火曜日, 4月 07, 2015

2015イースターはオランダ

今年のイースターホリデーは
4月1週目の金曜から月曜まで
4連休です。

キリスト教のメジャーなお祝い
なので、欧州や米国では祝日
だったり、祝日ではなくても
何かと休みだったり休暇モー
ドです。

欧州では早いところでは木曜
から祝日です。米国は祝日で
はないですが、株式・為替・
債券の取引が変則的になる
など、やはり普通のカレンダー
ではありません。

昨年は我が家はクロアチアと
モンテネグロに行っていました。















早い・・あれから1年














何かつけて感じる時間の経過の早さ。


そこでこの歌詞再び。前も触れた記憶
があります。







♪いつも気にしていたいんだ
永遠なんてないから 少しでも楽しくなって 
(以下略)







こればかり考えています、最近は。

年齢の節目が近いからかもしれません。

よいことも、悪いことも、すぐに過ぎて行
ってしまいますよね。一度きりの人生を
充実させるためにはどうしたらよいか。

楽しいの意味は何か・・・これを考える
のも大事。






さて、今回はfunの旅行。

木曜夜、仕事が終わったあとにいそい
そと準備。



















































3日間でアムステルダムに行ってきまし
た。

二日目朝の雨を除けば、天気には恵
まれました。

ただまだ寒かったです。

マフラー、手袋、ダウンと真冬の格好が
必要でした。



旅の目的は、














花を見に













チューリップです。

4月から5月半ばがシーズン。

花がなくともアムステルダムは運河
のある素敵な街と聞きますが、何度
も行くところではないのでせっかくな
らば花も一緒に。

























これです キューケンホフ庭園にて。









































これです






































これです
































こんな旅行でした。


いきなり結論


・すべて揃ったクリーンで素敵なヨーロッパ
・トラムと運河という味のある雰囲気も抜群
・美術好きにはたまらない
・キューケンホフの素晴らしさは素通りでき
ず、行くなら4月か5月 ベストは5月でしょう
・ただハイシーズンの人の多さは市内すべ
て例外なし 行きたい場所の優先度と時間
配分を誤ると何もできなくなる恐れ
・この時期の人では半端ない
・トラムはベビーカーには微妙 車内は段
差多く、移動もできず 
・自転車は危ない 自転車専用道をうっかり
歩こうものなら猛烈なスピードで突っ込まれ、
本気で怒鳴られる ルールと分かっていても、
人が優先ではなく自転車道は自転車だけの
道で何が悪いという位置づけ ここは微妙









初日;

朝9時半のフライト。空港までは車を
運転していきました。春になったので
早朝でも明るく、路面の凍結もなし。

アムステルダムには11時半着。

ハブ空港で大きいだけあって、整って
います。クリーン。

いきなりハイネケンが目に入る。さす
がオランダです。



































時差がロンドンとは1時間あるので、
フライトは小一時間でした。気楽です。

4人で往復515ポンドでした。イースタ
ー時期の主要都市行きで朝ちょうど
よい時間にしては、リーズナブルに
取れたと思っています。

まずはホテルに行きました。

美術館エリアにある、マリオットアム
ステルダムのファミリールーム。







ホテル前。路面電車の街ですアムス
テルダムは。































ホテルの部屋は準備前だったので荷物
だけ預けました。

そしてこの日は国立美術館へ。










正面 重みを感じさせます。































内部 受付エリア 凝ってる すごい人









































フェルメールの"The Milkmaid"


























この後遅めのランチ。


ハイネケンで乾杯。









































久しぶりにハイネケンを飲みましたが、
ホップの香りが相当強いです。

かつ芳醇で、妻は甘いとさえ言ってい
ました。頷けるものがあります。

味わい深いビールで美味しいです。

こんなコクがあるイメージがないのです
が、いい発見をしました。

ギネス中毒になって忘れていた何か
を呼び起こす体験でした。




この後、ホテルへ。

全館禁煙なはずが、部屋に入った時
すぐ分かるスモーキング臭だったので、
部屋を替えてもらいました。

風呂場の匂いが強かったので、恐らく、
前の客が吸ってしまったのでしょう。

クリーニングのオジサンまでも、うん、
匂うと。

ハイシーズンでも快く応じてくれた
マリオットのスタッフに感謝。

しかも、夜にはお詫びのスイーツまで。
手書きのメッセージまでつけてです。

空港で売っているような伝統的なお菓子
の缶です。


この件がなくても、随所にこのマリオット
はレベルが高い個店だなと思いました。

欧州では一般的な枕銭に対しても、お礼
のメッセージがつけてあります。

夕方は家族皆寝てしまい、夜は筆者が
テイクアウェイの中華を買いに行って
きました。




二日目;


