月曜日, 1月 11, 2016

新年ツーリングは美しい風景画の世界へ

妻に感謝です。今日はいつもの倍で。



やっと晴れの日に恵まれた週末。

何か月ぶりだろう・・・終日雨なしだったのは。

朝10時半前に出て、戻りは3時前。

場所はロンドンから北東部、エセックスとサフォーク
の中間点、イーストベルゴット村。

イギリス的には、フラットフォードの水車小屋という
ピンポイントな箇所の方が有名かもしれません。












地図だとここ






















筆者の家からだと時間にして片道約1時間半。
1月、冬のノンストップではギリギリの距離です。

高速も使いますが、大半がA12という一般道
(でも最高速度は高速と同じ70マイル)です。

距離は片道120キロほどです。往復240キロ
でした。









それで、ここは何がある?











美しい村がありました。

たくさん美しい村はありますが、日本人的に
は相当のマイナー度合いでしょう。

今ロンドンに居住されている日本人で、イースト
ベルゴット村に行かれた方は、何人くらいいらっ
しゃるかな・・・



バイク乗りというのは、珍しい場所に行ってみ
たい人種なんです。













それで、この村は何で有名?















ターナーと並んで、

”19世紀イギリスを代表
する風景画家”

by wikipedia


















である、ジョンコンスタブルさんの美しい風景画の
原風景があります。



バイク乗りは自然が好きですから、この美しい風
景を見に行ってきました。



どれだけ美しかったか、ご覧いただくのがよいか
と思います。











この小屋(左の)が有名です。

1800年くらいのジョンさんの絵と比較すると
面白い。たまたまこの構図で写真を撮ったら、
家に帰ってきて絵を見たら同じような方向
でした。


































































・・・え・・それをおっしゃる?








その辺の普通のイギ
リスじゃないかって・・・?
















否定できませんが・・・










そこがいいのです。ジョンさんは普通の日常を
描くのが得意だそうで、まさに普通の美しい
イギリスはこの場所なのでしょう。











































ここからが本番ですよ・・





正面の茅葺の小屋はナショナルトラストが管理して
います 日本の古い民家のようですね














































本格的ないでたちでハイキングをする人も














































川べりの村です











































水量が多い・・












































村の中を歩くだけなら30分で十分です。

お茶を飲んだり少しのんびりするにも、日帰りで
十分な場所。

とにかくハイキングコースが豊富なので、家族で
もいいことが分かりました。次は家族で来たいで
す。




駐車場がバイクは1ポンドかかりました。

12時前の到着でしたが、既に結構混んで
います。

大半の人が、慣れているせいか長靴に
アウトドアスタイル。

















































今日は天気が良かった半面、ようやく寒く
なってきました。

時速60マイルの連続走行はさすがに指先
が寒い。朝は特に。50マイル台でゆっくり
いきました。

あとは、村周辺の裏ルートを通ったら路面
が濡れていて土と葉っぱでドロドロになって
しまったバイク。

帰った後に綺麗にしました。

今年もよろしくね、相棒。










こちらは出発前の朝