日曜日, 4月 30, 2006

なぜ?横田さん訪米&ブッシュ面談の報道の扱い方

知りませんでした、筆者。北朝鮮に拉致された横田
めぐみさんのお母さんがワシントンにいらっしゃって
いたのですね。しかもブッシュ大統領にもお会いした
とか。

筆者、この1週間は日本のサイトやニュース、テレビ
を一切見る時間がなく、この話を妻から聞き、驚き
ました。

横田さんがアメリカに来てブッシュ大統領にお会いし
たことに驚いたのではなく、NYTimesがこのことを報
じていない(と思います)ことに驚きました。

Timesのサイトで検索をかけても出てきません・・・
ワシントンポストではさすがに報じています。
ウォールストリートジャーナルでも出てきません
(これは当たり前か)

贔屓目ではなくて、あれだけ国際政治や国際事情
のニュースが充実しているTimesで、しかも米国が
悪の枢軸呼ばわりした北朝鮮の悪行を報道しやす
い今回の横田さん訪米のニュースがNYTimesほど
の大新聞で報じられないのは、なんとなく不思議・・

そもそも、アメリカでは北朝鮮の拉致問題はほとん
ど知られていないとも聞いたことがあります。


で、何?と言われると困るのですが、不思議に
思ったので書いてみました。

ところで新聞やメディアはガソリン価格のことを大きく
取り上げています。おかげで色々と勉強になりました。


今日の激写;
なし

女ドーダ

学生の頃(だけ?)は悪友や先輩と酒を飲みながら、












どういう男がモテるのか




とか、





なぜ俺(たち)はモテないのか








について、やれ金がないからだとか、こうやって
酒ばかり飲んでいるからだと、なかば自嘲気味
に語ったものだ。







そんなことを考えている男はモテない





という決定的な事実に気づくにはやや時間がかかり
すぎたようだが。


さて、今日は面白い人の意見を読んだ。文芸春秋
5月号に、『特集 日本はどっちだ』というものがあり、
あるフランス文学者が熟年離婚について意見を書い
ている。これを読んで、若い頃の自分(今も・・)
はいかに愚かであったか思い知った。


かいつまんで掲載事項を紹介すると、

筆者も大好きなエッセイストの東海林さだおが創っ
た”ドーダ”という概念(優越的立場にいることで、
自己愛を満足させようとする心の動き)を紹介した
上で、女性にも独特の”ドーダ”という概念があって、
それを”女ドーダ”と呼んでいる。

その女ドーダという心理は、モノ・ドーダ(金とかモノ
による満足、優越感)では根本的に解決はできない。

女ドーダは、「いい女」であると男から何らかの形で
認定されて(それを体感することで)初めて充足する

らしい。

この、女ドーダを満たすことができる夫は離婚の危
機を回避できる、という感じの内容(伝わった・・?)。


またもこのネタで恐縮だが、
めぞん一刻の管理人さんが三鷹ではなく五代を
選んだのは、この女ドーダを充足させる何かが
五代にはあったということか?

いや、あれは単に管理人さんが五代を好きだ
ったのであり、女ドーダとは関係ないか・・



しかし、なんとなく女心が分かった気がする。
なんとなくだが・・



と同時に、







静岡のお父さん、お母さんの

女ドーダ、満足させてる?








と母の日を前に思う筆者であった。

今日の激写;
なし

水曜日, 4月 26, 2006

New York State of Mind, Billy Joel

月曜夜、マジソンスクエアガーデンで行われた
ビリージョエルのライブに行ってきました。

ビリージョエルは、私のお父さん世代の方にフ
ァンが多いのではないでしょうか。

チケットを取った時にビリージョエルに
ついてあれこれ記したものはコチラ


もともと11回行われる予定のNY公演なのです
が、追加公演が決定したことをNYtimesの広告
で知って、チケットを発売日当日に購入したとい
う経緯です。


20:00からだったので、イタリアンレストラン
久々に外食してから会場に向かいました。

全く本題から外れますが、NYのイタリアンはおい
しいと思います。値段もリーズナブルで魚介・野菜・
肉とバランス良く料理を選ぶことができ、しかも敷
居も高くない(カジュアル)。

