静岡県出身の私としては、富士山は放っておけないテーマの
ひとつなのでここで取り上げることにしました。
確かちょっと前、NYのメトロポリタン美術館に所蔵されている、
この富嶽三十六景の中でも最も有名ではないかと思う『神奈川
沖浪裏』が日本に行ったと思います。
ありましたありました、これです。
さて、先日ある書物を読んでいたところ、富嶽三十六景を様々
なテーマから解説する面白そうな本があることを知りました。
しかも、
『「三十六景」と題しながらじつは全部で46枚』
というサブタイトルがあるじゃないですか。
な・・なんだとぉッ・・そんな重要な史実をなぜこれまで・・・と唸る
爺さんがどこかにいそうですが、静岡出身としては気に
なりまして、この本を買ってしまいました。
載っていました、幻の10枚。それにしてもどれも風情あります
なぁ・・・。
ところで本の帯に中村吉右衛門が富嶽三十六景を評して、
『僕もこんなふうに生きてみたい』
とコメントしていますが・・
どんなふうに?
*「こんなにも生き生きとした自然と人間」と前フリ文があること
を念のため記しておきます。
今日の激写;
良書です、面白いです。
