金曜日, 7月 15, 2005

ネット環境

米国のネット環境は日本に比べて相当遅れている。
スピードは、日本は光ファイバーの普及が相当進んで
来た今、最低数10Mbpsであるが、アメリカはせいぜ
い5Mbpsである(普通に使用する分にはこれで全く
問題ないので、現実的には遅れているとは言えないの
だが)。

ただ、これには理由があるのだ。アメリカの場合は、
市内通話は何分かけてももともと一律料金なので、
スピードさえ我慢すれば基本的に常時接続が可能。
日本は、電話の料金設定がアメリカとは異なっていた
ので、常時接続&定額料金、かつ早いスピードのDSL
or CATV回線がとても魅力的に映ったのだ。

ここに来て(とは言えもうだいぶ前)、世界的にネットで
いろいろ配信するものが増えて来たので、アメリカでも
スピードに不満が出て、ようやくDSLやらCATV経由や
らでネット接続するサービスが出てきたというわけだ。

スピードだけではなく、料金も日本と比べて高い。

月額は、会社によって異なるが、$30くらいだろうか。
VerizonやらSBCやらが値下げ競争に走っているので、
まだまだ下がるだろうが、私が日本で利用していた
NTTの光回線は月額2000円台だったので、どうしても
割高感がある。基本コンテンツも日本と比べて圧倒的
に少ない。

私が学生時代に初めてインターネットを利用した95年は、
ブラウザの画面がまだ白黒で、モザイクという名称だった
のを記憶している(不明瞭な記憶)。その後、カラー化して
も、ネットスケープが主流で、今となっては懐かしく感じる。

こちらのメディア事情についてはまた別の機会に書くつも
りである。今日はもう眠い。


今日の激写;
米国アマゾン初購入は無線LANルータ