火曜日, 9月 05, 2006

ナイアガラの滝①; 初日

今週末はレイバーデイという祝日絡みのウィーク
エンドで3連休でした。アメリカは祝日が少ない
(その代わり、各人が長い休暇を夏やクリスマス
シーズンに取得するのが普通)ので、国民が無
条件で休みになる祝日は各地でイベントやパレ
ードが開かれます。

筆者はこの連休を利用してナイアガラの滝に行っ
てきました。NYからは飛行機で1時間なので日帰
りで行く人も多いです。今回はせっかくの連休なの
で一泊で行くことにしました。



いやぁ、すごかったですよ。あまりの凄さに、特に
妻は無言でした。筆者も、おいおいこれ一体どうな
っているだと混乱の極みでした。

え、いや、なにがって・・・

















雨が。



米国北東部の8月最終週は悪天候が続いていま
した。今年初めてハリケーン認定された「アーネス
ト」が、当初向かうと思われていたメキシコ湾をそ
れ、北東部に上がってきたのでした

結局すぐに熱帯低気圧に変わったものの、北東
部の土日はちょうどこのアーネストに直撃され、悪
天候だったのです。

筆者の秘密の職場では、筆者同様ナイアガラの滝
に旅行をする予定だったアメリカ人が、悩んだ挙句
天候を理由にキャンセルしたと言っていました。

筆者もあれこれ考えたのですが、この機会を逃すと
次はいつ行くことになるか分からず、しかも、ナイア
ガラの滝ではどうせ水をかぶるように濡れると聞い
ていたので行くことにした、という次第です。


さてそんな問題アリの旅行ですが、航空会社はジェ
ットブルーという格安ながらサービスのよさで評判の
ところでした。国内線ながら全席ディレクTVが見れ
るパーソナルモニタ付きで、シートはレザーで座り心
地もよいです。



雲の上はこんないい天気















さて突然ですがナイアガラの滝はどうだったか
と言うと、、、





地獄・・?











横殴りの雨のせいか、異様な光景でした。霧の
乙女号という船に乗って滝のすぐそばまで行くの
ですが、乗船前の光景は集団で流刑されるよう
な雰囲気すら漂っていました。皆うつむいて、元
気がなくて、強制労働者として送還されるような・・




怖いんですけど・・











霧の乙女号ではしぶきをもろにかぶるので、青いレ
インコートを貰えます。これが役に立ちました。船を
下りた後もずっと着ていました。



迫力は文句なしでした、寒さも文句なし











こうして初日はナイアガラの滝を下や上、横と、あら
ゆる角度から眺めて、堪能しました。

堪能したけどいかんせんひどい嵐で、そっちのほう
が強烈に思い出に残りました。


夜はカジノに行ったり、お土産をホテルで買ったり、
滝以外は何もないナイアガラ、インドア主体になりま
す。


今日の激写;
本文中にちりばめました