水曜日, 11月 29, 2006

来年からメジャーリーグを見る理由ができた

阪神の井川投手がヤンキースと契約交渉に入るそう
です。

筆者、野球には興味がないのですが、この井川投
手には星野監督が阪神の監督だった頃からでしょう
か、なんかこいつ変わってるけどすごいな・・と思って
時折成績を追っていました。

マウンドでのあのふてぶてしい態度、毎年の二ケタ
勝利、築く三振の山、負けるときは大負けというなん
とも豪快で極端な成績に、イチローや松井とは違う
プロらしさを感じたものでした。

その井川投手がひょっとしたら来年からヤンキース
でメジャーのパワーヒッター相手に勝負する、かと思
うとこれは楽しみです。

NYに来て1年半、まだ一度も野球のゲームを見に
行っていない筆者ですが、来年からは井川の、メジャ
ーリーガー相手にふてぶてしい態度をとる姿を見に行
こうかと思います。

今日の激写;
話題のひと

松坂との比較 (29日のNYタイムズのスポーツセクション)
















月曜日, 11月 27, 2006

ラスベガス旅行①; ラスベガスのホテルなど

サンクスギビングウィークエンドの木、金、土と、
ネバダ州はラスベガスに行ってきました。

今回から2回に分けて旅行記を綴ります。

初回は主にラスベガスの街、ホテルについて書
きます。

このサンクスギビングの週末というのはアメリカ
においてはクリスマスホリデーと並び、もっとも重
要な時期のひとつではないでしょうか。

日本で言えばお盆や正月に近いでしょうかね。ア
メリカ中に散らばっている家族や親戚が地元に戻
り、感謝祭の定番料理であるターキーをそれぞれ
の家の調理方法で準備し、食事やイベントを楽し
むというもの。

この週はまるまる休暇を取るアメリカ人も少なくあ
りません。

筆者も金曜に休みを取って、4連休にしたというわ
けです。

旅行プランを立てたのは10月の終わり、当初は
妻の希望によるドイツ南部旅行プランを考えてい
たのですが、きっと寒いよ、ということで見直し、
3日間くらいで行ける国内小旅行を再検討。

結果、グランドキャニオン一日ツアーを含めたラス
ベガス3日トリップと相成ったわけです。

気温はグランドキャニオンはやや寒いですが、ラ
スベガスは日中は20度近くまで達します。その代
わり砂漠特有の気候で朝晩は10度くらいまで冷え
込む激しい温度差です。


さて、実際の旅行ですが、初日は朝8時の飛行
機で、家を出たのは6時、眠かった。

ラスベガスまではNYでも空港によってフライト時
間が異なるのですが、およそ4~5時間。時差が
NYとは3時間あるので、着いたのは午前11時。

いきなり空港にスロットマシンが並んでおり、多く
のショーの広告も掲げられて、旅行者の気分を
盛り立ててくれます。
















空港からラスベガスのストリップというメインスト
リートまではタクシーでわずか10分ほどで、とても
便利です。

街は、とてもクリーンで整然としていました。ラスベ
ガスと言えばカジノ、ギャンブルというよからぬイメ
ージがあったので、あまり清潔感がないかなあなど
と思っていましたが、とても綺麗。リゾートタウンで
した。

筆者が泊まったのはべラージオという割と落ち着い
ているホテルでしたが、ホテルごとにいろいろ趣向
をこらして客の目を楽しませています。

例を挙げますと・・・

パリス; エッフェル塔、凱旋門あり

















ニューヨーク ニューヨーク; 自由の女神、ブルック
リンブリッジあり

夜の撮影ですがわかりますか、自由の女神










橋らしきものが見えますよね・・










などなど、ホテル巡りをするのもラスベガスのひとつ
の楽しみです。

さてここでトリビア。すべて知識は地球の歩き方から。
真偽のほどは?ですが、行ってみてなんとなく納得で
す。


①ラスベガスのホテルの部屋稼働率は年間を通じて
90%以上 - 驚異的です、街全体のホテル稼働率
が90%を超えるのは

②ラスベガスのホテルの客室数は東京のホテルの
総客室数と同じくらい



うーん、さすがアメリカ。砂漠の街ひとつのホテルが東
京の全宿泊客をカバーですか・・

筆者はギャンブルにはトンと興味がないので、カジノは
歩き回ってその雰囲気を楽しむだけでした。

どうもお金を運に任せる、というのをよしとできなくって。
そういう問題じゃないんだ!と好きな人は言うのでしょう
が。


さて、筆者の泊まったホテルは噴水ショーが有名です。
日中は1時間おき、夜は30分おきにやる時期もある無料
のショーですが、素晴らしいものでした。音楽も毎回変わ
り、ポップスからクラシック、果てはアメリカ国歌まで、何
度見ても飽きさせません。 高さも、最高で70メートルに
達し、迫力も満点でした。



