学生の頃(だけ?)は悪友や先輩と酒を飲みながら、
どういう男がモテるのか
とか、
なぜ俺(たち)はモテないのか
について、やれ金がないからだとか、こうやって
酒ばかり飲んでいるからだと、なかば自嘲気味
に語ったものだ。
そんなことを考えている男はモテない
という決定的な事実に気づくにはやや時間がかかり
すぎたようだが。
さて、今日は面白い人の意見を読んだ。文芸春秋
5月号に、『特集 日本はどっちだ』というものがあり、
あるフランス文学者が熟年離婚について意見を書い
ている。これを読んで、若い頃の自分(今も・・)
はいかに愚かであったか思い知った。
かいつまんで掲載事項を紹介すると、
筆者も大好きなエッセイストの東海林さだおが創っ
た”ドーダ”という概念(優越的立場にいることで、
自己愛を満足させようとする心の動き)を紹介した
上で、女性にも独特の”ドーダ”という概念があって、
それを”女ドーダ”と呼んでいる。
その女ドーダという心理は、モノ・ドーダ(金とかモノ
による満足、優越感)では根本的に解決はできない。
女ドーダは、「いい女」であると男から何らかの形で
認定されて(それを体感することで)初めて充足する
らしい。
この、女ドーダを満たすことができる夫は離婚の危
機を回避できる、という感じの内容(伝わった・・?)。
またもこのネタで恐縮だが、
めぞん一刻の管理人さんが三鷹ではなく五代を
選んだのは、この女ドーダを充足させる何かが
五代にはあったということか?
いや、あれは単に管理人さんが五代を好きだ
ったのであり、女ドーダとは関係ないか・・
しかし、なんとなく女心が分かった気がする。
なんとなくだが・・
と同時に、
静岡のお父さん、お母さんの
女ドーダ、満足させてる?
と母の日を前に思う筆者であった。
今日の激写;
なし