金曜日, 6月 30, 2006

シカゴ 40分のバトル

シカゴからNYの自宅に戻りました。夕方の飛行機がや
や遅れ、しかもNYの空港(今回はラガーディア空港
着陸時に激しい夕立に見舞われて、空中旋回を余儀な
くされたので結局1時間以上遅れての帰着でしたが、
全体としてはトラブルもなく、無事に帰ってきました。

今日はシカゴ名物の分厚いピザを食べた報告です。


昨日、夕方5時半にホテルから歩いて15分くらいの場
所にあるピザレストランに行って来ました。この場所は
直前のブログに掲載した写真の店ではなくて、その写
真を撮った帰りにたまたま発見した、すごい行列がで
きていたレストランです。

宿泊ホテルからも近かったせいもあり、この機会を逃し
たら次はいつか分からんと思い、単身乗り込んで行き
ました。

店のHPはこれ。たった今、レシートをもとにHPで見て
知ったのですが、シカゴを代表するピザレストランの
ようです。行っといてよかった。


さて目的のピザ、HPの写真を下に掲載しますが、半端
ない厚さです。すごいのは厚さだけではなかったです。








                   HPより




注文してからピザが出てくるまでの時間もすごいもの
でした。なんと40分


しかも、注文したときに『40分かかるけどいい?』と聞
かれました。ちなみに生地の薄いピザでも『25分だけ
ど』と・・・。筆者、”14じゃなくて40?”と聞き返してしま
いました。


正直言って、














すごく悩みました






『俺はピザのために40分待てるだろうか、この新
聞だけで(新聞を持っていた)』


『いっそのこと薄手で手を打とうか』


など、相当厳しい選択を迫られましたが、やはり本場
の分厚いあいつを食べようと意を決して、『待ちます
と搾り出すような声で回答。



長かった・・・レストラン、しかも隣では主婦らしきおば
さん連中が騒ぎまくる中、新聞オンリーの40分は。

最初に頼んだダイエットコークは半分くらいなくなくっ
ていました。

しかし待った甲斐はありました。ピザは文句なしに
うまかったです。

これは残念ながら伝えることができないので、40分
待つ価値のあるピザ、とだけ申し上げておきましょう。


今日の激写;
なし

水曜日, 6月 28, 2006

travel to Chicago

今、野暮用でシカゴに来ています。

月曜の夜にNYから2時間ちょっとのフライトで到
着しました。NYとの時差は1時間ありますが、全
く気になりません。木曜の夜にNYに帰る予定で
す。

シカゴはNY、ロスに続くアメリカ第3の巨大都市
ですが、街を歩いてもあまりそのような感じがし
ません。あまりに主観に過ぎるかもしれませんが、
なんとなくのんびりした雰囲気が漂っています。

高層ビルも数多くあるのですが、全体としては
繁華街でも低めの建物が多く、圧迫感を受け
ません。

巨大”地方”都市というイメージがぴったりだと
思いました。言い換えれば、NYのような慌しい
刺激的な街よりもずっと暮らしやすく、リアルアメ
リカを堪能できる気がします。

NYのあまりにストレスフルな生活が身体に合わ
ないという人(アメリカ人ですらですよ)でも、
シカゴならのびのび暮らせるのでは、と直感的
に感じました。

また、ステーキ、ジャズ、プロスポーツなどアメリ
カ文化を堪能できますし、繁華街もぎゅっと詰ま
った場所にあるのでわかりやすい場所です。

着いた初日にシカゴ名物のステーキを食べまし
たが、これが旨いのなんのって・・。普段は夕食
をとらないなど、食事の量は意識して控え目にし
ている筆者ですが、この日はレンガ(500g超!)
のような肉塊を全部頂きました。最後は押し込
んでいました。

これまたシカゴ名物の分厚い生地のピザも食
べたいので、帰るまでになんとかできればと・・。


いくつか写真を撮ったので掲載しますね。


今日の激写集;
名前は聞くけどシカゴってどんな街?

