水曜日, 8月 03, 2016

ワルシャワ 大人の旅

ワルシャワに行ってきました。ポーランドの首都
です。

あまり、日本人は行かない場所だと思います、
ロンドンに住んでいても。






きっかけは昨年末に見た、NYタイムズの36時間
ワルシャワ




建築物や美術館の試みや、ナイトライフやレスト
ランは活況、という新たな側面を報じており、ま
さに変化が起こっている国として報じられていま
した。






The next Berlin it probably isn’t, but 
Warsaw seems finally to be coming 
into its own.  NYTimes





なかなかいい表現ですよね。





旧社会主義国で、今ではEUに加盟している、あ
る意味で新しい形の国。

歴史は悲惨で、アウシュビッツもあることからど
こか寂しく暗い印象のポーランド。

そんな国の都市って一体どうなんだろうな、って
気になっていました。













何よりウォトカ(ウォッカ)
の国だし・・・













本当は、週末もくっつけて3日間で行ければ遠出
もできたのですが、休みが取れず土日だけ。
ワルシャワに一泊だけでした。

フライトは朝7時発のブリティッシュエアウェイズ。
2時間ほどなので、昼前から活動できます。
フライトはBAが一番いい時間帯です。

戻りはワルシャワを出るのが翌日18時過ぎなの
で、夕方近くまで過ごせます。

一都市を満喫するにはちょうどよいです。




ホテルは、アメックスのサイトでオファーないか
なと見ていたら、大統領官邸の隣にあるホテル
ブリストルが破格の93ポンドで。

これは、超破格です。

このホテルは、冒頭のnytimesでも紹介されてい
るホテルでした。
















二日間とも天気に恵まれました 気温は27度くらい。
ショーツにTシャツでちょうどよい。
































受付から一歩入ったエレベーターホール前。ソファも
豊富でくつろげます。






































ワルシャワでは93ポンドは相応に高い方です。
同じタイミングで色々調べていたら、有名どころ
の欧米資本のホテルでも50-80ポンド。

それが、なぜ93ポンドで破格かというと、アーリ
ーチェックイン、レイトチェックアウト、部屋の無料
アップグレード、空港-ホテル無料送迎(1回)、
部屋のwi-fi無料、無料朝食(2名まで)が特典で
付いてきたからです。

これはアメックス独自のチョイス、FINE HOTELS &
RESORTS に指定されているホテル(例えばリッツ
とかフォーシーズンズ)を予約すると付帯する
サービス。

筆者の到着は11時半くらいでしたが、チェック
インもOKでした。部屋も無料アップグレードもさ
れて快適な滞在でした。


夏の土日、ということもあり、また、ショパンの
都市でもあるので、ピアノを野外で演奏して
いたり、芸術の雰囲気がたっぷりです。











これは大統領官邸の衛兵さん交代。




























旧市街の入り口界隈。広場です。右の建物が
パレスです。中に入れます。

旧市街は戦争でグチャグチャになってしまい、
忠実な復興モノですが世界遺産です。納得です。
































旧市街のマーケット。レストランや小店で、人の流れが
絶えません。日曜はジャズ演奏が大々的に行われて
いました。



































この広場にはモニュメント中心に人が集まっており、
とても賑わっています。





























街のシンボル人魚像。剣と盾を持っているのは、
ワルシャワを守る、という約束をした伝説による
ものだそうな。































旧市街をぶらぶらしつつ、食も堪能しました。

ポークが有名なのでもちろんポークナックルを
食べ、ウォトカを飲み、ダックも食べ、ポーク
フィレも食べ、ポーランドのビールも飲み、
相当食べました。














ポークナックル。とても、美味しい。表面カリッと、
中ホックホクです。







































物価が安いので、ビールジョッキ2杯、前菜、
メインでも一人16ポンド相当くらい。

ビールにウォトカ2杯をくっつけてメイン二つに
しても、25ポンドくらいではないでしょうか。

外で売っているソフトクリームアイスなんて1ポ
ンドくらいです。



初日は旧市街やパレス内部、名もなき戦士の
墓のある公園でのんびり。





パレス内部









































奥の白いのがお墓の部分。街には人があまり
歩いていません。なぜだろう・・・・

奥の緑が公園。ここは、とても気持ちの良い
公園です。
































お墓の部分。兵士さんが常に微動だにせずいます。





































公園内部の隅っこにはこんな洒落たレストランも。
ガイドブックにはこういうのは載ってこないんだよなぁ・・・


































夜も11時くらいまでホテルのバーでウォトカ・・・

ウォトカ、美味しいです。ウィスキーのような癖が
ない分、スッキリぱっと、飲める。



まずいなあ・・・はまりそうです。







2日目は、ワルシャワと言えばここに来ねば、という
文化科学宮殿へ。ソ連からの贈り物です。











内部の受付付近 チケットを買います

























さすがに共産色らしいというか・・・ルーマニアの
国民の館にも通じる雰囲気。

ただNYのエンパイアステートビルにも似ている。
調査もしたそうですロシアは。






































登った展望台からの眺め





































こちらも
















































街はどことなく社会主義時代の雰囲気がたくさん
残っています。のっぺりした集合住宅とか。































こんなアパートも。


































そのまま歩いて教会に入ってみたり、ポーランド
のユダヤ人歴史博物館(これはすごい!)
に行ったり、観光をたっぷりしました。


最後はランチを食べる時間がなく、空港のラウン
ジでまたウォトカを3杯くらい・・・フレーバーの
ついたウォトカも試しましたが、やはり普通のほ
うがよいです。



こうして楽しんだワルシャワ二日間。

もっともっと歴史を勉強してから来るべきでした。
また、別の都市も行ってみたいです。




PS
お土産はポーランドの食器。手作りのもので、
空港でこの二つで100ズロチ(19ポンド)。柄が
可愛くて、藍色が素敵です。

結構厚手で、手に馴染みます。







これは浅めで小さいボウル




























こっちはプレート