※フランス旅行③は週末に書きます。
9月から英会話スクールに通い始めた。
流暢にスラスラと英語が出てくるわけでもない私であり、
かつ、そろそろ何か新しいことにトライしたいと考えてい
たので、まずは実益もかねて英語を学ぶことに決めた。
英語能力が高まるかどうかは別にしても、友達(オンナ
ノコならなお嬉し)が出来ればそれだけでも行った甲斐
があるものだと割り切って始めてみた。
英会話を学ぶ学校は数え切れないほどあるが、日本資
本のところは避けた。日本人だらけのレッスンになるの
が目に見えているし、料金が高く、カモられて終わりなの
も悔しい。
この際、(無意味に)気分的に若返るためにも、大学付属
のスクールにしようと思ってNY大学のEnglish as a
Second Languageのコースを選んだ。
詳細は上記リンクから飛んで見て欲しいが、とにかく充実
したコースラインナップである。
毎日のように通い基礎から叩き込まれるインテンシブコース
もあれば、書き専門、話し専門、アクセント専門などなど、
選ぶに困る。金と時間があれば全部行きたいですよ。
日中の通学は不可能なので、夜のコース(いかがわしい響
き・・)の中から選んだ(ほとんどが夜のコースなのですが)。
ライティングとヒアリングで考えていたのだが、調べていたら
面白そうなコースがあるじゃないか!
ノンネイティブが抱える大きな不満は、教室の外で話さ
れる「本当の英語」が理解できないことだ!
てな紹介文(意訳)がついたコースがある。要はスラングや
口語、独特の言い回しを学ぶためのもの。
「まさにその通りダヨ、俺本当の英語ワカンネーヨ、ミナガワラ
ウトコロデワラエネーヨ」
と最後はカタカナになってしまうほど激しく同意の私です。
ただ、NYUの英語コースはすべて事前に試験を受け、コンサル
ティングと話して決めなくてはならない。いやあ、まさかアメリカに
来て英語の試験を受けるとは思わなんだ。
なので、受けてきましたよ、試験とコンサル。試験は3部構
成で、文法、ヒアリング、ライティング。文法とヒアリングは
受験英語みたいなもの。
しかし、異常に時間が短い。日本だったら30分くらい与えら
れるだろう試験を10分で解かされる。まぁ、わかるかわからない
かだから時間があればいいってものでもないので合理的だけど。
ライティングは自由英作文で、与えられた題は、、、
友人・知人と良好な関係を築き上げるための秘訣を自分
なりの体験談を交えて書きなさい
え・・これ、英語で書くんですか・・と思いながらトライ。
ちなみに時間は15分(10分だったかな・・?)。
なお、私は「酒を飲みに行く」というバカ丸出しの例を挙げて
書きました。途中から、「呑んで呑ませれば本音で語れる」と
いう表現に走ってしまった。つい力が入りすぎたようだ。
本音がいいかどうかは本当は別ですがね。
試験が終わった後すぐに採点され、名前を呼ばれておばち
ゃんと会話。ここでスピーキング能力が見られ、取得コース
のアドバイスを受けた。
結局、なんとか希望のコースを何とか取れることになった。
「あなたの点数はちょっとだけこのコースには足りないけど、
まぁ大丈夫でしょう。頑張ってください」と言ってもらえた。
というのも、リアルイングリッシュを学ぶには、普通の英語が
問題なく出来ることが前提のようだ。
日本語で言えば、僕らが日本語で国語の授業を受けるよう
なものでしょうか。
とにかく、ハードルは高いほうが燃える!「ちょっとだけ」足り
ないという言葉を信じて・・・。
いやあ、ここまで書くのにだいぶ長くなってしまった。
具体的なレッスン内容にも触れたいのでまた今度書きます。
ちなみに今日は、、。
・テキスト(今日が初登場)を使って学ぶ
・Moonstruckという映画を見て学ぶ
・クリントン元大統領へのインタビューを見ながら学ぶ
の3つでした。
3番目については、「モニカルインスキーとの関係」を
赤裸々に英語で表現されるのかと思いきやそこは何もなし・・。
今日は眠いです・・もう寝ますので続きをご期待ください。
今日の激写;
なし
木曜日, 9月 29, 2005
月曜日, 9月 26, 2005
フランス旅行②;モンサンミシェル編
夏の終わりの9月末、フランスに行って来た。
目的は純粋に観光。
友人からは、「アンタがフランスとはね、笑える」(by
MKK) という笑えない言葉を貰ったが、異論はない
(正確には「似合わない」だったかはよく覚えていな
いがその類)。
せっかくなので、以下の3回シリーズでフランス旅行
の trial and error を記すことにする。
①インド航空編
②モンサンミシェル編
③パリ編
---------------------------------------------
ようやく旅行本編で、モンサンミシェルについて。
今回の旅行のメインイベントは、パリではなくこの
モンサンミシェルだった。もともとは妻が切望した
場所で、KJM夫妻も絶賛したこの世界遺産にも
認定されている場所、私も楽しみにしていた。
パリから行くにはいくつかの手段があって、旅行会
社主催の一日バスツアーで行く場合と、TGVという
フランス版新幹線とローカルバスの乗り継ぎで行く
手段。私たちはスケジュール的な問題もあり、後者
を選択した。
TGVに乗って鉄道でフランス国内を旅行だなんて
考えただけでも嬉しくなっていた私であった。
朝から天気は快晴で、昼用のパンをPAULで買って、
パリからTGVに乗ること約2時間でレンヌ駅に到着。
トラブルはそこで起こった。
バスが・・バスがない!
バス乗り場で、12時30分発のバスチケットを買おうと
したら、売り場のおばちゃんが、「次は17:30だよ」と。
17:30まであと5時間もどうすんだよ!
ウッソ、だって、12時半にあるってガイドブックに書い
てあるし、TGVチケットの手配をしてくれたJCBプラザ
の人だってそれでいいって・・(最終的な確認を自分
でしなかったのが僕らが悪いのだけどね。しかもパリ
に着いてから訪れたJCBプラザに置いてあった紙に
は、11時半の次は17時半って書いてあったことに後で
気づいた)。
とまあいきなりエライ目にあったのさ。
タクシーで行くには遠すぎるし、あぁ、17:30で行くしか
ないかと諦めかけた時に・・・。
「あのぅ、モンサンミシェルに行くんですか?私たちも
行くので良ければレンタカーをシェアしませんか?」
と日本人の方が声をかけてくれた。いきなりの日本語と
状況が状況だけにドキッとしたが、
捨てる神あれば拾う神ありの心境だったよ、まさに。
もちろん、「はい、是非お願いします」と即決。
この日本人の方もご夫婦でいらしていた。僕らと同じ
ようにTGVでレンヌまで来たものの、バスがなかった
という状況。
余談だが、このご夫婦は尊敬に値する。私は感動した。
レンヌ駅には、僕ら同様バスを逃して困っていた感じの、
目の悪い旦那さんと手をとって連れているその奥さん
(日本人)夫婦がいたのだけど、この、私達に声をかけて
くれたご夫妻は、敢えて同じように、「一緒に行きません
か」と自分から声をかけたのだ(まだその辺にいるはず
だからと、レンタカーの事務所から外に出て探してですよ)。
私は自問した。これと同じことを自分ができるだろう
か。海外だけでなく日本でも車の運転をロクにしてこ
なかった自分が、海外で、おそらく困っているだろう
夫婦を単純に助ける気持ちで声をかけて一緒に車に
載せて行けるかどうか。
できないだろう、まだ今の私には。でも、できるように
なろう。心がけ次第だ。
さて、車も決まり(9人乗りのフォルクスワーゲンのワゴン
で、ディーゼルエンジン、マニュアル操作)、いざモンサン
ミシェルへ。地理もよくわからなく、手探りで標識を注視
しながら向かったが2時間くらいで無事に到着!
途中、同乗したこの夫妻と色々な話をした。
この経験ができただけでも、今回旅行に出た価値はあっ
たと思う。
私達はモンサンミシェルにホテルをとっていたので、この
二組の夫婦とは、モンサンミシェルの入り口で別れた。
住所や連絡先も交換せず、袖が触れ合った程度の出会い
かもしれないが、きっとまたどこかで会える気がする。
ホテルは妻が電話で予約していたのだが、これがとても
小奇麗な、洒落たホテルだった。ロフトもある。
なお、モンサンミシェルに宿をとる場合は、島内か島外かで
悩むが、今回の結論は島内。島外であれば、外からモンサン
ミシェルの美景を眺めることができるとアドバイスする人が
多いが、島内に宿をとってもちょっと歩けば島全体を眺める
場所に出られる。かつ、島内を時間を気にせずくまなく散策
できる点もよい。
モンサンミシェル修道院そのものの拝観(?)も、結構な距離
を歩くことになり、観たという気にさせる。
また、潮の干いた干潟を遠くまで眺めるのは飽きない。
双眼鏡がここでも活躍したことは言うまでもない。
夕焼けの美しい眺望と、夜明けの太陽が昇るさまは言葉では
形容しがたい。読者の方がモンサンミシェルに行く機会を得た
なら、宿泊をオススメする。 フランスに行かれる場合は、是非
モンサンミシェルに足をのばしてみてください!
途中で電池が切れてデジカメが使えなくなったのが悔やまれる。
翌朝、バスでレンヌまで行き、再びTGVに乗ってパリへと帰った
が、この時点で今回の旅行は十分充実したものであったと納得
している私と妻であった。
(③パリ編に続く)
今日の激写;
感動のモンサンミシェル
※モンサンミシェルについては、電池切れによりデジカメで激写ができません
でした。よって、TGV以外は「絵葉書」を激写したものですが実物は絵葉書より
も素晴らしいことを敢えて記しておきます。
フランス国内をTGVで移動

