日曜日, 12月 04, 2005

富嶽三十六景-じつは四十六景だそうです

葛飾北斎による、富士山をモチーフにした有名な画群ですね。

静岡県出身の私としては、富士山は放っておけないテーマの
ひとつなのでここで取り上げることにしました。

確かちょっと前、NYのメトロポリタン美術館に所蔵されている、
この富嶽三十六景の中でも最も有名ではないかと思う『神奈川
沖浪裏
』が日本に行ったと思います。

ありましたありました、これです

さて、先日ある書物を読んでいたところ、富嶽三十六景を様々
なテーマから解説する面白そうな本があることを知りました。

しかも、

『「三十六景」と題しながらじつは全部で46枚』

というサブタイトルがあるじゃないですか。

な・・なんだとぉッ・・そんな重要な史実をなぜこれまで・・・と唸る
爺さんがどこかにいそうですが、静岡出身としては気に
なりまして、この本を買ってしまいました。

載っていました、幻の10枚。それにしてもどれも風情あります
なぁ・・・。

ところで本の帯に中村吉右衛門が富嶽三十六景を評して、

『僕もこんなふうに生きてみたい』

とコメントしていますが・・


どんなふうに?


*「こんなにも生き生きとした自然と人間」と前フリ文があること
を念のため記しておきます。

今日の激写;
良書です、面白いです。