月曜日, 6月 11, 2007

グッゲンハイム美術館、プエルトリカンパレード

この週末は前回のホイットニー美術館に続いて、
グッゲンハイム美術館に行ってきました。

場所は89丁目(5番街)にあって、メトロポリタン
美術館と並ぶ名所です。

この美術館は建物そのものの形がユニークで、
内部も螺旋状の美しい構造になっており、作品
よりもむしろその建物が有名となっている気が
します。

今は、2009年の50周年記念に向けて改装中
です(激写に綺麗な絵葉書を撮って載せました)。

意外にこじんまりしているのですが、印象派の
著名画家の作品も多く、同時にモダンアートも
メインのひとつです。

また、今は特別展として

A Year with Children 2007

という、NYの公立小学校の生徒が授業中に作
った作品がワンフロアに展示されており、これが
とても面白いものでした。

(そういうものを選んでいるのでしょうが)どれも
アートの名に恥じない素晴らしい作品でした。

子供らしい、しかし素直が故に芸術としてもピュ
アな目で見れるよい企画だと思いました。

この美術館は5番街に面しているのですが、今日
の5番街は、プエルトリカンパレードという、プエ
ルトリコ人によるお祭りの日です。

春のNYのイベントしては相当大きなもので、これ
自体が観光の目玉にもなっているはずです。

5番街を練り歩き、アメリカの自治州(微妙な位置
付けのエリア、場所はカリブ海エリアです)である
プエルトリコの文化や存在をアピールするための
パレードで、いろんな意味で過激なので、警官が多
数出動し、交通規制も激しく、大歓声が途切れま
せん。

グッゲンハイム美術館に行くときから通れない道
路が多く、美術館直前でも警官に、『どこ行くん
だ?美術館か?』と聞かれて、せわしない雰囲気
です。

パレードはちょっとだけ見ましたが、なんとも言え
ないラテン・陽気・情熱的のノリで、刺激的です。

その後は、ディーン&デルーカであまりの値段の
高さ(他のスーパーでも売っているものでさえここ
では高い値段がついている - 妻談)にばかばか
しさを感じつつ、空腹には勝てず、寿司だけ買っ
て退散した日曜の午後でありました。


今日の激写;

グッゲンハイム - 建物がアート(写真は絵葉書を撮ったもの!!)