月曜日, 3月 03, 2014

冬のスイス旅行記②; SKODAでブレーキ効かず(上)

今回のスイス旅行では海外で
初めてのレンタカー。

ジュネーブ中心部だけでは
車は不要ですが、ちょっと家族
で遠出するにはやはりあった
ほうがぐんと活動が広がります。

電車もアリですが、真冬におむ
つの2歳児を連れての移動は難
儀。

今回の旅行は、最初からレンタ
カー前提でした。


ただ、出発前から緊張しました。

なぜか。








①旅行先という見知らぬ場所

②車道が日英とは逆

③滞在は中心部ど真ん中
のジュネーブ

④現地ジュネーブは基本、
フランス語 筆者さっぱりです









まず、手配はアメックス(世界
最大規模の旅行会社ですね、
アメックスはカードだけでは
なく)でしました。

アメックスのレンタカーは、
他の普通のレンタカー会社
よりも希望を細かくチョイス
できる上、プラチナデスク
に追加で色々注文できます。

例えば、欧州ではマニュア
ル車が普通ですが、レンタ
カー会社では車種希望は
出来ても、さらにマニュアル
かオートマかを選べないこ
とがあります。

アメックスであれば、フォル
クスワーゲン ゴルフで、禁
煙で、オートマ、の希望が
出せます。

同じ車でマニュアルかオ
ートマのチョイスはほぼ出
せます。

ただ車種だけは確約はな
し。オートマ・マニュアルの
確約はあり。

と言っても、最終的には
ハーツやヨーロップカー
など大手レンタカーを
使うのですが。


また、レンタカーで考えられ
るありとあらゆる保険・補償
が自動で付与されるのがプ
ラチナのいいところ

今回は、4日間で411ポンド。

チャイルドシートは別途
お願いしたので少し上乗せ。





今回、このレンタカーで
少し問題が発生しました。


そもそも、車種が変更にな
り、チェコ製のSKODAでし
た。

車種は、ゴルフ同様に、コン
パクトカーだけどラゲッジ
含めちょっと大きめ。

車種だとこれでした



我が人生において、チェコ製
の車に乗る日が来ようとは。

チェコいいところ(新婚旅行
で行きました)ですが、工業
製品は勘弁してほしいな・・

現地レンタカー屋の担当者
は、







お前やったな、
ほとんど新車だぜ









と。でも車種がゴルフではなく、
SKODAとは言ってなかった。。。


不吉な予感。SKODAはやばい
と聞いていたので。安いし故障
が多いと。

見た目普通です。新しいだけ
あって、しっかりしてそう。





でも、冷静に考えると、故障車
でしたあれは。



箇所は、ブレーキ倍力装置、
所謂ブレーキブースターです。

車のブレーキって軽いです
よね。あれは、自分の力
じゃなくて、エンジンの吸入
気圧を利用して、ドライバー
を助けてくれているので。

1トン以上ある車をそうは簡
単にくいっと踏んで止められ
ません。



筆者が経験したのは、これが
いまいちおかしくて、エンジン
を切った直後にいきなり倍力
装置がワークしなくなります。

つまり、エンジンを切っている
状態で、一度もブレーキを踏ん
でいないのに、突如全くブレー
キが踏めなくなるという重大な
欠陥です(だと思います・・)。


普通は、エンジンを切った後
でも、ブレーキは普通に踏め
ます。

何度も踏んでいると、エンジ
ンを切っていると踏めなくな
ります。正確には踏めるので
すが半端ない力でないと
踏めない。



なお、オートマ車であれば、
ブレーキ踏みながらでないと
エンジンがかからないのが
多いですよね。





このおかげで、いきなり結論
ですが、最終日のエビアンで、
駐車場でぶつけちゃいました。

人やほかの車でなく、膝丈の
縁石(円柱状)でしたが。前か
ら軽くドンと。

だって・・・坂でブレーキ効か
ないのだもの…エンジン停
止状態で。
















過去経験した
ことのない種類
パニック













でした。心底恐ろしかった・・・



発端は、初日の空港でピックア
ップした時から怪しいことがあり
ました。



変な車です、SKODAって。

乗り手のこと全く考えてない感じ。


・運転席がめちゃくちゃわかりにくい

やたらボタンやレバーが多くて、
そのくせ表示方法が練られてい
なくて、何をどう押せばよいのか、
わからないのです 押しても、
それがどうなったかかがわから
ない

全ドアロック用のボタンもフロント
パネルの一番下についてて、閉ま
ったのか開いたのかがわからない

ライトはエアコンの吹き出し口の
横にレバー いちいちよっこい
しょと身体を乗り出して回す必要


アイドリングストップとか最新機
能なのに、ステアリングにオーデ
ィオなどの操作ボタンゼロ パネ
ル対応で危ないです


・シガーソケットの場所がわからず、
店の人もわからず、三人で這いつ
くばって探した

結局、普通あるであろうフロントパネ
ルの下の方になく、肘置きの下の陰に、
ひっそり蓋つきでありました これ発見
ムリ 

しかも使うこと考えているのかソケット
さすと肘置きに干渉するお粗末さ

自分の持って行ったナビはソケット
なのでこれは頭に来ました



なにより、初日いきなりエンジンが
かからない。なぜかと言うと、





ブレーキが踏めないのです。





ド固くて、びくともしない。

運転席に意味不明なモニタがあ
って、ブレーキを押してかけてくだ
さいと英語表示。







だからブレーキ踏め
ないんだって・・







あの時、ブースターの異常に気付く
べきでした 私のやり方が悪いと
思ってしまいました。

何度かやって、かなーり微妙な
ブレーキの押しでかかったエンジン。


何だこいつと思いながら発進。

実はその後も、エンジンをかける時
は何度かこの苦労を味わいました。
ブレーキが突如踏めなくなり、その
くせ



ブレーキ踏んでエンジンスタート
せよ 



としつこくメッセージ。


長くなったので次回に続きます・・








シヨン城を前に; 不思議な車だったよキミ・・