①空港から市街地には電車で。40分です。$2なので、
タクシー使うのが馬鹿らしくなります。












②繁華街の様子。目抜き通りはこんな様子です。












③今日はあきらめたピザ。満席、行列でした。












④高層ビルもあるのですよ。これは100階建て、343メートルの
シカゴ第3の高層ビル、ジョンハンコックセンター















⑤これを忘れちゃいけない。ミシガン湖です。公園が整備された
場所は私の宿泊地から歩いていくと遠いので、近場でパチリ。
まるで海です。

月曜日, 6月 26, 2006

東京裁判

幾週かに分けて、ドキュメンタリー映画『東京裁判』を
歴史勉強のために観ました。

きっかけはいろいろあったのですが、アメリカのイラク
戦争に対するアメリカ国内世論や、日本から聞こえてく
る靖国参拝問題、憲法改正議論を見聞きしているうち
に、自分も考えを持たなくちゃな、と思ったからです。

それに、結構アメリカ人にお前どう思うんだ、とサラッと
聞かれるんですよ・・・。その時、






いやあ、僕知らなくって、ヘヘ・・





では情けないでしょう?

考えを持つにも、自分の国の歴史の表面的なことしか
知らない始末の筆者、どうしたものかと思っていたらこ
の映画の評判を聞き、観るに至ったというわけです。


この映画は第2次大戦後、戦勝国(米英中心の連合国)
が敗戦国(日本)を裁いた極東国際軍事裁判(東京裁
判)をテーマにした記録映画です。


詳細はコチラ。以下は抜粋(gooより)。

戦後日本の進路を運命づけた極東国際軍事裁判(東京裁判)を
描いた記録映画。このフィルムは、アメリカの国防総省(ペンタ
ン)が、第二次世界大戦の記録として撮影・収録し秘蔵してい
もの。原案は稲垣俊、脚本は小林正樹と小笠原清の共同執筆。
監督は「燃える秋」の小林正樹がそれぞれ担当。








感想は、『観てよかった、とてもためになった』。

一番の収穫は、これをきっかけに自分の知らないこ
とが明確になったことです。

やはり、歴史を知るというのは重要なことだと改め
て感じました。温故知新とはよく言ったものです。



今日の激写;

土曜日, 6月 24, 2006

違和感; 日本メディアのサッカー熱を考える

日本チーム、崖っぷちなだけに国民の声援を一身
に集めたまではよかったですが、皆が見守る中で
リンチよろしく冷徹なプロ集団に叩きのめされ、し
ぼり出すようなメディアの同情のコメントすらしらじ
らしく聞こえます・・・


筆者はサッカーワールドカップと日本のサッカーチ
ームにはトンと無関心ですが、日本メディアとファン
の異様なサッカー熱には以前から違和感を持って
いました。

何かで見ましたが、日本の、ワールドカップへの関
心度は世界で第3位とか。実力はどうかと言えば、












FIFAランキング18位









18位ですよ!メダルどころか、予選落ちが
普通の順位です(決勝Tは16チームですよね?)

”弱いのに注目度が高いのはおかしい”と言って
いるのではありません。弱いのに事前の期待があ
れほど高いのが不思議だ、と思うのです。



何を根拠にそんなに期待して騒いでんの、
感情だけが空回りしてるのでは・・・

と。

冷めてます、筆者。
妻には、楽しければそれでいいのでは?とそれこそ
冷めた目で言われています・・・が、サッカーそのも
のの楽しさとは別の議論ですよ。


だって考えてみてください。冬季オリンピックのス
ケートの女子選手団も、世界野球の日本チーム
も、柔道の井上選手も野村選手も、皆世界のト
ップに手が届く位置にあるからこそ、惜しみない
賞賛を最初から送るのであって、彼らが世界
10ウン位の選手だったら試合が始まる前からあ
んなに盛り上がりますかね・・・。


しかし、盛り上がっているのは事実です。何が
そうさせるのか気になります。

それは、サッカーというスポーツの本質よりも、
もっと俗っぽいものが一番の理由である気がし
ます。






それが好きになれず、筆者の興味はプロスポ
ーツではなく、アマチュアスポーツに向かうの
だと自分で思っています。




最後に日本チームに話を戻しますが、、、




これ見て一撃にかけろ!