我が家でも、何軒かイタリアンでよく行く場所が定
まってきました。それはまた紹介しましょう。
料理で感動を覚えるのは、安くてうまい、です。

よくバカ高いだけの店に行って、あのレストランは
どうだこうだと偉そうに語る人がいますが、







高くてうまいのは当たり前






ですからね。むしろ、一人10ドルなのに信じられ
ない旨さだった、というのを聞きたいです。


さて、ビリージョエルの歌にも、


Scenes from an Italian Restaurant


という名曲がありますが、ニューヨーカー(ブロンク
ス出身)の彼にも、イタリアンは身近だったのでしょ
うか。ちなみにこの曲、昨日はアンコール曲の一曲
として使われました。


本題のライブですが、行く前は、”もう彼も50代後
半だし、声も張りがないかなあ”なんて思っていまし
たが、全くの杞憂で・・・









元気すぎるオッサン









でしたよ。素晴らしいライブで感動しました。追加公
演で、ツアー最終日というせいもあるのか、超満員
のマジソンスクエアガーデンは、大音響と止まらない
ローカルアメリカンの大合唱に支配されました・・。

とにかく、すごい一体感です。日本で行ったどんなラ
イブでも感じたことがない、異質なレベルの一体感
でした。俺は興奮しているぞー、という気持ちを老若
男女が恥も外聞もなく全開する、という印象です。

ミュージシャンのライブビデオなどを見てもイマイチ
よいと感じませんが、それは、ライブにて決定的な
要素である『一体感』を、ビデオでは感じることがで
きないからでしょう。なんとなく見ている自分だけが
浮いている気持ちになりませんか?



ビリージョエルのピアノの技術も声も、全く衰えてお
らず、体力や技術維持のための努力を感じました。


ベトナム戦争の悲哀を歌った、

Goodnight Saigon

という曲があるのですが、それが演奏されたときには、
ベトナム戦争から生きて帰った(?)兵隊さんたちが演
出でステージにたくさん並び、観客は全員立ち上がっ
て拍手・・・


私もさすがにこの流れには乗らないとまずいと思い、
立ち上がり拍手はしたものの、そのうち、









USAコール







まで出てきました。さすがに筆者、そこまではやれませ
んでした。しかし、あの場にいた誰もが、今もこの瞬間
もイラクで戦っている米兵を想ったことでしょう。コール
には加わらなかったですが、胸を打つものがありました。

20:00から23:20まで、ぶっ通しのライブ。
夢のような気分でした。


今日の激写;
ライブって素晴らしい










超満員











風船がいっぱい上から落ちてきました

土曜日, 4月 22, 2006

ワシントンDC、30歳 ②

4月14日金曜日から一泊二日の日程でアメリカの
首都、ワシントンDCに観光に行ってきました。

せっかくこうしてブログを書いているので、その旅
行記を2回に分けて綴ります。本日はその②です。

いつも通りにピンボケですが、写真も混ぜながら
レポートしていきます、臨場感が伝わるといいけど
どうぞご覧あれ!

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2日目の朝は国会議事堂の見学ツアー整理券をも
らうために朝7時起床でした。

国会議事堂は入場規制がかかっており、この整理
券がないと中に入ることができません。整理券は
朝9時から、議事堂横のほったて小屋のような場所
で配布されます。

これがそのチケットです、見てみましょう。













左のまんまるはシールになっています



誕生日にアメリカ国会議事堂に潜入とは心躍る
イベントです。まんまるのシール部分を見ると、
時間も書いてありますね。これは、この時間に
ツアーが始まる、ということです。ツアーの所要
時間は1時間、スタートは10分おきで一団体あ
たり30人くらいです。

この整理券をもらう為に並んできました。

配布場所に着いたのは8時半。既に長蛇の列
でした。ホワイトハウスが今は事実上、一般客の
入場を禁止しているので、国会議事堂だけでも
中を見てみたいという理由から人が押し寄せる
そうです。

列の様子も撮ってきました。













待てども待てども・・・(10時前くらいの状況)




