日曜日, 8月 13, 2006

夏休み日記; カンクン、海がすべて④

7月24日から28日まで5日間、カンクンというリゾート
に行ってきましたので、数回に分けてその旅行記を
綴ろうと思います。

今回はその④で、何もしないリゾートステイとスパ体
験についてです。

-----------------------------------------------------

リゾートの醍醐味というのは、日常の喧騒を離れ何も
せずにぼーっとすることにある、とよく聞きます。

せっかく休みに来たのだから、綺麗な海や景色、酒で
も飲みながらのんびり過ごそうよ、というなんとも贅沢
な発想なのでしょうが、生来貧乏性の性格がたたり、
そのような時間の使い方をしてこなかった筆者にとっ
ては未知の領域でした。

なので、この日はこんな日でしたと話すのも憚れるほ
ど何もしていない日でした。

朝からご飯をたんまり食べて、食後30分後にはビー
チとつながっているホテルのプールサイドで横になっ
ていただけです。今回の休暇でできた日焼けも、ほと
んどはこの一日でこしらえたものです。


さて、今日の主役はこいつでした。



一度浮いてみたかった




















事前に15ドルで購入した浮きマットレス。ホテル
の部屋で空気を入れる間に肺がパンクするので
はないか、ここで死んだらかっこ悪いなと思いつ
つ膨らませ、プールに持ち込みました。

隣でちびっこが浮き輪で遊ぶ中、30に手が届い
たジャパニーズがこんなのを浮かべて寝そべって
いる姿、想像してください。









ひくでしょ・・・








ええ、周りも思いっきりひいてました。苦笑いを通
り越して困惑と冷笑、浮いている筆者すら自嘲気
味の笑顔。










5分で退散しました






その後このマットレスがカンクンの海とプールに浮
かぶことはなく、ただひたすら”どこでもベッド”として
それはそれで重宝する結末となりました。



結局この日は朝9時から昼の2時過ぎくらいまでず
っとプールサイドから海を眺めていたり、本を読んだ
りして過ごしていました。


今回の旅行で持っていった本は横山秀夫のミステリ
ー。日本にいるときによく一緒に遊んでもらっていた
KBYSさんがクライマーズハイを薦めてくれたのを機
にすっかりこの著作にはまっています。



第三の時効



これすごかった・・。まだ読んでいない方、文庫化も
されているので是非お読みください。自信を持って薦
められる本です。元公安刑事の楠見班長、凄まじい
です。

今手元には未読の震度0があり、このブログを書き終
えた読み始めます。


さて、夕方5時からホテルのスパを予約してあったの
でその前に外に出て食事を取り、再び戻ってきたの
が4時半過ぎ。何もしていないのにあっという間に一
日が終わるのはちょっと寂しくもあり、それでいて贅
沢な気分に浸りもします。


スパは2時間のコース、全身マッサージと、フェイシャ
ルトリートメント。マッサージはともかく、フェイシャル
はこの際経験と割り切って受けました。




全身マッサージ;まあまあ

フェイシャル;体験の価値あり



全身マッサージは押す強さなんかで好みもある
でしょうし一概には言えませんが、割高な値段
をペイするほどの満足はなかったです。ツボを
せめるという感じではなくて、こねくりまわすとい
う表現がしっくりくるような。


フェイシャルはとにかくやたら顔にベチャベチャ
塗られ日焼けした肌には悪そうでしたが、終わ
って見たら驚き。1時間前とはまるで違う弾力の
ある餅のような肌にで、ツルツルでみずみずしく
なりました。翌日もそのままの肌に感じたので、
女性は感激することでしょう。

女優ってのはこういうのしょっちゅうやっているん
だろと妻と納得しました。


この日はこのようなありふれたリゾートステイでし
た。なかなかよいものです。


次回は最終日、イルカと戯れるネタです。




今日の激写;
本文中に掲載しました