しつこくてすみません・・・良作です


今日の激写;
なし

ジャズ

アメリカでもっとも有名な日本人ジャズピアニスト、
秋吉敏子さんの演奏を聴きに行ってきました。


この方の詳細なプロフィールはWikipediaでどうぞ


2006年は渡米50周年、音楽生活60周年の節目
の年に当たるようで、その記念演奏でした。

筆者、生のジャズを聴くのは今回が初めてでした
が、正直言って最初は『ジャズなんて退屈だろ』
と思っていました。の~んびりしたサックスフォン
と、ゆったりしたリズムの音楽が眠気を誘うだけ
かと食わず嫌いでした。

しかし、やはり一度はちゃんと聴いてみるもので、
奏者によって音楽も全く変わるのですよ!

まず、これは秋吉さんではないのですが、前座を
見事に努めた上原ひろみさん、主役を食っていた
感がありました。

上原さんについてはこちら。

ピアノの技術について無知の筆者でも、天才とは
こういうのを言うのだろうなと直感的に意識する
演奏でした。

メインの秋吉さんは何も不安な要素がないせいか、
私見として、ジャズの王道に近い感じの演奏に、物
足りなさを感じたくらいです。

最後は好みなんですね。

ちなみに筆者、こんな偉そうなことを申し上げてい
ますが、誰が演奏するかは当日開演直前まで
知らなかったです。

つまるところ、妻についていった夫状態丸出しで
した。当日、ちょっとしたイベントにローカルのスタ
ッフから誘われていた筆者ですが、






『今日はジャズのコンサートに行くんだ』


と断ったところ即座に、



『いいな、誰の?』





と聞かれて答えられなく、恥ずかしい思いをしま
した。まさかミュージシャンの名前まで聞かれると
は、思いませんでした。

なお、同じことが2度起こりました。それほどアメリ
カ人にとってはジャズはメジャーなのでしょうか。


何はともあれ、”何事もやってみる精神”は久々
に成功しました。次はなかなかできない”アメリカ
美女との気のおけない付き合い”を経験したいと
思います。

今日の激写;
カメラを持って行くのを忘れました

木曜日, 6月 22, 2006

reunion ②

からちょっと時間が経ちましたが、大学の同窓
会 in NY の続きです。

同窓会の場所は、ハーバードクラブオブニューヨ
ークというところで、マンハッタンはミッドタウンの
ど真ん中にある歴史ある(筆者予想)場所でした。
雅子皇太子妃も学んだハーバード大学と関係が
大アリだと思いますが、確認はしていません。

このクラブ、中がすごいです。やたら濃くて渋い
茶色とも黒ともつかぬ調度品に加え、象の頭か
ら先の剥製、ひたすら暗い間接照明など、中に
入るだけで一瞬貴族になった気にさせるような
空間と雰囲気が漂っていました。

ビル自体は正面からはそんなに大きく見えない
のですが、ストリート一つ分の奥行きがあるだけ
あって、実際には相当広いです。

入り口からちょっと歩いて奥にいくとバーがあり、
銀髪で初老の方々が、なぜか若いブロンド美女
とグラスを片手にウィスキーを飲んでいました。
雰囲気に圧倒された感はありましたが、上流階
級ってこんなのなのかしらって思いましたよ・・

そのバーを通り過ぎるとレストランになっており、
更に奥にいくと左右に振り分けられた大きな
会場があり、片方はレセプション用、片方は
ディナー用にセットされていました。

