1000キロの湖水地方旅行、無事に
行ってきました。
のっけから、ポイント(感想)ですが、
・ウィンダミアだけでは魅力は3割しか
味わえない
・人のいないところこそ湖水地方の
魅力
・できれば東西南北 車で走ってみる
・ホテルは古い城のようなところがよい
・ビギナーは3日で十分
・アウトドア好きなら4,5日あっても
楽しめる
・主要道路から一方外れた道に宝は
落ちている
・自転車があると便利
以下、旅程です。
1日目 出発~バセンスウエイト湖
(バセンスウエイト湖畔のホテル泊)
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2日目 北部をドライブ~ウィンダミア湖
(ウィンダミア湖畔のホテル泊)
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3日目 帰途
堪能しました。
子連れでも、マイカー旅行であれば、
筆者のような初心者であっても、3日間
あれば楽しめます。
さらに、子供が長め(最低5キロ位)の
ハイキングを一緒に楽しめる中高生
くらいなら、アクティビティを楽しむた
め、4泊くらいできればもう完璧でしょ
う。
特に、家族分の自転車があれば文句
なしです。車の大きさもあるのでハード
ルは高いですが、2台くらいの折り畳
み自転車でもいいと思います。
それで、何を堪能したかって・・・・?
美しい手つかずの自然と、、、、
湖畔での何もしない時間
この二つに尽きます。
いたるところに牛・馬・ヤギ・羊が草を
はんでいて、まさに牧歌的です。
どんな場所?と聞かれたら・・・
南阿蘇と箱根と軽井沢と日光
のいいところ取り
でしょうか。
泊まる場所を二つに分けた理由はそれ
なりにあります。
まず、リアル湖水地方を楽しむには、人
がいない方面に行った方が良いと思い
ました。
なので、最北部を選びました。ここのエリ
アはバタミアという美しい場所からも近い
ので、二日目のドライブに便利かなとも
考えました。
また、湖水地方の玄関口である、ウィン
ダミアにも泊まって、観光地の雰囲気を
味わうのも初心者である筆者にはいい
なと思いました。
子連れ家族なので、歩いて散策できる
中心部は食事や買い物にも便利です。
ちなみに、ウィンダミアとケズウィック
(最初に泊まった方面)は車で移動し
ても1時間はかかります。
少し寄り道したり、食事をすれば、トー
タル2,3時間は見たほうがいいでしょ
う。
筆者の場合は、11時前に出て、ウィン
ダミアのホテルに着いたのは2時過ぎ
くらいでした。
景色が一番なので、写真を載せてお
きます。
これはナビで普通案内されるような
主要道路から外れた(というか間違え
た)こみちに入った時の風景です。
雰囲気があります。
ここもそうです。
が狭いのですれ違いに気を使いま
す。
石造りの橋では車一台がせいぜい
なのでバックで戻ることも。
これは一泊目のホテルです。城のよう
でした。
庭園・湖側なのでこのベンチに座って
ぼーっとしているのはとても気持ちが
いいものです。
さくらは駆け回っていました。冒頭の
写真(男児)にも、奥に小粒でさくら
が写っています。
本当にこのホテルの敷地は美しく、感動
しました。
なお、この1泊目のホテルは、ジーンズ、
ショーツ不可です。食事はディナーが
ついていますが、ちゃんとしたレストラ
ンで、子供用の食事はありません。
大人のメニューから選びます。前菜も、
メインもです。せいぜい量をハーフに
してくれるくらい。
さすがに男児が持ったのは最初の15
分くらいで、途中退散。
ただ、メインコースも部屋まで運んでく
れて、結局食べることができたのは嬉
しかったです。
ルームサービスには5ポンドチャージ
が別途かかりますが、ディナーの分
は無料で対応してくれました。
しかも、メインを持ってくるタイミング
まで聞いてくれて、完全に部屋への
移植状態。
親戚一同のパーティか何かで、別途