モンサンミシェル①(絵葉書を激写)

モンサンミシェル②(絵葉書を激写)

モンサンミシェル③(絵葉書を激写)

モンサンミシェル④(絵葉書を激写)
目的は純粋に観光。
友人からは、「アンタがフランスとはね、笑える」(by
MKK) という笑えない言葉を貰ったが、異論はない
(正確には「似合わない」だったかはよく覚えていな
いがその類)。
せっかくなので、以下の3回シリーズでフランス旅行
の trial and error を記すことにする。
①インド航空編
②モンサンミシェル編
③パリ編
---------------------------------------------
ようやく旅行本編で、モンサンミシェルについて。
今回の旅行のメインイベントは、パリではなくこの
モンサンミシェルだった。もともとは妻が切望した
場所で、KJM夫妻も絶賛したこの世界遺産にも
認定されている場所、私も楽しみにしていた。
パリから行くにはいくつかの手段があって、旅行会
社主催の一日バスツアーで行く場合と、TGVという
フランス版新幹線とローカルバスの乗り継ぎで行く
手段。私たちはスケジュール的な問題もあり、後者
を選択した。
TGVに乗って鉄道でフランス国内を旅行だなんて
考えただけでも嬉しくなっていた私であった。
朝から天気は快晴で、昼用のパンをPAULで買って、
パリからTGVに乗ること約2時間でレンヌ駅に到着。
トラブルはそこで起こった。
バスが・・バスがない!
バス乗り場で、12時30分発のバスチケットを買おうと
したら、売り場のおばちゃんが、「次は17:30だよ」と。
17:30まであと5時間もどうすんだよ!
ウッソ、だって、12時半にあるってガイドブックに書い
てあるし、TGVチケットの手配をしてくれたJCBプラザ
の人だってそれでいいって・・(最終的な確認を自分
でしなかったのが僕らが悪いのだけどね。しかもパリ
に着いてから訪れたJCBプラザに置いてあった紙に
は、11時半の次は17時半って書いてあったことに後で
気づいた)。
とまあいきなりエライ目にあったのさ。
タクシーで行くには遠すぎるし、あぁ、17:30で行くしか
ないかと諦めかけた時に・・・。
「あのぅ、モンサンミシェルに行くんですか?私たちも
行くので良ければレンタカーをシェアしませんか?」
と日本人の方が声をかけてくれた。いきなりの日本語と
状況が状況だけにドキッとしたが、
捨てる神あれば拾う神ありの心境だったよ、まさに。
もちろん、「はい、是非お願いします」と即決。
この日本人の方もご夫婦でいらしていた。僕らと同じ
ようにTGVでレンヌまで来たものの、バスがなかった
という状況。
余談だが、このご夫婦は尊敬に値する。私は感動した。
レンヌ駅には、僕ら同様バスを逃して困っていた感じの、
目の悪い旦那さんと手をとって連れているその奥さん
(日本人)夫婦がいたのだけど、この、私達に声をかけて
くれたご夫妻は、敢えて同じように、「一緒に行きません
か」と自分から声をかけたのだ(まだその辺にいるはず
だからと、レンタカーの事務所から外に出て探してですよ)。
私は自問した。これと同じことを自分ができるだろう
か。海外だけでなく日本でも車の運転をロクにしてこ
なかった自分が、海外で、おそらく困っているだろう
夫婦を単純に助ける気持ちで声をかけて一緒に車に
載せて行けるかどうか。
できないだろう、まだ今の私には。でも、できるように
なろう。心がけ次第だ。
さて、車も決まり(9人乗りのフォルクスワーゲンのワゴン
で、ディーゼルエンジン、マニュアル操作)、いざモンサン
ミシェルへ。地理もよくわからなく、手探りで標識を注視
しながら向かったが2時間くらいで無事に到着!
途中、同乗したこの夫妻と色々な話をした。
この経験ができただけでも、今回旅行に出た価値はあっ
たと思う。
私達はモンサンミシェルにホテルをとっていたので、この
二組の夫婦とは、モンサンミシェルの入り口で別れた。
住所や連絡先も交換せず、袖が触れ合った程度の出会い
かもしれないが、きっとまたどこかで会える気がする。
ホテルは妻が電話で予約していたのだが、これがとても
小奇麗な、洒落たホテルだった。ロフトもある。
なお、モンサンミシェルに宿をとる場合は、島内か島外かで
悩むが、今回の結論は島内。島外であれば、外からモンサン
ミシェルの美景を眺めることができるとアドバイスする人が
多いが、島内に宿をとってもちょっと歩けば島全体を眺める
場所に出られる。かつ、島内を時間を気にせずくまなく散策
できる点もよい。
モンサンミシェル修道院そのものの拝観(?)も、結構な距離
を歩くことになり、観たという気にさせる。
また、潮の干いた干潟を遠くまで眺めるのは飽きない。
双眼鏡がここでも活躍したことは言うまでもない。
夕焼けの美しい眺望と、夜明けの太陽が昇るさまは言葉では
形容しがたい。読者の方がモンサンミシェルに行く機会を得た
なら、宿泊をオススメする。 フランスに行かれる場合は、是非
モンサンミシェルに足をのばしてみてください!
途中で電池が切れてデジカメが使えなくなったのが悔やまれる。
翌朝、バスでレンヌまで行き、再びTGVに乗ってパリへと帰った
が、この時点で今回の旅行は十分充実したものであったと納得
している私と妻であった。
(③パリ編に続く)
今日の激写;
感動のモンサンミシェル
※モンサンミシェルについては、電池切れによりデジカメで激写ができません
でした。よって、TGV以外は「絵葉書」を激写したものですが実物は絵葉書より
も素晴らしいことを敢えて記しておきます。
フランス国内をTGVで移動