日中











特に夜が見事











パリスをバックに見るのが一番かと











筆者たちの泊まったホテルは18歳未満は単独で
は入館すら許されず、宿泊客の子女でも、常に親
と一緒の行動を義務付けられています。

そのせいか、他のホテルと比較しても、雰囲気が
とても落ち着いています(さすがにフロントは活気
がすごいですが)。

ソファや椅子などが広い通路のあちこちに置かれ
ていて、「カジノに無理やり追いやる」と言ったラス
ベガス特有のつくりではなく、滞在型のリゾートホテ
ルに感じました。ラスベガスに行く、という人には
強くオススメできます。もちろん、スパも完備して
おり、コースの充実ぶりには驚きました。

エントランス











初日はまさにサンクスギビング当日だったので、
事前に予約したステーキハウスに行きましたが、
サンクスギビング特別メニューの七面鳥のコー
スを妻と二人でシェアしました。

隣に座っていた夫婦が、一人一人前じゃ多すぎ
ると、アドバイスしてくれました。

初めて食べる本格的なターキーでしたが、パサ
パサしておらず、決め手となるグレイビーソース
も濃厚で、期待以上でした。

夕食後は、シーザーズパレスというホテルと契約
して活動しているセリーヌディオンのショーを見て
きました。I love you!! と叫んでいるおじさんがい
て笑いを誘っていましたが、ショーは圧巻、見事
でした。歌がうまいってのはすごいなぁと改めて
思った筆者。


最後に、歩いているうちに撮った写真を掲載し
ます。特に何をするわけでもなく、歩いているだ
けで楽しい気分になる場所でした。


ラスベガスと言えばネオン











ストリップ(メインストリート)を北に











夜のパリスのネオン










次回は、グランドキャニオン日帰り飛行機ツア
ーです。


今日の激写;
本文中にちりばめました

水曜日, 11月 22, 2006

安堵の健康診断

アメリカに来る直前に日本でかなり詳細な健康診
断を受けて以来1年半が経過しましたが、先月末、
NYでよ うやく健康診断の機会を得ました。

アメリカ人も健康診断を自発的に受けることがあ
るようで、私の知人も「こないだ受けたんだけどさ
あ」と話してくれましたが、血液検査が中心のよう
です。

今回は東京海上日動記念診療所と言うところで
受けてきました。ここなら、日本のようなフルサー
ビス、身長体重から血液、心電図、肺のレントゲ
ン、視力聴力、果ては便・尿検査までやってくれ
ます。

先生は日本語のしゃべれない方でしたが、何か
治療を受けるわけではないので特に困ることは
ありません。

NYに来て病院にかかるのは初めてのことでし
たが、初診の問診票が細かいこと・・


さて筆者、恥ずかしながらこちらに来る直前の
健康診断では、日頃の不摂生がたたったのか、
尿酸値が高すぎて病院から呼び出しをくらい、
再検査をするかどうか医師と面談をしました。





尿酸値・・そう・・


・・・プリン体・・・ビールです




NYに来る直前は、これまでの人生のなかで、最
も飲み会が続いた期間であったので、尿酸も消化
(?)しきれずに出てしまったようです。


なので今回の1年半ぶりの健康診断のポイント
はこの尿酸値が改善されているかがキーでしたが、
ひやひやしながら開封したその結果は、正常の範
囲内でした。

なんてサラッと書きましたが、














心底安堵した・・・・





まぁ、酒は飲んでも週末だけ、食事は平日は朝と
昼だけがほとんど、運動は週イチながらみっちり
一時間のマラソン、タバコはNYでは吸わず、
の生活で健康でなければそれこそ何かがおかし
いはずです。

体重も日本にいるときより減少しており、でもな
ぜか身長は自己最高更新でなんだか嬉しい。


コレステロールが低すぎたのは驚きでしたが、コ
レステロールってのは環境とも大いに関わりがある
らしく、気を張っている生活やストレスが多い人は
低く出やすいそうです。

筆者はもともとストレスを自分で意識することはあ
りませんし、あまりそういう類のプレッシャーを感じる
こともなく伸び伸び能天気にやっているほうだと思う
ので、食生活に気を使っているおかげかしら。

