木曜日, 7月 05, 2007

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; ヘッジファンドのことどれほどご存知で?

6月末で2007年の第2四半期が終わりました。

日本でも最近は変わってきましたが、企業は上期・下期で
年度を区切り、中間決算発表などが行われていますね。
ボーナスも上期・下期ベースで、年2回ですし。

アメリカでは3ヵ月毎に年度を区切り、四半期で物事を評
価することが完全に定着しています。慌しいですが、四半
期ごとに定点チェックを相当細かくやるということは、現状
把握と将来予測について精度が高まることにもつながり
ますので、よいことであると思います。

一方で近視眼的・目先の利益追求という批判もあります
が、米国の経営者や従業員のボーナス(完全に業績連動
です)は年一度ですし、あくまで定点観測と見れば、その
批判は的を得ていないような気がします。


さて、WSJ は毎四半期明けに必ず過去3ヶ月の相場の
細かい振り返りと、ミューチュアルファンド(投信)の成績
番付等を、その時々のホットなトピックとともに、いつもの
新聞とは別に冊子を作ります。これがなかなか面白く、
勉強になります。

今回のトップニュースは、ETF でした。趣旨としては、


いまや500以上のETFが取引可能だが、よりニッチな
分野にもETFは広がっており、その結果、極端な運用成
績をもたらす(=リスクが高い)


という内容のものです。興味深いです、とても。基本的に
指数連動のETFなのに、投信の運用成績と比較しても
上位/下位に相当数が名を連ねてきています。

*ETF って何?ということについてはコチラ


筆者はETF というのは素晴らしい商品であり、多くの国
において、さらにそのプレゼンスが拡大すると思います。

個人投資家はもちろんのこと、地方銀行に代表されるミ
ドルサイズの金融法人、年金基金などなど、投資家はも
っとこのETFを活用すべきだと思います。


また、今回面白かった記事の中に、



Fund Investor IQ

Do you know what a "side pocket" is in the hedge-
fund world? Or how much of hedge-fund returns
actually go to investors?
Do you even know what a hedge fund is? With
opportunities to invest in hedge funds expanding,
it may pay to know more, even if you're not
particularly wealthy. Before you splash the cash,
check out this short multiple-choice quiz, where
mistakes won't cost you anything.



という、ヘッジファンドに関する投資家の知識をチェッ
クする特集がありました知っているつもりでも細かい
点を知らない方も多いのではないでしょうか?

クイズ形式になっており、気軽に知識を獲得できます。

例えば、年間12%の成績を収めたヘッジファンドが
ありました。手数料を引かれて最終的に投資家の
手元に残る収益は何%?
 とか、ウォーレン
バフェット(著名な実業家/投資家です)がヘッジファ
ンドのことを形容するときに使った語句は下のうち
どれか?
などです。

気になる方はHPから記事を検索して是非お読みく
ださい(サブスクライバーしか読めないかもしれませ
ん、ご注意を)。

投資家教育の役目も担う WSJ 、よい記事をどうも
ありがとう。


今日の激写;
なし

3度目の独立記念日

本日のアメリカは独立記念日で祝日。

ちょうどこのブログをスタートしたのは2年前のこの日です。

過去2回は家からメーシーズ主催の花火大会を見ました
が、今年はテレビ(毎年全国中継されます)のモニター越し
でちょっと味気ないです。なんと今年は30年記念大会だ
そうです。

筆者、昨日は知人3人とダウンタウンのレストランで食事を
とった後、場所を我が家に移し、午前2時まで宴会。

大学時代のような飲み会だね~ と知人談。

大いに楽しみました。友達・仲間ってすばらしいですね。

今朝は二日酔いもなく、朝から家で考え事をしたり、本や新
聞を読んだり、妻の雑誌をめくってみたり、メトロイドをやっ
たり(古!)と、精神的に充実した日でした。

妻が日本にいるせいもありましょうが、ずっと独りなので
集中して独りで考え事をする時間が長くなります。






独立せよ






これは『沈黙の艦隊』の主人公、海江田艦長の有名な言
葉ですが、筆者は一体何から独立するのか。これをじっ
くり考えるには絶好の日です。

読者の皆さんは何から独立しますか?


