NYに住むことになったのをきっかけにして、タバコを吸うのを
中断している。
中断などと中途半端な表現をしているのにはきちんとした意味
がある。禁煙でもないし、やめたのでもない、中断という言葉が
ぴったりなのだ。
禁煙から連想するイメージ
・なんだか吸いたいんだけど我慢している
・やめる前の通過儀式(禁煙が長く続くと「やめた」に格上げ)
・即座に「やめた!」と言えない意志の弱さ
・とりあえず頑張ってるよアピール
やめたから連想するイメージ
・「あの頃は若かったぜ系」セリフを伴うナンセンスな回顧
・綺麗な大人への脱皮
・俺はもう吸わないよという宣言、破ることはできない
少なくとも私の場合はこのどちらとも違うのだ。
そもそも、今吸っていない理由はと言うと、、、
①今の家にはベランダがなく(日本にいるときは家の中で
は吸わず、ベランダにて蛍族)、屋上や外に行ってまで吸い
たいとは思わない。
②日中は、私はマンハッタンのとあるビル内にいることが
多いのだが、そこもわざわざ一番下まで行く時間が勿体な
い(ビル内はすべて禁煙)
③タバコの値段が高い(日本の3倍くらいかしら)
④もともとそんなに吸わなくてもイライラが募らない
といった諸々の事情で、吸っていないのだ。
俺は絶対やめる!とか意気込んで吸っていないわけではない。
日本に戻ったときは多分何気なく、「お、日本はタバコが安い
のぅ」と思い、何気なく買って、何気なく吸いそうな気がする。
それにしても、こちらは分煙が相当進んでいる。
レストランはほぼすべて禁煙。飲み屋もだ。
しかし一方で、歩きタバコをしながら皆平気で道路に吸殻を
ピン!と投げ捨てて恥じないこの国民性。女性までもがそうだ
から逆にあけすけとされるとそういうものかねと受け入れてしまう。
今日の激写;
なし