月曜日, 3月 25, 2013

オイスター ビジターカード

姉たちがこちらに遊びに来るのを前に、オイスター
カードを準備しました。

ビジターオイスターカード、50ポンドチャージ済みで
す。チャージ額は自分で10ポンド単位で選べます。
3ポンドの手数料がかかります。私はオンラインで
購入しました。

1週間のロンドン中心部観光であれば、これだ
けあればほぼ追加入金なしで大丈夫な金額です。

なお、オイスターは種類問わず子供用のカードはオ
ンラインでは購入できません。手続きも面倒なので、
11歳以上(11歳未満は無料)の子供は割り切って大
人と共通のオイスターカードを入手するほうが楽です。



オイスターカードって何?というところからですが、
日本のスイカやPASMOだと思っていただいてまず
間違いありません。

ロンドンの地下鉄、地上線、バスはすべてこのカ
ードで乗れると思っていいでしょう。

一部、たとえばヒースロー空港に行く、ヒースロー
エクスプレスなどの特別列車のチケット購入には使
えないなどごくたまに例外がありますが、たいてい
チケットまわりはこれで何でもできます。

オイスターカードを買うときには、日本同様5ポンド、
デポジットとして手数料を取られますが、使い終わ
り返せば、戻ってきます。


使用方法としてのタイプは大きく分けて二つ。


①チャージ型

②定期券型


です。日本と同じですね。①も②も、カードに違いは
ありません。

チャージ型は、券売機でかざしてチャージを選ん
で現金かカードで払います。

この券売機に一瞬かざせば残高を確認することも
できますし、改札そばにも時々かざすものがあって、
残高を見れます。

また、5ポンドか10ポンドか忘れましたが、残高が
減ると自動的に登録したカード払いで追加自動チャ
ージする登録もできます。

また、1枚1枚所有者の情報をネットで管理できるよう
になっています。

定期券として使うには、ロンドンの交通網ごとに定め
られたゾーン(たとえば山手線圏内だったらゾーン1な
ど)単位で買うことになります。


ゾーンについては、地図を実際に見てもらった方が
いいと思います。

地下鉄の地図はこれ。中心部から離れるごとにゾー
ンの数が大きくなっていきます。

筆者はゾーン4という遠い場所に住んでいるので、
ゾーン1からゾーン4まで乗り放題の定期を買って
います。これを月単位で指定して購入します。

この定期タイプで、日本と違うのは、


①駅を指定して買うわけでなくゾーンで指定

②バスも電車もゾーン内であれば乗り放題


という点です。



さて余談ですが、、、

ロンドンのバスと鉄道は、公共交通機関であるTFL
が運営を担っています。HPのURLもgov.ukです。

ロンドン市長の名のもとにいろいろ広告やお知らせ
が出ています。

そのサービスはかなり細かく、また、丁寧です。

時刻表をびしっと守って分刻みで運営されている
日本から来ると、さすがに差はありますが、それで
も、筆者の印象では、かなりすぐれた運営だと思い
ます。

電車が週末に大量に工事等で止まったりすること
はありますが、その際の振替サービスや事前告知
などは徹底しています。

時々、ロンドンの交通は全然ダメ とかいう日本人
がいますが、私はそうは思いません。

時々止まったり、急に駅がクローズすることがありま
すが、それにすぐ対処できる、もしくは事前にきちっ
と調べることができるかどうかは、最後は個人の問
題です。



さて、本題に戻り、旅行者にはチケットの選択肢が
複数あります。

①トラベルカードという紙タイプ

②オイスター ビジターカード

③通常のオイスターカード


②と③はオイスターですが、②は手数料が3ポンド、
③は5ポンドです。推定ですが、②は定期券として使
う昨日は付与できないのだと思います。あくまで、
チャージして使うタイプ。

②には使用期限はないので、持っている限り、残高
がある限りいつでも使えます。

②と③ではデザインが異なります。通常のは単に
青地で無地。

ビジターカードは、ロンドンの名所が印刷されていま
す。一味違った自分用のお土産になります。





3枚購入
 
 
 
せっかくなので、ペラペラの紙カードではなく、オイ
スターカードがいいですよね!

オイスターカードのいい点は、一日の支払い上限金
額が定まっていることです。

この点は東京とは大きく異なる点です。

例えば、ゾーン1内だけの移動であれば、1日どれ
だけ地下鉄に乗っても、最大8.4ポンドしか引かれ
ないようになっています。

これが東京メトロであれば、1日10回地下鉄に
乗れば、160円×10ですよね。スイカでも、現金払
いでもこれは同じ。



また、オイスターで地下鉄に乗る場合といちいち
券売機で現金で切符を買った場合の料金は異な
ります。

現金だと初乗り4.5ポンドですが、オイスターだと
2.1ポンド。倍以上です。

現金だと何度のっても毎回4.5ポンド払う必要が
ありますが、オイスターなら、どんなにたくさん乗っ
てもゾーン1であれば8.4ポンド。

経済合理性から言ったら、オイスターを使わない
理由はありません。

紙のトラベルカードは、オイスターとほぼ同じ料
金設定で、ゾーンが指定された乗り放題チケット
だと思ってください。

ただ、追加チャージ等は出来ない点で融通がき
かない。例えば、自分の持っているゾーンを外れて、
ちょっと遠出したいとかの場合は別途チケットを購
入する必要があります。

とまああれこれ言い出したらきりがないオイスター
カード。オイスターという名前はカキのオイスター
だそうです。なぜカキかというのは考えてみてくだ
さい!!

カキが大事なのではなく、、、、貝・・という点です。