当たり前ですが、いくら待っても、整理券がなく
なればその日は打ち止めです。私の参加した
ツアーは11時スタートでしたが、その前に集合
場所(券配布場所の横)に集合したときはまだ
配布していました。

国会議事堂ツアーはちゃんとスタッフがついて、
色々説明してくれました。アメリカの歴史を知っ
た上で行けば、楽しさ倍増でしょう。

















ツアーが始まって構内に入ったところ















荘厳ですねぇ、、、朝並ぶ前、8時過ぎに正面から


内部は色々ありましたよ、特にホール(ロタンダ)
は一見の価値ありです。写真も撮りましたが、こ
こでは掲載しません。実際に御覧頂くときのお楽
しみということにしましょう(いやらしい?)。

ワシントンに行く機会があったら、是非国会議事
堂ツアーは行ってみて下さい。


国会議事堂ツアーのあとは、国立航空宇宙博物
に入りました。テーマパークのような雰囲気があ
り、ちびっ子向けにも感じますがロマン溢れるとて
も楽しい場所です。女性にはイマイチかな・・。

月の石(触ることができ、撫でてきました)もありま
す。詳細な説明付で、第2次大戦で活躍した各国
の戦闘機が展示されているのですが、日本が誇
る当時世界最高性能の戦闘機、











ゼロ戦










もありましたよ。













ひときわ美しい流線型





筆者の好きな作家、吉村昭氏の

零式戦闘機 を読めば如何にどえらい戦闘機であ
ったかどうかよくわかります。マニアックですよ、
この本。一冊が丸々貴重な資料になり得ます。

三菱重工(設計、製造)、中島飛行機(現スバル、
製造)、住友金属(機体素材)など、日本の製造
業の技術力の粋を集めた飛行機だったようです。



この博物館を出た時点で昼も過ぎ、2時近くにな
っていたので、私のアメリカ人の知人(レストラン
とか食べ物にやたら詳しい男)から事前に聞いて
いたレストランに行ってきました。

レストランと言っても、ブランチにドーナツを食べ
るために出かけてきました。

彼は、私がDCに行くと言ったら、ここは絶対行け!
ドーナツ食って来い!とメモを書いて教えてくれまし
た。そのレストランとは、小さいホテルの中にある
場所ですが、知る人ぞ知るという感じの店でした。

場所は中心部からタクシーで10分、15分のところ。

揚げたてのドーナツが旨いことで有名のようで、
メニューの一番上にもそのことが書いてありました。

周りの人は皆料理を食べていましたが、どれも旨
そうで、次回行くことがあったらディナーをそこで
とりたいと思います。

ドーナツをほおばっていたらあっという間に3時過ぎ
になったので、レストランを後にして、地下鉄に乗って
フィリップスコレクション(美術館)を覗いてきました。

ずっと貸し出し中だったルノアールの作品が戻って
来たせいか、入るまでに長い列に並んで待ちました。

こじんまりしている割には見所が多く、よかったです
よ。ただし、人の多さにはうんざり・・・。


これで全日程が終了!


17:30の電車に乗るためにはタクシーでホテルに行
って荷物をピックアップしなくては間に合わなくなって
しまう、と思い急いで帰りました。

駅ではサンドイッチを買って、無事に帰途につきまし
た。最後に、水漏れで席を変更するトラブルもあった
ものの、大きなトラブルもなく、充実した旅行でした。


ワシントンDC、誰でも楽しめる場所です。綺麗な街、
建造物、美術館博物館、シーフードレストランなど、
いろんな方面の楽しみがあります。ちょっと足を伸ば
せば動物園、ジョージタウンもあり、さらに色々な体
験が出来ることでしょう。


なんだかとっても偉そうに書きましたが、どこかまた
行ったら、こうして旅行記を綴ろうと思います。



今日の激写;
本文中にちりばめました

火曜日, 4月 18, 2006

The New York Times たいむず; 一億総中流の終わり

ワシントンDC旅行記の合間にタイムズからネタ
をひとつ。

昨日、旅行から帰ってきてから、たまっていた新
聞を読もうとしたらタイムズの一面にまたも大西
記者(東京支局長で、何かと議論を呼ぶ記事を
毎度書くことで有名な記者です、Wikipedia で検
索して調べると詳細を知ることができます)による
日本の記事が掲載されていました。