日本人はこういうところ、似合わないなあと思い
ました。筆者、浮いているな・・と。

これでもかというくらいの施設に負けちゃうんです
よ、身体が小さいのもあるのでしょうか。
やはり日本人は木造の茶室とかがいいです。

さて、ディナーでは老いも若きもごちゃ混ぜになる
ように座席は指定でした。私の隣はNYに来て既に
10ウン年にもなる60か70代の方。中国にオンワー
ドと共同経営の工場を持っていたりする繊維関係の
社長さんでした。マンハッタンで洋服のデザインか
らオーダーメイド、直しも手がけるテーラーを経営
しています。日本と中国の経営は息子さんなどで
取り仕切っているようで、いろいろお話を聞かせて
もらいました。また、タキシード2着オーダーメードを
1000ドルでやるよと言ってくれました。

反対側の隣は私より二つほど年下で、キャノンに
勤める若者でした。キャノンは若い人材が数多く
NYに派遣されているようで、さすが御手洗さんの
会社だなと感心しました。 ただ彼は、派遣社員が
多すぎて普段の会話がほとんど日本語なので
それが英語上達の妨げになっている、と嘆いて
いました。まぁ、仕事にもよるのでしょうがね。

他にも商社や銀行員、自営業、学生など本当に
さまざまな人間がいました。

なお、この日集まったのは総勢250人超だったと
思います。300人近くいたかもしれません。

えー、またもオチがありませんが、圧倒された会
でした。毎日ノホホンと過ごしてホクホクしている
と駄目だなと痛感した筆者でした。


今日の激写;
どうやこの象の剥製が有名のようです

土曜日, 6月 17, 2006

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 日銀総裁のお詫び写真

以前も申し上げたことがあったように思いますが、
ジャーナルにとって、日本の不幸は格好のネタの
ようです。今朝の記事は相当力が入っていました。


まずは下の写真をごらん下さい。





















記事の写真じゃなくて新聞の写真ですが、中央の
福井日銀総裁のお詫び写真、相当大きくて、イン
パクトがあるのですよ。

もともとジャーナルの特徴としては、記事になって
いる人物を、写真ではなくて点の絵で描くことがあ
げられます。

それにもかかわらず、たった一人の人間の写真を、
WSJのメイン部分であるMoney & Investing の一
面にここまで大きく掲載させたものはこの一年なか
ったように思います。

しかも日本特有の作法であるお辞儀(この場合は
お詫びですが)の姿が写真の構図の中に目一杯で
すから、余計に目を引きます。

それにしても、先進国の中央銀行の総裁が詫びて
いる姿はなかなか拝めるものでもありません。
日本人としてちょっぴり恥ずかしいと感じる反面、
珍しいものを見せてもらったとも思っています。



さて、では掲載された写真部分のみ、改めてご覧
頂きましょう・・・














総裁なんだからさ・・立場をね・・


酔って人に迷惑をかけ、何度も詫びてきた私なら
ともかく、世界的に評価の高いセントラルバンカー
なのですから、そんな恥ずかしい姿見せないで下
さいよ・・・

皆さんはいかがお考えですか?
どうなんでしょう、進退は今のところ『続投路線』の
ようですが。本人や自民党が主張しているように、
規定には違反しないようですが、道義的責任とい
うのはこの際どこまで重要なのでしょう?

脇が甘いとか叩かれているようですが、まぁ
”プリンス”ですから甘いのもしょうがないでしょう。
日銀のプリンスも例に漏れず、世間知らずだったと
いう訳です。などと私が言えたことではありませんが、
すみません。


ただし、












脇の甘い金融政策


をされてとばっちりを食うのは国民ですから、ル
ールに違反していないからいい、というのでは
困ります。

だからこそ、このくらいの立場の人にもなると道
義的な責任というのは業務そのものとは別物に
見えても、切り離せないものなのでしょうね。

”その人”が仕事をする以上は、人間性とか、
倫理観などは常について回る問題ですな。
あいつなら大丈夫だ、とか、あんたになら任せ
られるとかそういうことは実際よくありますもの
ね。