モンサンミシェル①(絵葉書を激写)

モンサンミシェル②(絵葉書を激写)
モンサンミシェル③(絵葉書を激写)

モンサンミシェル④(絵葉書を激写)

土曜日, 9月 24, 2005
フランス旅行①;インド航空編
夏の終わりの9月末、フランスに行って来た。
目的は純粋に観光。
友人からは、「アンタがフランスとはね、笑える」(by
MKK) という笑えない言葉を貰ったが、異論はない
(正確には「似合わない」だったかはよく覚えていない
がその類)。
せっかくなので、以下の3回シリーズでフランス旅行
の trial and error を記すことにする。
①インド航空編
②モンサンミシェル編
③パリ編
---------------------------------------------
さて、初回はインド航空編。フランスそのものとは関
係ないのだが、今回の旅行におけるメインテーマの
一つがこのインド航空だった。
なにせ、NY-パリ往復直行便の航空券代が$500です
よ(税など全部込み)。考えられるチケット入手経路は
全部調べたが、この値段は突出している。突出という
より異常。このインド航空を除く直行便は$1500くらい
が相場。エールフランスだと$2000を超えたのには怒
りに近い驚きがあったが。
ちなみに、このチケットはエクスペディアで購入した。
欧州は今がベストシーズンらしいので、$1000くらいで
見つかれば儲けものと思っていただけに、ビックリ。
驚きを通り越して不信感すら・・・何かヤバイのではと。
念のため、「これって大丈夫なんですか?」とJTBに問い
合わせてみたら、「確かにインド航空って聞いたことあり
ませんねぇ」との無責任な返事が。さらに、JTB端末で
はこのインド航空の便は$1400だそうな・・。
どうやら、エクスペディアなどのネット専業代理店が航空
会社と組んで特別にさばいているチケットなのだろうと予
想できる。
それにしても航空券のチケット料金というのは不思議だ。
どういう流通経路になっているのだろうか。
肝心のインド航空だが、搭乗当日、最終目的地はパリで
ないことがわかった。パリ経由でムンバイに向かう便だそ
うだ。なぜインド航空でパリ??という疑問はここで解消。
空港におけるチェックイン時から、インド人が圧倒的に多
い。9割以上はインド人。列に並んでいる途中、60代であろ
うおじさんにどこ行くのーなど聞かれたが非常に流暢な英
語だった。インド人は皆英語が話せるのかな。
いざ乗り込むと席はほぼ満席だが、たまたま、私の列は私
と妻だけで残り2席が空席だった。
疑惑の食事について。噂では、「カレーのみ」ということだが、
果たして、、、カレーだけだった!他の選択肢はベジタリ
アンかどうか。実質的に、他の料理との選択肢はない。
しかしこのカレー、とても辛くて旨い。行きも帰りもチキンカレ
ーで、真ん中のご飯を両側からルー違いのカレーで囲んでい
る。まるでカレー祭り。
日本のカレーのようにルーが水っぽくない。本場のカレーを
飛行機内で食べることができてよかった。
フライトそのものも、帰りに1時間くらい着陸許可が下りずに
旋回を続けて遅れが出たことはあったものの、全体としては
全く問題ないものであった。当たり前か・・。
パリで降りたのは数えるほどであったことは言うまでもなく、
皆祖国へと帰って行った。
こうして、私と妻のフランス旅行はスタートしたのであった。
(②モンサンミシェル編に続く)
今日の激写;
これがインド航空の機内食だ!
インドカレーは辛くてウマかった