ま、高いよりはよしとします。


全般的に問題なさそうなNY生活初回の健康診
断で、










これで今週末のラスベガスでは
思いっきり遊べます





今日の激写;
なし

月曜日, 11月 20, 2006

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; 驚きのボーナス

いや、最初に言っておきますが、筆者の話ではありま
せんよ、、、、世界で一番稼ぐ能力に長けた人たちの
ケースです。

1週間くらい前でしょうか、ある日のジャーナルの金融
面トップ記事は、


Wall Street's Green Christmas

Investment-Firm Bonuses to Rise 10% to 20%
After Year of Soaring Revenues, Profits


なるものでした。ウォールストリートというのは投資銀
行業界(証券会社、というイメージです)を指し、グリー
ンクリスマスというのは、雪の降らない暖かい冬、とい
う意味だそうです。

つまるところ、アメリカの証券業界は空前の利益をた
たき出しており、ボーナスもホクホクだよという記事。

品のない記事であることは重々承知ですが、あまりに
書いてある値段が破格だったのでここでネタにしようと
思います。

全員が全員、普通じ ゃない額のボーナスをもらってい
るわけではないでし ょうがそれでもどっひゃーというレ
ベルです。


私があれこれ言うよりも下の表を見ていただくのが
一目瞭然でしょうね、、



WSJより
















一番下から行きましょう。

投資銀行業務担当者、入社一年のペーペー;
(とはいっても学歴・人格ともにガチガチのエリート
君たちですが)で、3500万円~5000万円(117円換
算)・・・

年収じゃないですよ、ボーナスです。アメリカは年一回
のボーナスだからさ、とかそういう次元の額じゃないで
すな、これは。

いやぁ、身体も時間も犠牲にして働いているアメリカの
投資銀行マン、稼いだ見返りも大きいようです。

その上、マネジングダイレクター(執行役員~常務)クラ
ス)になると、、、


2億6千万円~4億5千万円


ですって。天狗でたらふく飲んで食べて3000円、これ
を11万6千回行けます。

さらに上のレベルの人たちが二つ出ていますが、ここ
まで来るともう何も言葉が見つかりません。

ちなみに記事中には、大学出たてのエントリーレベルの
アナリストレベルでも1600万くらいだそうです。

アメリカのゴールドマンサックスなる超一流投資銀行で
は、従業員一人当たり6000万円を超える金額になる
そうです。単純に一人当たりの平均です。

念のためですが、ここで重要なのは額の大小ではなくて、


アメリカって、儲ければ儲けるほど、会社に貢献すれ
貢献するほど、素直に、もろに跳ね返ってくるので
すね

その意味は、やっぱり実力主義でしょうし、会社の業績
連動報酬が徹底されているのだなと感じます。

当然、ITバブルが崩壊したころはバンバンクビ切ってい
ましたし、昨日ウン千万のボーナスをもらった人が1ヵ月後
に仕事があるかは不明の世界ですから、栄枯盛衰ですな
ぁ、、、時代はまわる。


今日の激写;
なし

日曜日, 11月 19, 2006

秋から冬に、街の姿

今週は週を通してとても暖かい日が続いていました。
早朝でも気温は15度くらいで、コートいらずでした。

それでも11月も半ばになれば街の雰囲気は次第に
クリスマスモードになってきます。

下は先週末のハドソン川沿い、NYの紅葉も終わり
でした。











今週火曜にはマンハッタン5番街のあるデパートで
は、ライトアップイベントがありました。












これは妻が行って撮ってきました。今ではビル上
部まできらきらした帯が光っています。ショーウィ
ンドゥもすべてクリスマスバージョンでそれ自体が
呼び物になっています。

ロックフェラーセンターのツリー点灯式は今月末
なので、その時の様子も今度書きますね。

来週はサンクスギビングの週で、アメリカは本格的
にクリスマスモードに突入です。

私は一日休みをとって、サンクスギビングから週末
にかけてラスベガスに行く予定です。

カジノやグランドキャニオン、アメリカの風俗と自然
を体感してきます。身体を張って面白いネタを作る
べく、今からあれこれ考えています。


今日の激写;
本文中にちりばめました

土曜日, 11月 11, 2006

ひとりテキサス、濃い二日間

野暮用でテキサス州に行ってきました。

州最大都市のヒューストン、北方のダラス、それから
州都オースティンの3都市が目的地。


初めてのテキサス訪問、アメリカ国内とはいえ一
度も行ったことのない場所にひとり足を運ぶのは緊
張しますが、どんなところなんだろう~と期待も高ま
ります。

テキサスといえばブッシュ大統領の地元、選挙で自
分の党が敗れてしまったばかりで、タイムリーな場
所と言えばタイムリーだったのですが今回のテキサ
ス行脚はそんなことは一切関係ありません。

