前回のにんにく臭事件以来、2度目のカーネギー
ホールです。
今回は大物ヨーヨーマの演奏とあって、臭いには
気を遣い、夕食は和食にしておきました。
さて、音楽的趣味のない私でもヨーヨーマの名前
くらいは私も聞いたことがありましたが、実際に何
を演奏するかは全く知りませんでした。
日本では、Nスペの新シルクロードのテーマ音楽も
手がけるなど、人気が高いようですね。
彼について、エクスペディアは以下のように説明し
ています。
ヨーヨー・マ(馬友友、Yo-Yo Ma、1955年10月7日 - )は世
界を代表する台湾系アメリカ人のチェリスト(チェロの演奏家)の
一人。台湾出身の両親のもと、パリで生まれる。
母親の盧雅文(Marina Lu)は声楽家で、父親の馬孝駿
(Hiao-tsiun Ma)はオーケストラ指揮者で作曲家。彼は先ずバ
イオリンから習い始め、のちヴィオラへ移り、その後チェロを学ん
だ。
彼の両親はその後彼が7歳の時、アメリカ合衆国のニューヨーク
に移り、今もそこに住んでいる。古典から現代曲までの幅広いレ
パートリーを持ち、そのテクニックは世界最高ともいわれている。
1976年に、ハーバード大学を卒業、人類学の学位を取得した。
ジュリアード音楽院で学んでいたが、教師に「君に教えることは
もう何もない」といわれ、ハーバードに入学したという逸話がある。
日本での人気は絶大で、コンサートのチケットは売り切れが必至
である。日本ではサントリーのCMに出演したことがある。また、
同CMでも使われたタンゴで有名なアストル・ピアソラの曲(リベル
タンゴ)を取り上げたアルバムがヒットしている。2005年、NHK
スペシャルで放送される年間シリーズ「新・シルクロード」のテー
マソング音楽を担当している。
ニューヨークに住んでいるんですね。オフィシャルサ
イトはこちらです。
過去、『お前には何を教えてもダメだ』と何度言われ
たかわからない筆者としては、神のような存在です。
そのヨーヨーマのソロコンサートですが、ホールに行
ってから分かったのですが、驚いたことに、席がステ
ージ上の場所だったのです。

ホールはこれ(HPより)
この写真のステージ上に席が両側に50個ずつくら
い用意してあって、そのうちのある場所でした。真
ん中にヨーヨーマが座って楽器を奏でているのです。
おまけに私のすぐ後ろのドアからヨーヨーマが出入り
したので、横を歩いていったり、戻るときに目が合った
り、なんだか硬直しっぱなしでした・・。
人は慣れない局面に出会うと、汗をかくんだなと冷静
に感じていました。
このホール、2804人収容可能(HPより)らしいの
ですが、ほぼ満席でした。その中、何を血迷ったか
ステージの席に案内させられて、真っ先に思ったこ
とは・・
にんにく食べてこなくてよかった・・・・
です。
だって、にんにく臭がヨーヨーマに届いたら悪いじゃ
ないですか。万が一気分を害して演奏に響いたら
お客さんにも悪いじゃないですか。
いやホント和食にしてよかった
今更私が言うまでもなく、演奏はもう神の手です。
ホントに一人でやってんの?というくらいで。
特に、アンコールでやってくれた2曲はアジアン
ムードの切ないメロディで、なんだか郷愁に浸って
しまいましたよ。
これで音楽を聴きに行ったのは2回目ですが、
なんだか少しずつ、『音楽はいいものである』
と感じるようになってきました。
今日の激写;