月曜日, 3月 31, 2014

スコッチウィスキーに踏み入れる

酒は好きです、詳しくないですが。

これまで、この、詳しくない、という
のがウィスキーに向き合う気力を
削いできました。



好きなだけに、うまい酒が飲め
ればそれだけで幸せです。

たいてい世の中で流通している
酒は、世間様の舌の評価を受け
て流通しているので、まずッ!っ
てのはあまりない。

それなりに居場所を確立してい
ます。


しかし、中でもウィスキーはやや
難しい酒、という印象でした。







理由①
なんせアルコール度数が40度
(以上)。一度失敗すると、私
は合わないとなり、おいそれ
リトライせずそれっきりとなる。





理由②
アルコール度数と比例するでし
ょうが、そもそも好きになるほど
の場数を踏むには、時間が
かる。うまいのだけどハイボー
ルでないと流行らないのはそう
いう理由かも。





理由③
好きな人はこだわりがつきも
のでなんとなく、そういう世界に
入るのが面倒。




理由④
ワイン以上に”場所”がピンポ
イントで、そのイメージがどうし
ても湧かない。






かなりナローパスですウィスキ
ーを本気で好きになるには。




しかし、せっかくイギリス在住の
機会を得たので、1年少しが
経って、向き合うことにしました。












実は、これほど
贅沢なことは
ないのでは・・・?










