月曜日, 8月 28, 2017

スコットランドへツーリング ④本編その1

ツーリングと言えばルートですね。ロンドン
からスコットランドをどのように回ったか
前半のハイライトをご紹介します。

なお、宿はすべて前日に押さえました。

天気が変わりやすく、大雨では移動もできな
いので、予報とにらめっこし、移動距離を
決めてからホテルを探します。

当日のB&Bやホテル探しはストレスに感じる
上、万が一夜まで見つからず雨など降られた
ら事故もあり得るので。




今回は最初の二日目まで。







車でドライブする方にも参考になるかと思い
ます。












・・・ルートだけは











何せ毎日400キロ以上走っているので、同じ
再現はファミリー層の旅行としてはありえな
いはずです。

これを日々半分以下の走行距離にして、半日
はハイキングやのんびりした時間に充てれば、
完全なスコットランド旅行になるでしょう。














①初日

ロンドン~グラスゴーの南










約620キロ









エジンバラまで1日でドライブするイギリス人
は周りにもいるので、異常ではない(はず)。

身体は最低限鍛えているつもりですが、体力
勝負でした。































筆者のバイク人生(車も)では1日としては最長
の移動距離でした。

朝6時過ぎに出発。100マイル毎に給油と休憩。
15時過ぎに着きました。

天気は終日素晴らしい晴天で、思ったほど疲れ
はありませんでした。湖水地方(全体の2/3くら
い)まで行くと、気分も相当ハイになり、元気に。

渋滞もなし。



ホテルは、前日に天気が良いと分かったので、
グラスゴーの南に取りました。75ポンド。

宿は50-100ポンド/日で考えていました。

湖水地方でお世話になったマクドナルドホテル
系列のちゃんとしたところです。日曜だからか
同系列のホテルの値段としては破格に安かった
です。結婚式をやってました。








間違えてライダールックで結婚式ホールの
フロアに入ってしまいましたが、皆ベロンベ
ロンなので、警戒度も薄く、むしろ違和感を
覚えた筆者が退散。









このガラス張りのところ





















部屋はこんなしっかり。



























到着日のローカルビールと翌日の計画中。
















夜は羊肉を頂きました。









②二日目



今回ツーリングのメインルートです。

430キロ走行。見所満載でした。


































当日終了後綴った日記によれば、、、

朝8度。くもり。予報は午後雨。実際は終日良い
天気。7時過ぎに出る。グレンコー、フォート
ウィリアムズ(ベンネビスツアー)。14.10に
Mallaigにてフェリー。スカイ島。タリスカーに
行き、ホテルに。

















朝8度!?










そうです。スコットランドは一桁です・・


グラスゴーの南から、美しい国立公園を抜け
て行きます。ここの道路は美しかった。

ただ、この時点ではかなりの厚い雲で、グレン
コーは霞んでいるかな・・と消沈していました。










この国立公園は南の湖が美しいです





















グレンコー入りする前の休憩にて





































この後、山(国立公園)を抜けてグレンコー
に出たら突如晴天。












日頃の行いかな・・
















動画は前回にご紹介した通りですが再掲。



















写真もほとんど同じですが。

これは入り口。



































少しずつ迫ってきて、おぉ、となります。



































上の写真の左の山を拡大して撮ると、岩山で
あることがわかります。荒々しく、ハイランド
の特徴です。















































ハイキングに出る人も多いです。








































グレンコーを抜けて、フォートウィリアムズに。

ここではベンネヴィスのアサヒ保有(ニッカ
保有)の蒸留所に行きました。

べンネヴィスとは、英国で最も高い山です。
(それでも1300メートルくらい・・)