PS
ちゃん、誕生日おめでとう。若いっていいよな。


今日の激写;
なし

月曜日, 7月 02, 2007

いまさらですが、引越しレポート

早いもので引越しをしてから1ヶ月以上が経ちました。

先週から妻が日本に一時的に戻っており、筆者は
2週間限定の独身生活です。これまでもちょくちょく
こういうことがありましたが、引っ越した新しい家
では初めての一人住まいなので、ちょっと新鮮です。

一人で住んで全部自分で家事をやるので改めて新
しい家の隅々までわかりました。

今日はようやくですが、引越し記を書くことにします。

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①なぜ引っ越したか

これはこのブログでも触れましたが、前のアパートが
分譲マンション化されることになり、全住人は現契約
(1年か2年がほとんど)を以って退去!となりました。

なお、それが通知されたのは筆者が入居してから
1年以上経過してから、確か2006年の秋だったよう
に覚えています。

さすがに驚きましたが、分譲マンション化はブーム
だったのでむしろこんなに身近に起こるものか、と
そちらのほうが衝撃でした。契約が切れるまでの
猶予も10ヶ月近くあったので遠いことのように感じ
たと言うのが本音です。

しかし、アパート側はできるだけ早く工事もしたいし、
内装も変えたいのか、「11月までに出るのなら家賃
2ヶ月無料」などのキャンペーンを打ち出し、その効
果はてきめんで、サーっと住人の多くが出て行って
しまいました・・・

ここは素晴らしいアパートで、大好きな場所でした。
去るときは本当に寂しかったです。

地下鉄駅はイーストとウェストの両方に出れる3路線
が徒歩5分以内で、ハドソン川のビューもあり(筆者
の部屋からは一部ですが)、メーシーズによる7月4日
の花火大会の様子は7階くらいより上の南向きの部
屋はほぼ全部の部屋から見れます。おかげで筆者
も2年連続で楽しむことができました。

粋なレストランの多いトライベッカエリアまで歩いて
行けますし、マンハッタンなのに緑が豊富で、とに
かくクリーン。

お金があったら買い取りたいくらいでしたよ・・・

さて、ついに契約満了が近づいて来て、新たな家
を探すこととなりました。


②家探し顛末

振り返ってみれば1ヶ月くらいで決まりましたが、結
構苦労しました。

引越しに際して筆者が決めた優先順位は、


1) エリアはバッテリーパークシティ(もしくはダウンタウン内)

2) 南向きの部屋

3) 地下鉄駅まで徒歩10分以内

4) 5階以上のフロア


でした。他にも細かいことはいろいろあるのですが、
それはあまりに各論になってしまうのでここでは
書きません。

第一条件のバッテリーパークシティのみで物件探し
を開始しました。結局5つくらい内見しました。

そのうち、ひとつが大ヒットで、残る4つは正直言っ
て失望でした。何が失望だったかというと、その時
住んでいたアパートよりも家賃が2割くらい高いの
に、設備や清潔さ、使い勝手という観点でだいぶ
劣るのです。

大ヒットだった家は本当に素晴らしかったです。
優先順位には入れていなかった、部屋の中に洗
濯機があり(1ベッドルームのアパートでは極め
て珍しい)、部屋は8階、築3年でとにかく綺麗。

しかも、妻の求めた高い優先順位の中にあった、
綺麗なバスルーム(具体的にはかびやすいタイル
などではなく、石でコーティングされたもの)も
クリア。

唯一条件に合わなかったのは、部屋が南向き
ではなかった点。東向きの部屋でした。南向きは
どうしても子供のいるファミリー向けの2ベッドル
ームや3ベッドルームの広い部屋に多いようでし
た。

