月曜日, 10月 31, 2005

吉野家ここにあり

祝!牛肉輸入再開

ということで行って来ました、吉野屋へ。

牛丼(Beef Bowl)は全く日本と同じに感じました。
照り焼きチキン丼もなかなかうまかったです。
紅しょうがも、七味もちゃんとありましたよ。

店舗の状況は日本とはちょっと違って、マクドナ
ルドタイプ。客の入りもそこそこよいように感じま
したがビジネスとしてうまく行っているのかは不
明・・。

それにしても、吉野家USAのHPには、以下の
記述があります。

The Evolution of a New Species of Fast Food

確かに日本では不動の地位を確立している
吉野家ですがここまで言い放つとはさすが・・。


今日の激写;
なし

日曜日, 10月 30, 2005

先輩とステーキ

SうTさんとTmいさんと私の3人でステーキを食べに行って
来ました。

SうTさんというのは筆者の先輩で、ちょうど出張で日本から
NYにいらっしゃっています。
筆者がもうかれこれ6年間もお世話になりっぱなしの方で、
文字通りお世話になりっぱなしで何もお返しできていないの
が心苦しいのですが。

SうTさんには幾度となく酒に付き合ってもらいました。

なかでも、2000年8月11日、深夜零時から仕事の後に青山
の居酒屋にUえMRさんと3人で飲みに繰り出した時のことは
一生忘れませんよ・・。野郎メンバー限定(単にオンナノコを
誘えなかっただけです、今になって本当のことを言えば)「麦
酒祭り」も懐かしいです。

Tmいさんはこれまた入社前からお世話になっている先輩で、
今も毎日ご迷惑ばかりかけてしまっていてすみません。

さて、私にとっては、NYに来てからちゃんとしたレストランで
本場のステーキを食べるのは今回が初めてのことでした。

昔出張で来た時(西海岸)に一人で食べたステーキは、

「ボク肉です、肉塊とも言いますがナニカ?

てな感じで、うーん、味気ねー・・・とちょっぴり失望した経験が
あります。今思えばとてもあれは肉の質が悪かったのだと思
います。とにかく硬い肉で、スジも多く、切れなかったのを覚え
ています。

今回は、選んだ店が良かったのか、はたまたこれが本当の
アメリカのステーキなのかわかりませんが、前回とは雲泥の
差で、旨かったですよ。

行った店は、Ruth's Chris Steak House(←「肉」音に注意)
となるステーキハウスで、全米展開しているチェーン店のよ
うです。知り合いのアメリカ人にどこがオススメ?って聞いた
らここが旨いよって教えてくれました。

店に入るとまずはウェイティングバーに案内されました。
ここでグイッとビールで乾杯。ブルックリンビールというNY
地ビールを扱っていたので、それを注文しました。

メインのダイニングルームに通されましたが、ステーキとい
う料理にそぐわない重厚さと、間接照明、キビキビした従
業員の態度など、雰囲気は高級レストランのような感じで
した。ジーンズ&スニーカーで来なくてよかった・・。
客の年齢層も結構高い。少なくとも私の年齢よりは明らか
に上。

私が注文した肉はNew York Strip(激写参照)というもの。
やっぱり半端ではない量でした。しかも皿がめちゃくちゃ熱
くて、絶対触らないでくださいとあらかじめ注意されました。

きちんと事前に注意されました。ちゃんと説明を受けた上
で注意されたのです、私もうなずきんばりにコクリと頷いたの
です。

・・・が、すぐにそれを忘れた私は、途中で皿の場所を動か
そうと思ってうっかり触ってしまい、あまりの熱さにびっくりし
て、ナイフを落としてしまいました・・・トホホ。
身をもって皿の熱さを感じた事件でした。
恥ずかしかったなぁ。

つけあわせにはちゃんと大好きなオニオンリングも頼みま
したよー。これまたデカッ!
ガンボという南部の代表的料理(スープ?)も初めてトライ
しましたが、日本人好みでイケル。(僕らの食べたのとは
違うけど、ガンボとはこんな感じ

