月曜日, 2月 29, 2016

イギリスのバイク生活①; 車種編2

前回の続きです。

【スズキ】

何をおいても













GSX-R600、750、1000の
人気といったらもう・・
















最近では、











30年記念車 特別カラーにヨシムラマフラー
これが600にも1000にもある




















こちらも今年の特別版
MotoGPカラーも ヨシムラ標準






















標準モデル(今年は黒だけ)でもヨシムラ標準
漆黒でいいですよねえ

























目玉は、GSX-Rの次世代型ですね。価格未定ですが、
もうコンセプトではなく、実車でしょう。

走行プロモ動画まで出ていますから・・

GSX-R1000 Concept









































加えて隼、さらにはスポーツツアラーの
GSX1200と650、BMW以外でのアドベンチ
ャー名車の誉れ高いV-Strom650(最近
では650にもクチバシ付が加わり、1000も
新たに登場)もラインナップ。

他にもスクーターからクオーター、クルー
ザーまで随一の取り揃えでしょう。

スズキUKの特徴は、最初からカスタマ
イズされて販売しているものが多い。

特に、レースイメージでしょうかヨシムラ
マフラー装着車のモデルが多い。これは
上記のようなスーパースポーツだけでな
いです。

見てみましょう。







ブサブサ






















VStrom1000にもスポーツ仕様で




















GSX-S1000にも特別車で




























それからスズキのナナハンといえばこちらでも。
アンダーカウルなどカスタマイズが微妙にされ
ています。これとは別に、MotoGPカラーバージ
ョンもあります。

























スズキで他に面白いのは、





ツーリング仕様のGSX1250 カラーもいい





























それからマルチに強そうなのは、同650。
これは、筆者が当初買おうと考えました。

リーズナブルな650cc、エンジンはGSX-R系で
文句なし。ポジションがツアラーらしくゆったり。

カラーもスズキっぽいブルーで、何より値段が
このクラスで6000ちょっとは結構な競争力。
ただ最近ではホンダのCB500が安いので、
負けているかと・・それでも時々見ます。
























最近ではSV650というネイキッドを丸目ライトで。






これはカスタマイズ後の参考写真です






























スクーターも、650バーグマン、400バーグマン、
そして通勤快速のあれ、アドレスの110で
MotoGPカラーバージョンも。




































ということで、スズキの本気度が伝わるイギ
リスでのラインナップ。

アクセサリーキットを最初からある程度まと
めたオファーもあります。

下はVStrom650のアクセサリーパックです。
一番上は、個別で買うより532ポンド安いセット。






































変態などという人はおらず、一目置かれるバイク好
き、というブランドを確立しています。









【カワサキ】


ラインナップは充実しています。最近スクーター
にも乗り出したくらいですから、なんとかマス向け
のバイクメーカーに脱皮したいのでしょう。















ウェブサイトはそうは
言ってませんがね・・・













こちらはひたすらレーシーな印象が強く、実際に
人をかなり選びます。何より、カラーがライム
グリーンを前面に出し過ぎで、筆者の知人も
それがねえ・・・と言っています。





つまり、バイク好きというよりは、













カワサキ好き














でないと選ばれない・・・欧州でも。




筆者は日本でカワサキ車オーナーとして、応援
しますが、今では欲しいバイクがニンジャ1000く
らいしかないのが本音。。。。

日本ではダエグ1200もいいですが、1200はでか
すぎて不要・・・

なお、ダエグは海外販売はなし。




しかもこれは、今やヤマハのMT09トレーサーで
厳しい。アドベンチャーはスズキ、ヤマハ、ホン
ダが圧倒的で、かつBMWという大御所が
どーんといる。

スクーターは後発も後発、というよりこの2年くら
い。年間何台売れてるの?これまた日本の3社
に入り込む余地なし。



つまり、ホンダ、スズキ、ヤマハが強すぎるのです。
これは、日本とは世間のイメージが違うかもしれま
せん。





さて、徐々にご紹介しますね。


こちらでは、ウェブサイトのトップページからしてグ
リーン基調です。






































車種は、日本とかぶっています。

海外ならでは、ニンジャH2とH2Rが普通にカネさえあれば
買えるのは当然として、








ZX-10Rや、




























ニンジャ1000(こちらではZ100SXと言って、ニンジャ
ネームが付いてません)
