日程は2.5日、なかなかタイトでしたが間延びする余
裕がないという意味では強行してよかったです。


水曜夕方
NY-ヒューストン移動(飛行機)
ヒューストン宿泊

木曜
丸一日ヒューストンで野暮用
夜にダラスへ移動(飛行機)、宿泊もダラス

金曜
午前ダラスで野暮用
昼にオースチンに移動(飛行機)
午後オースチンで野暮用
オースチンからヒューストンに戻る(飛行機)
ヒューストンからニューヨークへ(飛行機)


飛行機での移動が多く、セキュリティチェックを受け
るのはやむを得ないとしても、それ以上に難儀した
のは日中の移動です。

もともと野暮用で行く必要のあった場所は時間が
決まっていました。

でも、土地勘のない筆者、タクシーを使うとどのくらい
時間がかかるのか、いくらくらいするのかなど、事前
に細かく調べていく必要がありました。

つまり、

ホテル-野暮用①-野暮用②-空港

といった具合ですべての移動にかかる予想時間を
調べた上で動かないと、一つ間違えた場合にすべ
てのプランが台無しになってしまう、というわけです。

なので日中は相当時間のやりくりに気を遣いまし
た。

時間が余る分にはいいや、なんて甘いことを考え
ていましたが、余ったら余ったで、大いに困ること
がよくわかりました。


だって、、、








やることない・・









(ダラス、ホテルの部屋より)



アメリカの大自然をこれほど呪ったことはありませ
ん。

アメリカの自動車免許はおろか、国際免許は既に
1年で失効、この際関係ありませんがいつの間に
かアメリカに住んでいるうちに日本の車とバイクの
免許証も今年の誕生日に有効期限が切れた筆者、
移動手段ゼロなわけです。

ニューヨークなどとは違い、流しのタクシーは皆無
です。野暮用が済んで外に出ても、ぽつねんと
立ち尽くすのみで、食事をしたくても歩いて行ける
場所にレストランはありません。

ある場所ではたまたま野暮用の目的地の前に
マクドナルドがポツンとあったので、初めてアメリカ
のマクドナルドに入りました。

1時間半ほど本を読んでいましたが、意外に小奇
麗で、店員もちゃんとしていました。

あそこにマクドナルドがなかったら・・考えたくあり
ません。

車社会を身をもって痛感しました。生きていけない。


なんて文章ばかりではつまらないですよねぇ、
いくつか撮った写真をご覧ください。


ダラスが一番よいところでした











オースチン郊外











ニューヨークとは随分と違いますなぁ・・・どっちが
いいんだろ。ずっといるには退屈な気がしますが
自分の趣味がある人、自然に囲まれた大家族
の生活が夢な人にはたまらない環境でしょうね。



さて、また日中の移動ネタに戻りますが、先に書
いた状況なので、その日ごとに朝ホテルに来てく
れたタクシーに、1時間後にここにまた来てね、
などとスケジュールとピックアップの場所・時間を
指定して、お抱え状態にしていました。

したがって、長い場合は一日中一緒にいるので、
いろいろ話をします。時間が空いたときにはスター
バックスに寄ってくれてコーヒーを一緒に飲んで
いたり、お互いの話をしたりすることが多かったで
す。

そのうちの一人のドライバーはとても変わった、
なんだかすごい人でしたが一緒にいていろいろな
話を聞けてとても有意義でした。本来の目的よりも、
彼と一緒にいたほうが勉強になったくらい。

もともとはフランス人で、アメリカに住んで10年弱、
どうやら今は奥さんの仕事の都合でテキサスにい
るらしく、タクシー会社を運営している社長です。
近々奥さんの仕事の都合で引っ越すかもしれない
ということで、日本に行く機会もあるだろうとのこと。

本人はもとはエンジニア、話の内容からは化学・
バイオ系の技術者のようです。

アメリカに来る前は、香港、ドバイでエンジニアとして
働いていた異色な経歴の持ち主です。言葉は、英語、
フランス語、スペイン語、アラビア語がペラペラ、これ
はほとんどが勉強して覚えた、とのことです。

何でそんなに語学勉強するの?と聞いたら、



言葉つかえると友達できるでしょ



との回答、シンプルにして究極の目的ですね。

今はタクシー会社を経営する傍ら、本来のエンジ
ニアの仕事を片手間でやりながら(組織に属して
いるかはわかりませんが・・・)研究活動を行って
いるらしいです。

はったりじゃないよね・・・と思っていましたがいき
なり分厚いファイルから数枚のレポート用紙を取り
出して見せてくれました。

これ、日本の研究者と今やっている研究だよ、と言
いながら見せてくれたレポートには、東大医科学研
究所の日本人研究者が連名で書いたレポートにバ
イオテクノロジー系の専門用語がびっしり・・