ツアーにも参加しました。5ポンド。





































































































軽食も取れ、もちろんお土産も買えます。




































今回の旅行の自分用唯一のお土産。べンネヴィス
のシングルモルトのミニチュアボトル。




































その後は、フォートウィリアムズからマレイグを
走りました。通称、ロードトゥアイル です。ここ
がこの日2番目のハイライト。

A830を行きます。荒涼としたハイランド特有の
景色が続きます。









ロードトゥアイルはここです














距離にして、30マイルとか40マイルですが、
のんびり走れば1時間くらい楽しめます。















島々が遠くに見えます ロードトゥアイルとは
よく言ったものです












































こんな山あいを走っていきます。そそられる人と
そそられない人がいると思いますが・・。





















































マレイグからはフェリーでスカイ島に。

近くの食堂で、サーモンのサンドイッチを買い
ました。注文してから作ってくれます。

















サーモン多すぎ!貪り食べました。





























フェリーですが、時間を事前に調べて予約してい
きました。通常の夏のものから時刻表が変わった
ようで、午前11時の次が午後2時。

移動距離を考えると、午後2時だと余裕があるので
こちらに。フェリーの値段は7ポンドくらいでした。
時間は45分間です。




















これ 漁船みたい





























洋上

























途中別の船とすれ違い


































スカイ島に着いて、念のためまず給油。

広くない島ですが、逆に街中しかガソリン
スタンドがなく、半分以上減った状態では
走りたくなかったので。












































スカイ島は、スコットランド旅行では人気3番
目に入る場所のようです(ロンリープラネット
情報)。

ここでは写真よりもムービーを撮っていました。

島で行った場所は、筆者の最も好きなスコッチ
ウイスキーの筆頭に位置する、













タリスカー















の蒸留所に立ち寄りました。降りるとお酒の
香りがします。イーストの香りでしょうか。








































これがとんでもなくド田舎にありました。













こんな感じの場所にあります。こっそり作って
いたとしか思えない辺鄙な・・・









































しかし世界的に有名なウィスキーだけあって
人の混雑はすごかったです。べンネヴィスの
少なさとは比較にならず・・・












スカイ島からスコットランド本土に戻るにはカイル
オブロハシュの橋を渡ります。スカイ島に渡るには
フェリーよりもこちらの方が圧倒的にメジャー。


その後、Eilean Donan Castle に立ち寄りました。












有名な城です。湖畔に佇む姿が絵になります。
































そしてここから北上して、秘境めいた地にある
ストラスカロンのホテルに向かいます。






































秘境でした。




ここのエリアはお勧めです。
















ストラスカロンに至る、このルートが素晴ら
しかったです。



















距離にして20数キロ。

素晴らしいツーリングロードです。







バイク人生ここにありという雰囲気の美しいルート
です。同時に、人がいるのかな・・・というエリア。












こんなところまで来てしまった・・・






































実際には電車も走っていますし、どこでも人はいる
ものです。


給油は注意です。このあと150キロ弱は給油なしで
行けるくらいの余裕が必要です。実は探せばストラ
スカロンの集落のあたりにもスタンドはありますが、
バイク乗りはこの大変さは分かると思います。


ホテルは70ポンドでした。前日に取った場所。
家族経営の小さなホテルです。バーとレストランが
素晴らしかったです。

パブで2パイント。地元ビール。


夕食はスコティッシュビーフステーキが疲れた身
体の血肉を補ってくれました。












常に明日のことをバーで考える・・・
























二杯目でも考える・・・











































ホテルの楽しみはバー。B&Bではこれができず。


































そしてステーキでエネルギーを補う。
























このホテルは朝食がまた素晴らしく、全部
頂きました。


こうして長い1日が終わりました。

3日目はスコットランド北部に向かいます!



スコットランドへツーリング ③グレンコーのライディングムービー

スコットランドには絶景がたくさんありますが、
グレンコー渓谷はその代表に挙げられる場所。

むき出しの岩山が連なるもの悲しくも雄大な
エリアです。ハイランドならではの景色です。

英国内も色々行きましたが、この雰囲気は他
にはありません。

グレンコーというのはスコットランドの言語で
"嘆きの谷"を意味するそうです。

村民の大虐殺を伴う悲劇の歴史にまつわる場所
でもあり、イングランドとスコットランドの
関係の歴史を語る上では欠かせない要所でもあ
ります。

ツーリング2日目にここを抜けてきました。

着く前までは晴れ間はごく僅かでしたが、山を
抜けて谷に入ったら一気に晴天に。

9分程度のライディングムービーですが、ご覧
ください。

























え・・・?
退屈・・・?