それにしてもよく全部肉を食べきれたと自分を褒めてやり
たいです。あんなうまい肉を残すのは忍びなかったので。

今度は妻を連れて行こうっと。
また、ご近所のEんDさんにも紹介してあげたい。

*ブログ過去分について、何も表示されない場合は、ブラ
ザの文字コードをUnicode(UTF-8)というものに手動で変
えてみてください。ブラウザの「表示」-「エンコード」で変更
できます。


今日の激写;

ニク、にく、肉ー!(HPより)
 

月曜日, 10月 24, 2005

システムステレオと2台目の加湿器

我が家の生活に必要な家具・家電はもうほぼすべて
揃っていたが、音楽を聴くためのコンポをまだ購入
していなかった(今まではプレステにCDをかけて、TV
のスピーカーから聞いていました)。
日本で使ってたものは持ってきていません、ちなみに。

また、冬に備えて、リビング用の加湿器(ベッドルーム
用は既に購入済)を新たに購入したので今日はそれら
について書くことにします。

まずコンポだが、求めていたのはCD/DVD一体型
のものである。なぜDVD一体型かというと、、、

アメリカリージョンコードのDVDは日本のDVDプレイ
ヤー(プレステ含む)では見れないので、アメリカのDV
Dプレイヤーを購入する必要があった。しかし、今更
あの四角いDVDプレイヤーを買って設置するのも面
倒くさいし、置き場所も困る。しかし、システムステレオ
一体型のものなら音もいいだろうし、一度で済む。

という現実的かつテクニカルな理由なのです・・。

さて、じゃあどれ買おっかなって調べだしたのですが、、

んんん?このでっかい四角い枠の部分はなんだぁ?
・・・おい!なぜ「カセット」がほとんどすべてのシステ
ステレオについているんじゃぁ!世代交代しろ!

この衝撃的事実!未だにほとんどのシステムステレオは
カセットを標準装備なんですよ。DVD一体型のシステム
ステレオでもですよ。あのソニーさんもパナソニックさんも
です。

カセットといえば私、その昔赤坂安彦(字あってる?)のミ
リオンナイツなる番組をラジオで聞いて歌をよく録音してい
ましたよー。誰か知ってるかな、この番組。

今となっては懐かしい城達也のジェットストリームも聞いて
いました。

まあとにかく、カセットはいりません。CDやDVD何でも書
き込めるこの時代にカセットは不要。ただし、どのコンポ
にもカセット機能がついてきちゃうので、しょうがない。

結局パナソニックのものにしました。ディスクが5枚入り、
コンパクトで、しかも割とおしゃれで、我が家のテレビにも
合うカラーの安いものを買いました(180ドルくらい)。

実際に届いて聞いてみたら素晴らしいのですよ、これが。
アマゾンの読者レビューの点数が異常に高い(16人で☆
4.5!)のも納得。本当に音がいい。DVDとカセットなくても
この値段で は安いと思う。日本の技術はすごいなぁ。


続いて加湿器。
今回はちょっと奮発した。冷気/暖気を選択できて、霧状
にする水を綺麗に一度ろ過するカートリッジ付で、バクテ
リアや細菌を殺すシルバースティックのついているアレル
ギー持ちの人用の製品を購入。
ちょっと高いが毎日使うものだし、高いと言っても1万円く
らいなのでね・・。活躍に期待しよう。

加湿器選びって本当に難しい。タンクに入れる水が汚けれ
ば湿度があがったとしても元も子もないし、手入れの問題
も重要。日本の製品はすごくよくできているんだろうな。


今日の激写;
ニューアイテム2点

小さいけど良質なコンポ (テレビ横の小さいヤツ)











リビング用加湿器

日曜日, 10月 23, 2005

NBAプレシーズンマッチ観戦; 所詮はオープン戦?