でもこれって、誰にでも当てはまるか・・・。

少なくとも、それらをわかっているからこそ福井
総裁も事態が発覚してから(バレてからですが)
こういうお詫び会見という行動に出たのでしょう。


ライブドアに始まり日銀総裁まで発展した一連の
問題ですが、収拾はいつになるのやら・・。


と・・オチがなくてすみません。記事内に引用され
ていたある証券会社エコノミスト(日本人)のコメン
トが気になったので、もっと書きたいのですがいか
んせん眠くて・・。


今日の激写;
本文中をご覧ください

お湯顛末

水曜日に書いたお湯が出ない事件ですが、結局
翌朝までに復旧はしませんでした。午後になったら
出るようになりました。

思えば、ここ2年以上は風邪ひとつひかなかったの
で、オールナイトで飲んだ日を除けば、お風呂に
入らなかった日はなかったような・・・。

とにかく頭を洗えなかったことは相当気分が悪かっ
たです。木曜は午前から気温が急上昇で、おまけ
に外出の用事であまり着ないスーツで歩き回ってい
たので、頭が痒かったのなんの・・・私は整髪料は使
わないのですが、やたら髪がベタベタして、ホントい
やな気分でしたよ。

今思えば工夫してやればよかった。妻はお湯で
も沸かして洗う?と今思えば自然かつ素晴らしい
アイデアを投げてきていましたが、私は『一日だか
らいい』と、一日で終わるかどうも定かでないのに、
なぜか自信たっぷりに却下・・・。


木曜日に帰って来てシャワーを浴びたときは流れ
出るお湯に感謝しました。

こんなに”ありがたみ”を実感した経験はなかった
です、印象に残った出来事となりました。


今日の激写;
なし

水曜日, 6月 14, 2006

お湯が出ない!

NYでなくてもこの手のトラブルはありましょうが、越
してきて初めてだったので書きます。

アパートのボイラールームで何かトラブルが発生し
たようで、全戸でお湯が使えない状態です。

インターコム(管理人直通の内線)で連絡したとこ
ろ、『そうなんだよこっちも大変でさ、明日の朝
までダメかも、ゴメン』とのことです・・・

朝までダメかもということは、、、、この国では、、、




















朝になってもダメかも



と考えたほうが経験上正しいので覚悟してます。



今日の激写;
なし

日曜日, 6月 11, 2006

たかはち とモダンダンス

トライベッカにある日本食レストランの たかはち
いうところに行ってきました。

この店を知ったきっかけは偶然の賜物でした。ちな
みに私ではなくて妻の偶然の出来事です。

先日彼女が日本に一時帰国した際に、飛行機で偶
然に隣の席になった方が、このレストランのオーナ
ーさんでした。

『トライベッカとイーストビレッジでレストランをやって
いるので、お茶漬けでも食べに来てください』と教え
てもらい、飛行機の中でそのオーナーさんからおに
ぎりまで貰ったという不思議な出会いでした by妻

その話を彼女が帰ってきてから聞き、昨日トライベ
ッカの店に行ってきました。

主観による感想ですが、NYの日本食レストランとし
てはこれまで行った中でも相当オススメできる場所
だと感じました。

これは最大のポイントですが、NYの日本食レストラ
ンの店としては、ロケーション込みで考えても相当リ
ーズナブルな値段ではないかと思いました。

ただし、これは言っておく必要がありましょうが、
日本食の味としてはごく標準に「うまい」、変な

癖(アメリカ人好みに変えられていたりしない)
がつけられていないおいしい和食です。

日本食はNYでも完全に市民権を得ているとは言え、
外で食べるとそれなりの値段で、馬鹿らしく感じるこ
ともあります。

昨日は私がビール小瓶、妻がワイン2杯、それから
海老とブロッコリのテンプラ(すごい量)、海老
シュウマイ(6個か7個)、はまちのカマ、寿司盛り合わ
せ+鉄火巻き。最後の寿司はお腹いっぱいでほとん
ど口に押し込んでいました。


