たこともあり、移動はレンタカーでした。
ジュネーブに行ったときにひどい経験を
したこともあり、今回もナーバスでしたが
特に問題なく終えられてまずはホッとして
います。
ということで、レンタカーアクティビティを
綴っておきます。
まず、ポルトガルの運転マナーで気づい
たこと・・・・
ウィンカー出さない
比率高い
高速道路でのことです。出さないドライバ
ー多いです。
特に怖かったのが、
高速の合流地点で
出さない
これです。
何が困るかというと、合流そのものはいいの
です。入るだけですから分かりきってますね。
問題はその後です。合流した後に、
このドライバーはさらに
追い越し車線に行きたい
のかそのまま走行車線に
いるのか
これが、分からないのです。
何せ、
ポルトガル高速道路
はド空き
です。郊外に出れば、レーシング場状態な、3
車線の高速道路(ワインディング多し)なので、
選択肢が多く、読めないのです。
筆者が追い越し車線に入っていても、向こうは
死角もあるでしょう、一気に合流が終わって、
ヒュッと寄せられるケースもあります。
ウィンカーが出ていないので、そもそも分から
ない。これは怖かったです。イチイチビビる。
高速は120キロ制限です。合流時点では60
とか70キロの車が、合流を終えた突如140キ
ロ位で突入してくることもあります。
もし読者の方がポルトガルを運転する機会
があれば、お気を付けくださいね。
さて、当たり前ですが、大陸は・・・
左右逆
です。
ちなみにイギリスは日本と同じです。
ラウンドアバウトの回る方向も、交差点
で車がやって来る方向も、走行車線もぜ
ーんぶ逆です。もちろん運転席も左ハン
ドル。
全部逆というのは分かり易いですが、運
転は身体に染みついたものであるので、
意識より身体が先に反応してしまいます。
そのため、混乱します。
なので、田舎限定の運転をこころがけ
ました。リスボン中心部突入は自殺行為
になるので、空港周辺のみ。
会社はハーツを利用。
リスボンの空港でピックアップし、返しも同じ
場所。
が自動的にゴールドプラスになるので、その
メリットを活用。
具体的には割引、受け取り時の優先受付、
車種グレードアップなど。
・・・詳しくないので本当はよく分かりません。
ジュネーブ時はヨーロッパカーというところ
だったので、それは避けたかったです。
アメックスで申し込めばレンタカーに関する
特別な保険が無料ですべて付いてきます。
ジュネーブの時はこれで助かりました。
お値段ですが、オートマ確定で1日50ポンド
ちょっと。時期的な問題もあり、いつもより
高いです。
欧州的にホリデーシーズンでなければ、
この半額くらいでしょう。
なお、オートマは値段が高いです。もともと
台数が限られているのでしょう、
今試しにハーツのサイトを見てみましたが、
来週だと筆者の申し込んだオートマのクラ
スはありません。
早めの申し込みは必須ですね。
海外レンタカーでの車種はドキドキです。日
本車はまずないです。
空港では、BMWのツアラーにアップグレ
ード可能と言われて、現車を見ましたが
やめました。カッコよかったですが。
車体が確実に大きくなるのと、操作が複
雑なイメージがあるので、遠慮しました。
結局シトロエンの、見た目が変な車でした。
が、乗ってしまえば不満ない車で、お世話
になりました!