いざとなったらその場所に行ける
のです。④の場所を実体験でき
るのは楽しい。

その点、世界的に有名な地酒
というわけですよね。



最近、スコットランドへの想いが
強まっていることも影響している
かもしれません(旅への想い)。




いつもながら、前置きが長くなり
ましたが、それなりに調べて
買ってきました。











テスコで









ポイントはテスコという点。ダイエ
ーみたいなものです。

どんなに優れたウィスキーでも、
イギリス人庶民が飲んでいるも
のを飲みたい。




そして・・・わあ、













筆者がメモった
全部あった
















庶民的な選別眼はあるようです。

買ったのは二つ。













































クラガンモア12年


グレンリベット12年









という銘柄。12年というのは、
全体的にベーシックです。

ともに日本でも入手可能、高く
もないです。山崎の方がよっぽ
ど値が張る。

正直2本は悩み、グレンリベットは
小さいボトルにしました。

計47ポンド。

日本で買っても各3000円以内で
買えますよ。




細かいことは気にせず、飲みやす
いシングルモルトを選びました。

言ってみれば、純スコットランド産、
単一蒸留所のウィスキーです。

スコットランドでも色々と地区によ
って味の特色があるそうです。






筆者、ウィスキーはノリタケの陶器
の飲茶カップで飲みます。



































量がちょうどよく、陶器の深い白さと、ウィ
スキーの樹液のような深い色が何とも
マッチして、好きなんです。

グラスもいいですが、ノリタケの陶器は
持った感じがとても温かく、しっかりして
いてリラックスできます。


クラガンモア、おいしいです。シングルより
少し多めを40分くらいかけて、少しずつ口
に含みながら味わう。。

40度だけに酔いは来ます。それを楽しみ
ながら、魔法の水を楽しんだ週末でした。

いつか、スコットランド全体を回る旅を、車
かバイクで4,5日かけて行ってみたいと
思う筆者でありました。




日曜日, 3月 23, 2014

ケンブリッジへショートツーリング&空気入れ購入

妻に感謝です。

先週の日曜日、午後の数時間を貰って
ケンブリッジまでバイクで出かけてきま
した。









ロンドから北へ1時間ほど。

距離にして片道ちょうど100キロ。

天気が抜群に良かったので気持ちよか
ったです。

時間が3時間ほどしかなかったので、
下道ではなく高速道路。

M11というこれまで使ったことのない
ルートでしたが、これがこじんまりした
高速道路で、下道を高速で駆け抜け
る印象でした。

緑が近いので気持ち良いです。

目的は、”目的地”の通り・・・















大学校舎の見物











でしたが、これは筆者の準備不足で
主要校舎を探し当てることができず、
ナビも点在する様々な大学のクラブ
の拠点などで溢れており、特定でき
ませんでした。。。



緑が多い美しい街です。

コンパクトな街で、こういうところで
勉強している人がイギリスのエリート
になっていくのかあという様子。

ところどころキャンパスやクラブの
競技場で学生がいましたが、皆
大人っぽいですねこちらの学生は。

普通の街に似合わぬ雰囲気のポル
シェやアウディ、ベンツなど高級車に
乗っている若い男女とかなりの頻度
ですれ違いましたが、ボンボンもい
るのでしょう。

少し急ぎの旅だったので写真はほと
んど取れず、バイクに乗りっぱなし
でした。


とにかく天気が良く、幸運でした。

なお、このツーリングに先立って、
車とバイクの空気入れを買いました。

ガソリンスタンドで入れることもでき
るのですが、バイクは車と違って
自転車のタイヤみたいな場所に空
気を入れるせいか、うまく空気を
入れるパイプがはまりません。

特に後輪はスイングアームが邪魔
してこれまで一度も入れられていな
かったのが不安でした。

スズキSX4も、4500キロほど乗っても
一度もチェックしていなかったので、
この際空気入れを自宅でやろうと
思い、購入にいたりました。

車のシガーソケットから電源を供給
する、エアコンプレッサーです。

なんとアマゾンで12ポンド。

レビュー625件で、評価4.4という凄ま
じい高さ。もちろんこのジャンルの
ナンバーワンセラーです。







これ 意外にコンパクト


























1万円なら確実に買いませんが、1000円
なら家計にも・・・

アナログの圧力計付きで、シンプル。

注入口はボールやエアマットレスなんか
にも使える3タイプが別途ついています。



車の空気圧がさすがにヤバかった。

規定のだいぶ下。

燃費と安全に影響するのでメンテして
よかったです。違いが分かるくらいです
走っていて。きびきびしているというか、
固い。

バイクは1000キロ点検後だったので、
ディーラーさんが入れてくれていたよう
で前後完璧の圧力でした。


これからロンドンは春。

車もバイクも出番が増えそうなので、
メンテをちゃんとして安全運転で
行きます!



















月曜日, 3月 17, 2014

セントパトリックデーのパレード

今日何気に出かけたロンドン中心部。

ピカデリーサーカスが人だかりだった
ので、俄か野次馬。

一瞬、あれ、ロンドンマラソン?と思っ
たほど、整然と道路が閉鎖されてい
ました。



セントパトリックデーのパレードでした。

お隣アイルランドにまつわるものだけ
あって、イギリスでも盛況なわけです。



知らずに駅を降りた時、あ、










”あの色”多いな・・








実際はもう少し濃い緑です。




その色のシャツやスカーフ、カーディガ
ンの人が目立つと感じました。

これには、ピンと来ます。

もともとベースカラーがグリーンのもの
ってあまり身に着けないですよね。

緑のバッグとかはあっても、緑一色のT
シャツとか、帽子とか、カーディガンとか。




アイルランドだな、と。






明日月曜17日がセントパトリックデー
であることは認知していましたが、
ロンドンでも中心部もど真ん中で、パレ
ードをやるとは知りませんでした。

NYにいたころ、マンハッタンではパ
レードの日には、緑着てないと殺さ
れるぞ!と言われていたほど有名
なイベント。




次々と仮装行列やらアドバルーン
やら鼓笛隊、トラック、バスなどが
大音響でやってきます。





























この写真の動画はこれ。




















どれも楽しい。本当に楽しいです。


行く車中で寝始めた男児はずっと寝っ
きりでしたが・・・パトリックの布教は
彼には通じずでした。




再びリーズ城

春を通り越して夏の気候になった
この1、2週間のロンドン。

2週連続で天気に恵まれました。

先週末はマーケットに行ったこと
をご紹介しましたが、その翌日の
日曜はさらに暑くなると聞き、車
で遠足してきました。


行先は、昨年晩夏にも行った、
リーズ城というお城です。























ロンドン中心部から車で1時間
少し。距離にして往復150キロ
と、家族連れとしては最適なド
ライブではないでしょうか。

お城そのものはとても美しいも
ので、これを見るだけも価値が
ある上、さらに自然の庭園や
子供向けのプレイグラウンドま
で備えた広大な一大エリア。

この日は開園10時前に着いた
のですが、駐車場へのゲート
も閉まっているので、先に来
た人も車列で待っています。

筆者はそれこそ開園5分前
到着だったので、並んでも
待ちは長くはありませんでし
た。

ここのチケットは1年有効で
す。買いなおさなくていいの
は些細なことですが楽。

無事駐車して入ると・・そこ
は大自然。











朝陽に輝く・・・輝き過ぎでまぶしい


































ブラックスワンでリーズ城は有名なのです。







































敷地内はずっとこんな感じの芝続き
です。



 



