先週のNHLに続いて今週火曜日にNBAの試合を見てきた。
場所は再びマディソンスクエアガーデンだ。

正式なNBAの開幕はまだ先なので、今行われているのは
プレシーズンマッチ、つまりはオープン戦だ。開幕前の調整
試合ですねぇ。

さすがにオープン戦のせいか、試合開始前10分前でも観客
の入りは6割にも満たないくらい、前回のNHLのゲームの時
はマディソンスクエアガーデン入り口からしてすごい人だった
ので、対照的でちょっと寂しい。

ゲームはNYニックス vs フィラデルフィア76ers で、76ersの
スーパースター、アイバーソンのプレーでも見れればと期待
していたのだが、、、出場がないどころか、NYニックスサイド
のオフェンスが最悪で、素人目にも「コリャ2流試合だ・・・」
と分かる内容だった。

観客席からブーイングも出ていましたよ、あまりにニックス側
のプレーがひどくて。せっかく応援に来たのにこのプレーは
なんだ!と怒りたくなるでしょう、ニックスファンとしては。

なので結局、Q2で帰ってきちゃいました(試合は全部でQ4
まで)。Q2後のハーフタイムの時点で時間が夜9時を過ぎてい
たこと、ゲームの内容が悪いこと、点差が大幅についている(
20点くらい)というゲーム観戦としては致命的な(後ろ二つの)
理由から、妻と、「帰るか・・」「うん・・」と相成りました。

昔テレビで試合を見ていた頃はもっとすごいプレーが随所に
見られていた。きっとシーズンが本格的に開幕すれば、スタ
メンが超一流の選手になるので、そのときにもう一度見に来
ようっと。

今日の激写;
なし

木曜日, 10月 20, 2005

最近なかなか時間がとれなくて・・

ただのお知らせです。

ここのところ週末だけの更新が続いていますが(今日は
偶々靖国問題をネタにしてみました)、実は結構動き回
っており、書きたいことはたくさんあります。

木曜夜はNBAのプレシーズンゲームを見に行ったり(所
謂オープン戦で、マジソンスクエアガーデンに再び行って
来ました)、英語のレッスンを週イチでちゃんと続けていた
り、いろいろトライアル&エラーを重ねています。

エラーが7割くらいですがね。

ただここ数週間の平日に、なかなか家でパソコンに向か
う時間が取れなく なっており、更新が遅れているのが実
情です。

のんびり時間が出来たときに書いていくので時々のぞい
てやってくださいねー。

そう言えば今日の英語のレッスンでは、クラスメートのセク
シー系お姉さんとペアになって会話をする機会があって、
緊張しちゃいましたよ・・。 邪念が俺の英語学習を邪魔する!
でも神様こんなチャンスをくれてどうもありがとう。


今日の激写;
なし

NYタイムズ、靖国を語る

一昨日のNYタイムズ社説に小泉首相の靖国神社参拝
を非難する社説が掲載されていました。新聞中の扱い
は小さいものでしたが、書いている内容は結構手厳しい
と感じました。NYでも論議を巻き起こす靖国問題って
一体ナニ!?

文藝春秋の8月号に、この問題についての面白い特集が
組まれていましたが、私は恥ずかしながら靖国神社の歴
史、位置づけ、参拝を巡る過去の裁判など、きちんと事実
を整理できていません。

ただ、識者(と呼ばれる俗人)の主張を読んでいると、最
後は国民感情的というか、立場が違えば解釈が違うとい
う極めて単純な迷路に陥って入るような気がしますが如
何に?

日本人たるもの、NYで議論を吹っかけられて、「いやぁ、俺
ホント言うとよく知らないんだよね」などと無様な姿を晒さない
よう、これから靖国問題を勉強して自分の考えをまとめてお
こうと思います。

あぁ、日本のことをいろいろ知らないんだなってこっちに来て
痛感していますよ・・トホホ

*NYタイムズの記事はしばらく経つと、メンバー(登録は無料)でないと
ネットでの閲覧ができなくなると思います

ところで、お母さん誕生日おめでとう。コチラはエラーの連続
ですが何とか生きています。
健康第一で、お父さんと旅行に行ったりおいしいものを食べに
行ったりして仲良く過ごしてください。
実家に帰った時は散財するだけのパラサイト息子になるので
その時はよろしく。


今日の激写;

日曜日, 10月 16, 2005

ロックフェラーセンターのアイスリンク

先週は記録的な雨天(雨量、雨降り連続日数)がずっと続
き、それとともにNYは一気に冷え込んだ。

ちょっと前まではなかなか涼しくならないなぁと言っていたの
に、本当に異常気象の連続である。

そんな中また季節の移ろいを感じさせる光景に出会った。
ミッドタウンのロックフェラーセンタースケートリンクがオー
プンしていたのだ。毎年恒例のこのイベント、クリスマスから
年越しまで、これから多くの人が集まることだろう。