タイトルは、



Revival in Japan Brings Widening
of Economic Gap



それっぽく意訳すると、



-日本復活は経済格差の拡大とともに-



でしょうか。日本経済は『格差』をもたらした、で
もいいのですが、格差は昔からあったのだと思
うのですよね。ポイントは拡大』 でしょう。


定かでありませんが、最近ウォールストリートジ
ャーナルにも同様(格差拡大)の記事があった
ような・・・。

日本でもこの手の話が、他人事のように語ら
れている気がします。自分はどっちだ?とふと
思えば、中流だろと考える人が圧倒的なのが
実態な気もしますが・・どうなんでしょうか。


さて、記事詳細は本文をお読みください。

この記事で紹介したい部分はただ一つ、筆者
はすごく驚きました。具体的な定義はともかく、
ホント!?って。もし本当なら、日本はやはり
変わりつつあるような。







・貯金が全くない家計が過去5年で2倍に
(全体の4分の1)


・生活補助もしくは教育費用援助を受けて
いる家計が急増して3倍に







何が変わったんでしょうか、そこを考えるのが
重要かと。雇用体系は大きく変わりましたね、
タイムズもこの点に多く説明を割いています。

じゃあなぜ雇用体系が変わったか。

こういうことを考えるの、大好きです。今度の週
末はこれを考えて過ごそうっと。



今日の激写;
知らなかった(画像はNYtimesより)

月曜日, 4月 17, 2006

ワシントンDC、30歳 ①

4月14日金曜日から一泊二日の日程でアメリカの
首都、ワシントンDCに観光に行ってきました。

せっかくこうしてブログを書いているので、その旅
行記を2回に分けて綴ります。本日はその①です。

いつも通りにピンボケですが、写真も混ぜながら
レポートしていきます、臨場感が伝わるといいけど
どうぞご覧あれ!

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前日夜までの天気予報によればDCは・・・・




サンダーストーム




でした。ほらあなた、想像してみてください、これか
ら楽しい旅行に出かけるという時に、雷雨って予報
されているこの気持ち・・・。

サンダーストーム、その語感がなんとも禍々しく、
憂鬱なこと極まりない状態でしたが、実際には予
報もここまで外れるならば見ないほうがよい、とい
うくらいの好天に恵まれ、顔がうっすら日焼けで
火照るくらいでした。



(移動手段)

NYからDCまでの移動手段ですが、電車で行って
きました。何度かこのブログ中にも述べています
が、筆者、











電車旅行









が好きなのです。車よりも、飛行機よりも電車で
の旅行が好きなんです。何でしょうねぇ、電車旅
行って・・・。風情とか、アナログ感でしょうか。
それとも、







敷かれたレールの上を何の疑いもなく進む







というのが性に合っているのかもしれません・・。

電車プラン(別に聞きたくない?)はアムトラック
の北東地区3日間乗り放題$99を利用しました。
つまるところ、










青春18切符









ですよ。筆者は本旅行中に30歳になったので、
青春などと言ったらおこがましいですな。














男年増30切符



に修正させてください。

電車で3時間20分、満席でした。



(ユニオン駅*DCの駅 についてから)

駅は建物も中も立派でした。地下は丸ごとフードコ
ートで、映画館もありました。地上階はレストラン、
ショッピングモール、チケットセンターなどです。











駅外観; 美術館みたい













駅ナカも粋



まずはDC中心部を移動するための周回バスチケ
ットを購入しました。郊外まで出ているタイプなど、
3、4種類あるのですが、もっともポピュラーとされる
ツアーモービルのチケットを購入し、荷物を置くた
めにホテルに向かい、チェックインしました。

DCに個人旅行される方は、できるだけ駅の近く(徒
歩圏)にホテルをお取りすることをオススメします。
ユニオン駅は地下鉄や周回バスの起点ですし、D
C中心部はほとんどカフェの類がないので、ちょっ
と休憩のためにも、市街地にもすぐ出られる駅近く
に拠点があると何かと便利です。


(街並み)