という事で、この時点で躊躇する理由なし!と
申込書を提出(この段階でマーケットから情報は
引かれ、実質的な仮契約)しました。

もうウキウキでした、筆者。実は洗濯機は家賃に
毎月50ドル上乗せなのですが、それを値引いても
らい、無事に予算内まで落ち着いたという経緯が
あります。

いざ契約手続きに入り、必要な書類を準備して
あとは審査を経るのみ。既に筆者の場合は2年
住んでおり、家賃を滞納したことも一度もない旨、
当時のアパートから一筆もらえていたので、大丈
夫だろうと構えていました。

しかし、、、しかしですよ、、、






だめでした!



いやホントびっくり。だめな理由は「お前がダメ」
っていうのではなかったですが大ショックでした。
もう終わった~、しかもいいとこでよかったなん
て思っていたら、やっぱダメって言われるこの気
持ち。

ダメな理由は、早期の解約に関してある条件を
入れることがどうしてものめない、というものでし
た。

一応会社からこれは絶対契約書に入れること、
っていう決まりがありまして、それがダメだと無条
件で X なんですよ・・


これで振り出しに戻った筆者。心の痛手は大きく、
希望をもてない状況になってしまいました。なんせ
他の物件が明らかに劣る状態ですし・・。

この時点で、バッテリーパークシティは泣く泣く諦
めたという次第です。

優先順位 No.1 のエリアを捨てたので、ポイント
は家そのものに絞られました。ダウンタウンの他
のエリアも見たのですが、明らかに家賃が高く、
望みは薄かったです。

そして物件を HP で探しつつ、以前より妻が目を
つけていた物件が今住んでいる場所です。

実際に見に行って筆者も、これまでの経験から、



これ以上のものを探すのは難しかろう



と一目で感じました。

まず、1) 地下鉄駅徒歩数分(しかも急行列車も
泊まる) 2) アッパーウェストサイドに行くクロスタ
ウン(セントラルパークを横切るものです)のバス
停は目の前 3) 完全南向きで、光をさえぎる遮蔽
物がない(とは言っても高いアパートはワンブロッ
ク先に乱立) 4) キッチン広く清潔 5) バスルーム
が素晴らしく綺麗 6) 洗濯乾燥機がついている
7) 収納豊富
などなど・・・

しかも、




家賃 $100 ディスカウント




に成功しました。このタイトなマーケットで100ドル
オフは例外中の例外かと、誇張ではなく思います。

ブローカーの方の尽力に感謝し切れません。

もちろん、周りがゴミゴミしていてバッテリーパー
クシティと比べると汚い、緑が見えない、等の問
題はありますが、それを割り引いてもはるかに
メリットの方が強いです。

結局ここはすんなり審査もOKで晴れて入居と
なりました。

ただ、その後一悶着ありました。入居は1ヶ月後く
らいで十分余裕があったにもかかわらず、前の入
居者の退去が遅れた関係で、鍵を受け取る日
(契約開始日)当日の朝連絡があり、





実はカーペットが交換できていない



からもう少し待ってと。ベッドルームがカーペットな
のですが、さすがにこれは気持ち悪いから絶対に交
換してねと何度も伝えてあり、アパート側も承諾して
いました。

幸い、引越し当日は数日後だったのでよかったです
が、完全になめられかたな・・と感じました。

そうか、それならこちらもお人よしではありません。




じゃあ家賃半月負けろ




と吹っかけました。言ったもの勝ちのアメリカ。
さすがにこれはヤクザな要求だな・・と思いまし
たが。

実害は被っていませんが、1) 契約を予定通り
履行開始できていない上に、当日朝に通知し
てくるという不誠実さ 2) こちらは引越し前に
全部部屋を掃除したいからこそ契約開始日
と引越し 日をずらしていることは前から言って
いる通りでそれはそちらも知っているでしょう?
と一応逃げ道を断って強気で出ました。

