日曜日, 12月 10, 2006

ラスベガス旅行②; 写真よりもすごいグランドキャニオン

NYは猛烈に寒くなってきました。昨日の朝はマイナ
ス7度、今日もマイナス4度まで下がり、冗談ではな
く耳がもげそうです。

耳まで覆う帽子が必須の季節になりました。

皆様も風邪をおひきにならないようお気をつけくださ
い。


さて、やや間延びしてしまいましたが、ラスベガス旅行②、
グランドキャニオンのレポートです。

①はこちら


今回のラスベガス旅行は移動も含めて3日間、初日
は早朝6時半に家を出て、戻りの日は深夜11時過ぎ
の帰宅でした。

何をどこまで組み込むかによりましょうが、初回のラ
スベガス旅行は3日くらいにしてよかったというのが、
終わってみての私の感想です。

二日間はラスベガスのショーや街探検、食事、人に
よってはショッピングも楽しみ、一日はほとんどの人
が出かけるというグランドキャニオンツアーで身体は
ヘトヘト。自然の好きな人はグランドキャニオンを二
日にして日の入り日の出を見たり、遠くまで足を運ぶ
というプランもオススメです。

さて、今回のグランドキャニオンは日帰りのツアー。
ルートとしては、


ラスベガスからバスで移動

40分くらい走り空港に

飛行機で1時間

グランドキャニオン空港(?)

バスでグランドキャニオン国立公園まで移動

散策

行きの逆ルートで戻る


です。

朝6時出発、ホテルへの戻りは4時くらいでした。

まず、このツアーの魅力は飛行機です。



ワクワクするでしょ・・












せいぜい12人くらいしか乗れないこのプロペラ
機、臨場感ありすぎです。

パイロット二人につかみかかることもできる距
離ですから、ハイジャックは容易。


客に襲撃されたことはなかったのかしら・・











飛び立つ時の揺れから眼下に広がる景色はジャン
ボでは味わえず、いい経験になります。

飛んでしまえば1時間、バスツアーもありますが、片
道6時間ですから観光の時間はごくわずかです。


空から見る道路、これをロマンという・・・
















最初は皆珍しく興奮しています。景色もいきなり
すごい大自然が飛び込んでくるので相当色めき
立ちますが、20分も過ぎると皆飽きてきて、その
うち寝始めてしまいます・・・

筆者は見逃すまいとずっと起きていました。帰り
は全部寝ましたが。




アメリカは広い














こんな景色も















筆者、上にあるような景色が続いている中、ふとし
た疑問がふつふつと疑問が湧いてきました・・・・






今見ている景色とグランドキャニ

オンの景色はいったい何がどう

がうのかしら・・





筆者の中では既にイメージにあったグランドキャニオン
は眼下に見えております。

これで1時間たって国立公園では何が待つのか・・・
大声では聞けませんが、





実はあんまり変わらないのでは?



不安でたまりませんでした。


いよいよ国立公園に到着、どこから集まってくるのか、
すごい車の列です。

気温もラスベガスよりもぐんと低く、高地にいることを
いやでも感じさせられます。

ガイドさんの指示で自由行動となり、歩いたその先に
ありました。





スケールが違う!
















多少なりとも雰囲気が伝わると嬉しいのですが、
スケールのでかさがお分かりいただけるでしょうか。

飛行機から見たときは何も大きさを比較するものがな
いので、漠然とすごいな~と思っていましたが、こうして
実際に人が見えたり、足元の下が断崖絶壁だと、
ビビリます。誇張ではなく、足がすくみますよ。



実はカモシカのようなものが平らな部分にいます


















百聞は一見に如かず、写真で誰もが見たことのある
画でしょうが、実際に見ると感動すると思います。


すごーいとか、こわいねーとかそういう言葉は出てこ
ず、しばし皆無言・・

ちょっとたってから、「これはすごいな・・」というパター
ンが多い感じがします。


景色自体は飛行機から見るものとそれほど大きくは
違いませんでしたが、スケールの違いが圧倒的でした。

これが昔は海の底だったのですから自然というのは驚
きです。

いくつかスポットを変えて景色を楽しみ、お昼ご飯をとっ
てからグランドキャニオンを後にしました。


さぞ日の出・夕陽が美しいことでしょう











ほとんど丸一日のツアー、充実です。


この日、ラスベガスから戻って夕食は予約をし
てあったスペイン料理のレストランでとって、妻も
私もクタクタで夜10時には寝てしまいました。


最終日は午後2時の飛行機だったので、朝食は
ホテルのバフェ(ビュッフェ)でたんまり食べて、
その後一日目に行けなかった他のホテルめぐり
をしてから帰途につきました。

よく歩き、よく食べた旅行で、よい思い出となりま
した。


今日の激写;
本文中にちりばめました