そして外から眺める城がこれ。
































前回は城の内部は行かなかったの
ですが今回は時間もあったので行き
ました。










 








我々日本人には文化が違いす
ぎて言葉が・・・見つからず。










































































栄華を誇った貴族というのは、なんとも。

なお、ここでは結婚式もできます。おいく
らかは知らないですが・・






城の大きさはこうです。でかい。





















城見学のあとはお昼。

サンドイッチを妻が準備してピクニック。
この辺は場所も雰囲気もわかっている
2度目のアドバンテージです。

























男児はすぐ遊びたがりでして、坂を
上り下り。































さくらは前回同様、迷路にチャレンジ。

木立で仕切った通路を進む、アレです。
適度に難しいです。妻と筆者、2度さく
らと行きました。

無事にこれも終えて、午後1時台には
帰途。帰宅も早めであとはのんびり
です。

まだアスレチックのプレイグラウンド
に行っていないので、ここにはまだ
お世話になるのだと思います。

春の幕開け、どんなイベントが待っ
ていることやら。

ちなみに、スズキは快走、絶好調です。


水曜日, 3月 12, 2014

バイクで世界一周

最初に断っておきますが筆者では
ないですよ。

すごい企画を発見しました。

筆者のバイクの兄貴分、CRF250L
で英国人女性ライダーがソロツー
リング世界一周を今月23日から
開始します。













Dream Magazineの紹介ページより
かっこいいよアンタとバイク!


























スタートは、聖地エースカフェロン
ドン



敬意を込めて・・・

















この自由人め!



















費用は1日5ポンド。42か国、最低
6大陸、2年くらいで決行されるそ
うです。費用はチャリティで。

筆者的に嬉しいのは、小型のCRF
250Lを相棒に選んだ点。これが
BMWの1200とかだとがっかりで
す。



なお、これは筆者の乗るCRF250M
より前に世界で発売されているオフ
ロードバイク。

日本でも大ヒット車です。




最初の写真の通り、タイヤがゴツ
ゴツしたオフロードですね。

一方で、筆者のは舗装道路を走る
オンロードタイヤ。

それ以外も微妙に違う点はちょこ
ちょこあるのですが、基本的には
一卵性でありながらちょっと違う、
兄弟です。





彼女はRedMoto Adventuresという
オートバイによる冒険ツアーを主
催する会社の創立者で、本格オフ
ロードライダー、だそうです。

ウェールズ北部在住で、20歳の
お子さんがいらっしゃいます。

旦那さんは書いてないので不明。



この企画のブログには、既に
荷物リストが写真とともに掲載
されています。

いやあすごい。



ある意味相当な暇と、意欲があれ
ば出来る。

しかも、成功しても失敗しても、
これ自体が9割がた仕事みたい
なもの。


もちろん必要なアイテム、例えば
ナビは筆者も使っているgarminな
ど、はスポンサーとしてメーカー
が提供。

その点では、セミプロみたいなも
のですね。


そもそもバイクメーカーのホンダ
がスポンサーになっているかは
未確認ですが。



いずれにせよ、バイク野郎の夢
を背負った素晴らしい企画。











とにかく安全に!

マナーも守って
行ってらっしゃい!










チェコではSKODAには注意ね!
ブレーキ効かないかもだから!