これは、実際にご覧になれば実感していただけ
ること請け合います、と申し上げておきます。

日曜日, 8月 27, 2017

スコットランドへツーリング ②装備など

6日間の旅程を経て、無事に戻りました。

合計1637マイル、キロ換算で2619キロ。
1日平均436キロ。

天気には恵まれました。まともな雨は、ハ
イランド最北部の山の中の2時間ほど。それ
以外は晴天ないし曇りでした。

事故も車体トラブルも立ちゴケもなく、本
当に幸いでした。

何から記録しておけばいいのか分からない
ので、まずは装備を書いておきます。

・服

夏でも雨が多いスコットランド。本格的な
ツーリングジャケットが必要だったので、
今年に入り購入しました。

上下のアウターはrev'itで揃えました。

ジャケットは sand 2 textile jacket



























このジャケットは1世代前のベストセラーで、
今はカタログ落ちです。それだけに安く手に
入れることができました。黒・銀がよかった
ですが、これは安いものは完売。

特徴は、肩と肘のプロテクター付き(背中は
装備可能なポケットがありますが、プロテクタ
ーは付いていません)。外側、真ん中(防水
加工)、化繊の内側の3層で、真ん中と内側は
取り外し可能です。特に内側はとても暖かい
です。

外側の生地も水に強く、ポケットは防水加工
されています。ただ、山の中の大雨時は水気
が染み込んだので、100%ではありません。

暑い日を考えて、空気を取り入れるファスナ
ーが左右の胸と、両腕に大きくついています。







パンツは Enterprise motorcycle trousers
です。これも最新モデルではないです。

これは、かなり優れものです。もともと
オーバーパンツとして考えられていて、
中にジーンズをはいても十分余裕がある
サイズ取り。膝にはプロテクターが付いて
います。

完全防水で、山の大雨でも中はじっとりと
もせず、しかも生地が厚いので暖かい。裾
も長くて、膝が常に曲がっているバイク乗
りに最適。




rev'itのジャケットとは腰のファスナーで
接続可能です。ポケットは腰左右と右腿。








画像はamazon

































アウターの中には、ヒートテックの上下、
アウトドアブランドの長袖Tシャツ、
ジーンズ、ネックウォーマーです。

当初数日は、念のため薄手のダウンを
さらにインナーとして着ましたが、不要
でした。暑すぎた。






・靴

アディダスの GSG-9.2 ブーツです。







画像はadidas


























ミリタリーユースの軽量・防水・防油のハイ
カットブーツです。

アメリカの特殊部隊SWATとドイツの特殊部
隊GSG-9でも採用とあります。

柔らかいレザーと合成皮革の組み合わせで、
靴自体はアディダスならではで、クッション
性が強く、とても履きやすいブーツです。

これが140ポンドで買えるのですから、助か
ります。






・バッグ

吉田鞄の porter booth pack (M) です。
これは筆者が普段旅行で使っている国際線
機内持ち込み可能なサイズの3way ボスト
ンバッグで、バイクでなくても1週間旅行
には十分な鞄です。背負えるところがい
いです。

3日程度ならSでも十分です。

これをモンベルの防水バックパックカバー
(50-60リットル)で包んで、バイクの
リヤにtanaxのツーリングネット3Lで、
カメラの三脚も一緒にくくりつけて行き
ます。

