つい1週間前の木曜のことでした。
行ってもいい?
南阿蘇で農家をされている先輩からの
メールでした。
念のため・・・
男です
本ブログでも、この先輩を訪問した時の
記録があります。
2010年の夏でしたが、心に残る経験でし
た。
奥さんと3男児、元気かな・・・
今こそあの御恩を返すべき!
ではありませんが、友ならぬ先輩遠方より
来たる。一緒に飲める。仕事が終わった遅
くからなら大丈夫と返事。
明日ですよね?と一応きいたところ・・・
今日だよ
ワーオ 今どこ?
なんでも大陸欧州の山小屋にこれまた大
学時代の後輩と泊まってスキーをしている
とか。この後輩もまた幾度となく世話になっ
た男です。
渡英前に開いてくれた送別会では、王様ゲ
ームで盛り上げてくれました。六本木で・・
アルプスの山小屋でアンタら何やってるの・・・
まあこういったことはよくある彼らなので、
突っ込まずに、とにかく連絡先を伝えました。
そしてその晩急いで帰って夜10時くらいで
しょうか。
来ない・・・
11時・・・来ない・・・
タクシーに乗るよう伝えたので、普通ならば
10時台には着きます。
・・
・・・
ガラガラ・・
何か聞こえます。窓の外を見ると・・・見知った
人影!徒歩かよ!!
思わず駆け出してしまいました。
なんでも、空港で聞いて地下鉄で来たと。
最寄駅からは事前に聞いた住所をiphoneで地
図登録して、それを見ながら歩いてきたと。。
さすが強者、海外慣れしてます。
この先輩、学部卒業後、奥さんとドイツに遊学さ
れて戻って祖父の農家を継がれました。
奥さんも南阿蘇でご一緒に毎日働いています。
奥さんは以前、日経ウーマンオブザイヤーにも
選ばれた色々兼ね備えた方です。3児の母です。
ということで、11時過ぎからビールで再会に祝
杯。嬉しかったなあ。とても嬉しかった。
ロンドンの我が家を訪問されたのはこの先輩が
最初です。家族よりも先に、我が家で寝ています。
枕は新品ですが、ソファで済みませんでした。。
一応、あのソファも新品ですからね!
金曜の夜は、この先輩の高校時代のライバルで、
現在ロンドンで筆者と同じ業界に勤めていらっしゃ
る方を紹介してくれました。非常にありがたいです。
大人の男同士のコネは何より大事です。筆者と
同じ大学のロンドンOB会の幹事もされていて
頼りになる兄貴といった印象でした。
世界狭すぎ。。。
先輩、土曜日は夕方のフライト(to パリ)だったの
で、筆者のクリーニングに付き合ってもらったり、
フィッシュアンドチップスを買って帰り家でビール
とともに味わったり。
あのフィッシュアンドチップスはうまかった。
先輩が駅から空港に向かう別れの時は寂しかっ
たな。何とも言えぬ惜別の思いがありました。
でもきっと、またすぐ会えますよね!
どうぞお元気で。
南阿蘇でたまに思い出してください。
僕もあの黄金色の稲穂を頭に浮かべて先輩夫婦、
お子さん達のことを懐古します。
先輩がくれたお土産 自家製玄米と熊本のふりかけ