年越しカウントダウンを、タイムズ
スクエアで盛大に祝うイベントがありまして、その花
火の音で目覚め、また寝入ってしまいました。
昨年末年始はウィスキーのボトルを大晦日に暴飲
して空けてしまい、ひどい二日酔いで元日は寝込ん
でいたことを思い出し、1年などあっという間だなあ
と自分の愚かな思い出を回顧しています。
ブログ更新はクリスマス以来ですが、昨年の最終
週の夜は知人と忘年会に出ている機会が多かった
です。
今日、NYの元旦はあいにくの雨です。朝から今
まで陽の光が一度もささないのが沈鬱ですが、遊び
や食事・酒で疲れた身体を休めるにはもってこいの
休日です。
今年はNY生活も3年目に突入します。うかうかして
いるとあっという間に時が経ってしまうので、昨年以
上に積極的に動いて、この場でもいろいろレポート
できればと考えています。
まずは2月にフロリダで野暮用があり、3月以降は
2週間ほどの休暇を利用した旅行、さらには本ブロ
グでも先日触れた家の引越しなど、公私共に何か
と用事が詰まっています。
また、1月半ばからは1ヵ月半にわたり妻が用事で
日本に帰るので、にわか独身となります。
男独りのNYで何ができるか考えてネタを作りたい
と思いま す。
今日の激写;
なし
皆様はどんな年末年始をお過ごしでしょうか。日本
にお住まいの方はそれぞれのご実家にお戻りにな
っているのでしょうかね。
NYは年始を祝うイベントこそありますが、どちらと
言えば、11月下旬のサンクスギビング~クリスマス
までの宴の後に近い雰囲気が漂っています。
普通の月末月初にちょっと”新年”というカラーが加
わるくらいで、1月1日が祝日である他は、カレンダ
ー通りです。
筆者は去年に続き、年末年始はNYでしたが、昨
日も普通の時間に寝てしまいました・・・
マンハッタンでは年越しカウントダウンを、タイムズ
スクエアで盛大に祝うイベントがありまして、その花
火の音で目覚め、また寝入ってしまいました。
昨年末年始はウィスキーのボトルを大晦日に暴飲
して空けてしまい、ひどい二日酔いで元日は寝込ん
でいたことを思い出し、1年などあっという間だなあ
と自分の愚かな思い出を回顧しています。
ブログ更新はクリスマス以来ですが、昨年の最終
週の夜は知人と忘年会に出ている機会が多かった
です。
今日、NYの元旦はあいにくの雨です。朝から今
まで陽の光が一度もささないのが沈鬱ですが、遊び
や食事・酒で疲れた身体を休めるにはもってこいの
休日です。
今年はNY生活も3年目に突入します。うかうかして
いるとあっという間に時が経ってしまうので、昨年以
上に積極的に動いて、この場でもいろいろレポート
できればと考えています。
まずは2月にフロリダで野暮用があり、3月以降は
2週間ほどの休暇を利用した旅行、さらには本ブロ
グでも先日触れた家の引越しなど、公私共に何か
と用事が詰まっています。
また、1月半ばからは1ヵ月半にわたり妻が用事で
日本に帰るので、にわか独身となります。
男独りのNYで何ができるか考えてネタを作りたい
と思いま す。
今日の激写;
なし
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