ネットはLLでも良かったと思いますが、
ゴムで伸びるので余った部分はキャリア
にくくりつければいいので、大は小を兼
ねるでこちらにしました。

マス目が小さいので、バックの外側に500
mlのペットボトルなんかを挟み込んでも
ガッチリ固定できます。

こうなる。三脚はもうワンサイズ小さく
ても良かった・・・ほとんど使わなかった
し、結構重いので。















































タンクバッグはGiviの小型のもの。これはCRF
250Mにぴったりなサイズ。マグネット部分も
タンク後部にぴったりの箇所(写真通り)。

このパッキングは現地で褒めてくれる人が多
かったです。日本では普通だと思いますが、
皆珍しそうにします。

パッキングをきっかけにバイクの話をすると、
250ccで驚かれ、ロンドンから自走で来たこ
とに驚かれ、タンク容量が7リットル台であ
ることに驚かれます。


なお、荷物をネットだけでくくりつけてツー
リングしているライダーは皆無です。トップ
ケース、パニアケースが当たり前。

そもそも250ccでツアーしているライダーなど
一度も見ませんでした。さすがに自然エリアと
いうこともあり、ベスパのツーリング部隊も
一度も遭遇せず。

圧倒的に多いのが、BMWの1200ccのアドベン
チャー。BMWは他のツアラーも含めて、断トツ
の個体数です。さすがです。

それから、ハーレーと各メーカーのスーパース
ポーツ。スコットランドではスーパースポーツ
の固定数は激減します。ほとんどいません。

イギリスなのにトライアンフはほとんど見ま
せん。たまにドカティのデュアルパーパス。

ホンダのアドベンチャーは非常に少なかった
です。ラリーカラーのアフリカツインを一度
だけ見ました。あれは、実物は相当カッコよい
ですね。大きかった。写真との印象がだいぶ
違います。

日系では、スズキのVstrom 650(昨年までのモ
デル)は時々見ます。欧州ではポピュラーです
このモデル。

ヤマハのスーパーテネレ1200も時々見ました。
皆荷物も半端なく、例外なく重そうでした。
テネレ1200はどのバイクよりも存在感があり
ました。

タンデムライダーも本当に多いです。さすがに
タンデム長距離は大型バイクじゃないときつい
はずです。荷物もありますし。

スカイ島へのフェリーで一緒になったドイツ人
ライダーは、ハーレーでタンデムでした。二組
のご夫婦で、彼らは4日間のツーリングでした。


































・ナビ

これはいつも使っている、Garminのバイク
用。車でももちろん使用可能なので大役立ち
です。充電可能なバッテリー内蔵なので、
ホテルなどでプランを立てる時も電源不要です。

下の紙の地図でルートを考え、ナビにルート
をセット。グーグルマップで翌日の宿を取り
ます。


・地図

collins のスコットランドツーリングマップ

お値段4.99ポンド。

これは、非常に見やすい地図です。ローラン
ドとハイランドが別ページ(裏表)になって
います。

ローランドというのはスコットランドの南
側。ハイランドは北側。



主要道路の距離も記載されていて、計画立て
にも非常に親切な地図。さすがツーリング
マップと名付けられているだけあります。



・その他

アクションカメラ
 これはソニーのもの。グレンコーではベスト
 ムービーが撮れました。別途アップします。

スマホ
 思ったよりも電話の電波が通じない場所
 が多く、ホテルのwifがi頼りでした。

コンデジ
 三脚で使った以外はスマホだったので、活躍
 機会は少なかったです。そもそも三脚も微妙
 でした。

空気入れと空気圧測定器
 これは日本の小型のもの。1週間程度では
 減る訳はないですが、なんとなく不安で。

25-30リットル用くらいの、小型のバック
パックカバー

 これは、夜間にバイクを駐車するときに、
 ハンドル~コックピット全体を覆うもの。
 朝露や夜の雨にさらされて電気系統に水が
 大量に入り込むのを避けるためです。さす
 がに全体のカバーはかさばりますが、これ
 なら荷物とも言えないくらいです。




