ビールを2缶くれる気っ風のよさ

軽食はいたって普通
目的は純粋に観光。
友人からは、「アンタがフランスとはね、笑える」(by
MKK) という笑えない言葉を貰ったが、異論はない
(正確には「似合わない」だったかはよく覚えていない
がその類)。
せっかくなので、以下の3回シリーズでフランス旅行
の trial and error を記すことにする。
①インド航空編
②モンサンミシェル編
③パリ編
---------------------------------------------
さて、初回はインド航空編。フランスそのものとは関
係ないのだが、今回の旅行におけるメインテーマの
一つがこのインド航空だった。
なにせ、NY-パリ往復直行便の航空券代が$500です
よ(税など全部込み)。考えられるチケット入手経路は
全部調べたが、この値段は突出している。突出という
より異常。このインド航空を除く直行便は$1500くらい
が相場。エールフランスだと$2000を超えたのには怒
りに近い驚きがあったが。
ちなみに、このチケットはエクスペディアで購入した。
欧州は今がベストシーズンらしいので、$1000くらいで
見つかれば儲けものと思っていただけに、ビックリ。
驚きを通り越して不信感すら・・・何かヤバイのではと。
念のため、「これって大丈夫なんですか?」とJTBに問い
合わせてみたら、「確かにインド航空って聞いたことあり
ませんねぇ」との無責任な返事が。さらに、JTB端末で
はこのインド航空の便は$1400だそうな・・。
どうやら、エクスペディアなどのネット専業代理店が航空
会社と組んで特別にさばいているチケットなのだろうと予
想できる。
それにしても航空券のチケット料金というのは不思議だ。
どういう流通経路になっているのだろうか。
肝心のインド航空だが、搭乗当日、最終目的地はパリで
ないことがわかった。パリ経由でムンバイに向かう便だそ
うだ。なぜインド航空でパリ??という疑問はここで解消。
空港におけるチェックイン時から、インド人が圧倒的に多
い。9割以上はインド人。列に並んでいる途中、60代であろ
うおじさんにどこ行くのーなど聞かれたが非常に流暢な英
語だった。インド人は皆英語が話せるのかな。
いざ乗り込むと席はほぼ満席だが、たまたま、私の列は私
と妻だけで残り2席が空席だった。
疑惑の食事について。噂では、「カレーのみ」ということだが、
果たして、、、カレーだけだった!他の選択肢はベジタリ
アンかどうか。実質的に、他の料理との選択肢はない。
しかしこのカレー、とても辛くて旨い。行きも帰りもチキンカレ
ーで、真ん中のご飯を両側からルー違いのカレーで囲んでい
る。まるでカレー祭り。
日本のカレーのようにルーが水っぽくない。本場のカレーを
飛行機内で食べることができてよかった。
フライトそのものも、帰りに1時間くらい着陸許可が下りずに
旋回を続けて遅れが出たことはあったものの、全体としては
全く問題ないものであった。当たり前か・・。
パリで降りたのは数えるほどであったことは言うまでもなく、
皆祖国へと帰って行った。
こうして、私と妻のフランス旅行はスタートしたのであった。
(②モンサンミシェル編に続く)
今日の激写;
これがインド航空の機内食だ!
インドカレーは辛くてウマかった

ビールを2缶くれる気っ風のよさ

軽食はいたって普通

日曜日, 9月 18, 2005
インド航空でフランスに
今日午後からフランスに行ってきますので、
ブログ更新は今週末以降になります。
(いつものスケジュールと変わらないけど)
インド航空、NY-Paris直行便で往復一人
$500という破格チケットを入手しました。
冗談ではなくとてもナーバスになっています。
「大丈夫かよ・・・」って。
また、「インド航空のディナーはカレーのみ
である」という根拠なき噂をこの目で確かめ
てきます。
インド株は史上最高値を更新中なので、
機内の雰囲気も相当ポジティブであると
期待したい。
今日の激写;
なし
ブログ更新は今週末以降になります。
(いつものスケジュールと変わらないけど)
インド航空、NY-Paris直行便で往復一人
$500という破格チケットを入手しました。
冗談ではなくとてもナーバスになっています。
「大丈夫かよ・・・」って。
また、「インド航空のディナーはカレーのみ
である」という根拠なき噂をこの目で確かめ
てきます。
インド株は史上最高値を更新中なので、
機内の雰囲気も相当ポジティブであると
期待したい。
今日の激写;
なし
チャイナタウン
昨日は妻のご両親とお姉さんがNYに来てくれていたので、
チャイナタウンのORIENTAL GARDENにご案内し、夕食を
ともにした。この店、日本では福臨門という高級中華料理屋
として店を展開しているが、NYでは安い!しかもうまい!
もともとこの店は人に教えてもらったのだが、リーズナブルで
うまいので、よく行っている。ランチ、ディナーともにオススメだ。
ご両親もお姉さんも喜んでくれたので私もとても嬉しかった。
チャイナタウンとは、マンハッタンのダウンタウンにあり、
地下鉄の駅としては、Canal St. にあたる。
街の感じとしては、雑然の一言に尽きる。とにかく怪しい。
しかし、トレジャーハンティング的な要素も楽しめるので、面白い
ことは面白い。上野のアメ横をもっと雑にした感じだ。
ただ、女性は「ちょっと・・」と言う人が多いのではないだろうか。
おしゃれからは程遠く、喧騒とガラの悪さは一級だ(と私は感じ
た)。
露天商も多く、胡散臭いことこの上ないが、野菜や魚貝類が破
格の値段で買えることも事実。特に野菜は日本人が食卓で使う
ようなものを豊富に取り扱っているので街に慣れてしまえば重宝
する。肉屋にも入ったが、安い。質はよく分からないが、とにかく
値段が安い。ここは中国の物価なのかな。
とにかく、チャイナパワー炸裂だ。中国人の、あの、人を品定め
するような刺すような目つきといい、威勢の良さに圧倒される。
隣にあるリトルイタリーの区画を侵食し、勢力を拡大している
と聞くが、納得だ。
このマンハッタンの中においてあれだけの街を作り上げる底力
には恐ろしいものさえ感じる。
今日の激写;
お隣リトルイタリーでイベントに遭遇。
ミ・・ミレナリオ!?
チャイナタウンのORIENTAL GARDENにご案内し、夕食を
ともにした。この店、日本では福臨門という高級中華料理屋
として店を展開しているが、NYでは安い!しかもうまい!
もともとこの店は人に教えてもらったのだが、リーズナブルで
うまいので、よく行っている。ランチ、ディナーともにオススメだ。
ご両親もお姉さんも喜んでくれたので私もとても嬉しかった。
チャイナタウンとは、マンハッタンのダウンタウンにあり、
地下鉄の駅としては、Canal St. にあたる。
街の感じとしては、雑然の一言に尽きる。とにかく怪しい。
しかし、トレジャーハンティング的な要素も楽しめるので、面白い
ことは面白い。上野のアメ横をもっと雑にした感じだ。
ただ、女性は「ちょっと・・」と言う人が多いのではないだろうか。
おしゃれからは程遠く、喧騒とガラの悪さは一級だ(と私は感じ
た)。
露天商も多く、胡散臭いことこの上ないが、野菜や魚貝類が破
格の値段で買えることも事実。特に野菜は日本人が食卓で使う
ようなものを豊富に取り扱っているので街に慣れてしまえば重宝
する。肉屋にも入ったが、安い。質はよく分からないが、とにかく
値段が安い。ここは中国の物価なのかな。
とにかく、チャイナパワー炸裂だ。中国人の、あの、人を品定め
するような刺すような目つきといい、威勢の良さに圧倒される。
隣にあるリトルイタリーの区画を侵食し、勢力を拡大している
と聞くが、納得だ。
このマンハッタンの中においてあれだけの街を作り上げる底力
には恐ろしいものさえ感じる。
今日の激写;
お隣リトルイタリーでイベントに遭遇。
ミ・・ミレナリオ!?

