違えば気候も。まぁ、それは当然かなとも思うが、なんと
洗濯事情も違うのだ(マンハッタンだけかもしれないが)。
マンハッタンの普通のアパートでは、自分の部屋に洗濯機
置き場もなければ、洗濯物を干せるようなベランダもない。
(ザ・リッチが住んでいるようなコンドミニアムは別ですよ。
最新の洗濯乾燥機もあれば、パーティができるようなベラ
ンダもありますから)
アパートの地下とか、どこかのフロアに共同の洗濯部屋が
あるのだ。うちの場合は、洗濯機が20台くらいと、乾燥機
がやはり20台くらいある。
自前のコインランドリーがマンション内にあると考えれば
わかりやすいかな。
アパートの大きさにもよるのだが、前に泊まったホテルは結
構な大きさにもかかわらず、洗濯機3台、乾燥機4台というひ
どいありさまだった。休日はよほど朝早く行かないと使えない。
日本人にとっては、洗濯物を、誰が使ったかもわからない
洗濯機&乾燥機で洗うことに対しては抵抗があるだろう。
でも仕方がない、部屋にないのだから。
とは言え、アパートの管理会社がきちんとしているところであ
れば、ランドリールームの清掃や点検・保守がきちんとして
おり、清潔に保たれていることも多いので、街のクラーイ感じ
のコインランドリーとは様子が違う。
マンハッタンのアパートで外に洗濯物を干せないのは、景観
維持のための条例だとか。
確かに古い威厳のある建物の外に洗濯物が干されている
景観は生活感丸出しのギャップがよろしくない。
我が家では、アメリカの強力乾燥機にかけたくないもののために、
日本で部屋干し用ハンガーを購入して持って行った。
これがとても役に立つのだよ!
使わないときにはコンパクトになる便利もの。バスタオルもかけ
られて、高さもある。部屋干し事情が必然の日本が誇る生活の
知恵から生まれたアイテムだ。
今日の激写;
湿気対策にも使える(濡れたタオルをかけるなど)優れものハンガー