中心部は政府に完璧に整備された規制地区で
す。国の政治を司る他にはない重要な場所だか
らこそ、という印象を受けました。

美術館・博物館・役所が密集している中心部には
カフェやレストランがなく(多分規制で出店ができ
ないのでしょう)、せいぜい許可された屋台で買う
しかありません。

信号機がちょっと目を引きました。赤になるまで
の時間(秒数)が表示されるのです。日本では赤
になるまでの時間をビジュアルで表示するタイプ
の信号機を見たことがありますが、秒数で表示す
るのは初めてでした。

チコチコ秒数が減っていくと、まだだいぶ余裕が
あってもなんとなく追い立てられる気分になります。
私が都市計画の管理者ならあれはやりません
ねえ。

市街地からタクシーで10分も出ればすぐにダウン
タウンで、普通の街並みが現れ、それはそれで
ホッとするものです。妻が予約してくれた夕食の
ためのレストランなどもホテルからタクシーで10分
くらい行ったこの一帯にありました。


(ナショナルギャラリー)










正面入り口


最初に行った場所がこのナショナルギャラリー

金曜日だったせいか適度に空いており、快適な
空間でした。混雑した美術館てのは最悪ですね。

美術に無知な筆者、なんと説明すればよいのか
言葉が見当たりませんが、どうやらすごいコレク
ションのようです。しかもDCの美術館や博物館
はすべて(だと思います)無料で、費用対効果と
いう点でも特筆ものらしいです。

多くの国内・海外政府要人や観光客へのサービ
スでしょうか。

ちょうど今、セザンヌの特別展示期間だったよう
で、妻が感激していました。


(リンカーン記念堂)

教科書か何かでいつか見た、リンカーンが座って
いる像を見に、ナショナルギャラリー前からツアー
モービルに乗ってコトコト移動しました。

途中、桜で有名なポトマック川沿いを走りましたが、
さすがに桜は完全に散っていました。毎年3月終わ
りが見所のようです。

神殿のようなものが見えてきて・・











コレです



この中にいました。










あ~これね、って思った方もいらっしゃるのでは?



ところで、この像よりも神殿みたいなところの
階段に観光客は皆腰掛けて像とは別のほう
を向いていたので、なんじゃ?と思い振り返
ったところ・・・・
















































ドッヒャー、すごい景色!リンカーンどころではあり
ませんな、コリャ。白いとんがり塔は石の塔で、
奥に国会議事堂も見えます。一直線上に3つが造
られているのですね。


(一日目その他)

リンカーンのあとは再びツアーモービルに乗って、
ホワイトハウス前を通過したり(実はよくわからな
かったのです。今は前から見ることしかできない
ようです)、米中央銀行前を通過したりして、再び
中心部に戻ってきました。











FRB前(正面はたぶん別)


夕食のレストランを妻が予約しておいてくれたの
ですが、それまでまだ時間があったので、疲れて
はいましたが国立自然史博物館に寄ってみま
した。


ここは恐竜の化石や生き物関係の展示がメイン
なので、ちびっこ連れが多かったです。










ロマンを求めて; ちびっことともに楽しんだ筆者


自然史博物館に行った後、歩いてホテルに戻り、
タクシーでレストランに向かいました。

行った先は、DC Coast というところで、シーフード
の有名店のようです。店構えの割にはそれほど
高い料金でもなく、ボリュームもあり、知人にも自
信を持って推薦できる店だと思いました。


これで一日目は終了です。

クタクタになって寝ている間に30歳を迎えました。
小学校の時分からよく知っている幼馴染で親友の
一人もこの日が誕生日です。毎年恒例の挨拶に
なっているね、おめでとう。次はいつ一緒に酒が飲
めるかな、楽しみにしているよ。



さらに、このめでたい(?)4月15日に結婚式を迎え
た大学時代の後輩、どんな素晴らしい日になったか
な。


おめでとう!