金曜日, 9月 16, 2005
加湿器の季節
8月の終わりくらいから急に空気が乾燥するようになった。
日中の気温は相変わらず高かったり、ジメジメした日も
多いのだが、明らかに季節は変わりつつあるようだ。
秋から冬にかけての乾燥はひどい(ものらしい)。
肌に白い粉がふきはじめて、掻こうものならパラパラと
落ちる(らしい)。また、喉もイガイガする(らしい)。
何事も早めの準備が必要だと思い、乾燥対策に加湿器
を購入した。コンビニにも売っているのだが、温かい空気
が出るタイプが欲しかったので、アマゾンで購入した。
あるある、色々。相当悩んだあげく、湿度と強弱調節が
可能で、設定湿度になったり水がなくなったら自動的に
オフになる機能がついている製品を購入した。
どんな威力を発揮してくれるか楽しみで、届いて早速使っ
てみたが、、、
予想はしていたが・・・ただの・・・加湿器だ・・
今は寝室で使っている。
音はとても静かで、水もたっぷり入るので、使いやすい。
水が減っていくのが嬉しいんだよね。
おぉ、お前が健気に水蒸気になって活躍してくれている
んだね、って。
もっと寒くて乾燥する季節になったらリビング用にも欲しい。
今度は冷たい空気のやつにしてみようかな。
NYの冬はド寒いらしいが、部屋は暖房ガンガンでTシャツ
らしいので。
今日の激写;
カバーはYSGEがくれた日本の伝統手ぬぐいがマッチ
日中の気温は相変わらず高かったり、ジメジメした日も
多いのだが、明らかに季節は変わりつつあるようだ。
秋から冬にかけての乾燥はひどい(ものらしい)。
肌に白い粉がふきはじめて、掻こうものならパラパラと
落ちる(らしい)。また、喉もイガイガする(らしい)。
何事も早めの準備が必要だと思い、乾燥対策に加湿器
を購入した。コンビニにも売っているのだが、温かい空気
が出るタイプが欲しかったので、アマゾンで購入した。
あるある、色々。相当悩んだあげく、湿度と強弱調節が
可能で、設定湿度になったり水がなくなったら自動的に
オフになる機能がついている製品を購入した。
どんな威力を発揮してくれるか楽しみで、届いて早速使っ
てみたが、、、
予想はしていたが・・・ただの・・・加湿器だ・・
今は寝室で使っている。
音はとても静かで、水もたっぷり入るので、使いやすい。
水が減っていくのが嬉しいんだよね。
おぉ、お前が健気に水蒸気になって活躍してくれている
んだね、って。
もっと寒くて乾燥する季節になったらリビング用にも欲しい。
今度は冷たい空気のやつにしてみようかな。
NYの冬はド寒いらしいが、部屋は暖房ガンガンでTシャツ
らしいので。
今日の激写;
カバーはYSGEがくれた日本の伝統手ぬぐいがマッチ

