昨日は知人のアメリカ人が家に来て、テレビでアメリカンフット
ボールを見て、夜は寿司を一緒に食べるという和洋折衷の
休日を過ごした。
もともとは、マンハッタンのどこかのスポーツバーに行って見る
つもりだったのだが、あいにく今日の天気は大雨(NYに来て最
もひどい雨だった)。そこで、急遽家でビールやスナックを用意
して、知人、私、妻の3人で色々話をしながらフットボール観戦。
季節は夏から秋へと移ろい、プロスポーツもアイスホッケーや
バスケットボール、アメリカンフットボールが開幕し、盛り上がる
時期である。MLBではちょうど今プレーオフが行われており、
家のテレビでも、今この瞬間に松井がダブルプレーとなったシ
ーンが報じられているところだ。まさにスポーツの秋。
私は正直言って野球が苦手である。プレーすることが苦手なの
は言うまでもないが、熱くなれないのだよ、プロ野球観戦に対し
て。私の父はこうよく言っている、
「野球にああまで熱中できる人が羨ましい位だ」
オヤジ言っちゃったよ・・決して野球ファンに喧嘩を売っているわけではないので
誤解ない ようお願いしますね・・。当然、趣味は人それぞれですので。
「ああまで」の「ああ」というのが何を指すかは本人に確認する
必要がありますが、言わんとすることは分かる。
私も同感である。毎日スポーツ新聞を買ってデータをチェック
したり、阪神が優勝して道頓堀に飛び込んだり、巨人が負けて
機嫌が悪くなったり。そんなものに自分の気分がほぼ毎日左右
されて、アンタの人生いったい何なのさ・・って宇崎竜童が出てき
そうですぜ、まったく。
これが高校野球だったら違うのですよ。自分の母校でなくても、
なぜか高校野球は退屈に感じない。一つ一つのプレーがすがす
がしいと感じる。これはきっと、私は高校野球を通して野球を見
ているのではなく、高校球児の所作を見ているのだろう。
ムムム・・つまるところ、私は野球というスポーツが好きではない
のではないか!?うん、きっとそうだ。理由をいくつか挙げられる
がそれはまた別の機会にしよう。
話が逸れたが、アメリカンフットボールに戻る。前からこれには
興味があった。興味のメインは、ルールが分からないということ。
したがって、今回のテレビでのフットボール観戦は願ってもない
チャンス。アメリカ人に、ゲームを観戦しながら教えてもらえるの
だから。
今日見たのは、カレッジフットボール。彼の地元の大学が出る
伝統の一戦ということで、彼もすごい気合の入りようだった。
カレッジフットボールもプロ同様、地元の人は老若男女地元大学
のチームを応援して、スタジアムに駆けつけるそうです。
それで・・・大体分かりましたよ!ルール。
もういっぱいありすぎて説明もムリなので、ここでは基本中の基本
をひとつだけ勝手に紹介しましょう。
「4回連続で与えられる自軍チャンス中に、10ヤード(約10メ
ートル)前に進めばよい。進んだ場合は進んだところから再び
チャンスが4回与えられる。失敗した場合は相手に攻撃権が
移る」
ごく大雑把ですがこうです。これが分かるだけでも楽しめます。
楽しいと感じることが私はできました。なので、今日もプロのゲ
ームをテレビで見てルールをおさらいしました。
ゲームも終わり、夜7時くらいから近所の日本料理レストランに
行って寿司や天麩羅を食べ、大雨の中家路に。
半日英語漬けで気持ちは張っていたけれど、アメリカンフットボ
ール楽しかったなぁ。このブログを読んでくれている皆さんの中で、
ちょっとでも興味のある人には背中を押したいです。面白いですよ。
アマゾンでこんな本を発見しました。
「すぐわかるアメリカンフットボール―ルールと試合」
球技のようで球技でない。アメリカンフットボールは陣取り合戦!!
すぐ分かっちゃうの!?うってつけじゃない、今の私に。
今日の激写;
なし