ディーゼルのオートマです。
クルーズコントロールからパドルシフトまで
付いている、装備としてはフル装備です。
これ 泊まった部屋の前で。
前から
このシトロエンの車ですが、なかなか
興味深いです。どこがかと言えば、
・オートマのシフトギヤがボタン
ニュートラルと、ドライブと、バックの
3つしかない。パーキングがない。
サイドブレーキはついてます。棒状
ではなく、なんだかぶっといレバー。
・液晶パネルオンリー
エアコン、音楽、設定など全部タッチ
パネルでやります。
スピードとギヤもステアリングの前の
液晶。タコメーターはなし。
これが運転席
クルーズコントロールは筆者は使ったことが
なく、放置。
・助手席のダッシュボード内にもUSB
広いダッシュボード。これは便利でした。
今どきは常識かもしれませんね、USB
って。
なお・・筆者のスズキ車はUSBなしです。
・後部座席の窓は手動(下には開かず、
ずらして隙間を作るもの)
後部は結構ゆったり。
結局子供一人は前に乗せました。
この車は、日中も走行中は必ずライトが着
いていました。安全上はいいことです。
乗り心地ですが、1速のパワーがなさすぎ
でアクセルを踏み込まないと、スッと前に
出てくれません。これはフラストレーション
でした。
それから、ギヤが切り替わるショックが
伝わり過ぎて、煩わしいです。
シフトインディケーターは液晶内に付いて
おり、パドルシフト(ステアリング横のスイ
ッチで、マニュアル的にシフトアップ・ダウ
ンできるタイプ)も付いているのですが、
オートマなんだからそこは賢くやってくれ
よ・・と思いました。
燃費はよく分かりませんが、アイドリン
グストップもあり、ゲージの減りはかなり
遅かったです。
英国の自宅から持っていったものですが、
・ナビ(ケーブル含む)
・ブースターシート(2個)
ジュネーブの時はチャイルドシートを借り
ましたが、汚かったことと、子供も大きくな
りブースターシートで大丈夫なので、持参
しました。
かさばりますが、借りるとこれだけで1日
単位でお金を取られるので節約。
ナビも借りれますが、当然コストがかか
りますし、それ以上に、ナビは慣れたも
のでないと苦労します(操作)。
筆者のガーミンのナビはもともとはバ
イク用に作られているので、電源なし
でも充電池で3時間くらいは問題なく
作動します。
何より操作が慣れているので、旅行
前から国の設定をポルトガルにして
おき、ロカ岬やホテルの場所を登録
しておきました。
これだけで、着いてから慌てず済みま
す。
ポルトガルの高速道路は、有料です。
支払いは普通の窓口に止まって払う
タイプと、日本のETCみたいに、自動
的にチャージされる(小さなセンサー
付の機械が窓にペタッと貼ってある)
タイプがあります。
後者は専用の場所を通る必要が
あります。日本のようにバーはなく、
時速60キロ以下で通過すれば、
料金とグリーンランプが道路のとこ
ろにある機械に表示されます。
これ、ちゃんと読み取れなかったら
どうなるんだろう・・・。多分、毎回
ナンバーが撮られていると思いま
すが。
これを使うためにハーツには追加
料金を払っており、精算は事後的
にカードにチャージされることにな
っています(と思いますが・・)。
肝心の運転ですが、主に以下のルー
トで使いました。
駐車場は大丈夫かなと思いましたが、
どこも問題なしでした。
・ロカ岬(往復でも1時間かからない)
・シントラ(往復1時間ほど)
・オビドス(往復3時間)
ロカ岬は山に登っていくワインディングです。
結構なカーブです。酔いやすい方は酔い止
め薬を飲んだ方がいいです。
駐車場は広いので、まず止められないこと
はないでしょう。観光バスなどもいます。
シントラは、狭い道なので注意が必要です。
王宮に向かう途中の道に停めるスペースが
あります(そして自動精算機で料金を払っ
て紙を車に置いておく)。そこから歩いていく
こと自体が楽しいということもあるので、
シントラの訪問地は事前に決めておき、停め
る場所も考えておいた方がいです。
シントラの名所全部周るには徒歩だけでは
無理なので、車やバス、タクシーをうまく
利用する必要があります。
オビドスは訪問者用の広い駐車場があり、
有料です。自動精算機で料金を先に払って
おきます。
オビドスに向かう高速は畑のエリアを走っ
て行くので、爽快です。ほとんど車も通ら
ず、美しい自然でした。
当初行こうと思っていたポルトは、移動だけ
で片道3時間半もかかってしまうので諦めま
した。観光時間も考えると、ポルトは宿泊す
る必要がありました。
これは次回どこかで機会を作れれば、と思
っています。
ということで、ポルトガルレンタカー事情は
多少はお伝えできたでしょうか。
イギリスと比べるとマナーはいまいちいです
が、異国の道路を走った経験的には、なか
なかよいものでした。