火曜日, 9月 13, 2005
タバコ
NYに住むことになったのをきっかけにして、タバコを吸うのを
中断している。
中断などと中途半端な表現をしているのにはきちんとした意味
がある。禁煙でもないし、やめたのでもない、中断という言葉が
ぴったりなのだ。
禁煙から連想するイメージ
・なんだか吸いたいんだけど我慢している
・やめる前の通過儀式(禁煙が長く続くと「やめた」に格上げ)
・即座に「やめた!」と言えない意志の弱さ
・とりあえず頑張ってるよアピール
やめたから連想するイメージ
・「あの頃は若かったぜ系」セリフを伴うナンセンスな回顧
・綺麗な大人への脱皮
・俺はもう吸わないよという宣言、破ることはできない
少なくとも私の場合はこのどちらとも違うのだ。
そもそも、今吸っていない理由はと言うと、、、
①今の家にはベランダがなく(日本にいるときは家の中で
は吸わず、ベランダにて蛍族)、屋上や外に行ってまで吸い
たいとは思わない。
②日中は、私はマンハッタンのとあるビル内にいることが
多いのだが、そこもわざわざ一番下まで行く時間が勿体な
い(ビル内はすべて禁煙)
③タバコの値段が高い(日本の3倍くらいかしら)
④もともとそんなに吸わなくてもイライラが募らない
といった諸々の事情で、吸っていないのだ。
俺は絶対やめる!とか意気込んで吸っていないわけではない。
日本に戻ったときは多分何気なく、「お、日本はタバコが安い
のぅ」と思い、何気なく買って、何気なく吸いそうな気がする。
それにしても、こちらは分煙が相当進んでいる。
レストランはほぼすべて禁煙。飲み屋もだ。
しかし一方で、歩きタバコをしながら皆平気で道路に吸殻を
ピン!と投げ捨てて恥じないこの国民性。女性までもがそうだ
から逆にあけすけとされるとそういうものかねと受け入れてしまう。
今日の激写;
なし
中断している。
中断などと中途半端な表現をしているのにはきちんとした意味
がある。禁煙でもないし、やめたのでもない、中断という言葉が
ぴったりなのだ。
禁煙から連想するイメージ
・なんだか吸いたいんだけど我慢している
・やめる前の通過儀式(禁煙が長く続くと「やめた」に格上げ)
・即座に「やめた!」と言えない意志の弱さ
・とりあえず頑張ってるよアピール
やめたから連想するイメージ
・「あの頃は若かったぜ系」セリフを伴うナンセンスな回顧
・綺麗な大人への脱皮
・俺はもう吸わないよという宣言、破ることはできない
少なくとも私の場合はこのどちらとも違うのだ。
そもそも、今吸っていない理由はと言うと、、、
①今の家にはベランダがなく(日本にいるときは家の中で
は吸わず、ベランダにて蛍族)、屋上や外に行ってまで吸い
たいとは思わない。
②日中は、私はマンハッタンのとあるビル内にいることが
多いのだが、そこもわざわざ一番下まで行く時間が勿体な
い(ビル内はすべて禁煙)
③タバコの値段が高い(日本の3倍くらいかしら)
④もともとそんなに吸わなくてもイライラが募らない
といった諸々の事情で、吸っていないのだ。
俺は絶対やめる!とか意気込んで吸っていないわけではない。
日本に戻ったときは多分何気なく、「お、日本はタバコが安い
のぅ」と思い、何気なく買って、何気なく吸いそうな気がする。
それにしても、こちらは分煙が相当進んでいる。
レストランはほぼすべて禁煙。飲み屋もだ。
しかし一方で、歩きタバコをしながら皆平気で道路に吸殻を
ピン!と投げ捨てて恥じないこの国民性。女性までもがそうだ
から逆にあけすけとされるとそういうものかねと受け入れてしまう。
今日の激写;
なし
月曜日, 9月 12, 2005
911、カトリーナさん
今年で911から4年。今年も現場のグラウンドゼロにて、遺族、
ライス国務長官やブルームバーグ市長らが参加してイベント
が開かれた。
前日から現場周辺は交通規制がかかり、通行人も一切通れ
ないありさま。911に合わせて現場を訪れようとして来た旅行
者が気の毒だった。
厳かな雰囲気の中、アメリカ中がこのイベントに注目するかと
思いきや、今年はそれどころじゃない。むしろ911は蚊帳の外。
そうです・・ハリケーンカトリーナ。
今でも朝から晩までニュースはこれです。
ハリケーンの被害そのものも甚大ですが、世の中のカトリーナ
さん達への被害も甚大です。9/11のNYtimesに出ていた記事
が印象的でした。皆さんも是非読んでみてください。
もし自分の名前が史上最悪の被害をもたらした台風の名前だ
ったら・・・。
たまに、とんでもない事件を引き起こした人の苗字や名前が自
分と同じで、なんだかどんよりした気持ちになることがありませ
んか?
今回のハリケーンの場合には、天災だけになんかこう、複雑な
心境でしょう、世の中のカトリーナさん達。心から同情します。
今日の激写;
なし
ライス国務長官やブルームバーグ市長らが参加してイベント
が開かれた。
前日から現場周辺は交通規制がかかり、通行人も一切通れ
ないありさま。911に合わせて現場を訪れようとして来た旅行
者が気の毒だった。
厳かな雰囲気の中、アメリカ中がこのイベントに注目するかと
思いきや、今年はそれどころじゃない。むしろ911は蚊帳の外。
そうです・・ハリケーンカトリーナ。
今でも朝から晩までニュースはこれです。
ハリケーンの被害そのものも甚大ですが、世の中のカトリーナ
さん達への被害も甚大です。9/11のNYtimesに出ていた記事
が印象的でした。皆さんも是非読んでみてください。
もし自分の名前が史上最悪の被害をもたらした台風の名前だ
ったら・・・。
たまに、とんでもない事件を引き起こした人の苗字や名前が自
分と同じで、なんだかどんよりした気持ちになることがありませ
んか?
今回のハリケーンの場合には、天災だけになんかこう、複雑な
心境でしょう、世の中のカトリーナさん達。心から同情します。
今日の激写;
なし
木曜日, 9月 08, 2005
マンハッタンの地下鉄
日本の地下鉄ほどではないが、NYの地下鉄もなかなか
快適だ。知らないうちに路線図も頭の中に入り、慣れて
きたので、一段と便利に思えてならないのである。
運営しているのはMTA(メトロポリタントランスポーテー
ションオーソリティ)。という公共機関だ。地下鉄だけを運
営しているのではなく、バス、地上線も展開している。
マップはこれ(マンハッタンは左のほうの縦長の島)で、
基本的にマンハッタン内を南北に通っており、それぞれ
色分けと番号分けされている。
大雑把に言って、色が一緒のものは同一路線(同じ場所
を通る;マンハッタンを出ると分かれるものが多い)のもの
で、そのうち番号の違いは各駅停車と快速の違いだ。
例えば、地図中の緑色のラインは、4・5・6番に分かれて
いる。このうち、マンハッタン内の各駅停車は6番だ。4と
5は快速で、停車駅もちょっと違う。
料金は$2と、日本よりはちょっと高いが、どこまで行っても
$2だ。JFK空港の最寄り駅まで行っても$2(正確には最寄
駅ではないんだけど)。日本の地下鉄のように途中で190円
になったりしない。
切符は、昔はトークンという専用のコインみたいなのも使っ
ていたようだが、今はメトロカードオンリー。所謂パスネット
ですよ。$2の使い捨てのもあれば、何度もチャージできる
スイカタイプのものもある。$20のカードを買うと、ボーナス
で$4サービスされるので、お得だ。一週間乗り放題のもの
や一ヶ月乗り放題のものもあるので、旅行者にも優しい。
この地下鉄、運行は24時間だ。ただし、深夜は大幅に路線
が変更になるので、乗る場合は注意が必要だ。しかも、安
