に行ってきましたので、数回に分けてその旅行記を
綴ろうと思います。
今回はその③で、マヤ文明の遺跡訪問です。
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海がすべて、とタイトルには書いていますがカンクン
は他にも楽しめるものがたくさんあります。
そのうちの一つが遺跡めぐりで、筆者は
チチェンイツァ(Chichen Itza)
という遺跡探検に参加しました。詳しいことは私も知ら
ないのですが、紀元200年頃、ユカタン半島などで栄え
た高度な文化を持つマヤ文明の遺跡の一つです。
ここ以外にも、美しい海沿いに築かれたものなどがあり
ます。
このマヤ文明、数字の”ゼロ”の概念を発見したり、一
年が365日であるということを天体観測により知ってい
たとのことですが、ロマンがありますねえ。
場所は、カンクンから車でぶっ飛ばして2時間半から3
時間。ひたすらジャングルの景色の道を通ってたどり
着きます。
筆者の今回のカンクン旅行はツアーではないですが、
この遺跡訪問のために一日がかりのツアーを申し込
みました。朝8時にホテルでピックアップしてもらい、
途中、遺跡近辺からは離れたメキシカンレストランで
ランチ(といっても2時くらいでしたが)を経て、夕方5時
過ぎに戻ってくる、という内容です。
遺跡はともかく、暑かった・・・
とにかく暑かった
カンクンについた翌日、最初の本格的な活動だった
ので、あまりの暑さに面食らいました。サングラス、
帽子は必須です。これがないと誇張ではなくぶっ倒
れます、水も絶対に必要。当然遺跡内は徒歩ですし、
体力がどんどん失われます。
遺跡は事前に写真では見ていましたが、実際に目の
当たりすると相当大きいものでした。
こいつが一番有名

この神殿、4つの方角にある階段の一つにだけ、
ククルカンというヘビの神様の頭がついているの
ですが、一年のうちで、春分(と秋分?)の日にだ
け、太陽の光によって階段にヘビの背中部分の
ギザギザが影になって現れるとのこと。写真で見
ましたが、すごいですよ、確かにヘビの胴体です。
階段の下にあるヘビの頭と、うまくつながって神秘
的な画になります。
ちゃんとそれが計算されて作ったのですから、大
したものです。なお、この日には世界中から人が
そのヘビの胴体を見るために大勢集まるそうです。
どうもこの文明は太陽の神様への信仰がすさま
じかったようです。太陽の神様、つまりは豊作の
神様ですね。
やたら生贄の話が出てきて、やれ生贄を投げ込む
池とか、生贄の心臓を置く台とか、そういう類のもの
が多く出てきます。
幼児の生贄を投げ込むための池

近代になっての調査で、この池をさらってみたら、
幼児だけでなく大人の骨もわんさか出てきたよう
です。
また、 この下の写真(JTBサイトより)にある像は、
別の神殿の真ん中に真西に向いて置いてあり、太
陽が次の日も来てくれますように、と、像の隣で殺
した生贄の心臓をおなかの部分に置いたそうです。

グロすぎるだろ・・・
この無表情の像、不気味です。
とまあ、他にも、
天文台

とか、
これなんだっけ・・

こんなのがたくさんありました。繰り返しになります
が、ロマンです。
帰りのレストランでは、メキシコ独特のビールの
飲み方にトライしました。
氷を入れたグラスにレモン汁をたっぷり入れ、そ
れをビールで割る、というものです。
これがさっぱりしてなかなか旨いのです。ビール
の味は一切なくなりましたがね。
このメキシカンレストラン、カンクン旅行中でも最
もトウモロコシの味のきいた旨いトルティーヤが
出てきました。
さらに戻ってきて夜は、カンクンのホテルゾーンに
ある別のメキシコ料理レストランに行き、またメキ
シカン漬けとなりました。
次回は3日目、何もしないリゾートステイとスパ体
験についてです。
今日の激写;
本文中にちりばめました