NY株といえばダウ、でも何で "ダウ" っていうのか筆
者は社会人になるまで意識をしたことすらなかったそ
のダウ平均、ついに今日、2000年1月につけた史上
最高値を更新しました。
おめでとうダウ!
失われた6年半として区切りができましたが、これで
また下降していったら日本みたいに10年なんてあっ
というまでしょう・・・・
このダウ平均を算出・提供しているダウジョーンズ社、
実はウォールストリートジャーナルを出版している新聞
社でもあるのです。ネタとしていじらせていただいてい
る筆者も頭が上がりません。
さぞジャーナルも大騒ぎかと思って高値更新の記事を
見てみれば・・・
すんごいさめてる・・・
*記事は購読者でないと読めないと思います、ごめんなさい。
筆者にとってはジャーナルのこのさめっぷりが逆に
安心感を誘ってきました。冷めているということは
慎重であるということであり、メディアが踊ったらそ
れこそ終わりが近いということですよね。
ほら、くどいようですがサッカーワールドカップ日本
代表を巡るメディアの報道。完全に踊ってました。
結果は・・言うまでもなく。
日本の日経新聞と同じですね。全体のトーンが弱気
でなんとなく不安を煽る描写。失われた10年の罪は
日経新聞にもあると多くの人が思っていることでしょ
う。
さすがに日経新聞ほどではありませんが、やはり
ジャーナルの論調は意識的に弱気かと思います。
いつからでしょう、ITバブルが崩壊する頃くらいか
ら既にトーンとしては暗かったような。
とはいっても、高値でもジャーナルがさめる理由もなん
となくわかります。前の高値時点の株価を上回っている
のは30銘柄のうちたった10銘柄ですし、他の米国の主
要株価指数が最高値からはまだ程遠いのも事実。
でも、世界で最も有名な株価指数、しかも自社が提
供しているのだからもう少し商売根性を出してめでた
いキャンペーンを打てばいいのに、と思います。
ストイックぶるとかっこいいけど度が過ぎると
嫌われる
ですよ!
さて筆者、このダウ工業株指数の歴史を興味本位
で調べたことがあります。
このページから始まるダウの歴史はとても面白い。
アメリカの経済史そのものです。
1896年の算出当初から唯一今でも採用されている
企業がひとつだけあります。さて何でしょう?トリビア
クエスチョンです。答えは上のページで発見してくだ
さい!!
明日からどうなるんでしょう。
それは神のみぞ知る・・・
今日の激写;
なし