全上もよくない。
朝夕はラッシュだ。押し合いへし合いの時もあるが、それ以
外の時はほとんど座れることが多い。
時々、パフォーマーが歌いだしたり、物まねをし始めたり、
「私はお金がなくて物が買えないのでお金ください」と訴えな
がら車内を移動する人達がいるが、私は基本的に無視してい
る。お金を払うに値すればもちろん払うがね。
情けは人のためならずというが、このNYでそれを実践するの
は難しい。隙を見せると身ぐるみ剥がされそうで・・・って構え
ていたらだめかしら。
さて、車体は新しいものに入れ替えがどんどん進んでいるよう
で、日本の地下鉄のように、次の駅が表示される横長のボード
も車内についている。
椅子はプラスチック製で、網棚はない。川崎重工製の車体も
あったな。ってそこまで知りたくはないですか。
治安は、怖い思いをしたことはないが、深夜は人のたくさんの
乗っている車両に乗ったほうがいいに決まっている。
シーンとした車両で乗るのはさすがに怖い。
このブログを呼んでくれている方々、もしNYに来る事があったら
メトロカードで地下鉄を何度も乗り降りしてマンハッタンを満喫
してください!
今日の激写;
なし
快適だ。知らないうちに路線図も頭の中に入り、慣れて
きたので、一段と便利に思えてならないのである。
運営しているのはMTA(メトロポリタントランスポーテー
ションオーソリティ)。という公共機関だ。地下鉄だけを運
営しているのではなく、バス、地上線も展開している。
マップはこれ(マンハッタンは左のほうの縦長の島)で、
基本的にマンハッタン内を南北に通っており、それぞれ
色分けと番号分けされている。
大雑把に言って、色が一緒のものは同一路線(同じ場所
を通る;マンハッタンを出ると分かれるものが多い)のもの
で、そのうち番号の違いは各駅停車と快速の違いだ。
例えば、地図中の緑色のラインは、4・5・6番に分かれて
いる。このうち、マンハッタン内の各駅停車は6番だ。4と
5は快速で、停車駅もちょっと違う。
料金は$2と、日本よりはちょっと高いが、どこまで行っても
$2だ。JFK空港の最寄り駅まで行っても$2(正確には最寄
駅ではないんだけど)。日本の地下鉄のように途中で190円
になったりしない。
切符は、昔はトークンという専用のコインみたいなのも使っ
ていたようだが、今はメトロカードオンリー。所謂パスネット
ですよ。$2の使い捨てのもあれば、何度もチャージできる
スイカタイプのものもある。$20のカードを買うと、ボーナス
で$4サービスされるので、お得だ。一週間乗り放題のもの
や一ヶ月乗り放題のものもあるので、旅行者にも優しい。
この地下鉄、運行は24時間だ。ただし、深夜は大幅に路線
が変更になるので、乗る場合は注意が必要だ。しかも、安
全上もよくない。
朝夕はラッシュだ。押し合いへし合いの時もあるが、それ以
外の時はほとんど座れることが多い。
時々、パフォーマーが歌いだしたり、物まねをし始めたり、
「私はお金がなくて物が買えないのでお金ください」と訴えな
がら車内を移動する人達がいるが、私は基本的に無視してい
る。お金を払うに値すればもちろん払うがね。
情けは人のためならずというが、このNYでそれを実践するの
は難しい。隙を見せると身ぐるみ剥がされそうで・・・って構え
ていたらだめかしら。
さて、車体は新しいものに入れ替えがどんどん進んでいるよう
で、日本の地下鉄のように、次の駅が表示される横長のボード
も車内についている。
椅子はプラスチック製で、網棚はない。川崎重工製の車体も
あったな。ってそこまで知りたくはないですか。
治安は、怖い思いをしたことはないが、深夜は人のたくさんの
乗っている車両に乗ったほうがいいに決まっている。
シーンとした車両で乗るのはさすがに怖い。
このブログを呼んでくれている方々、もしNYに来る事があったら
メトロカードで地下鉄を何度も乗り降りしてマンハッタンを満喫
してください!
今日の激写;
なし
火曜日, 9月 06, 2005
USオープン
USオープンに行って来た。
私は生まれてこのかた一度もテニスをやったことがない。
先輩(TksさんとKbysさん)や友人(Stぅ)からも勧められて
いるのだが、コートも押さえないといけないし、ラケットも
購入が済んでおらず、ここまできてしまった。
プレーするよりも観戦が先になるとは思わなかった。
とは言え、USオープンが、4大大会のひとつであることくら
いは知っている。しかし、4大大会全部言えと言われたら
それはムリですよ。全英くらいかな、確かなのは。
外人の知人にも勧められていたイベントなので、行くこと
自体は早くから決めていた(もたもたしていてチケットを取
ったのは2日前)。チケットは、$35の最も安い、もっとも
コートから遠い席のもの。高いものだと$500(タイプ、スケ
ジュールにより異なる)もするのだが、それでも二日前には
オフィシャルサイトでは入手不可能だった。
今回はむしろ席が遠い場所で嬉しい理由があった。
それは・・・双眼鏡があるから!早くも奴の出番が来ることに
なろうとは。時々家で意味もなくケースから出してみたりして
いただけのこの双眼鏡。ついに日の目を見ることに。
意気揚々と現地に向かったのは夕方。私のチケットはイブ
ニングセッションと言って、19:00以降のもの。
9月でもまだ日中は暑いし、3連休の中日なので、敢えて夜に
したのだ。
午後5時過ぎくらいにマンハッタンの地下鉄7番ラインに乗り、
6時手前には着いた。NYメッツの本拠地スタジアムの隣が
その場所だ。
着いてから、まずは腹ごしらえ。メキシカンやイタリアン、
フライ系と、色々な料理の店が出ており、アルコールもOkay
だ。チキンウィングとフライ、ビール(大)をたいらげた。
うまかったなあ。このためにここに来たのではないかと錯覚
させるうまさだった。
いざスタジアムに入ったら、おー、やってるやってる。
テレビで見るのとは違う、さすがに臨場感が違う。
一体感があるのだ。
ところで双眼鏡は言うと、、、素晴らしい!当たり前だが、米粒
のような選手が双眼鏡だとくっきり大きく見える!
しかし、あまりに大きくフォーカスしすぎて、テニスを見るには
しんどい。早すぎてボールが追えないのだよ。しかもちょっと動
かすとグイッと対象がずれるので、あくまで静止しているものを
見るに適したものと言えよう。風景や木々に止まった小鳥クン
などを見るのに最適だろう。
今回、男子世界ランク一位のフェデラーの試合を見ることがで
きた。さすがに人気抜群だが、試合自体は、フェデラーが強い
せいか、盛り上がりに欠けた。彼は冷静沈着で、パフォーマンス
もなく、大きなピンチもなく、ストレート勝ちだった。
一方で、隣のコートでは、4時間30分もの大接戦が繰り広げら
れていた。フルセットで最後2セットはともにタイブレーク(?)に
持ち込む展開。おぉぁおぁおおおああ・・という歓声が隣のコート
から時々聞こえてきたが、いい試合なんだろう。
両方ともシード選手ではない。一人はタイの選手で、一人はアガ
シに次ぐ長老(それでも30代)。食事中に外の大スクリーンで
見ていたが、その時点でとても緊迫した面白い試合だった。
きっと、うまい下手ではなく、実力伯仲でパフォーマンスの多い
選手の試合が面白いのだろう。
結局、夜11時手前までいて、家に着いたのは深夜12時半くらい。
すっかり遊びほうけてしまったが、楽しかった。
来年も是非また来よう。
今日の激写;
初スポーツ観戦 in NY はテニス
スタジアム外観

