木曜日, 9月 27, 2007

Trial and Error は続く

突然ですが、筆者のNY生活は今日で終わりとなります。

少し前から決まってはいたのですが、どういうタイミングで
読者の皆様にご報告しようかと決めあぐねているうちに
本当に最後の日となってしまいました・・・

アッパーイーストサイドの自宅は昨日引き払い、いまこれ
を書いているのはホテルの部屋です。

明日の飛行機で日本に戻ります。

2年半という短い筆者のNY トライアルアンドエラーでした
が、人生が続く限り試行錯誤は終わりません。

これまで筆者のつたない文章にお付き合いいただきあり
がとうございました。読書の皆様がいらしたことがどんな
に心強かったことか。

本ブログはNY生活とともに終わりにしようと当初から決
めておりましたので、日本に戻ってからの生活をネタとし
て続けることはいたしません。

ただし、イタリア旅行記等、まだ書き残していることもあり
ますし、帰国が決まってから取り組んでいた日本で住む
家探しに関するネタ、海外生活を終えた後はこんな感じ
です、というようなことをご報告したい気持ちがあります
ので、





NY生活を終えて 編





を日本に戻った後しばらく続けてから、本ブログを終了
しようと思います。

いずれにしましても、名実ともにNY生活は今日が最終
日です。今まで病気やトラブルなく過ごせたことに関して、
すべての方に御礼を申し上げます。



素晴らしい2年半を与えてくださって

ありがとうございました。

次は日本でお会いしましょう!!


今日の激写;
いつの日かまた、摩天楼

日曜日, 9月 23, 2007

ラベル

筆者のこれまでに記したブログの投稿にラベルをつけること
にしました。些細なことですが、これでぐんと見やすくなります。

大雑把に分けて筆者のブログの構成は4つのジャンルに分
けることができます。

WSJの記事ネタ
NYTimesの記事ネタ
旅行ネタ
その他日々雑感

それぞれ、じゃーなる、たいむず、脱出、日常のよろこび、と
いうラベルにしました。本ブログの右上にこのジャンルごとに
投稿を抽出することができるようになりました。

しかし問題は・・・・





過去投稿分に一つ一つラベルを手打ちするのは辛い




です。これほどの単純作業をやったのは社会人になってから
初めてかもしれません。

ブログ始めたときからやっとけよ、とお思いになる読者の方
もいらっしゃるかと思いますが、当初はラベルをつけて管理
する機能がこのブログサイトにはなかったのです・・・

それが途中から始まったものですからこんな苦労を強いられ
ることになってしました。

2007年分をやるのだけで1時間半かかってしまいましたよ・・
あと2年分かぁ、、、トホホ

今日の激写;
なし

土曜日, 9月 22, 2007

欲張りイタリア旅行記①; Itinerary

行って参りました、イタリア。

筆者、それなりに旅行経験があるかなとは思っていますが、今
回のイタリア訪問は、かつてないほどよく動き、よく食べ、よく観
た11日間でした。

すべての日が快晴に恵まれ、モノの紛失や手続き上の行き違
いなどのトラブルも皆無で、個人旅行としてはこれ以上ないと
言えるほどのよい旅となりました。

今回の旅行は春から妻が企画しており、ホテルや鉄道の手配、
要所要所での行き先、レストラン予約などをきちんと準備して
くれていました。感謝です。

日本にいたころはツアーに乗ることが当たり前だった妻、今回
の旅行では文字通り”世界が大きく広がった”ようです。

この先、質的・量的に、これほど充実していた旅行を経験でき
るのはそうはないだろうと強く思っています。

日本人にもとても人気のあるイタリア、いまさら筆者が薀蓄を語
る必要はないかと思いますが、かつて『全部持ってた国』として
栄えた場所であることを行く場所毎に感じました。

今回の旅行記は、①を旅程、②写真で振り返るイタリア旅行とし
て記そうと思います。

初回は文字だけになりがちなので、突然ですがここでひとつ
ムービーをご覧いただきましょう。カプリ島は青の洞窟内で撮影
したもの*です。

*皆様のPCにクイックタイムがインストールされていないとご覧
いただくことができません。また、映像は横向きとなっています
ので、首を左に90度傾けて(失礼!)ご覧ください。皆様もきっ
とこの場所に行きたくなりますよ・・・






以下が今回の旅程です。

9/10 Mon. 機中泊
NYからミラノへのフライト(アリタリア航空)。機内食は予想通りパ
スタ(+チキン or フィッシュ)。オーバーナイトでのフライト。

9/11 Tue. ミラノ泊
午前中は空港からミラノ中心地への移動(バス)、ホテルチェックイ
ンなど。午後から観光。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(最後
の晩餐の絵があるところ)、スフォルツェスコ城、ドゥオーモ(大聖堂)
+周辺。

9/12 Wed. ミラノ泊
朝からミラノ郊外のコモ湖へ鉄道で。湖クルーズ、散策。ここでも
ドゥオーモに圧倒される。15時くらいにミラノに戻り、ブレラ絵画館
に。