チューリップを見に、キューヘンホフ庭園
へのツアー。9時スタートなので、6時起き。


アムステルダム中央駅付近からの観光
バス移動と、庭園チケットがついています。










バスからしてそのもので気分が高揚




























あいにく到着時は雨でしたが、晴れて
きました。

寒い1日でしたが、花は堪能。写真は
先にご紹介した通りです。


他の見どころとしては・・・












ミッフィーハウス ポツンとあり可愛い

中はお土産ショップです































風車も この辺りは小川のクルーズも

































何!?   驚きのとっとり花回廊


























ここは鳥取のフラワーパークと交流している
ようでして、日本のとっとり花回廊には、
キューケンホフコーナーがあるそうですね。

素晴らしい。







最後におまけ。知らなかった事実です。


チューリップというのは、語源も、その意味も、
"ターバン"だそうです。

あの被り物、ターバン、まさにあれです。



























確かに・・・



































3時間のフリータイム後、14時過ぎに中央駅
に戻りました。

ホテルにはトラムで。24時間チケットを買って、
明日まで使えるものを確保。







中央駅 でかい・重い・横長・すごい人





























一旦ホテルに戻り、夜に再び中央駅付近
にトラムで出て、食事をしました

この日は魚 筆者はツナ まるでステーキ






三日目;



この日はフライトが18時半。終日観光でき
ます。

二日目がタイトだったので、この日の朝は
のんびりでした。

そのおかげで・・・ゴッホ美術館は大行列。


しかし、優先ラインより、一般チケットの方
が早いという特殊事情が発生しており、
筆者たちは一般チケットでまだよかった
ほうです。

というのも、イースターということもあり、
ツアー客が多く、優先チケットを持っている
人が圧倒的。むしろ飛び込みの当日券
組は相対的に少数派。

と言っても1時間は待ちました。

ただし、終わり1/4くらいのところで、
小さい子連れの筆者たちをスタッフの人
がすぐチケット売り場に案内してくれる
特別待遇をしてくれました・・・なんでだろ
う。

実は別にそういう列があったのかな。

ゴッホ美術館は写真撮影不可。

それだけあって、皆じーっと見入ってます。

筆者は、収穫という作品に打たれました。


















美術館公式サイトより











































地味だけど・・・
・・・あれ?…これ・・・















たしかこの絵は、随分と昔に、実家のどこ
かに、レプリカが飾ってあったような・・・・
あの絵は、これだったのかと、



だよね・・・?お母さん 



あれ、ゴッホだったの?地味で寂しい絵だ
なと若いころは思っていました。

美術はよくわかりませんが、ゴッホはいろ
んなタイプの絵があって、感動します。






この後、NYタイムズの36時間で紹介され
ていたパンケーキ屋に行きましたが、
あまりの回転の遅さにあきらめました。

















































この界隈。

アムステルダムは、運河に情緒があります。



































パンケーキを諦め、さてランチどうするか・・


パンケーキ屋のある通りの橋を渡ったらすぐ、
妻が、ねえラーメン屋さん(日本語で店名、日
本人経営かは知りません-この手の店は韓国
や中国人経営も多いです欧州では)があるよ
と。

もう新たなレストランを探すほど元気もなく、
こんなところでラーメン屋、というのもなにか
縁を感じたので、入ってみました。


オランダにもラーメンの波。ロンドンですら行
っていないのにアムステルダムで偶々見つけ
てラーメンとは。









入り口。



































人の入りは筆者たち含めて4割くらい。

日本人スタッフもいらっしゃいました。

新しそうだったので聞いたところ、最近
店舗が移転(だったと思います)でここ
に再オープンしたと。

お客さんの入りからしたらまだアムス
テルダムでは市民権は得ていないの
かなと思いましが、人が外からよく覗い
ていきます。



家族それぞれバラバラに、醤油、みそ、
豚骨を頼みました。









これは豚骨。






































美味しかったです。ラーメンへのこだわり
はないですが、美味しいとすすめられると
思いました。

現に、店を出たら気になっているらしい外
人にどうだった?と聞かれて、僕は日本人
だけどおいしいと思った、試してごらんと
伝えました。

アムステルダムでこの味を食べることが
できる世の中、狭いものです。




この後、ホテルに戻ったのが15時。

ここからは家路に向かい、無事に19時に
ロンドン、家に着いたのは20時過ぎのこ
とでした。



また旅の思い出を重ねることができま
した。有難いことです。


ロンドンに戻ったら暖かいこと。いよい
よ春本番の雰囲気です。

子供たちはイースターホリデーでまだ
あと1週間休み。

世の中的には明日からビジネスは通常
で、イギリス人も休む人は少ない印象で
す周りを見る限りでは。



PS
次回の旅は5月のバンクホリデー、パリ
発ロワール古城めぐりです。

昨年も同じ時期にパリに行っています
が、中心部やベルサイユ宮殿といった
お約束の観光だけだったので、今回の
郊外型はまた別の発見がありそうです。