日曜日, 5月 06, 2007

musing on tip ②

今日は土曜日、NYは快晴です。

毎週末に1時間のランニングをしている筆者ですが、最近は日
差しが強くなってきたので朝9時以降に走り出すと、強い日光と
高い気温で最後はヘロヘロになります。

でもそのおかげで土曜でも早起きするようになるのですから、
ランニングの習慣は予想外の波及効果をもたらしています。

なんて美しいことをエラそうに書きましたが、先日金曜夜、ワイ
ン3本空けた翌土曜は1日中死んでいましたから褒められた生
活ばかりを送っているわけではありません。

さて、チップの続きですね。前回はレストランとタクシーに関し
て書きました。今日はケースバイケースについて書きましょう。


①アパート関係

これが悩みどころです。アパートにはハンディマンという、ちょ
っとした大工さん的なことを担当する専門の人が常駐していま
ます。

キッチン・バスルームの水回りのトラブル、家電(冷蔵庫、オ
ーブン、ディッシュウォッシャーなどは備え付け)が壊れた、
などの手に負えないことは全部ハンディマン任せです。

これに関するチップは、まさにケースバイケース。

そもそも、渡す必要あるのかしら・・・この仕事を専門にやる
ために雇われて給料をもらっているという点では、配膳や
注文をとること”プラスα”のサービスが期待されるウェイター
さんとは違います。

その意味では、突拍子もない依頼をしない限りは彼らの通
常業務の範囲内でしょう。

加えて、ハンディマンとコンシェルジェとという管理人さんの
ような方には年に一度クリスマスの時期にボーナスをあげ
ます。これが年間まとめてのチップと解釈すれば、普段の
作業依頼で渡すのはおかしな気がします。

しかし、自分の過失で何かやってしまったときにハンディマ
ンを呼んで直してもらう場合は、「面倒かけてスミマセン」と
いう後ろめたさがあるのでチップを渡しますねえ、、

人によっても反応はさまざま。渡そうとしたら気を使わなく
ていいよ、と言って受け取らなかったコンシェルジェも、
いました。

先日は妻とこのハンディマンへのチップの件でもめたことが
ありましたが、結局最後は個人がどう考えるかなので、結
論は出ませんが・・・


②新聞配達

これもまた難しいことです。昨年のクリスマスシーズン、朝
新聞を取ったら、ドアに封筒が。

ハテ・・と思い開いてみると、さらに小さい封筒と手紙が。



「チップはこちらに送ってください」



ここまで露骨ではありませんでしたが、チップの催促でした。
丁寧に住所と封筒まで入って・・・。言った者勝ちってやつ
でしょうか。

この件については、マンハッタンに住む職場の同僚も言っ
ていました。"チップ要求するメッセージが入っていてさぁ、
頭にきた"と。筆者も、うちもうちも、と話したらどうやら全く
同じパターンのようでした。

彼が言うには、"新聞配達は毎日時間通りに届けることが
すべて"であり、それをやることに対して給料が支払われて
いる。何のためのチップだ、図々しい。ドサクサまぎれもい
いところだ、との考え。

筆者も同意。まぁ、毎朝早く(と言っても6時半くらい、時に
7時ちょっと過ぎの場合も)起きて届けてくれるのはあり
がたいですが、それが仕事なのです。

プラスアルファのサービスがあればよくやってくれたと、労
いのご褒美を与えることはありましょうが、結局何も送らず。


以上がチップに関するあれこれでした。他に思いついたら
また書きます。

今日はこれからSOHOに買い物、明日は朝からスパイダー
マン3を観てきます。日本でももう上映されているんですよ
ね。


今日の激写;
なし