9/13 Thu. ローマ泊
ミラノからローマへユーロスターで移動(4時間半)。午後から観光。
カラカラ浴場、コロッセオ、フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘。
夕食がてらスペイン広場周辺も散策。姉誕生日、おめでとう!!
近いうちに会おうね。

9/14 Fri. ローマ泊
ヴァチカン市国&博物館でほとんどを費やす。夕方からは妻はショ
ッピング観光、筆者はトレヴィの泉、クイリナーレ宮殿、サンタンドレ
ア・アル・クイリナーレ教会に。スペイン広場で待ち合わせし、前日
同様付近で食事。

9/15 Sat. ローマ泊
シエナ-サンジミニャーノ-フィレンツェ日帰りバスツアーに参加。フィレ
ンツェで解散となったため、夕食後、ユーロスターでローマに戻る。

9/16 Sun. ナポリ泊
ローマからナポリに再びユーロスターで移動(1時間半)。日曜のため
店もほとんど開いておらず、疲れもあったのでホテルにチェックインの
ち、夕方まで昼寝・・・。夜から夕食も兼ねて市内観光。ヌオーヴォ城、
サン・カルロ劇場、王宮を横目に見ながらサンタ・ルチア港まで散歩。
夕食は妻が予約してあったピザマルゲリータ発祥のピザレストラン。

9/17 Mon. ナポリ泊
ポンペイ探検。この日は贅沢ながら好天が嬉しくない日。暑すぎる・・
ポンペイに向かう私鉄がストライキに突入し、ポンペイ観光後、1時間
ほど足止め。夜はホテルの部屋で調子に乗ってワイン飲みまくりで翌
日軽めの二日酔い。

9/18 Tue. ソレント泊
ナポリからイタリア屈指のリゾート地、ソレントにポンペイに行くときに
利用した私鉄で移動。ホテルチェックイン後、船でカプリ島に。さらに
青の洞窟にモーターボートで移動。洞窟見学後はカプリ島散策。
夕方にソレントに再び船で戻り夕食。美しい海沿いを30分ほどかけて
ホテルまで散策。

9/19 Wed. ローマ泊
ソレント-ナポリ-ローマと、私鉄&ユーロスターを乗り継いで移動。ロー
マのホテルにチェックイン後、妻が見ていないトレヴィの泉へ再び行っ
た後、パンテオン見学。ワイン、ビール、パスタ、リゾットと堪能して
イタリア最後の夜は更ける。なぜか地下鉄が止まっていて、徒歩で
ホテルまで戻る。

9/20 Thu. NYに戻る
ローマのテルミニ駅から電車で空港に。昼の便でNYに。無事、午後
7時に自宅に到着!

PS
パスタを注文すること13回、1度の昼を除いてすべての昼・夜にワイ
ンを胃袋に流し込んだ筆者、その分だけ歩いて燃焼しました。


今日の激写;
なし

火曜日, 9月 11, 2007

来週末まで更新できません

今日の午後から旅行に出てしまうため、ブログ更新が
しばらくできません。

シカゴ、カリブに続く夏の3連続旅行の最後を締めくくる
行き先はイタリアです。

期間も2週間近くと長いものですが、戻りましたら再び
写真とともに読者の皆様にご報告いたしますね。


今日の激写;
なし

ピータールーガー

NYナンバーワンのステーキハウスはマンハッタンではなく、
ブルックリンというイーストリバーを渡ったすぐのエリアに
あります。

先週金曜日、筆者の先輩が予約してくださって、ようやくこ
こに行くことができました。

ようやく行くことができた、と申しますのも予約がとても大変
なのです。全米だけでなく、海外からの観光客もNYに来た
ついでに寄るケースも少なくないらしいです。

先輩も何度もトライしてくださった末の予約で、お招き頂き
心から感謝しております。ありがとうございました。

NYナンバーワンは名前だけではありませんでした。

まず、典型的なアメリカンステーキと比べて決定的に違う
のは適度に脂が乗っていることでしょうか。アメリカでステ
ーキを注文すると、結構しっかりした肉と言いますか、歯ご
たえが強いのです。

