日本の地下鉄ほどではないが、NYの地下鉄もなかなか
快適だ。知らないうちに路線図も頭の中に入り、慣れて
きたので、一段と便利に思えてならないのである。
運営しているのはMTA(メトロポリタントランスポーテー
ションオーソリティ)。という公共機関だ。地下鉄だけを運
営しているのではなく、バス、地上線も展開している。
マップはこれ(マンハッタンは左のほうの縦長の島)で、
基本的にマンハッタン内を南北に通っており、それぞれ
色分けと番号分けされている。
大雑把に言って、色が一緒のものは同一路線(同じ場所
を通る;マンハッタンを出ると分かれるものが多い)のもの
で、そのうち番号の違いは各駅停車と快速の違いだ。
例えば、地図中の緑色のラインは、4・5・6番に分かれて
いる。このうち、マンハッタン内の各駅停車は6番だ。4と
5は快速で、停車駅もちょっと違う。
料金は$2と、日本よりはちょっと高いが、どこまで行っても
$2だ。JFK空港の最寄り駅まで行っても$2(正確には最寄
駅ではないんだけど)。日本の地下鉄のように途中で190円
になったりしない。
切符は、昔はトークンという専用のコインみたいなのも使っ
ていたようだが、今はメトロカードオンリー。所謂パスネット
ですよ。$2の使い捨てのもあれば、何度もチャージできる
スイカタイプのものもある。$20のカードを買うと、ボーナス
で$4サービスされるので、お得だ。一週間乗り放題のもの
や一ヶ月乗り放題のものもあるので、旅行者にも優しい。
この地下鉄、運行は24時間だ。ただし、深夜は大幅に路線
が変更になるので、乗る場合は注意が必要だ。しかも、安
全上もよくない。
朝夕はラッシュだ。押し合いへし合いの時もあるが、それ以
外の時はほとんど座れることが多い。
時々、パフォーマーが歌いだしたり、物まねをし始めたり、
「私はお金がなくて物が買えないのでお金ください」と訴えな
がら車内を移動する人達がいるが、私は基本的に無視してい
る。お金を払うに値すればもちろん払うがね。
情けは人のためならずというが、このNYでそれを実践するの
は難しい。隙を見せると身ぐるみ剥がされそうで・・・って構え
ていたらだめかしら。
さて、車体は新しいものに入れ替えがどんどん進んでいるよう
で、日本の地下鉄のように、次の駅が表示される横長のボード
も車内についている。
椅子はプラスチック製で、網棚はない。川崎重工製の車体も
あったな。ってそこまで知りたくはないですか。
治安は、怖い思いをしたことはないが、深夜は人のたくさんの
乗っている車両に乗ったほうがいいに決まっている。
シーンとした車両で乗るのはさすがに怖い。
このブログを呼んでくれている方々、もしNYに来る事があったら
メトロカードで地下鉄を何度も乗り降りしてマンハッタンを満喫
してください!
今日の激写;
なし