23日はエースカフェ行ってみよう
かな・・・


まずは筆者はバイクと車で、イギ
リスをくまなく旅することを密かに
誓うのでありました。


もちろん、このような夢を持つこ
とができるのは妻のおかげ。

感謝です。

月曜日, 3月 10, 2014

ギネスがうまい

立ち飲み大将で飲んだキンキンの
アサヒにはかないませんが、こち
らのギネスも負けていません。

真っ黒。渋い。




































いつもスーパーでは缶10本入りの
ギネスを買うのですが、この日は











ギネスグラス










付きのが売っていたので、二つ
(20本)買ってしまいました。

ギネスグラスを二つゲット。


上の写真がそうです。

前から持っている、ダブリンの
ギネスファクトリー限定のダブリ
ングラスより少し小さめで、ギネ
ス缶を時間をかけて完全に1本、
慎重に注ぐと、泡含めて上のよう
になります。

注ぐのが楽しい。

泡が内部でシュルシュルと出て、
上部には少し白いのが残る。

独特の酸味とコクがたまらない
ギネス。

これを飲まねば筆者の週末は
始まりません。

日曜日, 3月 09, 2014

電車感激 男児

平均気温が10度台後半まで行った
この週末。

地下鉄でボロマーケットという、
なんでもありの市場に行ってきまし
た。


主に食べまくりで堪能しました。

アジアンヌードル、塩ビーフと、
人気店をトライ。

ところどころチーズを試食したり
つまみ食い。




しかし男児にとって最大の関心事
は乗り物です。
















電車の中が一番元気でした。

1,000キロ 初回点検


妻に感謝です。

英国でバイクに乗ることができて。

週末ライダーの筆者ですが、







とりあえず600マイル
(約1000キロ)超えたら
戻って来いよ







と購入時にディーラーに言われていました。

セブンシスターズツーリングで700マイル
に達したので行ってきました。










ホンダとスズキ 勝手に日本代表




























結構強く言われました。オイルを換える
し、何かと大事だと。

日本では、新車の1か月点検がありまし
たが、これは無意味ですね。

筆者のように週末のみで、季節的に雨
が多く、寒い時期であれば、1か月では
下手すると走行ゼロがありえます。



たくさん走ったからいい、というのは
大人の世界では自己満足に過ぎま
せん。


細かいライディングのヒントの獲得は
ライディング距離に比例することは
当たり前でしょう。

場数を踏んでいるのですから。


しかし、いい大人であれば、”重要な
知恵”の獲得にたいした距離は不要
です。

最初の数回程度、一度でもツーリン
グを含めば、こんな感じかね、と。
車と同じです。





しかし、”マシン”のメンテやこだわり
は完全に人によります。

全部自分でいじる人もいれば、乗る
だけの人もいます。

いじる必要がないのにいじったり
する人がいるのがバイク。




例でいえばマフラー。ノーマルが、
ありとあらゆる理由で、すべての
インダストリアルデザインと企業
製造のコスト、そして超1級エン
ジニアのセンスが込められて
いる、というのが筆者の考え。



主観でわざわざ金を払ってさっと
換えるライダーが多いです実際。


それは、とてもいいことです。

皆愛着とこだわり、主張があるので。



でも、はっきり言うと純正でないマフ
ラーは見た目はダサい(失礼!)気
が・・ 

まず色がバイクと全然合ってないと
がっかりです。いきなりそこだけ
アンバランスです。

また、長さが全体の美しさを損ねる
こともあるので、マフラーは本当に
難しいいじり箇所だと思います。


でも、いいのですよ。

乗りたいように乗る、何か文句ある?
というのがバイク。

でも、すべてのルール守れよぉとは
思いますが。







もう10年(20年?)以上前から、日本
車であればオイル交換など定期点検
などだけ最低限のメンテをすれば10
年10万キロ、本質的故障なしいうの
が日本の製造業レベルでしょう。