持っていくのを忘れて、途中であちゃーと
思ったのが、パンク修理キットとチェーン
ルブ(油)。前者は入れ忘れ、後者は完全
に必要リストから忘れていました。

チェーンは出発直前日に点検とオイルチ
ェックで万全にしましたが、2000キロ
以上走るにも関わらず持って行かなかった
のは落ち度でした。小さいものを買ってお
くのすら忘れたので反省点です。結局天気
がずっと良かったので、チェーンの油状態
は悪いほどにはならず助かりましたが、
ガソリンスタンドでもチェーンルブは売っ
ておらず、オートショップも主要都市に
しかないので大いなる反省点です。

装備・持ち物はこんなところでしょうか。

次回③からいよいよ本編です。





日曜日, 8月 20, 2017

スコットランドへツーリング ①前夜

1週間のツーリングに出て来ます。

妻に感謝です。

国全体が北海道のような気候と景色のイギリス。

スコットランドとハイランドはそれを2倍も3倍
も厳しさと自然の濃さを増したエリア。













イギリス人同僚に、バイクでスコットランドに
ツーリングに行くんだ、というとおぉーっとい
う反応が帰ってきます。旅慣れたイギリス人で
も、この不思議なバイク旅行ネタに食いつい
てきて、色々教えてくれます。

話してみると、だいたいこんな感じでした。


・で、具体的にどこまわるんだ?

・遠いけど大丈夫か?あっちでバイク借りるの?

・一人で一週間?ありえない。家族いるんだろ?

・うらやましいなあ、〇〇は絶対行けよ!

などがごちゃ混ぜ。





心配してもしょうがないのですが、とにかくこの
国は天気が。

特に初日はグラスゴーまで一気に走るので、時々の
シャワー程度ならともかく、終日の雨とか嵐は勘弁
願います・・







まさに日頃の行いが
問われる












服装は、夏でも朝夕は10度前半、下手すると体感
では一桁気温が十分あり得る前提です。

晴れればラッキーくらいの心持ちです。

アウターはバイク用ツーリングウェアで有名な
rev'it の上下。日本よりずっとお手軽な値段なの
は海外だからでしょうか。


これ自体が防水なので、別途のレインウェアが
不要です。何よりプロテクターがちゃんと付い
ていて万が一の時のお守りと、ライナー付きな
ので暖かい。中に薄手のダウンも仕込んで行き
ます。








いつかエジンバラに行った時に買ったバッジ。
勝手に親善大使の気分で。


























荷物は50-60リットルのボストンバッグをリヤ
シートとキャリアにネットで付けていきます。

ボストンバッグはまるごと大型のリュックサッ
ク用の防水カバーで覆います。さらにその上に
は、濡れても構わないカメラ用三脚を。












宿泊は、ホテルやB&Bをその日その日で探します。
ハイシーズンでもシングルルームなら空きはある
というのが事前の独自調査結果。

食事は行く先々の宿泊先か、地元パブで十分!

