いう携帯端末が日本でようやく発売、という記事が
掲載されていました。
タイトルは、
Arriving Late, Can BlackBerry
Hook Japan's Mobile Market?
ブラックベリーというのはカナダのとある企業が製
造している携帯端末の名称です。欧米のビジネス
マンの間で圧倒的な人気を誇るおもちゃで、何が
できるかと言うと、
①携帯電話になる
②システム手帳になる
③会社のメールシステムと繋がっている
④忙しいビジネスマンぶることができる
などなど。④なんかいいですね。
いまさら日本人には何の目新しさもありません。
まぁ、会社のメールを送受信できる大きめの携帯
電話です。携帯電話と違うのは、北米、欧州、中国
など、特別な手続きなしですべての機能が世界の主
要国で使えることでしょうか(だと思うけど・・)。
これまで日本では発売されていませんでしたが、
法人向け限定でNTTドコモが提供するそうです。
ジャーナルの記事は日本の携帯電話使用のエチケ
ットやビジネス慣行の欧米との違いなどにも触れて
いました。
日本での需要はどうでしょうね。海外出張が多いご
く一部の社員や、欧米が本社の外資系からの需要
はあるでしょうが、これだけ世界一進んだ携帯電話
やノートPCを駆使しているジャパニーズビジネスマ
ンにどこまで食い込むことができるでしょうか。
ポイントは、会社のメールサーバと接続されている
ので、会社のメールをこのちっこい携帯機器で常に
送受信できる、というのをどこまで企業が評価する
かどうかです。
ソニーですら携帯端末(PDA)から撤退していますし、
パームの大失敗から見るに、筆者は懸念大ですが。
ちなみに筆者、このブラックベリー、支給されました。
しかし、携帯電話もあるのに職場を離れても会社の
メールなど読むわけもなく、読みたくもなく、またこれ
が一番大事な気がしますが、そんなにかじりつくほど
の価値のあるメールが来るわけもなく、結局すぐに
私いりませんと返上しました。お金ももったいないと
感じたので。
筆者は日本では携帯電話すら持っていなかったので、
こういった機械を持つことにもとても抵抗を感じました。
抵抗というか”面倒”という意識が先立つと言った方が
正しいでしょうか。
便利は便利ですが、オンとオフの切り替えはやはり
大切な気がします。ブラックベリーのようなものがある
せいで常にアンテナを張っている気分になるだけで、
実は緊張感がなく、メリハリのない生活になる、という
のが私の意見です。
なんて、ジャーナルの記事からはだいぶそれましたが、
営業の方のようにほとんど毎日外に出ていて、お客さ
んを多く抱えている職種の方にはたいそう便利なもの
であることは言うまでもありません。
今日の激写;
筆者にとっては荷物が増えるだけ
便利は便利ですが・・

画像はWSJ.com より