 
筆者は、基本乗るだけです。

ただ最低限の自分を守るためのメ
ンテと言いますか、チェックはします。
 





①掃除

②チェーンのオイル差し

③タイヤと空気圧






①で大体解決します。

掃除をするというのは、見るということ。

すなわち、気づくわけです何かあれば。

今回の点検前に、右ステップを固定する
金具がなくなっていたことに気づきました。

ステップとスプリングを止める金具です。

なくなっても、ステップが動かなければ
問題ありません。金具がなくても、固定
される設計になっています。

しかし、ひとたび私がフットブレーキを
強引にかけた時にステップが動いたら、
スプリングもろとも落ちて、踏み場がな
くなります。

点検後は、ちゃんとここの金具がはめら
れていました。嬉しいです。




②これは単純です。日本ではほとんど
気にしないで良かった。よほど過酷な
使い方をしないのであれば。


イギリスは違うというのを今回知りまし
た。










路面凍結防止で塩を
撒くので、基本、すぐ
錆びる










今回点検の時に教えてもらいました。

わーお だからすぐ錆びたんだ・・


毎日通勤で乗る同僚は、週1でオイル
差しと言っていました。日本では考え
られないです。




③はおまけ。ただ燃費と安全性に
影響するので気にするようにしまし
た。

今のところ、筆者の乗り方であれば、
1年ごとに細かく気にする必要はないと
分かりました。



なお初回点検の費用はメーカーサポ
ートがあったせいか、50ポンド。

無料だと思ってましたがへへ。



今日取りに行って来ましたが、なぜか
微妙に汚れて帰ってきました。車体が
全般的に。



それをさくらと綺麗にしてガレージに。



来週以降、また思い出を刻んでいき
ます。










行くよ、イギリス
待ってて

 

冬のスイス旅行記③; SKODAでブレーキ効かず(下)

さて思い出すだけでも身の毛が
よだつ恐怖体験。

SKODAブレーキ効かない事件の
続きです。

とりあえず四苦八苦しつつも、
エンジンがかかれば普通の車。

ドライバーズシートのパネルが
無意味に情報が多く使いにくい
以外は、他の車と変わりません。




ジュネーブ旅行の最終日は
フライトが18時だったので、
朝ホテルをチェックアウトして
から、エビアンに行くことにしま
した。















エビアンの源泉
を飲んでくる!












という企画です。

これを経験しておけば、エビアンを
飲むたびにこの旅行の記憶を思い
浮かべるでしょう・・・














ブレーキ効かなかった
トラウマも含めて・・
















あのペットボトルのエビアンです。

レマン湖沿い南側です。途中、国境
を越えフランスに。












これ国境部分




















人もおらず、手続きなど何もなし
です。

天気に恵まれたので、最高に気持
ち良いフランスの田舎道。















ホントは何もないだけですが・・へへ
































問題なくエビアンに着きました。























































水が出るということは温泉も出るよ
うで、保養地のようです。

ビジターセンターもあり、そこで源泉
の場所を聞き地図ももらいました。


















エビアン




























最高の天気とは裏腹に、事件は
公共駐車場で発生しました。


駐車スペースに車をバックで入
れようとギヤをシフト・・
















車が動かない














突如ウンともスンとも動かなく
なりました。エンジンはかかっ
ています。

アクセルを踏んでも、車が反
応しません。

ブレーキは踏めますこの時点
では。エンジンがかかっている
ので。





ギヤの空回りではなく、反応
しないのです。踏んでも何にも
起きない。

怪しい。ギヤを色々変えまし
たがダメ。これはまさに謎で
す。

こいつ、、、またトラブルかと
不安を通り越して頭に来まし
た。欠陥車め!






とにかく動かないので困るの
で、再度エンジンを始動させ
てやり直すかと、パーキング
ギヤには入れずに、エンジン
を切りました。




この時点で忘れていました、
エンジンがかかりにくいこと
を。ブレーキの不具合で。

そして事件が。












ブレーキが再び
踏めず、エンジン
がかからない・・・










緩やかなスロープになって
いる駐車場。

想像してください・・怖いですよね。








坂なのでジワリ車が前進・・・













アワワ・・・













正面には横付けに止まっている
トラック。直進するとどてっ腹に
ぶつかる。







バックで駐車するのを外で見て
貰おうと降りていた妻は、何やっ
てるのちょっとちょっとと?