ピータールーガーの肉は、柔らかすぎず、かつ脂も適度
でアメリカ人にも日本人にも合うものだと思いました。

定番のピータールーガーステーキ、ラム、リブあわせて
4人前を注文しましたが、ほぼ全部たいらげました。

サイドメニューもサラダ、オニオンリング、ほうれん草など
頼みましたし、ビールとワインボトル数本とあわせても、
飽きることなくいただくことができました。

他のステーキハウスではこうはいきません。

偶然にも、この週末のウォールストリートジャーナルの
特集は、完璧なステーキを探して、というタイトルのも
のでした。

もちろん、ピータールーガーのステーキがお手本として
詳しく書かれていることは、ここで食した直後の私としま
しては、驚きではありませんでした。


今日の激写;
ニューヨーカーで行かねばモグリと言われる聖地

金曜日, 9月 07, 2007

この世の楽園、セントトーマス

そこは楽園でした。

シカゴ観光の余韻覚めやらぬ8月末から4日間、レイバーデイ
の連休を利用してカリブ海はUSバージンアイランドの、セント
トーマス島という場所に行ってきました。

場所はここです。

NYから直行便で3時間半、手軽に行けるリゾートです。

ただし、カンクンなどの総合エンターテイメント型のリゾートとは
大きく異なりまして、よく言えば手付かずの自然、悪く言えば何
にもない、です。

その点では、マニア向けかと。日本からは少なくとも行く機会は
ないかと思います。

今回は観光というよりは”滞在”が目的でしたし、日本からカリブ
に行く機会もそうはなかろうということで、ホテルはリッツカールト
に泊まってきました。

後にも先にも、リッツに泊まることができる機会はこれが最初で
最後かと確信しています・・・

さて、

カリブの本格シーズンはアメリカの冬、12月から2月くらいがピー
クです。寒い時期には暖かい場所に行こうという当然の発想で
すね。

逆に7月から9月はアメリカも暑ければカリブはそれに輪をかけ
て暑いわけです。特に8月後半以降はハリケーンシーズンで、
雨も多いので避けられがちです。

そのせいもあってか、リッツの割には値段は相当リーズナブ
ルでした。

もちろん、ハリケーンが来た場合は海どころか飛行機が飛ばな
いので、念のため筆者、フルカバーの保険までかけておきまし
た。おかげでコストアップでしたが、オールorナッシングよりは
いいかと思いまして。

・・・・すみませんね、グダグタ言って。昨年のカンクン記もそうで
したが、カリブは海が命。どうぞご覧ください。

この一枚が今回の滞在のすべてを語るかと思います。







筆者がどこかにいます


















4日間、天候は完璧でした。暑すぎて日差しが強すぎたくら
いです。お天道様に感謝です。

カンクンのときはイマイチ活躍できなかったマイ浮き輪も、
シュノーケルも全部やってやりました。

滞在目的とは言いながら、ずっと寝そべっていることもで
きず、テニスをやったりフィットネスで10数キロ走ったり
といろいろ体力は消耗した4日間でした。

妻は、


海草フェイシャルコース(スパ)


にトライするなど、リゾートならではの体験をしていました。

食事は、ホテルのレストランでロブスターを頂いたり、ダウ
ンタウンに出てローカル色強いカリビアンレストランに入っ
たり。

滞在中はシーフードを食べる機会が多かったので、どうして
も肉中心になりがちなNYの生活からしばし離れてよかった
です。

・・・とかカッコつけながらも、





酒は飲みまくりでしたがね・・・





うわぁ、海が綺麗だ、こりゃめでたい、酒でも飲むか

あぁ、なんだか眠れないや、酒でも飲むか

かみさんがスパ行った、酒でも飲むか

わっ、このロブスター旨い、酒追加

シーフードフライ最高だよな、酒もってこい

よく走ったな(フィットネス)、褒美だ飲もう

・・・もう一度やりたいです。


ビールもカリビアン地ビール











振り返ればあっという間の4日間、トラブルもなくリフレッシ
ュしてから戻ることができました。

カリブから戻ればもう9月、レイバーデイとともにアメリカは
秋へと移項します。

読者の皆様の夏はいかがでしたか?


今日の激写;
本文にちりばめました

建築の街 シカゴ④; 三日目

ようやくシカゴ旅行記も最終日、NYに戻る日でしたが目いっぱい
時間を使ってダウンタウンを離れ、Oak Park という the rich の
住む場所に行ってきました。

地下鉄に乗ること2,30分なので郊外というほど距離がある訳
ではありませんが、町並みは完全にそれです。













高い建物は一切なく、緑が豊富で車なしでは生活が成り立たな
いアメリカの生活の典型例です。

このエリアを訪問した目的は、




フランク ロイド ライト



の自宅とスタジオ(職場)ツアーに参加するためです。

アメリカが誇る建築家ですね。NYはマンハッタンのグッゲンハ
イム美術館や、日本の帝国ホテルの建築にも携わったシカゴ
にゆかりのある人物です。

建築の街シカゴに来たからにはここも、ということで訪問する
ことにしました。

シカゴ観光に行かれる方には強くおススメします。訪問の価値
あり、です。なぜかといいますと・・・

1)写真撮影は一切不可なので、なかなか内部を目にする
ことがでない

2)装飾や調度品も含めて細部まで芸が細かいので、自分
の目で見ないとよくわからない


が理由です。

短い間隔でツアーは出発しますし、みっちり時間も1時間くらいあ
るので楽しめます。

彼はアジア文化のファンのようで、その影響が随所に見られます。
日本人が見たらきっと親近感が沸くことでしょう。

外観の一部











このツアーの前後に、Oak Park に点在する有名な邸宅を見て
まわれば、それだけでいい散歩となります。

この時点でお昼まで過ぎてしまったので、ダウンタウンに戻り、
ホテルで荷物をピックアップしてからNYに飛びました。

シカゴというともっと”産業”という武骨なイメージをお持ちの方
も多いかと思いますが、実際は美しくて素晴らしい街です。

今日の激写;
本文をご覧ください