今日はこちらの銀行を巡るあれこれについて書こう
と思います。なお、以下に記す内容は全てシティバン
クについての事柄なので、それ以外の銀行について
は当てはまらないケースもあるかと思います。
まぁ、そんなに変わらないとは思うのですが、念のた
めお断りしておきます。
①小切手
日本では個人が使う機会はほぼゼロに等しい小切手。
手形との違いや形式など、小難しい小切手ですが、
アメリカでは個人の決済手段として、クレジットカード
と並ぶ重要なものです。
公共料金、家賃、寄付、飲み会代金の回収など、小
額からある程度まとまった金額まで、使い出すととて
も便利に感じます。
この小切手用(決済用と言ったほうが正確ですが)口
座が saving account いう口座です。決済用口座の
ため、利息はゼロ。日本の当座預金と同じですね。
基本的にはこのセイビングアカウントには、自分が振り
出した小切手や、クレジットカードの引き落とし額など、
使った分だけ入れておけばよいのです。
ただし、一定の残高以上ないと毎月手数料を取られる
ような気がしましたが・・普通預金と合算だったかは
忘れました。
小切手帳は有料です。この小切手帳手数料、銀行は
ボロ儲けです。自分の名前や住所を印刷してもらうと
追加でいくらかとられたと思います。
セイビングアカウントを開設して2週間くらいすると小切
手帳が送られてきます。
おぉぉ・・これが小切手帳か・・・パラパラパラ・・
となんだか緊張しながらめくったことを覚えています。
小切手を振り出すときに書く項目は、
・自分の名前(印刷してあるケースがほとんど)
・支払い先
・金額(数字と文字両方で書く)
・自筆サイン(印鑑がわりですね、照合されます)
これだけです。
なお、相手がいつ小切手を換金したかは、オンライ
ン上でチェックできます。しかも、自分が渡した小切
手そのものを画像ファイルで見ることができるので
すよ!
これにはびっくりしました。このペーパレスの時代に
もなくならない小切手が、オンライン上で画像データ
となって保存され、それを確認できるとは・・。
なんだか自分の振り出した小切手を画像で見ると切
ない気持ちになります。
・・・おまえさんよく帰ってきたね・・・
と・・。実際には帰ってきていないのですが、なんと
なく、取立てられてその命を終えた我が子がズタボロ
になって、腑抜けになって、自分のところに帰ってきた
雰囲気を感じるのです。
さてこの小切手口座ですが、もし不渡りになるとどう
いうことが待っているかと言うと・・・
今度調べておきます
②普通預金
もちろん普通預金もあります。銀行のATMでキャ
ッシュカードで引き出す、文字通り財布です。
日本の普通預金と同じで、利息がつきます。金利
は桁違いですが。開設した昨年半ばで年利1%
でした。毎月利息が支払われます。
決済口座と普通預金口座はオンラインでも、ATM
でも、資金の移し替えは簡単にできます。
③ATM
日本と同じで、4桁の暗証番号を登録して使いま
す。しかし、取引銀行であれば24時間365日無料
です。銀行の店舗が閉まった後も、ATM設置場所
の入り口はキャッシュカードを差し込めば開くオート
ロックのドアになっており、いつでも出入り可能です。
とはいえ、深夜の人通りのない店舗でキャッシュを
引き出そうとは思いません、ここはアメリカですから・・。
なお、お金を預け入れるときは、日本とは違って
専用の封筒に小切手なり現金なりと、所定の用紙
を入れ、ATMに入れます。
④定期預金に相当するもの
CD(譲渡性預金)がこれにあたりますかね。金利
はこのシティの広告を見てください。

キャンペーン広告ですが、6ヶ月ものCDが年4.5%
とは、日本とはさすがに違います。キャンペーン
なくても、3ヶ月ものは今3.5%のレートです。最低預
け入れ金額は$500です。自動継続型で、利息も
毎月別口座で受け取るか、元本に組み入れるか
選択できるという点では定期預金とほぼ同じ感覚
で出来そうです。ただ、解約した場合のペナルティ
はきちんと調べる必要がありそうです。
まとまった余裕資金が あ る 場 合 は こういう
のをやってみるのもいいかもしれないなと思ってい
ます。
とまぁ、2回にわたりお金にまつわるネタをとり
あげましたが、何か面白いことがあったらこの
ブログでもいじることにします。
今日の激写;
なし