月曜日, 11月 27, 2006

ラスベガス旅行①; ラスベガスのホテルなど

サンクスギビングウィークエンドの木、金、土と、
ネバダ州はラスベガスに行ってきました。

今回から2回に分けて旅行記を綴ります。

初回は主にラスベガスの街、ホテルについて書
きます。

このサンクスギビングの週末というのはアメリカ
においてはクリスマスホリデーと並び、もっとも重
要な時期のひとつではないでしょうか。

日本で言えばお盆や正月に近いでしょうかね。ア
メリカ中に散らばっている家族や親戚が地元に戻
り、感謝祭の定番料理であるターキーをそれぞれ
の家の調理方法で準備し、食事やイベントを楽し
むというもの。

この週はまるまる休暇を取るアメリカ人も少なくあ
りません。

筆者も金曜に休みを取って、4連休にしたというわ
けです。

旅行プランを立てたのは10月の終わり、当初は
妻の希望によるドイツ南部旅行プランを考えてい
たのですが、きっと寒いよ、ということで見直し、
3日間くらいで行ける国内小旅行を再検討。

結果、グランドキャニオン一日ツアーを含めたラス
ベガス3日トリップと相成ったわけです。

気温はグランドキャニオンはやや寒いですが、ラ
スベガスは日中は20度近くまで達します。その代
わり砂漠特有の気候で朝晩は10度くらいまで冷え
込む激しい温度差です。


さて、実際の旅行ですが、初日は朝8時の飛行
機で、家を出たのは6時、眠かった。

ラスベガスまではNYでも空港によってフライト時
間が異なるのですが、およそ4~5時間。時差が
NYとは3時間あるので、着いたのは午前11時。

いきなり空港にスロットマシンが並んでおり、多く
のショーの広告も掲げられて、旅行者の気分を
盛り立ててくれます。
















空港からラスベガスのストリップというメインスト
リートまではタクシーでわずか10分ほどで、とても
便利です。

街は、とてもクリーンで整然としていました。ラスベ
ガスと言えばカジノ、ギャンブルというよからぬイメ
ージがあったので、あまり清潔感がないかなあなど
と思っていましたが、とても綺麗。リゾートタウンで
した。

筆者が泊まったのはべラージオという割と落ち着い
ているホテルでしたが、ホテルごとにいろいろ趣向
をこらして客の目を楽しませています。

例を挙げますと・・・

パリス; エッフェル塔、凱旋門あり

















ニューヨーク ニューヨーク; 自由の女神、ブルック
リンブリッジあり

夜の撮影ですがわかりますか、自由の女神










橋らしきものが見えますよね・・










などなど、ホテル巡りをするのもラスベガスのひとつ
の楽しみです。

さてここでトリビア。すべて知識は地球の歩き方から。
真偽のほどは?ですが、行ってみてなんとなく納得で
す。


①ラスベガスのホテルの部屋稼働率は年間を通じて
90%以上 - 驚異的です、街全体のホテル稼働率
が90%を超えるのは

②ラスベガスのホテルの客室数は東京のホテルの
総客室数と同じくらい



うーん、さすがアメリカ。砂漠の街ひとつのホテルが東
京の全宿泊客をカバーですか・・

筆者はギャンブルにはトンと興味がないので、カジノは
歩き回ってその雰囲気を楽しむだけでした。

どうもお金を運に任せる、というのをよしとできなくって。
そういう問題じゃないんだ!と好きな人は言うのでしょう
が。


さて、筆者の泊まったホテルは噴水ショーが有名です。
日中は1時間おき、夜は30分おきにやる時期もある無料
のショーですが、素晴らしいものでした。音楽も毎回変わ
り、ポップスからクラシック、果てはアメリカ国歌まで、何
度見ても飽きさせません。 高さも、最高で70メートルに
達し、迫力も満点でした。



日中











特に夜が見事











パリスをバックに見るのが一番かと











筆者たちの泊まったホテルは18歳未満は単独で
は入館すら許されず、宿泊客の子女でも、常に親
と一緒の行動を義務付けられています。

そのせいか、他のホテルと比較しても、雰囲気が
とても落ち着いています(さすがにフロントは活気
がすごいですが)。

ソファや椅子などが広い通路のあちこちに置かれ
ていて、「カジノに無理やり追いやる」と言ったラス
ベガス特有のつくりではなく、滞在型のリゾートホテ
ルに感じました。ラスベガスに行く、という人には
強くオススメできます。もちろん、スパも完備して
おり、コースの充実ぶりには驚きました。

エントランス











初日はまさにサンクスギビング当日だったので、
事前に予約したステーキハウスに行きましたが、
サンクスギビング特別メニューの七面鳥のコー
スを妻と二人でシェアしました。

隣に座っていた夫婦が、一人一人前じゃ多すぎ
ると、アドバイスしてくれました。

初めて食べる本格的なターキーでしたが、パサ
パサしておらず、決め手となるグレイビーソース
も濃厚で、期待以上でした。

夕食後は、シーザーズパレスというホテルと契約
して活動しているセリーヌディオンのショーを見て
きました。I love you!! と叫んでいるおじさんがい
て笑いを誘っていましたが、ショーは圧巻、見事
でした。歌がうまいってのはすごいなぁと改めて
思った筆者。


最後に、歩いているうちに撮った写真を掲載し
ます。特に何をするわけでもなく、歩いているだ
けで楽しい気分になる場所でした。


ラスベガスと言えばネオン











ストリップ(メインストリート)を北に











夜のパリスのネオン










次回は、グランドキャニオン日帰り飛行機ツア
ーです。


今日の激写;
本文中にちりばめました