今日の激写;
アイスホッケーは禁止

NHL開幕、早速の観戦

前回に続きまたもスポーツネタ、今日はNHLです。
平日のチケットが取れたので、この木曜に行ってき
ました。

去る10月7日に プロアイスホッケーが2季ぶりに開幕
した。昨季は労使交渉決裂、ストライキにより全日程
がキャンセルという前代未聞の事態となり、ファンを
泣かせたようですが、日本にいた私は「フーン、そう」
程度の関心でしたよ、正直に言うと。

ただ、スポーツという観点からはそれなりの興味があ
った。オリンピックでは一応興味を持って見ていました。
少なくとも野球よりは遥かにエキサイティングなスポー
ツだと思います、私は。

醍醐味としては、

・当たりが激しい

・スピード感がある

に尽きます。とにかくめまぐるしく選手が動く(選手交代も
めまぐるしい)中、ぶつかり合い、時には宙を舞い、攻守
が一瞬で入れ替わります。乱闘に突入するのも一瞬です。

今回の試合中にも乱闘がありましたが、観客が最も盛
り上がったのはここでしたよ・・。世の中から戦争を無く
すのはこりゃ無理だなと改めて痛感しました。

さて、今回の試合はNYレンジャーズ vs NJデビルズ
(チーム紹介はここのページが役に立つ)

このチームネーミングセンス、レンジャーズはともかく、
デビルズ・・デビルズですよ!
「一体お前のチームからはどんなデビル野郎が出てくる
んだこんちくしょう!」と突っ込まざるを得ないチーム名
です。

場所はマジソンスクエアガーデン(レンジャーズのホー
ム)で、時間は19:00~。平日ということもあり、19時の
試合開始時には空席もチラホラ。
だだっ広いアリーナを想像していたので、ゲームが遠く
に見えるんだろなと思っていたのですが、意外にコンパク
トで(USオープンの時とは大違い)、双眼鏡も今回は不要
となりました。
ちなみにこのマジソンスクエアガーデン、今の建物は4代目
だそうです、歴史についてはコチラ

ゲームはレンジャーズが4-1で大勝利し、レンジャーズファ
ンにとっては最高の夜となったことでしょう。
やっぱり点数が入らないとね。場内の雰囲気も点数が入る
とすごい。皆で歌を歌いだして地鳴りが。

試合後は酔っ払った連中が大声で喜びを爆発させていたが、
これを見た時、うちのオヤジが降りてくるのを感じましたよ・・

「ホッケーでああまで狂喜できる奴がある意味羨ましい」

また、前に座っていた大きな太っちょお父さん(服装から察するに
大のレンジャーズファン)がいました。
興奮のあまり常に前のめりになっているせいで、ずっと椅子座席
部分の前部10センチくらいのところに大きなお尻が乗っていて、
いつ前にずり落ちるか試合中ヒヤヒヤ(期待も)しっぱなしでした。


今日の激写;
アイスホッケー初観戦

素晴らしい歌声でした(国歌斉唱)










コンパクトに感じたリンク










太っちょお父さんの頭越しに

月曜日, 10月 10, 2005

来客とアメリカンフットボール

昨日は知人のアメリカ人が家に来て、テレビでアメリカンフット
ボールを見て、夜は寿司を一緒に食べるという和洋折衷の
休日を過ごした。

もともとは、マンハッタンのどこかのスポーツバーに行って見る
つもりだったのだが、あいにく今日の天気は大雨(NYに来て最
もひどい雨だった)。そこで、急遽家でビールやスナックを用意
して、知人、私、妻の3人で色々話をしながらフットボール観戦。

季節は夏から秋へと移ろい、プロスポーツもアイスホッケー
バスケットボールアメリカンフットボールが開幕し、盛り上がる
時期である。MLBではちょうど今プレーオフが行われており、
家のテレビでも、今この瞬間に松井がダブルプレーとなったシ
ーンが報じられているところだ。まさにスポーツの秋。