細かすぎる説明ですみませんね、値段を
言ってもピンとこないでしょうから・・



チャイナタウンと比べると贅沢もいいところですが、
料理の質、店のシンプルで清潔な雰囲気、それから
値段を総合すると、良い店です。



突然ですが思い立ったので、
日本食レストラン比較
byザガット



???・・・あれ・・スプレッドシートが貼れない・・・
うまく表示させる方法が分かったらここにアップし
ます、すみません。



食事の後はダンスを見てきました。モダンダンス
というジャンルのようですが、芸術というかアート
の極みに達したダンスのせいか、筆者にはまった
くよさが分からなかったです。あらかじめ予想は
できたのですが、とにかく一度みてみるやってみ
るの精神でトライしてみましたが、エラーに終わり
ました・・・。


今日の激写;
また行ってきます














(HPより)

reunion ①

この金曜日の夜、大学の同窓会に行ってきました。

同窓会と言っても学生時代のクラスメンバーによ
る、”よっ、久しぶり" 風な飲み会ではなく、大学側
が主催して、NY近郊に住んでいる同窓生を集めて
行うものです。ちなみに今の大学トップも駆けつけ
るという気合の入った会でした。

学校を卒業してから早いもので7年が経ちますが、
同窓会というものに参加するのは、クラス会も含め
て初めてのことでした。

筆者、大学を出るには出たものの、在学時より、
自分の大学への帰属意識というものが希薄でし
た。校舎は秘密基地/研究所風情であり、そんな
場所で4年過ごしたことに加え、所在地も所謂都
心のメインキャンパスから3時間ほど離れた場所
にあったせいでしょう。

大学時代にはとても素晴らしい友人/先輩後輩に
めぐり合いましたし、いろんな経験もしましたが、
学校そのものへの愛校心とか、誇りというものに
実感があるかと問われると、寂しいですがノー
です・・・。

これまで同窓会に出てこなかったのは、その、
自分はこの学校で学んだんだ!という自覚や
自負もなかったことが大きいのだと思います。

まあそれも当たり前です。















だって本当に勉強しなかった

のですから・・・








それともう一つ。卒業して入った会社の中にも私
の出た学校の同窓会があり、それが好きになれ
なかった、ということがあります。

同窓会そのものが作られることは別に悪いこと
ではないですし、組織として活動を行うことで可
能になることも実際多いです。

しかし、平然と一企業社内でOB名簿が作られ、
〇〇会とまで名前がついており、なぜか毎年10
00円同意もなく取られて、飲み会まで毎年開催
されるのを「度が過ぎる」と感じるのは私の感覚
がずれているのでしょうかね、、、

学閥という言葉を強く連想させる活動であり、
自粛すべきかと思います。 一度そういった類の
内容を伝えたこともありますが、主張し続けしな
いと意味がありませんね。






前置きが長くてすみません




思うところがあったので、つい力を入れて書いて
しまいました。






さて、ではなぜ今回の同窓会に参加したかと言う
と、理由は三つです。 もちろん、会社以外の知人
を作る絶好の機会であることは言うまでもありませ
んが

ハーバードクラブオブニューヨークという、
私個人では絶対に入ることのできないところ
が会場だった

②NYにいる日本人がどんなことをやっている
のか、一度にまとめて見れる

③社外の友人を作る絶好の機会

からでした。


ここまで書くのにちょっと疲れました、②に続き
を書きますね。

木曜日, 6月 08, 2006

ダヌーブ

最近、平日もバタバタしていて家に帰るのが遅か
ったり、週末も何かとあったりしてあまりイベントらし
いネタをご披露できていないのですが、今月後半
以降は夏の色々なトライアルアンドエラーをご紹介
できると思いますのでどうぞお待ちくださいね。


さて先日、本ブログでNYに来て一年が経ちました
とご報告しましたが、結婚記念日もほぼ同時期だ
ったので、筆者の苦手なちゃんとしたレストランに
行って、一年お疲れさま会&結婚記念祝いを妻と
開催しました。