ただ、実際はやはり実害を被っていないのが事
実なので、半月オフは無謀な要求です。

結局アパート側も大いに悪かったと認めてくれ、
結局引越し日から1週間の家賃オフで合意に
いたりました。

いやあ、よかった。もちろんカーペットは新品
になりました。

こんな感じで家探し~引越しまでを済ませました。

引越し作業そのものについては、日本とあまり
変わりなかったです。日本の業者さんを使いま
したが、食器の梱包からベッド解体 & 組み立て
まで、全部やってくれて助かりました。


今日の激写;
最大の変化はバスルーム & 洗濯機

ミラーの奥が収納(ミラーが汚れていたので交換中)














上が乾燥機、下が洗濯機 (工業デザイン?)

日曜日, 7月 01, 2007

The New York Times たいむず; 中国の外交手腕 -シーフード事件

恐るべし中国、なかなかのやり手です。

最近中国製のいろんなものが有害だったり毒性がある、
と多くの国の当局がレポートしており大問題になっている
ようですが、アメリカでも一昨日(だと思います)、中国か
ら輸入している一部のシーフードについて輸入を停止す
る措置を発表しました。

エビも含まれていますが、アメリカはエビが好きなこと・・
大丈夫でしょうか。

さて、そのアメリカの措置に対して昨日中国が声明を
発表、それに関する記事が今朝の日曜版タイムズの
ビジネストップ記事でした。



China Vows Food-Safety Changes


記事はこちら


中国は声明において、アメリカの主張をきちんと認め、
前向きに対処すると発表する一方で、




でもお前の輸出したものにも問題があるぜ



と言ってのけました!

謝りつつも同時に相手の非をつくなんとも高等なテク。

スカッとしただろうなあ、中国。

例えば、オレンジにカビや多量のバクテリアなどがついて
いるそうですが、




このタイミングで言うなよ




です。ほとんど開き直りの態度。逆切れ。

いやはや恐るべし中国、怖いものなしです。日本もこのく
らい強烈で傲慢な外交を見せて欲しいものです。


今日の激写;
なし

THE WALL STREET JOURNAL じゃーなる; iPhone

AT&T ワイアレスの店舗がすごいことになっていました。

昨日夕方6時、アップルの iPhone が発売になったのですが、
この電話機を手に入れる人の列は予想以上でした。

家のすぐ近くにある小さなAT&T ワイアレスの店舗ですら、
発売日の朝から人が座り込んでおり、発売直前の6時には
数十メートルの人の列・・夕食を外でとってまたこの店舗
を通ったらまだ同じくらいの人の列でした。

早速、EBAY (ネットオークション米最大手)で取引価格をチ
ェックしてみましたが、概ね1000ドル近くで取引されています。
締め切りが一番早い(後30分で落札)ものは1500ドルです。





えらいこっちゃ・・




ちょっとした社会現象になっています。ちなみにこの順番
売りますというプレートを持った人も列の中にいます。たく
ましい商魂です。タイムズの記事には、ボスの命令で
$150で並ばされる人や、$160で列における席を売る人
が午後には$180に上げたという記載がありました。





えらいこっちゃ・・




いやいやすごいですよ、正直言ってこんなにすごいことに
なるとは思わなかったです。主婦っぽい人や普通のおじさ
んまで並んでいて、驚きました。



ん・・そうか、主婦やおじさんはEBAY狙いかも・・



発売直前に、大手新聞は iPhone の製品チェックとレビュー
を掲載していますが、ジャーナルの記事はチェックを行った
人による実際に iPhone を使いながらの解説ビデオが5分
以上添付されています(オンライン版)。これは面白い。

WSJ.com - Testing Out the iPhone


いろんな意味で相当すごいガジェットのようです。

ちなみに、コスト&メリットを考え、筆者に購入の予定はありま
せん。

どなたかアメリカのものが欲しい方がいたら、1500ドルで売り
ますよ、お気軽にどうぞ。


今日の激写;
比較(WSJより)