私は正直言って野球が苦手である。プレーすることが苦手なの
は言うまでもないが、熱くなれないのだよ、プロ野球観戦に対し
て。私の父はこうよく言っている、

「野球にああまで熱中できる人が羨ましい位だ」

オヤジ言っちゃったよ・・決して野球ファンに喧嘩を売っているわけではないので
誤解ない ようお願いしますね・・。当然、趣味は人それぞれですので。

「ああまで」の「ああ」というのが何を指すかは本人に確認する
必要がありますが、言わんとすることは分かる。

私も同感である。毎日スポーツ新聞を買ってデータをチェック
したり、阪神が優勝して道頓堀に飛び込んだり、巨人が負けて
機嫌が悪くなったり。そんなものに自分の気分がほぼ毎日左右
されて、アンタの人生いったい何なのさ・・って宇崎竜童が出てき
そうですぜ、まったく。

これが高校野球だったら違うのですよ。自分の母校でなくても、
なぜか高校野球は退屈に感じない。一つ一つのプレーがすがす
がしいと感じる。これはきっと、私は高校野球を通して野球を見
ているのではなく、高校球児の所作を見ているのだろう。

ムムム・・つまるところ、私は野球というスポーツが好きではない
のではないか!?うん、きっとそうだ。理由をいくつか挙げられる
がそれはまた別の機会にしよう。

話が逸れたが、アメリカンフットボールに戻る。前からこれには
興味があった。興味のメインは、ルールが分からないということ。

したがって、今回のテレビでのフットボール観戦は願ってもない
チャンス。アメリカ人に、ゲームを観戦しながら教えてもらえるの
だから。

今日見たのは、カレッジフットボール。彼の地元の大学が出る
伝統の一戦ということで、彼もすごい気合の入りようだった。
カレッジフットボールもプロ同様、地元の人は老若男女地元大学
のチームを応援して、スタジアムに駆けつけるそうです。

それで・・・大体分かりましたよ!ルール。
もういっぱいありすぎて説明もムリなので、ここでは基本中の基本
をひとつだけ勝手に紹介しましょう。

「4回連続で与えられる自軍チャンス中に、10ヤード(約10メ
ートル)前に進めばよい。進んだ場合は進んだところから再び
チャンスが4回与えられる。失敗した場合は相手に攻撃権が
移る」

ごく大雑把ですがこうです。これが分かるだけでも楽しめます。
楽しいと感じることが私はできました。なので、今日もプロのゲ
ームをテレビで見てルールをおさらいしました。

ゲームも終わり、夜7時くらいから近所の日本料理レストランに
行って寿司や天麩羅を食べ、大雨の中家路に。

半日英語漬けで気持ちは張っていたけれど、アメリカンフットボ
ール楽しかったなぁ。このブログを読んでくれている皆さんの中で、
ちょっとでも興味のある人には背中を押したいです。面白いですよ。

アマゾンでこんな本を発見しました。

「すぐわかるアメリカンフットボール―ルールと試合」
球技のようで球技でない。アメリカンフットボールは陣取り合戦!!

すぐ分かっちゃうの!?うってつけじゃない、今の私に。


今日の激写;
なし

土曜日, 10月 08, 2005

常に有事ナリ

昨日、NYの地下鉄テロに関する話題を書きましたが、アメリカでは
早くも政治問題化しているようです。いやですねえ、政治ってのは。

読売新聞(オンライン)には以下のようにあります。

NY市長、テロ「過剰反応」批判に反発
【ニューヨーク=白川義和】ニューヨーク市のブルームバーグ市長は7日、

前日に公表した同市の地下鉄を標的とするテロ情報に対し、国土安全省
が信頼性を疑問視する見解を示したことについて「我々は正しい行動を取
った」と反発した。

市長は記者会見で「ワシントンで情報を分析する専門家と、ニューヨークで

市民の生命を守る責任を持つ者では立場が全く異なる」と強調。情報には
一定の信頼性があるとし、ワシントンから出ている「過剰反応」との批判に
反論した。

AP通信が捜査当局者の話として伝えたところによると、地下鉄テロを計画

したとしてイラクで拘束された2人に加え、同日、新たに1人が拘束された。
3人はアフガニスタンで爆発物に関する訓練を受けていた。シリア経由でニュ
ーヨーク入りし、仲間の工作員と落ち合う計画だったという。

