Week in Review
という地味な冊子があります。名前の通りで、一週間
振り返り特集です。
開いた次ページ左上にはテーマごとにその週起こったこ
とをイラストや写真とともにとりあげて、そのニュースの意
義をコメントしており、これがなかなか面白い。
もともとネタになりそうなニュースを取り上げているので、
ユーモアのあるものが多いです。
今日は Destinations -行き先- がテーマでした。
その最初に書かれている、『モスクワ』という部分には、
人事コンサルティング会社のマーサーによる、
(NYを100とした場合の)世界の生活コスト指数
が発表になっていました。その一位がモスクワです。
対象都市は世界143、評価項目は200にのぼる、相当
信頼度の高そうなリサーチです。
これは、海外にビジネスを展開している企業が駐在員の
処遇を決定する際の重要な指針となるので、大手国際
企業の人事は毎年内容をつぶさにチェックしていること
でしょう。
結果はこちら。同時にマーサーは"生活の質"指数も発表
しており、栄えあるトップはチューリッヒ。興味深いです。
最下位は、バグダットでした。
NYは今年15位で、昨年は10位です。為替の影響による
物価比較などが多くの国と比較してキツイことは明らかで
すが、先進国における都市としては明らかに生活コストは
低そうですね。生活コストが低いというのは住みやすさに
もつながりますが、なんとなくそれはわかる気がします。
今日の激写;
今週もいろいろありました