行った先は、ダウンタウンはトライベッカ地区にあ
る、ダヌーブというレストラン。妻がチョイスしました。
ブーレーなる有名レストランのシェフが展開している
店のひとつだそうです。

いやぁ、入った瞬間、






















筆者浮きまくり





でした。

どうも苦手なんですよねぇ、、新橋の立ち飲み 吟
に毒された身体は一瞬何が起こったか理解不能
でした。

そこを何とか体裁だけ取り繕い、酔いに任せて
料理を堪能しました。

ボリュームはさすがアメリカで、ネタも魚から肉ま
で何でもあり。どれを頼んでも失敗はなさそうです。

日本が大好きなシェフらしく、メニューにも日本の
食材と一目で分かるものがちらほらで、味は日本
人好みではないでしょうか。

値段は安くはないですが、べらぼうというほどでも
ないので、旅行者で、ダウンタウンを満喫した日の
締めくくりとしてもオススメかと思います。

このレストラン、帰りにお土産をくれることで有名
のようです。ケーキをもらいました。


来年は私が企画して、







『初夏の亜米利加麦酒祭』






にしようか と今から本気で考えています。


今日の激写;
なし

NY生活1年で思うこんなこと③服装・身につけるもの

まずは所謂ブランドものについて。日本と決定的に
違うのは、『一点豪華主義』の人がほとんどいない
ことでしょうか。



全部超豪華

か、

全部普通/チープ


かのどちらかに大別されている気がします。

そもそも、よいものを長く使う、という感覚はあまり
なさそうな気が・・。服も消耗品である、と潔すぎる
くらいに割り切って、シーズン毎に丸ごと買い換え
ている印象を持っています。



日本では、他は普通なんだけどバッグだけはなぜか
一目でわかる高級ブランドとか、他は普通なんだけ
どなぜか時計だけはウン10万するあのブランドとか、
あるじゃないですか。

ちなみに筆者は、どこのブランドかよくわからないけ
どなんか小綺麗とか、高そうじゃないけど、安くはな
さそう、というのを理想にがんばってきましたが、
結果はただの『中庸』に落ち着いていたようです。


NYの人は皆面白い格好をしていますよ。面白いと
いうのは、実はすごく考えてその格好をしているの
か、それとも本当に普段からその格好をしているの
か一切わからないようなハチャメチャな服装や組み
合わせだったりします。特に女性は面白いです。

ウーン、伝えにくい!筆者の文章力の問題か、
NYの人のあまりに”素”すぎる格好のせいかはよく
分かりませんが、読者の方がNYにいらした時には
服装をチェックしてください。きっとそれだけで楽し
んでもらえると思います。


NYに住むようになって、あまりにいろんな格好をし
た人がいるので、自分も頓着しなくなりました。
まぁ、前からあまり気にしていないのですが。


また、季節によってもだいぶ皆の着る服のタイプ
は変わります。極端なんです。


秋~冬; とにかく黒。朝の電車なんか乗るだけ
で暗い気分になります。裾を引きずるような黒い
ロングコートに黒のブーツ、黒のパンツなんてザ
ラです。


春~夏;やたら露出多く、白っぽい服に。夏が
近づくにつれてやたら女性の露出が増え、その
うち素っ裸になってしまうのではないかと思うほど
で目のやり場に困ります(ホントは困ってないで
すが・・)。


ただし、冬でも夏でも建物の中はその季節の
気温とは180度違う温度設定なので、基本は
薄着で、羽織るものを一枚持って常に調節で
きるようにしている人が多いです。

真冬でも建物の中はやたら暑いのでTシャツ
とか、真夏日でも室内は冷蔵庫のようなので
セーターを羽織るとか、極端なんですね。


ショッピングで、服を見るのは面白いです。これ
は東京にいるときには感じなかったことです。

とにかくいろんな趣味の人がいますし、アパレル
メーカーもいろんなコンセプト・顧客ターゲットで
展開しているので、質も含めて比べて購入する
のが楽しいです。


今日の激写;
なし