日本の大ヒットニンジャ250は300で。
250はシングルのSLはあります。




































アドベンチャーではVersys650と1000
































スクーターでは125も300も。








































他にも、Z1000、W800など日本でも有名なものも。

チョイスは豊富です。カワサキ好きには・・




筆者のような火の玉カラーのゼファーオーナーと
しては、オーソドックスで誰にでも扱いやすい、そ
れでいて特徴のあるベーシックなものを忘れない
でほしいとも思います。



























頼む・・・GPZ900r復活
して・・・



















外見は一切変えないでいいから・・・中だけ
全部変えて・・

カラーはあえて緑抜きで。

赤・青・トップガンカラー(限定モデル5万高)
の3つでどうでしょう。

























アオシマプラモより








































ヤマハは欧州でもSR400を投入してき
たくらいですから、明確なスタンの違い
を感じます。


ハァフゥ・・最後は個人的希望で終わっ
てしまいました。

頼みますカワサキさん・・・





疲れたので、トライアンフはまた・・・



妻に感謝です。春も近い。今年は色々
行けるかな。



月曜日, 2月 22, 2016

ポルト4日間旅行 ②後半

前半はこちら

ポルト旅行、3日目と4日目についてです。

初日は移動とセトル、2日目はスペインだっ
たので、後半がポルト観光でした。

この2日間は抜群の好天に恵まれました。こ
れは、本当にラッキーでした。

ポルトは晴れている日の夕方、旧市街対岸
から旧市街を見ると、夕方の西陽がちょうど
住居壁面のタイルに反射してキラキラ輝き、
とても美しいです。

手前と奥の橋、川、旧市街、丘と凹凸感が
激しいこともあり、古く色とりどりな建物の
ゴージャス感が著しい景観はポルトの最
大の特徴でしょう。

"一枚の絵"としてここまで美しい街は、他に
は見たことがない、といっても言い過ぎで
はない印象を持ちました。


ではご紹介です。







3日目;

隅々まで堪能したかったので、現地の1日
ツアーを申し込んでありました。





こちらも幸運というか、贅沢にも・・・












プライベートツアー












でした。


もともと、最大8人のミニバンツアー。

欧州的には平日月曜ということもあり、他に
申し込み者がおらず、筆者たち家族だけ。

女性ガイドさんと車は丸一日がすべて筆者
達だけが占有です。

5か国語が話せるガイドさんでした。英語で
のコミュニケーションですが、子供のブリテ
ィッシュアクセントまですぐ気づいていまし
た。

アジアの歴史をヨーロッパではほとんど教
わらないので、勉強が必要だと言っていた
のが心に残っています。真面目。


さて、9時スタートでまずは海岸沿いに。







港が奥に見えます。クルーズ船も停泊。





























漁師さんの網がそのままオブジェに。やはり国の誇り。































この後、中心部に向かいます。途中、橋の話などを
聞きます。

































こういう通りの何気げない風景がよいです。

ポルトガルは外干し禁止ではないところが生活感
が出ていて筆者は好きです。






























中心部の丘を車で上りここからはしばらく徒歩で
散策。歩ける橋でして、電車がすぐ横を通ります。







































橋の上から。






























橋を戻って大聖堂へ。
壁面のアズレージョ(タイル)が美しいです。




































大聖堂の中を見学したのち、そのまま旧市街
を川べりまでガイドさんと歩いていきます。







































こんな路地歩きが楽しい。



































降りきると、こんな絶景。橋は先ほど歩いた
ところ。

































ガイドさんの話を聞きながら、こんな感じが続いて
いきます。

この広場は祭りになるとどうだとか、いちいちいろ
んなエピソードがあって、楽しいです。

































































この辺りから今度は上りに転じます。トラムが
たまらない風情を出しています。





































廃墟に近い一角が復興されたエリアを抜けて
行きます。











































































路地を抜けると広場で、駅がありました。

ここはタイルで有名な中央駅。確かに、圧倒されます。
最近のテロへの警戒か、警察官が多いです。

























































































ここでいったんガイドさんが車を取りに戻り、
散策は一旦終了。

・・と思いきやすぐ市場に行ってまた散策。








少しお土産を。安い!マグネット1.5ユーロとか。
刺繍付きのふきんが1ユーロ。





























この後で、レストランでランチ。ガイドさんも一緒
に食べ、色々お話ししました。筆者たちはワイン
も。

驚いたことに、ランチのレストランは、前夜に筆
者達が行こうとしたホテル近くのレストランでし
た。日曜で空いておらず残念でしたが、まさか
こんな形で!