結婚が決まった時にわざわざ連絡をくれた時はそり
ゃあ嬉しかったさ。遠い異国の地からひそかに祝福
しているよ。



続きはまた書きます。次回は国会議事堂見学ツ
ア ーの整理券取得ネタからスタートです。



今日の激写;
本文中にちりばめました

火曜日, 4月 11, 2006

携帯音楽プレイヤー

今日はNYとは一切関係ないネタです。

実家から色々とモノを送ってもらえることになったの
で、そのタイミングで前から欲しかった携帯音楽プレ
イヤーを妻の分と私の分二つをアマゾンで購入して
実家に送り、それを一緒に入れて郵便局のEMS
(国際スピード郵便)で送ってもらいました。

お母さんと弟、どうもありがとうね。


今回買った携帯音楽プレーヤー、なかなか面白いお
もちゃなので今日はそのことを紹介しようと思います。
ちょいとマニアックネタなので万人向けではなく、つま
らないと思う方もいるかもしれません。




携帯音楽プレイヤーと言えば、アップルのiPod
すが、私が今回購入したのはソニーのフラッシュメ
モリタイプのウォークマンです。



もともと日本にいたときはMDで事足りていたのです
が、アメリカではMDの普及率は事実上ゼロ・・・・。

ミニコンポはこちらの製品を購入したのですが、MD
が標準搭載であるわけがなく、どんなに探しても、最
初からMDと一体型になっているコンポは売っていま
せん(MD開発元のソニー製でさえ)でした。

結局今ではMDは日本から持ってきたMDウォークマ
ン(再生専用)のみを使っています。

コンポはCD, DVD, なぜか未だにテープ(テープは
アメリカでは標準装備がまだ当たり前・・)搭載の
ものです。

なので、新たにMDに音楽を録音することはもう諦め
ていました。

と言うことで、今回はPCがあればOkayの携帯音楽
プレイヤーを買った次第です。










なぜ流行のiPodにしなかったか・・・










①皆持ってるというものではつまらない

 これぞひねくれ者です。アメリカでは猫も杓子も
 iPodです。皆と同じではつまらないですよね?


②流行に乗るには遅すぎると感じた
 
 これからiPodじゃ、なんか乗り遅れた感が強く
 て、というのも本音です

③ソニー製のバッテリーの持ちが魅力的だった

 かなり現実的な理由です。iPodは最大でもバッ
 テリーの持ちが20時間だそうです(サイトより)。
 ナノやシャッフルになると十数時間です。 
 発売初期にはこのバッテリー絡みで訴訟まで起
 こっているんです。    
 
 一方、ソニーは50時間。しかも3分のクイック充
 電で3時間も再生ができるそうです。
 この辺は昔からのウォークマンで培った技術が
 発揮されているようですね。

 このバッテリーの持ち、重要ですよ。旅行にいく
 時にはアダプタやPCを持っていかなくて済みます
 し、ちょくちょく日本に帰る妻も、この持続時間なら
 日本滞在中も充電なしで音楽を楽しめます。

④デザイン

 ソニーのは香水の瓶みたいでキラキラしていてな
 んとなく惹かれました。妻はライターみたいと言って
 います。





では、いざ使ってみたらどうかといえば・・・・






・機械音痴の方は買わないほう
いいです









ちなみに妻は大の機械音痴です。
すべて私がやることになりそうです。










・ファームウェアのダウンロード
やインストール、ソフトのバージ
ョンアップなどの言葉に抵抗が
ない人には強く推奨します





事前にネットで色々調べていたのですが、この製
品を買って最初にやることは、PC側に入れるソフト
について、最新のバージョンにアップグレードする
ことです。次に、このウォークマン本体に入っている
ソフトを最新のものにしてやる必要があります。