米粒サイズだけどライブの臨場感

夜は会場がライトアップされて綺麗
私は生まれてこのかた一度もテニスをやったことがない。
先輩(TksさんとKbysさん)や友人(Stぅ)からも勧められて
いるのだが、コートも押さえないといけないし、ラケットも
購入が済んでおらず、ここまできてしまった。
プレーするよりも観戦が先になるとは思わなかった。
とは言え、USオープンが、4大大会のひとつであることくら
いは知っている。しかし、4大大会全部言えと言われたら
それはムリですよ。全英くらいかな、確かなのは。
外人の知人にも勧められていたイベントなので、行くこと
自体は早くから決めていた(もたもたしていてチケットを取
ったのは2日前)。チケットは、$35の最も安い、もっとも
コートから遠い席のもの。高いものだと$500(タイプ、スケ
ジュールにより異なる)もするのだが、それでも二日前には
オフィシャルサイトでは入手不可能だった。
今回はむしろ席が遠い場所で嬉しい理由があった。
それは・・・双眼鏡があるから!早くも奴の出番が来ることに
なろうとは。時々家で意味もなくケースから出してみたりして
いただけのこの双眼鏡。ついに日の目を見ることに。
意気揚々と現地に向かったのは夕方。私のチケットはイブ
ニングセッションと言って、19:00以降のもの。
9月でもまだ日中は暑いし、3連休の中日なので、敢えて夜に
したのだ。
午後5時過ぎくらいにマンハッタンの地下鉄7番ラインに乗り、
6時手前には着いた。NYメッツの本拠地スタジアムの隣が
その場所だ。
着いてから、まずは腹ごしらえ。メキシカンやイタリアン、
フライ系と、色々な料理の店が出ており、アルコールもOkay
だ。チキンウィングとフライ、ビール(大)をたいらげた。
うまかったなあ。このためにここに来たのではないかと錯覚
させるうまさだった。
いざスタジアムに入ったら、おー、やってるやってる。
テレビで見るのとは違う、さすがに臨場感が違う。
一体感があるのだ。
ところで双眼鏡は言うと、、、素晴らしい!当たり前だが、米粒
のような選手が双眼鏡だとくっきり大きく見える!
しかし、あまりに大きくフォーカスしすぎて、テニスを見るには
しんどい。早すぎてボールが追えないのだよ。しかもちょっと動
かすとグイッと対象がずれるので、あくまで静止しているものを
見るに適したものと言えよう。風景や木々に止まった小鳥クン
などを見るのに最適だろう。
今回、男子世界ランク一位のフェデラーの試合を見ることがで
きた。さすがに人気抜群だが、試合自体は、フェデラーが強い
せいか、盛り上がりに欠けた。彼は冷静沈着で、パフォーマンス
もなく、大きなピンチもなく、ストレート勝ちだった。
一方で、隣のコートでは、4時間30分もの大接戦が繰り広げら
れていた。フルセットで最後2セットはともにタイブレーク(?)に
持ち込む展開。おぉぁおぁおおおああ・・という歓声が隣のコート
から時々聞こえてきたが、いい試合なんだろう。
両方ともシード選手ではない。一人はタイの選手で、一人はアガ
シに次ぐ長老(それでも30代)。食事中に外の大スクリーンで
見ていたが、その時点でとても緊迫した面白い試合だった。
きっと、うまい下手ではなく、実力伯仲でパフォーマンスの多い
選手の試合が面白いのだろう。
結局、夜11時手前までいて、家に着いたのは深夜12時半くらい。
すっかり遊びほうけてしまったが、楽しかった。
来年も是非また来よう。
今日の激写;
初スポーツ観戦 in NY はテニス
スタジアム外観
米粒サイズだけどライブの臨場感
夜は会場がライトアップされて綺麗
土曜日, 9月 03, 2005
洗濯事情
国が変われば習慣が違う。言語、人種、宗教、食べ物も
違えば気候も。まぁ、それは当然かなとも思うが、なんと
洗濯事情も違うのだ(マンハッタンだけかもしれないが)。
マンハッタンの普通のアパートでは、自分の部屋に洗濯機
置き場もなければ、洗濯物を干せるようなベランダもない。
(ザ・リッチが住んでいるようなコンドミニアムは別ですよ。
最新の洗濯乾燥機もあれば、パーティができるようなベラ
ンダもありますから)
アパートの地下とか、どこかのフロアに共同の洗濯部屋が
あるのだ。うちの場合は、洗濯機が20台くらいと、乾燥機
がやはり20台くらいある。
自前のコインランドリーがマンション内にあると考えれば
わかりやすいかな。
アパートの大きさにもよるのだが、前に泊まったホテルは結
構な大きさにもかかわらず、洗濯機3台、乾燥機4台というひ
どいありさまだった。休日はよほど朝早く行かないと使えない。
日本人にとっては、洗濯物を、誰が使ったかもわからない
洗濯機&乾燥機で洗うことに対しては抵抗があるだろう。
でも仕方がない、部屋にないのだから。
とは言え、アパートの管理会社がきちんとしているところであ
れば、ランドリールームの清掃や点検・保守がきちんとして
おり、清潔に保たれていることも多いので、街のクラーイ感じ
のコインランドリーとは様子が違う。
マンハッタンのアパートで外に洗濯物を干せないのは、景観
維持のための条例だとか。
確かに古い威厳のある建物の外に洗濯物が干されている
景観は生活感丸出しのギャップがよろしくない。
我が家では、アメリカの強力乾燥機にかけたくないもののために、
日本で部屋干し用ハンガーを購入して持って行った。
これがとても役に立つのだよ!
使わないときにはコンパクトになる便利もの。バスタオルもかけ
られて、高さもある。部屋干し事情が必然の日本が誇る生活の
知恵から生まれたアイテムだ。
今日の激写;
湿気対策にも使える(濡れたタオルをかけるなど)優れものハンガー
違えば気候も。まぁ、それは当然かなとも思うが、なんと
洗濯事情も違うのだ(マンハッタンだけかもしれないが)。
マンハッタンの普通のアパートでは、自分の部屋に洗濯機
置き場もなければ、洗濯物を干せるようなベランダもない。
(ザ・リッチが住んでいるようなコンドミニアムは別ですよ。
最新の洗濯乾燥機もあれば、パーティができるようなベラ
ンダもありますから)
アパートの地下とか、どこかのフロアに共同の洗濯部屋が
あるのだ。うちの場合は、洗濯機が20台くらいと、乾燥機
がやはり20台くらいある。
自前のコインランドリーがマンション内にあると考えれば
わかりやすいかな。
アパートの大きさにもよるのだが、前に泊まったホテルは結
構な大きさにもかかわらず、洗濯機3台、乾燥機4台というひ
どいありさまだった。休日はよほど朝早く行かないと使えない。
日本人にとっては、洗濯物を、誰が使ったかもわからない
洗濯機&乾燥機で洗うことに対しては抵抗があるだろう。
でも仕方がない、部屋にないのだから。
とは言え、アパートの管理会社がきちんとしているところであ
れば、ランドリールームの清掃や点検・保守がきちんとして
おり、清潔に保たれていることも多いので、街のクラーイ感じ
のコインランドリーとは様子が違う。
マンハッタンのアパートで外に洗濯物を干せないのは、景観
維持のための条例だとか。
確かに古い威厳のある建物の外に洗濯物が干されている
景観は生活感丸出しのギャップがよろしくない。
我が家では、アメリカの強力乾燥機にかけたくないもののために、
日本で部屋干し用ハンガーを購入して持って行った。
これがとても役に立つのだよ!
使わないときにはコンパクトになる便利もの。バスタオルもかけ
られて、高さもある。部屋干し事情が必然の日本が誇る生活の
知恵から生まれたアイテムだ。
今日の激写;
湿気対策にも使える(濡れたタオルをかけるなど)優れものハンガー

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