実はランチはドゥロ川クルーズランチだったの
ですが、前日の嵐で中止になってしまい、その
代わりに予算負担なしでレストランのランチに
切り替わりました。

子供も大人も同じメニューの中から選ぶスリー
コースランチで、ワインとミネラルウォーター。


ランチを終えて、散策再開。

まずは、金の装飾がふんだんに施された教
会に。










もう外観がすごいです。アズレージョが美しい。












































中は写真撮影は教会ということで控えました。

ただ、すごいですゴールドが。半端ない。

右も左も正面も上も・・・ 金箔というより、金が
そのまま突き出ているような立体感の強い
装飾。

それでも、静かにお祈りしている方多数で、そ
こは教会なのです。


続いて、観光客に有名な本屋さん。イギリスの
インディペンデント紙か何かで取り上げられた
美しい本屋さんとのことで、入場料に3ユーロ
取ります。本屋としてもやっています。















































































この後、再び車に乗って旧市街の対岸
へ。

ワインセラーでのツアーに参加です。

ランチも食べて、歩いて子供たちはいっ
たん睡眠移動。















そこで撮った写真がこれ。旧市街を撮るには、
市街内の高い場所からか、対岸が綺麗です。



















































ワインセラー入り口








































最初にポルトワインのこの会社の映画を観て、
そのあとツアー開始。全部で40分くらいでしょ
うかね。



そして最後に試飲。3種類飲ませてくれます。
ずっといていいですし、終わり次第解散形式。

ハイシーズンは予約もすぐ埋まると聞きまし
たが、ポルトに来たなら世界のポルトワイン
のツアーは参加したいと思うのが旅人です。



ホントに味が違う。お土産にこのうちの一つを
空港で買いました。


































































これで、ツアー日程は終了でホテルまで
ガイドさんが送ってくれて終わりです。

時間はこの時点で17時ほど。


しかし、天気も良く、プライベートツアーで
仲良くなったガイドさん、せっかくですし、
一番の場所に行きましょう、とサービスで
別の場所に連れて行ってくれました。

旧市街を一番美しく見える場所というのが
彼女のコメントですが、その通りでした。














雄大なドゥロ川と。奥にも橋が見えます。



































やはり橋とのコラボが美しいです。









































































右側にはまた橋が。街は旧市街の外だそうです。



































こうしてホテルに戻った筆者たち。



夕食はシーフードを食べに、レストランに
行きました。

































白ワインのサングリアとタコ料理を堪能
して、ポルトの夜は終えました。



4日目;



この日もいい天気。有難いことです。

ロンドンに戻る日。フライトは夕暮れ時な
ので、余裕があります。

朝はのんびり10時過ぎにチェックアウトし
て、前日のガイドさんが、"明日時間があ
れば行くといいよ"、と教えてくれたところ
を周ってきました。

天気がいいですし、すべて歩いて行ける
のが気楽でよいです。




まずは街一番の高いタワー。教会です。

ここに上って街をぐるっと見てきました。












この塔を225段、上って行きます。










































上から。カテドラルとドゥロ川。旧市街の屋根が綺麗。









































続いて、ランチを兼ねて繁華街のカフェへ。

古い。



























ここは思いっきり観光プライスでした。






































そしてヒョコヒョコあるいてホテルまで戻りました。





ちょっと歩くだけでこんな景観ばかりで見とれます。



























いちいち広場も趣がある。






































と思いきや、落書きも・・


































空港に早めに行ったら、ライアンがなかなか
チェックインできず、結局ラウンジで過ごす
時間が取れませんでした。これは残念。



































ロンドン着は20時半。帰りの車で、子供たちは寝て
しまいました。

こうして堪能したポルトとサンティアゴ デコンポ
ステーラ。大満足の旅でした。


今、自宅用に買ったポルトワインを飲んで、楽し
かったなあと思い返しているのでありました。