隣で待ってるおじさんも、おいお
いお前大丈夫かと。















俺もヤバいんだって・・
ブレーキが・・
効かねー(踏めねー)








子供二人は後部座席で寝ていま
した。






サイドブレーキを上げるとか、ギヤ
をパーキングに入れるとか全く
意識の外。ぶっ飛んでパニック
でした。任せて下がっていくのみ。




多分ですが、














おいおいおいおい











しか言ってなかったと思います。スロ
ーモーションで時が流れてました。

とりあえずハンドルを右に切る。

その先には、空白スペースで
膝丈までの円柱。その奥は軽い
上りになっていて何もなし。

芝生です。




円柱両方にぶつけると傷が大き
くなるので、右だけにぶつけて
止めようと。もうしょうがない。
人じゃない。人の車でもない。


















ゴリッ・・・















心臓バクバクっす・・・・


止まった・・よかった。

幸い、円柱の下が芝生だった
ので、ぐらっとクッションになり
ショックは予想よりも弱めで
済みました。





頭が来たことに、この衝撃でなぜ
かエンジンがすぐかかるように。
ブレーキも踏める。コイツ!!!












証拠






























バンパー下だけで良かった。

無事止まり、エンジンがかかったので、
予定した場所にバックで。

あぁ・・・とりあえず落ち着いた。

どうしようもないし誰にも迷惑かけてない
と開き直り、エビアン飲みに。












うますぎたす 
喉カラカラ
















ここで常に水が出てるのです 山じゃないです



















地元民がペットボトルを大量に
持ってきて汲んでは帰ります。











ということでその後は無事に帰り、
レンタカーを返却に空港へ。

傷のことを説明し、事態を正確に
伝えました。とにかく今すぐメーカ
ーに送り返せと。とんでもない大
参事になるぞと。

今のところ追加の問い合わせや
料金がかかった話は聞いていな
いのです。どうなったんだろあれ。








最後にオチが一つ。

ガソリン満タンにして返します
よね・・・空港最寄りかつレンタ
カー屋が当初教えてくれてた
ガソリンスタンドでガソリン入
れた後・・・













またブレーキ踏めず

エンジンかからな
った・・





今回は数分でしたが、顰蹙でした・・
長ーい列で皆待っているので 筆者
がガソリン入れ終わっているのに
エンジンかけずに動かない状態で
したから・・・





最後の最後まで筆者を困ら
せたSKODA、イギリスでも
それなりに見るので、その都
度嫌な記憶をえぐられます。


読者の皆様、SKODAには
注意ですよ!!



もう一回SKODA借りてトラウマを
克服した方がいいのかな・・と
思い始めています。


月曜日, 3月 03, 2014

冬のスイス旅行記②; SKODAでブレーキ効かず(上)

