ブカレスト市内の散策に時間をあてました。
なにはともあれ、議会に行こうと思っていまし
た。世界最大級の建物で、いかにも旧共産圏
の壮大な建築物です。
ホテルからはタクシーで。受付でタクシーを
呼んでもらったら、また空港と同じようにチケ
ットをもらいました。
これがタクシーの番号よ、と。
10分くらいですぐ到着。チップを渡したら、す
ごい喜ばれました。
ビジター入り口側 なんせでかすぎて、入り
口がどこかわからず兵士さんに聞来ました。
まっすぐ行って左!と分かりやすい。
中に入ると結構な人。建物の割に小さいカウン
ターに人が列をなしているので並びました。
筆者;
んちゃ!
受付さん;
パスポート見せて
筆者;
はい。ツアーに参加したいんです
受付さん;
予約はありますか?なければ次は12時ので
すがどうします(今11時ちょうどくらい)
筆者;
いや、それは難しいので諦めます。ツアー
以外で中は入れないのですか?
受付さん;
それは無理です
入り口にはずらーっと並んでいたので、ちょう
ど11時のが始まるときだったようです。なお、
受付さんは丁寧でした。感じも悪くないです。
筆者が話してるそばから、11時からの予約
あるんだけど・・と急いで割り込んでくる輩も。
この辺はどの国でもある。
ということで、退散。この日に予定がなければ
多分どこかで時間を潰して待ちましたが、最終
日で地元レストランでランチも取りたかった上、
荷物受け取りや空港への移動も考えると、12時
スタートのツアーはちょっと難しいと判断して止
めました。
ここは早く出て来るべきでした。
平日の月曜、しかも正教でイースターも関係な
いブカレストでこの混雑。
まあ、外観だけでもすごいのでと割り切り。
すごいですよー
正面道路も広い通りで、立派です。建物も
重厚。
この公園が遊び場がすごくて子供はかなり
はまっていました。
天気が良いので歩いてホテルまで散策。
グーグル先生は便利ですね・・・
ランチはホテルそばの、ブルガリアツアーの
時のガイドさんが前日教えてくれたレストラン
に。
スープとソーセージ。ビール。4人で100RON
くらいでした。20ポンドくらいなので、まあ妥
当でしょうか。
いよいよ空港に。お別れの時。
と思ったらフライトが1時間半遅れ・・
ロンドンが嵐で、機体の到着がずれ込んだ
せいでした。
あいにくブカレストはプライオリティパスの使
えるラウンジがなかったです。
着いたロンドンは寒かったですねえ・・・
ブカレストとルーマニアは日中はかなりポカ
ポカ陽気だったのとは対照的。
まだ春は先かな・・・
おまけ
ブカレストの空港小ネタ。
到着フロアはこんな感じ。こじんまりですが
結構混んでいました。
出発フロアもそれなりに人が多いです。
怪しい雰囲気はないです。
まず、RONを確保せねばと思い、両替所に。
Exchangeと表示が出ていまして、レンタカー
の受付所の方に行きます。
空いてる。本当に。ほとんど人がいない。
幾つかブースがあったのでそのうちの一つ
に。んちゃと。
航空券を見せて、と言われます。おお、ちゃ
んと手続きっぽくしてるじゃん・・
ポンドと航空券を渡したら、やたら立派な
名前入り(航空券で見た)の明細までくれ
て、完了。怪しいところはありません。
続いてタクシー。
よく、タクシーは危ないと日本の旅行者の
サイトにありますが、タクシーはATMみたい
な機械で予約して、ちゃんとその情報と一致
したタクシーに乗れば、まずぼったくりはない
でしょう。
筆者のタクシー経験 in ブカレスト
驚いたことに、声をかけてくる白タク野郎が
一人もいないので、治安がよくなったのか
なあと思いつつ、外でタクシーの列を探す
↓
・・・列が、ない
↓
やって来たタクシー(次々来るのです)に
手を挙げて、乗せてと言う
↓
チケットは?と聞かれる
↓
なにそれ、と言うと話にならないという
素振りを見せられ、これはひょっとして、
予約が必要なんだなと分かる
↓
空港内のインフォメーションセンターに
戻って聞く。チケットって言われたんだけど?
↓
予約しないとダメと言われ、どこで?と聞くと、
アンタの後ろよとお姉さん
↓
見ると、黄色いタクシーと同じような色の機械
が2台あって、皆旅行者がウンウンタッチパネ
ルでやってる
↓
やってみると、4つの会社から選ぶシステム。
微妙に値段(キロ当たり)なんかが違うけどま
あほとんど同じ。
↓
選ぶと紙がペロッと出てくる
↓
うわ ルーマニア語で出しちゃった!
(選択肢があったかは不明
でもよく見ると、4 min とか、ナンバープレート
とか、タクシーの番号が書いてあるっぽい
↓
ははぁ・・・これがチケットで、これ持って皆待っ
てんだなと分かる
↓
待つ(こんな感じ)
続々と黄色いタクシーがやってくる。
こんな感じ。いかにも白タク、というのがいな
くて驚いた。
↓
来た!ナンバーもタクシー番号も合ってる。
3分くらいで来た。
↓
手を挙げて止まってもらい、チケットを渡す。
↓
スーツケース入れようとトランク開けてもらった
ら、小さいブラウン管のテレビが入っている
せいで、なかなかトランクが閉まらず 一緒に
頑張る。
押し込んでいる時、その一生懸命な様子を
見て、多分、この人ぼったくりしないな・・・って
確信する。
↓
やっと閉まって乗り込む。
↓
メーター表示が怪しくないことを確認。確かに
予約した通りのレートだ
↓
市街地に入り、この辺が中心部なのとか聞く
と、あと少しだよと指さしながら教えてくれる。
優しいことに、一方通行だからすぐ正面を
左折せずに少し回る(といっても100メートル
くらい)ということまで教えてくれる。確かに
ヒルトンの正面は少し変わった道路です。
英語は通じた。
↓
着いた。レシートももらう。16.5キロ走り、税込
みで25RON。時間にして25分ほど。4とか5ポンド
ですよ25分走って。安いです・・
ちゃんとスーツケースも下ろしてくれました。
ありがとう、ブカレストのドライバー。
あなたは、ちゃんとしていたよ・・・・
日本人のサイトは、ブカレストはとにかくタクシ
ーがひどいとかそんなのばっかりですが、
そんなことはない!
ぼったくりされた方にはお気の毒ですが、
海外旅行はどこでもありえること。いいタクシー
ドライバーさんがいることもどうぞお忘れなく・・・
こんな感じでした。
PS
噂の野良犬ですが、ブカレストの中心部は全くい
ませんでした。
郊外に出ると、ちょこちょこいますね。
ただ地元の人が毛嫌いしているわけではなく、ツ
アーのガイドさんも、ドライバーさんもお菓子をあ
げたりして優しくしていました。
犬もわかっているらしく、媚びを売るようにしっぽ
をふりふりしてエサをねだります。
ロンリープラネットにも、普通にしていれば犬から
何かしてくることはないとあります。
なお、先週ロンドンの地下鉄(郊外)でいきなり野
良犬が電車に乗ってきました。大きい犬で、すごい
歩き回っています。飼い主がおらず、こちらのほう
が怖かったです。首輪は付いていましたが。
数駅先で、地下鉄職員さんが捕まえに来たので、
誰か車内の人が通報したのでしょう。
普段いないところにいる場合の方が怖いですよ
ね。