これを自力でできない人はやめたほうが無難です・・。
これができないと、これから先更にソフトがよりよい
ものになって配布されても更新できないということで
すから。


逆に、これが抵抗なくできる人には強くオススメします。




iPodと比較するとどうかわかりませんが、過去、テー
プ時代のものからCD, MDとウォークマンを使い続け
て来ましたが、それらと比べても、音質は劣りません。

操作もシンプルで、録音したアルバム単位での操作
も、一曲毎の操作も簡単で、ディスプレイの表示も
とても綺麗で見やすいです。




それにしても、今時は、パソコンにCDを入れると自動
的にそのCDのタイトルから全曲の名前まですべてオン
ラインで検索してきて表示してくれるんですね~。

どういう仕組みなんでしょう・・。トータルの曲数や時間
をキーにして、データベースから合致するものを探して
くるんでしょうか。

もちろん、それらの情報も全部音楽プレイヤーには
転送できます。これはiPodも同じでしょうね。


今日の激写;
あとで更新します

金曜日, 4月 07, 2006

ステージでヨーヨーマを聴く

昨日夜、再びカーネギーホールに行ってきました。

前回のにんにく臭事件以来、2度目のカーネギー
ホールです。

今回は大物ヨーヨーマの演奏とあって、臭いには
気を遣い、夕食は和食にしておきました。

さて、音楽的趣味のない私でもヨーヨーマの名前
くらいは私も聞いたことがありましたが、実際に何
を演奏するかは全く知りませんでした。

日本では、Nスペの新シルクロードのテーマ音楽も
手がけるなど、人気が高いようですね。

彼について、エクスペディアは以下のように説明し
ています。


ヨーヨー・マ(馬友友、Yo-Yo Ma、1955年10月7日 - )は世
界を代表する台湾系アメリカ人のチェリスト(チェロの演奏家)の
一人。台湾出身の両親のもと、パリで生まれる。

母親の盧雅文(Marina Lu)は声楽家で、父親の馬孝駿
(Hiao-tsiun Ma)はオーケストラ指揮者で作曲家。彼は先ずバ
イオリンから習い始め、のちヴィオラへ移り、その後チェロを学ん
だ。

彼の両親はその後彼が7歳の時、アメリカ合衆国のニューヨーク
移り、今もそこに住んでいる。古典から現代曲までの幅広いレ
パートリーを持ち、そのテクニックは世界最高ともいわれている。

1976年に、ハーバード大学を卒業、人類学の学位を取得した。
ジュリアード音楽院で学んでいたが、教師に「君に教えることは
もう何もない」といわれ、ハーバードに入学したという逸話がある。

日本での人気は絶大で、コンサートのチケットは売り切れが必至
ある。日本ではサントリーのCMに出演したことがある。また、
同CMでも使われたタンゴで有名なアストル・ピアソラの曲(リベル
タンゴ)を取り上げたアルバムがヒットしている。2005年、NHK
スペシャルで放送される年間シリーズ「新・シルクロード」のテー
ソング音楽を担当している。



ニューヨークに住んでいるんですね。オフィシャルサ
イトはこちらです。

過去、『お前には何を教えてもダメだ』と何度言われ
たかわからない筆者としては、神のような存在です。

そのヨーヨーマのソロコンサートですが、ホールに行
ってから分かったのですが、驚いたことに、席がステ
ージ上の場所だったのです。











ホールはこれ(HPより)



この写真のステージ上に席が両側に50個ずつくら
い用意してあって、そのうちのある場所でした。真
ん中にヨーヨーマが座って楽器を奏でているのです。

おまけに私のすぐ後ろのドアからヨーヨーマが出入り
したので、横を歩いていったり、戻るときに目が合った
り、なんだか硬直しっぱなしでした・・。

人は慣れない局面に出会うと、汗をかくんだなと冷静
に感じていました。

このホール、2804人収容可能(HPより)らしいの
ですが、ほぼ満席でした。その中、何を血迷ったか
ステージの席に案内させられて、真っ先に思ったこ
とは・・
























にんにく食べてこなくてよかった・・・・









です。

だって、にんにく臭がヨーヨーマに届いたら悪いじゃ
ないですか。万が一気分を害して演奏に響いたら
お客さんにも悪いじゃないですか。

































いやホント和食にしてよかった






今更私が言うまでもなく、演奏はもう神の手です。
ホントに一人でやってんの?というくらいで。

特に、アンコールでやってくれた2曲はアジアン
ムードの切ないメロディで、なんだか郷愁に浸って
しまいましたよ。


これで音楽を聴きに行ったのは2回目ですが、
なんだか少しずつ、『音楽はいいものである』
と感じるようになってきました。


今日の激写;