今回のスイス旅行では海外で
初めてのレンタカー。

ジュネーブ中心部だけでは
車は不要ですが、ちょっと家族
で遠出するにはやはりあった
ほうがぐんと活動が広がります。

電車もアリですが、真冬におむ
つの2歳児を連れての移動は難
儀。

今回の旅行は、最初からレンタ
カー前提でした。


ただ、出発前から緊張しました。

なぜか。








①旅行先という見知らぬ場所

②車道が日英とは逆

③滞在は中心部ど真ん中
のジュネーブ

④現地ジュネーブは基本、
フランス語 筆者さっぱりです









まず、手配はアメックス(世界
最大規模の旅行会社ですね、
アメックスはカードだけでは
なく)でしました。

アメックスのレンタカーは、
他の普通のレンタカー会社
よりも希望を細かくチョイス
できる上、プラチナデスク
に追加で色々注文できます。

例えば、欧州ではマニュア
ル車が普通ですが、レンタ
カー会社では車種希望は
出来ても、さらにマニュアル
かオートマかを選べないこ
とがあります。

アメックスであれば、フォル
クスワーゲン ゴルフで、禁
煙で、オートマ、の希望が
出せます。

同じ車でマニュアルかオ
ートマのチョイスはほぼ出
せます。

ただ車種だけは確約はな
し。オートマ・マニュアルの
確約はあり。

と言っても、最終的には
ハーツやヨーロップカー
など大手レンタカーを
使うのですが。


また、レンタカーで考えられ
るありとあらゆる保険・補償
が自動で付与されるのがプ
ラチナのいいところ

今回は、4日間で411ポンド。

チャイルドシートは別途
お願いしたので少し上乗せ。





今回、このレンタカーで
少し問題が発生しました。


そもそも、車種が変更にな
り、チェコ製のSKODAでし
た。

車種は、ゴルフ同様に、コン
パクトカーだけどラゲッジ
含めちょっと大きめ。

車種だとこれでした



我が人生において、チェコ製
の車に乗る日が来ようとは。

チェコいいところ(新婚旅行
で行きました)ですが、工業
製品は勘弁してほしいな・・

現地レンタカー屋の担当者
は、







お前やったな、
ほとんど新車だぜ









と。でも車種がゴルフではなく、
SKODAとは言ってなかった。。。


不吉な予感。SKODAはやばい
と聞いていたので。安いし故障
が多いと。

見た目普通です。新しいだけ
あって、しっかりしてそう。





でも、冷静に考えると、故障車
でしたあれは。



箇所は、ブレーキ倍力装置、
所謂ブレーキブースターです。

車のブレーキって軽いです
よね。あれは、自分の力
じゃなくて、エンジンの吸入
気圧を利用して、ドライバー
を助けてくれているので。

1トン以上ある車をそうは簡
単にくいっと踏んで止められ
ません。



筆者が経験したのは、これが
いまいちおかしくて、エンジン
を切った直後にいきなり倍力
装置がワークしなくなります。

つまり、エンジンを切っている
状態で、一度もブレーキを踏ん
でいないのに、突如全くブレー
キが踏めなくなるという重大な
欠陥です(だと思います・・)。


普通は、エンジンを切った後
でも、ブレーキは普通に踏め
ます。

何度も踏んでいると、エンジ
ンを切っていると踏めなくな
ります。正確には踏めるので
すが半端ない力でないと
踏めない。



なお、オートマ車であれば、
ブレーキ踏みながらでないと
エンジンがかからないのが
多いですよね。





このおかげで、いきなり結論
ですが、最終日のエビアンで、
駐車場でぶつけちゃいました。

人やほかの車でなく、膝丈の
縁石(円柱状)でしたが。前か
ら軽くドンと。

だって・・・坂でブレーキ効か
ないのだもの…エンジン停
止状態で。
















過去経験した
ことのない種類
パニック













でした。心底恐ろしかった・・・



発端は、初日の空港でピックア
ップした時から怪しいことがあり
ました。



変な車です、SKODAって。

乗り手のこと全く考えてない感じ。


・運転席がめちゃくちゃわかりにくい

やたらボタンやレバーが多くて、
そのくせ表示方法が練られてい
なくて、何をどう押せばよいのか、
わからないのです 押しても、
それがどうなったかかがわから
ない

全ドアロック用のボタンもフロント
パネルの一番下についてて、閉ま
ったのか開いたのかがわからない

ライトはエアコンの吹き出し口の
横にレバー いちいちよっこい
しょと身体を乗り出して回す必要


アイドリングストップとか最新機
能なのに、ステアリングにオーデ
ィオなどの操作ボタンゼロ パネ
ル対応で危ないです


・シガーソケットの場所がわからず、
店の人もわからず、三人で這いつ
くばって探した

結局、普通あるであろうフロントパネ
ルの下の方になく、肘置きの下の陰に、
ひっそり蓋つきでありました これ発見
ムリ 

しかも使うこと考えているのかソケット
さすと肘置きに干渉するお粗末さ

自分の持って行ったナビはソケット
なのでこれは頭に来ました



なにより、初日いきなりエンジンが
かからない。なぜかと言うと、





ブレーキが踏めないのです。





ド固くて、びくともしない。

運転席に意味不明なモニタがあ
って、ブレーキを押してかけてくだ
さいと英語表示。







だからブレーキ踏め
ないんだって・・







あの時、ブースターの異常に気付く
べきでした 私のやり方が悪いと
思ってしまいました。

何度かやって、かなーり微妙な
ブレーキの押しでかかったエンジン。


何だこいつと思いながら発進。

実はその後も、エンジンをかける時
は何度かこの苦労を味わいました。
ブレーキが突如踏めなくなり、その
くせ



ブレーキ踏んでエンジンスタート
せよ 



としつこくメッセージ。


長くなったので次回に続きます・・








シヨン城を前に; 不思議な車だったよキミ・・