今朝のNYタイムズのスポーツ欄はトップは、交渉締め
切りを目前に控え、レッドソックスのオーナーが自家用
機で西海岸に飛んで契約に臨むというものでした。
また、その記事の真下に、同じくらい大きな扱いで張っ
ていたのは、
Blood, Sweat and Type O:
Japan's Weird Science
Weird という言葉はあまり耳慣れないと思います
が、こちらに来てから多くの人が使うのを知りまし
た。
意味は、「奇妙な」とか「不思議だ」とかで、strange
に近いですが、ニュアンスとしてはもっとこう、「いっ
たいどういうことなんだ、何かよからぬことが背後に
あるのでは」というものが含まれており、ちょっとネガ
ティブな印象があると筆者は感じています。
記事はまぎれもなく読んだとおりで、
血液型; 日本の奇妙なサイエンス
です。
この記事があったのはスポーツ欄ですが、日本の血液
型を巡る奇妙な文化が松坂選手や松井選手、イチロー
選手、果ては王選手まで引き合いに出しながら、かなり
詳しく報じられていました。
日本では、野球選手を紹介する公式資料に、
右投右打、O型
という風に、血液型の紹介まであるのがタイムズにして
みれば愉快でたまらないようです。
確かに冷静に見ると奇妙キテレツですなあ。
それホント?と言いたくなるものも散見されましたが、と
ても面白い記事でした。改めて日本人て面白い。
でもアメリカ人が読んだら、日本人て不思議・・・って思
うに違いありません。
記事内にありましたが、この図を見ていただくのがいい
ですね。
すごく面白い!! (NYタイムズより)

血液型、記事中で指摘されているように、人とのちょっ
としたコミュニケーションのきっかけとして使うにはとて
もいいものだとは思います。
日本ではA型が最大勢力で、アメリカではO型が最大
勢力だそうです。
うーん、なんとなくわかる。タイムズの解説にあるように、
社交的・外交的で、
自信にあふれていて、
野心的・意欲的であって、
情熱的・短気で、
目的がはっきりしている
この国そのものだなあ。
今日の激写;
なし