ニューヨークの地下鉄では同日も厳戒態勢が敷かれた。市中心部のペンシ

ルベニア駅では不審な液体が入った清涼飲料水の缶が発見され、出入り口
の一部が一時閉鎖された。警察当局はいたずらとみている。線路上にバッグ
が放置されているのが見つかり、運行を約30分間中断した路線もあった。

ウーン、もう何がどうなっているのやら。
有事ですね、有事が平時の世の中ですが。

テロリストに対する恐怖を克服するには自分がテロリストになるという
手がありますが、テロの知識よりも今は英語の知識が欲しい私としては
街中に溢れている警察官を話し相手(練習台)にするいいチャンスです。
不必要に相手を刺激させないようにという、とても気を遣う英語レッスン
ではありますがね・・。

とにかく、ブルームバーグ市長としては、ブッシュ大統領がハリケーンの
時に対応が後手に回ってボロクソに言われたことを意識しているのでしょ
うね。それにしても、批判に反発するところが幼い。自分を正当化しようと、
功名心が丸出しです。自尊心の強い若者なら「青いねキミ」で終わります
が、市長にまでなった人間がイチイチ批判に反発してどうするの。

でもその気持ちわかりますよ・・なぜなら、11月が選挙だもんね・・

なんて嫌味を書いてしまいましたがアメリカは常に有事であるということを
肝に銘じて、親の教えに反する「相手を常に疑う」気持ちで地下鉄に乗り
ますよ・・嫌な時代です。

*いや、思い出してみたらうちのオヤジは「ビジネスでは常に人を疑え!」
と言っていましたが・・

ところで、引用したニュース中にあった「AP通信」という組織ですが、前か
らこれは一体どんな通信社?と思っておりましたのでこれを機にググって
みました。

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AP通信(えーぴーつうしん, Associated Press)は1848年に設立された、
アメ リカの大手通信社。世界的な通信網を持つ。同社の株式の大部分
が新聞社 や放送局が所有している。
2004年現在、約5000のテレビ局とラジオ局、約1700の新聞社と契約して
るとされる。 by Wikipedia

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なるほど、非営利組織ですな。それにしても242の国にオフィスがあるようです
が、現在の国連加盟国が191ですからそれより多い!ひょっとして世界を監視
するスパイになれちゃう!?
でも1848年設立って、江戸時代じゃないですか。ペリーが来る前ですよ。
あの時(ってもちろん知らないですが)から報道していたのかと思うとコワイ。
日本のどんなニュース・通信・新聞など公共報道機関の歴史よりも古いようです。
アメリカのメディアのすごさを垣間見た気がします。


今日の激写;
なし

金曜日, 10月 07, 2005

報道に温度差; 同じ事実なのに

今日夜、「NYの地下鉄に対して具体的なテロ計画がある
という情報を入手した」、というブルームバーグNY市長の
会見があった。

・・・って、どうすりゃいいんじゃー!

ナニナニ?彼はどうやら「でも普段どおり地下鉄に乗ってください」
と言っていると?