これ僕が書いたんだと言って渡された紙は意味不
明の専門用語で面食らいました。

まさに、



タクシー会社社長は世を忍ぶ仮の姿


です。なぜタクシー会社をやっているか、それは、


今ダラスではとても強い需要があるから


とのことです。ビジネスとして成り立つというだけの
理由だそうです。奥さんの都合でここにいるとは言
え、ビジネスセンスはたいしたものがあると、話の
端々で感じました。

ちなみに、バケーションでは是非ドバイに行ってご
らんと教えてくれました。


などなど、タクシードライバーとの珍道中メインの
テキサス行脚報告となりましたが、旅はよいもの
だと、つくづく感じました。

行きの飛行機内で離陸まで2時間半待たされた
ことにうんざりしたくらいでたいしたトラブルもなく、
いい思い出となりました。

NYに戻ってきたのは土曜朝3時、今日はこれか
ら再び睡眠をとります。


今日の激写;
本文にちりばめました

日曜日, 11月 05, 2006

グランドセントラル

ついさきほど、午前2時まで酒を飲んでいました。妻が
20代に別れを告げたので、まずは30代にようこそと祝
っていました。

そして今は独りブログに向かっています。酒がうまい。

さて今日はグランドセントラル駅の、グランドセントラルマ
ーケットというスーパーに立ち寄ってきました。そのあと、
マディソンスクエアガーデンでプロバスケットボールの
試合を観てきました。

グランドセントラルステーションというのは、マンハッタン
は42丁目にある、NYの玄関といわれるターミナルです。
建築様式としても素晴らしく高い評価を得ている、マンハ
ッタンの隠れたシンボルです。


メインホール; 天井には星座の壁画があります。
















常にビジネスマンと観光客でごった返しているのに、な
んとなく落ち着いた雰囲気のあるこの駅、好きな場所で
す。地下鉄はもちろん、郊外行き電車の発着場でもあ
ります。

筆者も今、秘密の職場に行くために毎日ここで乗り降り
しています。

グランドセントラルマーケットというのは、この駅構内に
ある、スーパーのようなものです。スーパーとは言っても
肉・野菜・珈琲・魚貝・惣菜・花・香辛料・チーズなどの
店舗が独立して軒を連ねています。デパ地下とは行かな
いまでも、雰囲気としてはそれに似ています。 駅ナカ、と
いう表現が正しいかもしれません。



入り口のひとつ











面白い











専門店ならではの品揃えで、見ているだけで面白い
です。このグランドセントラル駅には他にも色々な
ジャンルのお店やカフェも入っていて、一息つくにも
よい場所です。


今日の激写;

盛り上がったが敗れたニックス

木曜日, 11月 02, 2006

The New York Times たいむず; アパレルブランドの店舗

今日のビジネス欄トップ記事は、最近のアパレル&ア
クセサリーブランドの店舗戦略と、消費者(主に若者)
の行動心理について書かれていました。

今アメリカで大人気のアパレルブランド(ほとんどが日
本には未進出なのでしょうか・・?)が多く出てきて、フ
ァッションに疎い筆者にとっても、とても興味深い記事
でした。

記事タイトルはこれ。



Are We Shopping? Is This a Store?




いまどきのアパレルブランドショップは、一面ガラス張
りのデパートなどとは違い、外からは店であるかもわか
らない隠れ家っぽい場所や、店舗のつくり(店構え)そ
のものがイメージ戦略だったりするようで、消費者の、
「知っている人だけがそのコミュニティに入れる」という
ような(勘違い的な)”自分は他とは違うんだ”という心
理をくすぐるような戦略を取っているようです。




例えばこれ、普通のタウンハウスのようなRuehlの店舗
(画像はタイムズより)









この写真のほかにも、外からは一見スパかと見間違う
ようなアパレルブランドも掲載されていました。

日本でもありますよね、「え、ここが店なの!?」という
ような飲み屋(・・・飲み屋?)。


記事は皆様でお読みいただくとして、今アメリカで話題
のブランドとして記事に出てきたもの一部を紹介します
と、、、


RUEHL
hollister
Abercrombie&Fitch

上3つはすべてアバクロンビー&フィッチの傘下

Martin & Osa
American Eagle Outfitters

上2つはアメリカンイーグルアウトフィッターズ
が展開しているブランド

Gymboree


などです。NYに住んでいる人は本当になんでも
ありの格好なのでファッションを見ているだけで
楽しいです。ただし、ファッションというのは、ブ
ランドがポイントではないのですよね。


今日の激写;
なし