月曜日, 4月 03, 2006

The New York Times たいむず; 911のテープ

この記事を読んだ何人もの方が涙を流したと思い
ます。それほど衝撃的な報告でした。


また、異常な極限状態を想定した危機管理のあり
方についても考えさせられる記事です。


NY市は3/31、01年世界貿易センタービル飛行機
テロ(俗称911)時の、貿易センタービル内の人から
911(日本の110にあたる警察への緊急電話)にか
かってきた電話のやり取り約130人分を公開し、N
Yタイムズがそれを詳しく報道しています。


今日のTImes タイムズ*はそのことに触れようと思
います、少しだけですが。


(*NY Times の記事をとりあげながら、NYで起こっていることや、
メディアの視点を紹介しようというものです。姉妹版として、The
Wall Street Journal ジャーナルというのも、本ブログでは扱って
います。)




お時間のある方は、是非記事を検索してお読みい
ただければと思います。NYtimesはコチラ。検索で、
911 Tapes Echo と入れればヒットするはずです。


この場では、本文記事前の見出しのみをご紹介し
ます。






"O.K. Listen, listen, listen to me. Listen to me,
O.K.? Listen, don't - try not to panic. You can
save the air supply by doing that. O.K.?
Try not to panic. I understand what you... you
have... I know it's hot. They said the stairwell
collapsed and everything. The stairwell
collapsed."


(A 911 operator responding to a call on Sept. 11,
2001)





なんとも言葉が出ません。


下の図はタイムズのHPからコピーしたものです。
時間を区切って何が起こり、どのような電話のやり
とりがあったかまとめてあります。サイトで見ること
ができます。








驚いたことに、、、、

最初の飛行機が突入した僅か10分後、警察と消防
の司令本部からはビルから退去するよう明確な指示
が出されていたにもかかわらず、今回発表になった
130の通話記録のうち、911オペレーターがビルから
退去するようにアドバイスしているケースはたったの
2件だったということです・・・。


というようなことも詳しく書かれています。



今日の激写;
なし

日曜日, 4月 02, 2006

今日から夏時間

春ですなあ・・・

日の入り日の出の時間が明らかに変わってきて、
気温も高くなってコートも不要となり、身体が春の
アレルギーに反応したり、熱燗やお湯割りよりも
冷えたビールが欲しくなってくる春。

日本では卒業式、入学式、入社式、人事異動など、
出会いと別れの季節ですね。ちっと切ない。



今日アメリカでは、その季節の変わり目を告げる決
まりごとがあります。

それは・・・・














夏時間スタート








です。正確には、4月の第一週日曜午前2時を以
って、時計の針を1時間進めてやらなければなら
ないのです。

ポイントは午前2時という点。

ニューヨーカーのみならず多くのアメリカ人が、午
前2時までこのイベントのために夜更かしをして酒
を飲み、馬鹿騒ぎをしながら、2時になると同時に、

























A Happy Dayligt Saving Time!





とクラッカーを鳴らして、一斉に部屋中、または手
持ちの時計という時計の針を何かに憑かれたサル
のように1時間進めまくってその速さを競うのです。

とある州では、サマータイムバカ一代選手権なる
イベントまで開かれ、50個の時計の針を時間内に
きっかり1時間進め、その数を競うらしいです。

優勝者はその時計をすべてもらえるようですが、
毎度50個の時計の針を直すには骨が折れそう
ですな・・・・。

まったく、イベント好きな愉快でお茶目なアメリカン
のやりそうなことですよ。






























・・・



・・・・・そう、



・・・・・・・全部冗談です




いやいや、夏時間スタートはホントですよ。一日遅
れのエイプリルフールに引っかかった読者のあな
た、人を信じることはよいことですよ。

なお、サマータイムの導入は州ごとに決められて
いるようなので、全米すべてで適用されるわけで
はないようです。農業に従事されている方は、時
計の針なんて関係ないでしょうしね。


お天道さまがすべて、なんていいですね。


筆者も時計、直しました。とりあえず目に付くリビ
ングのクロック・目覚まし時計だけですが。
電子レンジや電話など、結構たくさんあるんです
よねえ。


日本も導入するんですよね?数年後に。
そのときには是非午前2時に大会を開催して欲し
いものです。


今日の激写;
なし