・・・言われなくたって乗るわ!
現実的にこの情報だけで生活を変えることはできん

それにしても市長として説明責任だけ事前に果たして終わりですか。

どうやら、「世界で最も優れた警察力の中で、普段どおりの生活を
してください」とも言っているようだが、私にはただ立っているだけ
の警官にしか見えませんがね。

穿ったいやな大人の見方では、選挙前にリーダーシップ見せよう
として狂言やってるんじゃなかろうね、市長?と可愛くない意見まで
浮かんでしまう私。

とまあ住みにくい世の中ではあるものの、今回気になったのは、
日本の報道について。温度差がありますねぇ、同じ事実なのに。

日経新聞の記事では、

【ニューヨーク=米州総局】ニューヨーク市のブルームバーグ市長は6日夜記者会見し、
同市の地下鉄に対する具体的なテロ計画があるため、地下鉄などに最大限の警戒態勢
をとったことを明らかにした。 米連邦捜査局(FBI)から同市に伝えられた情報によると、
今後数日中に地下鉄を標的にテロが行われる可能性があるという。同市は、地下鉄駅構
内に配置している警察官を増員。利用者へ の手荷物検査を強化するなど警戒を強める。
同市の地下鉄は1日平均推定約450万―700万人が利用する。 会見で同市長は、今回の
テロ情報を「かつてないほど具体的な脅威」と表現。同市の地下鉄を明確な対象とした信
頼性の高い情報であることを認めた。市民に対しては「不審物や疑わしい行為を目撃した
場合、迅速に通報する」ことを呼びかけた。米メディアによると、テロ計画の情報は米国外
から寄せられ、FBIなどが捜査に乗り出しているという。 (10:38)

・・なんだかすごいヤバそうな雰囲気になっています!

一方朝日新聞は、

ニューヨーク市のブルームバーグ市長は6日、記者会見し、同市の地下鉄へのテロ攻撃の
脅威が生じたため、地下鉄を中心とした公共交通機関の警備を強化したと発表した。これま
でにない具体的な情報だとしたが、ふだん通りの生活を続けるように、とも市民に呼びかけた。
複数の米メディアが伝えたところでは、「19のスーツケース爆弾、あるいは19人のテロリスト

が地下鉄を爆破する」という情報だった。ケリー市警本部長は具体的な説明を避けつつ、地下
鉄にスーツケース、乳母車や荷物を持ち込まないよう協力を呼びかけた。 テレビの一部は、
数日前にイラクで拘束されたアルカイダ関係者から得られた情報だと報じた。市長は、警戒を
いつまで強化するかについては明言を避けた。また、情報の関連で逮捕、拘束された容疑者
はいないとした。一方、記者会見に同席した連邦捜査局(FBI)担当官は「数日のうちに問題は
解決するかもしれない」と述べた。

意外に冷静だ・・しかもいやに具体的

ちなみに読売も結構具体的、かつテロを巡る包括的な話としてまとめ
ています。

さて、現地NYタイムズは、

Bloomberg Cites 'Specific Threat' to N.Y. Subways

というタイトルで、客観的に書かれているように見えます(このブログを
書いている間に記事が更新されていました。より具体的になっていま
す。最初は、未確認情報となっていたような気がしましたが・・)。

とにかく、日経新聞のちょっと不安を煽るような記事が気になった、とい
うことをお伝えしたかったので・・。


今日の激写;
なし

月曜日, 10月 03, 2005

秋の気配と人恋しさ

冬に備えて早めに加湿器を購入したことは以前お伝えした
通りだが、先週から急に朝夕が冷え込むようになってきた。
異常な暑さを見せたこの夏もようやく終わり、秋の訪れを
感じる。

フランス旅行から戻ってきてのち、数日間は気温が高かった
が、さすがにもう10月。出かけるときにはジャケットやニットの
一枚も持ったほうがよい。個人的に一番いいと思うのは皮の
ジャケットかしら。皮なら薄手でもあったかいし、過去数年の
流行のおかげで手ごろな値段でいいものが手に入るように
なった。

また、観光客にとっては今がベストの気候かも・・。涼しいとは
いえ、日中はまだ陽射しが強く、Tシャツでも大丈夫(私にとっ
ては)。空気も澄んでいる(気がする)ので、散歩も気持ちがよい。

10月、11月は多くの知人がNYに来る予定になっているが、こ
の気候なら、彼/彼女らのNY滞在も素晴らしいものになるだろう。


・・・それにしてもなぜ秋ってのは寂しい雰囲気なのでしょう。
人肌恋しいというか、寄り添って語らい合いたくなるというか、
「まぁそう肩肘はらずにイモでも食いながら話そうやぁ」と言わ
しめる威力が秋にはありますね。

ウソホント研究所による調査では、春夏秋冬でもっともカップ
ル(死語?)が生まれる季節は秋のようです。

というのは冗談ですが(ウソホント研究所という機関もフィクシ
ョン)、寒くて外に出ない冬に備え、一緒に過ごすパートナーを
みつけるように僕らの頭にインプットされているということなの
でしょうかね、この人恋しさは。

ハ・・・そうだ・・・オンナノコにこの話をうまくすれば、「この人
寂しいのかしら、、、人恋しくて私にこんな話を?」と近づきの
きっかけに出来るかもしれませんな。馬鹿な私・・。


ということで、勝手に秋のマストバイ!

