これまで、この、詳しくない、という
のがウィスキーに向き合う気力を
削いできました。
好きなだけに、うまい酒が飲め
ればそれだけで幸せです。
たいてい世の中で流通している
酒は、世間様の舌の評価を受け
て流通しているので、まずッ!っ
てのはあまりない。
それなりに居場所を確立してい
ます。
しかし、中でもウィスキーはやや
難しい酒、という印象でした。
理由①
なんせアルコール度数が40度
(以上)。一度失敗すると、私
には合わないとなり、おいそれ
とリトライせずそれっきりとなる。
には合わないとなり、おいそれ
とリトライせずそれっきりとなる。
理由②
アルコール度数と比例するでし
ょうが、そもそも好きになるほど
の場数を踏むには、時間がか
かる。うまいのだけどハイボー
ルでないと流行らないのはそう
いう理由かも。
理由③
好きな人はこだわりがつきも
のでなんとなく、そういう世界に
入るのが面倒。
理由④
ワイン以上に”場所”がピンポ
イントで、そのイメージがどうし
ても湧かない。
かなりナローパスですウィスキ
ーを本気で好きになるには。
しかし、せっかくイギリス在住の
機会を得たので、1年少しが
経って、向き合うことにしました。
実は、これほど
贅沢なことは
ないのでは・・・?
いざとなったらその場所に行ける
のです。④の場所を実体験でき
るのは楽しい。
その点、世界的に有名な地酒
というわけですよね。
のです。④の場所を実体験でき
るのは楽しい。
その点、世界的に有名な地酒
というわけですよね。
最近、スコットランドへの想いが
強まっていることも影響している
かもしれません(旅への想い)。
いつもながら、前置きが長くなり
ましたが、それなりに調べて
買ってきました。
テスコで
ポイントはテスコという点。ダイエ
ーみたいなものです。
どんなに優れたウィスキーでも、
イギリス人庶民が飲んでいるも
のを飲みたい。
そして・・・わあ、
筆者がメモったの
全部あった
庶民的な選別眼はあるようです。
買ったのは二つ。
クラガンモア12年
グレンリベット12年
という銘柄。12年というのは、
全体的にベーシックです。
ともに日本でも入手可能、高く
もないです。山崎の方がよっぽ
ど値が張る。
正直2本は悩み、グレンリベットは
小さいボトルにしました。
計47ポンド。
日本で買っても各3000円以内で
買えますよ。
細かいことは気にせず、飲みやす
いシングルモルトを選びました。
言ってみれば、純スコットランド産、
単一蒸留所のウィスキーです。
単一蒸留所のウィスキーです。
スコットランドでも色々と地区によ
って味の特色があるそうです。
筆者、ウィスキーはノリタケの陶器
の飲茶カップで飲みます。
量がちょうどよく、陶器の深い白さと、ウィ
スキーの樹液のような深い色が何とも
マッチして、好きなんです。
グラスもいいですが、ノリタケの陶器は
持った感じがとても温かく、しっかりして
いてリラックスできます。
クラガンモア、おいしいです。シングルより
少し多めを40分くらいかけて、少しずつ口
に含みながら味わう。。
40度だけに酔いは来ます。それを楽しみ
ながら、魔法の水を楽しんだ週末でした。
いつか、スコットランド全体を回る旅を、車
かバイクで4,5日かけて行ってみたいと
思う筆者でありました。
思う筆者でありました。