とても嬉しい。意味もなく磨いてみたりもする。カメラ小僧が
マイカメラを愛する気持ちと共通しているのかもしれない。
私のこれまでの人生において、「あぁ、双眼鏡があったら・・」
と思うことは結構多くある。「絶対今度買おう」と心に決める
のだが、すぐに忘れ、しばらくたったらまた「あぁ、双眼鏡・・」
と思う。
それをアメリカでは繰り返さないために、先手を打ってやった。
とてもすがすがしい気分だ。
さて、これまでどんな時に、「アァソウガンキョウ」と呪詛の言葉
を吐いてきたかと言うと、、、
まずは、ライブを見に行った時。私は東京ドームか武道館に
行くことが多かったが、豆粒くらいの大きさのものが遠くでな
にやら動いていることしか確認できない。
5人くらいのグループの時には5粒が誰なのか見分けがつかない。
大画面で映してもいるが、ライブに来て画面じゃね・・。音はいい
が、ビジュアルもちゃんとこの目で確認したい。
次は旅行に行ったとき。私は田舎っぽい場所や、のんびりした
古い町、山や海の綺麗な場所に行くのが好きだ。そうすると
自然と景色を楽しむことにもなり、遠くも眺めたくなる。
そんな時に双眼鏡があれば鳥クンや山の木々、水平線も見れ
るではないか。
最後は、これは数としてはとても少ないが、スポーツ観戦。
大学の時に巨人-ヤクルトの開幕戦チケットを入手してドー
ムに弟と見に行ったことがある。そうしたらなんと小早川が
開幕3連続ホームランを打ったのだよ。小早川という選手す
ら知らなかった私はとにかくどういう男なのか見たかった。
双眼鏡があれば、アンチジャイアンツの私を狂喜させた彼の
顔を拝めたことだろう。
とまあ、色々あるのだ。
アメリカではスポーツ観戦の機会は増えるだろうし、増やした
い。また、旅行にも行くことだろう。
この度購入した双眼鏡が活躍してくれることを私は確信してい
る。
買った場所は、J&Rという、マンハッタンのダウンタウン(ブルックリン
ブリッジ&シティホール)のすぐそばにあるお店だ。日本で言えば
ヨドバシやビッグカメラだ。ただ、店舗はこの1店のみだと思う。
ここのビニール袋を提げた人はよく見かけるので、認知も高い店
なのだろう。
オールマイティで使えるNikonのコンパクトタイプを買った。
折り畳むととても小さいので携帯にも便利。
倍率とか細かいことはよく分からないが、とても売れ行きが好調な
ものらしく、この店でなくても、色がシルバーのタイプはどこでも入手
困難の状況だった(ので、ブラックにした)。
早く使う機会が来ないかな。
今日の激写;
我が家にやってきた双眼鏡に期待
(うなずきんは大きさ比較の目安においてみた)