恋しくて(映画);
当時はこのメアリースチュアートマスターソンに惚れましたよ・・

うなずきん
以前このブログでも紹介した、「聞いてくれる可愛い奴」)


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今日の激写;
ニューヨーク秋晴れ

日曜日, 10月 02, 2005

フランス旅行③;パリ編

夏の終わりの9月末、フランスに行って来た。
目的は純粋に観光。

友人からは、「アンタがフランスとはね、笑える」(by
MKK) という笑えない言葉を貰ったが、異論はない
(正確には「似合わない」だったかはよく覚えていない
がその類)。

せっかくなので、以下の3回シリーズでフランス旅行
の trial and error を記すことにする。

①インド航空編
②モンサンミシェル編
③パリ編

---------------------------------------------

パリ滞在での目的は、美術館とウマイ食事。

短い滞在だったので、行くところを相当絞った。
妻が全てのプランを立てたのだが、ルーブル美術館
は、行ったらそれこそ一日がかりになるので、敢えて
今回は止めることにした。また、お互いに過去にルー
ブルには行ったことがあったことも大きい。

さて、今日は細切れに書くことにしよう。

<パリは寒かった>
アメリカと同じくらいだろ、となめてかかったらとんでも
ないことに。朝は気温が8度・・・。地元民はコート着て
いましたよ。結局、途中でセーターをギャップで買いま
した・・・フランスに来てまでギャップとはね。

<皆結構スリム>
NYにいると、やたら肥満体の人が目に付くが、パリは
スリムな人が多かったように思う。食べものの違いかし
ら。

<美術館>
オルセー美術館とロダン美術館に行ったが、半日で見
るにはちょうどいい場所ですよ。ただ、私には美術鑑賞
というものはあまり楽しいものではないということが分か
った。日本の美術品は好きで、見ていて飽きないの
だが、海外のものはどうも・・。

きっと、「え、これのどこが上手いの?」というものが多い
からではないだろうか。また、私は海外の歴史を恥ずか
しいことにあまり知らない。さらには、宗教的な背景の
知識が乏しいということも海外の芸術品を楽しめない理由
だろう。これから勉強しなくちゃ。

その意味では、写実的なものについては単純に、じょうず
ね~と思うので感動できる。

<カフェ>
もうこれは文化だ。朝から晩までたくさんの人がいる。
エスプレッソなんてすぐなくなっちゃうし、貧乏性の私とし
ては普通のコーヒーを頼むのだが、どうもパリのカフェで
のんびり過ごすというのはこそばゆい感じがした。
しかし、タバコを堂々と吸えることはよい。やっぱりコーヒ
ーにはタバコですよ。何でもかんでも禁煙にすればいいっ
てものではないでしょう、ニューヨークは。
大人の嗜好を理解する懐の深さが欲しいものである。

<レストランにて>
パリのレストランで、ニューヨークのロングアイランドか
ら来た老夫婦と席が隣になる出来事があった。
最初はレストランのメニューのことをあれこれしゃべって
いたのだが、そのうちにお互いニューヨークから来たとい
うことが分かり、意気投合!

いろいろ(日本のことやNYでの生活のこと、仕事のことな
ど、私と妻は未熟な英語で)話し、最後はお互いに連絡先
を交換してわかれた。

フランスはパリで、ニューヨークの、しかもすぐ隣町程度の
近さに住んでいるアメリカ人と仲良くなるとは不思議なもの
だ。



<終わりに・・・>
いきなり終わろうとしていますが、今回は4日間程度の短い
旅行であったが、実にいろいろなことがあった。
妻にとっては初めての個人旅行(ツアーではないという意味)
で随分と心配事(インド航空とか)が多かったようだが、終わっ
てみればトライしてみて正解だったようで、私も嬉しい。

今度はどこに行こうかな。せっかくアメリカに住んでいるのだ
から、カリブとか南米に行くのがいいのかな。
アメリカ国内を車や電車でっていうのもロマンがあってよい。


今日の激写;
花の都パリ

ノートルダム大聖堂










絵になる街並み