迎えました。
ヒースロー空港で3人が出てきた時は、あぁ と
いうなんとも言えない気持ちでした。男児をおん
ぶしている妻、キョロキョロしているさくら。
筆者が来てから2か月半、長いような短いような
期間でしたが、またここから新たなスタートを切り
ます。
妻はフライトを含めこの一週間よく頑張りました。
尊敬に値します。母のなせるわざとはこのことか
なと思いました。明日から筆者は仕事が再開する
ので、妻にとって真のロンドン生活は明日から本
番です。さくらの幼稚園も明日から開始ですし。
それにしても、心身ともに疲れ果てたことと思いま
す。
初めてのイギリス、子供二人でうち1人は1歳にな
ったばかりの赤子、何かと不自由な郊外、不慣れ
な海外の一軒家。英語。
人生の大半が東京の都心暮らし、かつご両親が近
い場所にいた妻にとっては、今回の転勤は人生最
大の変化でしょう。
NY経験があるとは言え、当時はマンハッタンで筆
者と二人。環境は全く異なります。
なお、筆者は家族の渡英に合わせて1週間の休
暇を取りました。怒涛の1週間でした。
どんな一週間だったか、テーマを絞ってご紹介し
ますね。あとで振り返った時に、あんなことしたよ
ね、となると楽しいです。
おっとっと・・何はともあれ元気な我が子の姿です。
わずか2か月くらいですが、成長に驚きました。特
に男児はわんぱくそのもの。
男児:ラウンジにて
さくら:公園にて 手前は男児
①主にやったこと
妻がこちらでの生活を始めるにあたっての、
生活の立ち上げです。
・銀行:カード類のアクティベーションや、現金
の下ろし方など クレジットカードも
・近所に何があるか散策:特に地元のスーパ
ーの物色 何がどこで買えるのか、を知らない
と子供に食べさせられないですからね
・幼稚園に行ってみる:場所の確認と入園に
あたっての基礎情報の伝達
・日本食スーパーの確認:家からもっとも近い
店 これは妻がド寒いなか、一人で行きました
妻の感覚だと値段高すぎ!買うのを躊躇する
くらいのようです 良妻です
・近くの公園の確認:上の写真です 外に遊
びに出せる場所のチェックです 距離感や
雰囲気、遊具の有無など
・携帯電話:iphoneは準備してあったので、sim
カードの追加購入をしました 少しトラぶりまし
たが、無事携帯ゲット 使いこなすかどうかは
妻次第
・バスと地下鉄の乗り方:これはさくらと男児を
連れては難しい(ド寒い日が週後半続きました)
ので、妻が1人で外出。いきなりロンドンの路線
図持たせての放置は心配でしたが・・・・無事帰っ
て来ました。
相当頑張りました。筆者の家から1時間くらいバ
スに乗ってビクトリアという大きな駅(終点)まで
行き、地下鉄で戻ってくるツアー。
・近くのショッピングモールに出かけて、帰りは
近場のアジアン料理で外食(フラッと子連れで
外で食べられる場所を伝授!)。モールは筆者
も初めてでしたが期待外れ。日本とは比較に
なりませんね。
・自宅の案内:これ重要です・・・セントラルヒー
ティングのシステム、お湯について、電気につい
て、ブレーカー、家具・家電(オーブンから掃除機、
テレビなどなんでも)、ネット環境、ケーブルテレ
ビ、ガレージ、鍵(これが難しい なんせ3つもある
し鍵かけるだけではない・・色々ひねったりする)
ざっくり言ってこんな感じでしょうか。
船便の家族関連の整理もあったので、1週間は
あっという間です。さくらや男児の食事もあります
し、家に縛られることが多いので、ストレスも溜ま
ります。
②この1週間苦労したこと
これは意外にも、さくらの面倒見が大変でした。
これは本当に予想外でした。もともと、1歳の男児
がどれほど大変かと構えていましたが、実はそれ
はごく当たり前に1歳の男児であり、食べて寝て、
泣くだけ。動き回ったり、すぐ何か見つけて口に入
れるのには相当泣かされましたが、それでもそれ
は日本でもあること。
それよりも、さっちゃんはこちらに来ても楽しいこと
しかやろうとしないので、とにかくああしてこうして、
これ食べたい、これ飲みたい、お母さん一緒にいて、
男児に貸さない、眠い。などなどストレートに欲求
をぶつけてきます。言うこともすんなり聞きません。
そうかぁ、さくらかぁ、ノーマークだったと。。
でも、それでもさくらはよく頑張っています。
日本のおうちよりもロンドンのおうちのほうが楽し
いとまで言っています。これには安心しました。
また、時差も大変でした。
大人は、こちらの時間に合わせようとする意識が
働きますが、子供はお構いなし。
水曜日くらいまでは、男児が夜2時か3時起き。さ
くらも当初は2時起き。男児をベッドに放置できな
いので、1階に。
目を離せないので、横になることもできません。
当初3日くらいは、とにかく時差対応に苦労しまし
た。朝だけではなく、子供は夕方5時くらいには寝
るので、それまでにお風呂とご飯を済ませる必要
があります。
なんだかんだで、タイムマネジメントは苦労しまし
た。
結局、時差が落ち着いて朝5時起きくらいになった
はこの週末になってからです。男児かさくらが起き
れば大体全員スタートなので、疲れが取れないま
ま一日が始まった一週間でした。
さらに最後に、お風呂が大変です。
筆者の家はトイレは完全にセパレートですが、海
外の家なので、日本のお風呂のように洗い場はあ
りません。
子供二人をどう入れるか。男児を入れた後、どこ
に置くか。固定できない状態なので、チョロチョロ
します。さくらを洗っている湯船の方に来たら、
濡れます。かといって、風呂の外に出せません。
皆さん、どうしているんでしょう。。。
入れるのよりも、入れた後にどこに男児を置いて、
かつ安全な状態にするかが課題です。
子供二人というのはこういうことろでも大変なんだ
なと思いました。
③充実したこと
やはり賑やかになったことです。筆者だけだった
家が4人に。
特にキッチンの発展ぶりは目覚ましいです。
鍋が多く出るようになり、食材も野菜が一気に増え
ました。配置も主婦の視点でより使いやすいもの
になりました。
妻が来たので、オーブンも使ってみました。ピザ
(の解凍だけ・・・)ですが。
2段式オーブンで、本格的です(これは上段だけ)
2階もすっかりきれいになり、妻の視点で配置換え
を行いました。これはまたどうなったかレポートしま
す。
そういえば、行きのフライトは何とか大丈夫だった
そうです。幸い男児がすぐ寝て、さくらはいい子だ
ったようなので、思ったほどは苦労はなかったと。
ということで、家族が4人が揃ったロンドン生活。
まだまだ不安が数多いですが頑張ります。妻に
とっても、郊外の生活は予想はしていたけど、予
想通りに環境が激変で不安は強い様子なので、
慣れるための時間が必要です。