とにかく安全運転で行って来ます。

金曜日, 8月 18, 2017

夏のコーンウォール


イギリスの南西部、コーンウォール地方に行って
きました。バイクではなく車で。

今回の旅行の総移動距離は約1000キロ。久々に
走りました。SX4、快適でした。

この突き出た半島部分です。













イギリスの田舎はどこも美しいですが、コーンウォー
ルは夏の人気場所です。短い夏に海を求めて行く人
が多いと思います。

夏は人が押し寄せるので、主要道路はそれなりに
混雑します。









ビーチは息をのむ美しさです。ワイト島の時も
感じましたが、イギリスのビーチも素晴らしい
場所がたくさんあります。
































このビーチは干満の差で砂浜がかなり広がります。
下の写真の丘の上にポツンと立っている茶色い建物
が泊まったホテル。

ロイヤルファミリーも滞在したことがある由緒正
しいホテルでした。行ってから知りましたが。





























満潮時は手前の岩の部分まで海が来ます。


























今回の旅程は6日間。

遠いので、初日と終わりの日は別の都市に寄っ
て宿泊。これまで家族で行っていなかったスト
ーンヘンジと、バス(お風呂の)にも行って
来ました。




前回はバイクで寒い時期に来たのでガラガラ
でしたが、今回は夏ということで大混雑。

当日チケットは長蛇の列で、事前予約が良いで
す。それでも並びますが。14時くらいには駐車
場のほうまで列。


























ローマンバス。子供たちはイヤホンガイドで勉強。
初めての経験でした。

バスの街は、コッツウォルズ地方にも近いこと
から、雰囲気が似ていました。黄色い石の家が
多く、コッツウォルズ都市版、といった風情。

日帰りもできなくはないですが、ロンドンから
3時間くらい車でかかるので、他の街と組み合
わせて行くのがいい場所です。

































今回、コーンウォールに滞在したのは3泊4日。

ホテルでは、プールやビーチ、テニスなど普通
のダラダラでしたが、このほかは、車でコーン
ウォールの名所を幾つか。














・セントマイケルズマウント



フランスのモンサンミシェルのような島です。
引き潮時に歩いて島に渡れます。




これは行き。奥の島の頂上に城があります。





















これは帰り。

























皆、渡っていきます。




























・ランズエンド



イギリスの最西端です。記念に。





































こちらも崖沿いのウォーキングが気持ち
よいです。



























特に何があるわけでもないですが、コーンウォ
ールは日常の喧噪を離れて自然に浸かる絶好の
場所でした。




土曜日, 8月 05, 2017

経度ゼロ グリニッジにて

海洋国家イギリスの象徴、グリニッジの子午線を
またぎに行ってきました。

世界遺産なんですって、グリニッジの町自体が。
行った後に知りました。。

























ロンドン中心部から電車でもすぐですし、テムズ
川のボートでも行けるので、観光客や学校の遠足
でも人気の場所です。

博物館を兼ねた旧天文台ですがお金はかかります。
ファミリー4人で22ポンドでした。

車でも行けるのですが、遠足気分を出すために
地下鉄とDLR(ゆりかもめみたいな港湾エリア
を通る地上線)で。自宅からでも僅か1時間で
ロンドン中心部からなら30分くらいです。



また、ロンドンのシティとならぶ金融街のカナリ
ーワーフも妻に見てもらおうと。

大した話ではないのですが、グリニッジ天文台
に行くのであれば、DLRはIsland Gardens駅で
降りるほうがいいです。










これが駅
























なぜなら、










テムズ川地下の
トンネルを歩ける









からです。完全にネタ。








テムズパスという川沿いのルートでロンドン
ブリッジの方まで行けるはずです。
























地下道への入り口。階段もエレベータもあり
自転車も通れます。



































トンネル。




























自転車も。

































それに、グリニッジ方面をテムズ川対岸から眺
めるととても美しいです。これはかなりマニア
ックなガイドブックにそうありました。









確かに綺麗で壮大。




























トンネルを出て地上に出ると、カティサー
ク号が出迎えてくれます。

お茶を運ぶ帆船とか。ここの見学も迷った
のですが、ちょっと詰め込み過ぎて疲れる
かと思いやめました。












外から見るだけでも十分。

























テムズ川沿いでぼーっとするのもいいです。



































グリニッジの街を歩きながら旧天文台の
方に。綺麗な公園の中にあるので、気持
ちよいです。



小高い丘なので、カナリーワーフ方面まで
一望できます。これはなかなかの景色です。




































このエリアには旧海軍学校(今は海洋博物館
 - 無料)もあり、見どころ満載です。


公園の丘を上がり、旧天文台に。





これが子午線。写真中心に人だかりが出来
ていて、ラインが見えますよね地面に。

皆記念撮影。筆者たちも。




























グリニッジ標準時の24時間時計は施設外に
あります。これもなかなか存在感があります。



施設内は、小さいながら博物館になっています。
全部見ても小一時間あれば十分。




























ここを出てお昼に。グリニッジマーケットを
通り抜け、パブに。はい、パブ飯です。






























昼から2パイントも飲んじゃいました。
車だとこれができないから正解でした。











こうして過ごした半日グリニッジ遠足。
ロンドン近郊の旅も良いものです。