部屋を借り切っている集団もいました。
若い少女や年頃の女性もドレスを着
て、正装です。
イギリス人はこうして夏を過ごすのか
なと垣間見ました。
こちらは部屋前のテラス。
部屋は1階。さくら用の簡易ベッド(結
局筆者が寝たのですが・・)と、男児
のベビーベッド、そしてキングサイズ
のベッドが置かれた広い部屋でした。
室内です。すぐごろーんとなるので、
レジャーシートを敷きました。
こちらはホテル正面。愛車も快調。
帰りには、家族4人で入り口で写真を撮
ってもらいました。
二日目のドライブは、バタミアへ向かう
途中で、さくらと男児が寝てしまいまし
た。
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到着目前でしたが、バタミアには何が
あるわけではなく、界隈の手つかず
の自然は十分堪能したので、子供が
起きる時間とランチのことを考えて、
ウィンダミアに向かうことにしました。
同じ姿と顔で寝ている・・
バタミアに向かう途中の風景です。
主要道路から外れると、このように
景観が一気に自然100%になり、
楽しめます。
これはマイカーでないと味わえな
い楽しみです。もしくは自転車が
あればなおよいです。
この選択は幸いしました。
もともと小さい道を走っている時に行先
を変更したので、車一台ぎりぎりで通る
道路を行くナビの示唆。
これ行けるのか・・?と不安になるくら
い。
途中、ヤギを通せんぼするための門を
自分で開け閉めして通ったり、それこそ
いきなりヤギが出てきたり。
丘を上る道路だったので高台からの
景色も抜群によいです。
こんなところにもベンチが。
この先にヤギが道路わきに2匹いました。
さくらたちが寝ていたのが残念でした。
この辺りは本当に人っ子一人いません。
ウィンダミアについて、湖畔ホテルに
チェックインしました。
幸い、14時でも応じてくれました。
ファミリールームです。
どの辺がファミリーかというと、子供
用の2段ベッドがあります。
さくらがこれにおおはしゃぎ。
結局ここに寝たのは筆者でしたが、
マットレスもちゃんとしていました。
ウィンダミア湖畔です。
クルーズが多く出ていて相当賑わって
います。ハイシーズンということもあっ
て、かなり人手が多いです。
右奥に見えるのが筆者たちが泊まっ
たホテルです。
夕食後は、すぐにホテルと戻らず、
さくらと湖畔に向かいました。
夕陽が沈もうとするなか、この日
最後のクルーズ船が出港すると
ころをさくらとぼーっと見ていま
した。
人も少なくなってきて、風情が
あります。
カメラを部屋に置いてきていた
ので、そのさまは目に焼き付け
ておきました。
夕焼けの湖水地方もまた美しい
です。
これは是非皆さん見てほしいで
す。
最終日は朝食をホテルで取った
あと、家路へと向かいました。
高速道路で430キロの旅。
筆者たちは木曜出発の土曜戻り
でした。
というのも、ロンドンの学校は個
別差はあるでしょうが、大半が先
々週か先週で終わり。
とすると、休暇シーズンはこの週
末からピークだと思います。
なので、少しでも混雑を避けるた
めに、さくらの幼稚園終了の翌日
から出かけたというわけです。
現に、土曜の高速道路下りは、昼
過ぎにはもう途中大渋滞で止まっ
ているエリアが数か所。
流れていてもゆっくり。
これは日本と同じです。
この先、さくらは小学校に入るの
で、休みを取る時期は一段と限
られます。
筆者もともと自由があまり効かな
いので、工夫していかないと。。。
さて、家に着いたのは夕方4時。
着いた直後、ロンドンは激しい夕立
で雷まで。まだ夏です。
おまけ 走行距離
初日(自宅-バセンスウエイト湖)
488キロ
二日目
(バセンスウエイト湖-バタミア-ウィンダミア湖)
78キロ
三日目(ウィンダミア湖-自宅)
427キロ
合計993キロ。
SX4は快適快調でした。
楽しい思い出作りの大事なパートナーです。
ありがとう。