日曜日, 3月 15, 2015

イタリア4日間の旅; ③高速鉄道italo

ベネチア-フィレンツェ間の移動は
鉄道。

鉄道の旅って楽しいですよね。




距離にして260キロ。日本でいえば
東京-浜松くらい。

普通列車では時間がかかりすぎる
ので高速鉄道を利用しました。

そこで、選択肢は二つ。

国鉄のイタリア版ユーロスターと、
民間(国鉄も出資)のitaloという
高速鉄道。

italoは普通にイタリア国鉄の線路
を走ります。当然駅も共有。

今回の旅行ではこのitaloを利用し
ました。サービスの良さと高級感
をウリにしています。



手前がitalo 奥が国鉄のユーロ
スター。いい天気でした・・・



































デザインはジウジアーロで、色は出資
社のフェラーリの赤。

最先端の流れるようなものではなく、
微妙に一時代前っぽいエッジの効いた
デザイン。

ガンダムの世界みたいな重工業製品。

色はシャア専用・・・・










サイトより































所要時間はユーロスターとほぼ
変わらず、2時間。

料金はさぞや高いのかと思い、
比較してみますとそうでもない
です。

クラスや変更の可否により差が
出るのは別にして、普通のサラ
リーマンやファミリーが旅行で
使うレベルではあまりに気に
するほどのものではないです。


これは見ているのが一番いい
ですね。

例えば、今から1か月後の日曜日
の午前9時、ベニス発フィレンツェ
着のitaloの予約はサイトではこう
出ます。








サイトより
























最も安い、スマートクラスで予約変更
不可(料金は戻ってこない)のは現時
点で売り切れ。1本あとのだと、25ユ
ーロとあります。

国鉄のユーロスターだと、同じ時間
は2等席(と1等席しかない)で33ユー
ロとあるので、むしろitaloの最安の
方がリーズナブル。

italoのクラスですが4タイプあります。

スマートと所謂エコノミーです。

エクストララージはプレエコ(席が
ビジネス並みに広い)的なもの。

プリマはビジネス。クラブエグゼク
ティブはファースト。

値段変化は、スマートとエクストラ
ラージは差がそれなりにありますが、
それ以降は飛行機チケットのような
差はありません。

筆者はプリマを取りたかったので
すが、あいにく筆者の予約時点で
2-2の対面席のプリマが予約済み
だったので、エクストララージにしま
した。

2-2の対面席は1両に一つしかな
いので、4人家族で検討している
と早めの予約がおススメ。

なお1-1の対面席も1両に一つ
あります(2-2の対面席の隣)。







italo利用者のラウンジがありますが、
チェックするわけではないので、誰が
入ってもわからないと思います。

特に食べ物や飲み物が出るわけで
はなく、筆者はキオスクで買ったビー
ルを飲んでいました。







































どのクラスでもwifi接続が無料です。
これは利点ですね。ビジネスマンに
もいい。

ビジネス以上になると、食事を
聞いてくれて持ってきてくれます
(追加料金が発生します)。

そうでなくても自販機などはあり
ます。

italo専用のお弁当もあるそうです
が、今回は買い込んだので内容
は分かりません。




ここにワインとサンドイッチを買っ
て乗り込みました。

2時間の旅は子供達には長く、
退屈しています。。。









車内。これは筆者たちがいたエクスト
ララージの車両。

確かに広いですが、もう少しリクライ
ニング出来るといいかな。

あとは窓が広いのはいいですが、2席分
と共有なので、前後の席の人は閉めて
欲しいのに・・・ということがありえます。


































こちらは車両間。スーツケースは、キーチ
ェーンで止めることができます。ユーロコ
インを入れますが、後で戻ります。



降りる時に見たら、筆者以外止めてる人は
いませんでした・・イタリアでも皆気にしない
のかな・・・




































運航速度は時々出ます。

どうやら最高速度は360キロのようですが、
筆者が見た中で一番速かったのは300キロ
でした。






























2時間の旅。ぼーっとイタリアの田舎を
眺めておりました。こういう時間は飛行
機にはなく、いいものですね。