筆者が使ったのは Irish Ferries という運航
会社です。
行きの船 8階建てで個室まであるほとんど
クルーズ船
アイルランドン出身の同僚との会話でも、ア
イリッシュフェリーで行くのか?と聞かれたの
でもっともメジャーなのでしょう。
UK-アイルランド間のルートは二つ。
ウエールズ南部のペンブロークとアイルラン
ド南部のロスレアを結ぶ4時間の航路。
ウエールズ北部のホーリーヘッドとアイルラ
ンド北部のダブリンを結ぶ2時間の航路。
公式サイトより
アイルランドからはフランス行きのフェリーも
出ています。
出港地にもよりますが、UK-アイルランド間
であれば1日2-6便あります。
今回筆者は、ウエールズを南も北も周りた
かったので、行きはペンブロークから渡り、
帰りはダブリンからホーリーヘッド経由。
4名と車で往復350ポンドでした。
飛行機で行ってもまともな時間の発着で
あれば、往復で安くて一人100ポンドくら
いにはなります。
フライトだとダブリン行きで1時間20分。
マイカーでのドライブ旅行と考えれば、フェ
リーを使うのはそれ自体がイベントになり
ます。料金的にも全く損している感がない
です。
行きは4時間と長かったので、ラウンジを
利用しました。これは4人で60ユーロくらい
だったように覚えています。
ラウンジは最上階にあって、軽食、飲み
物がフリーです。
平日ということもあり、ラウンジはガラガラ。
ソファで横になって寝てる人もいました。グッド
アイデア。
行きの船内は広いこともあり、キッズプレイエ
リアもあります。帰りのダブリン船はフロアが
二つしかなく、移動に特化している様子でした。
航路が2時間ということもありますし。
帰りの船 それでも大きい
天気が良いと大海原をぼーっと見ている
のも贅沢な時間・・・・ですが飽きます。
どうも筆者的には閉鎖された空間にずっと
いることができない性分のようで、思いの
他、4時間の行きのフェリーは退屈しました。
しかも、晴天でも強風で30分余計にかかり
ました。
一方、帰りの2時間はあっという間。
子供も外に出たがったりじっとしていないの
で、映画や催しが必要です。
そこはクルーズとは違いますね。クルーズ
は退屈させないための工夫がたくさんです
から。
景色も海 海 海 だけなので、電車の
旅行とも違いますね。当たり前ですが。
大人であれば、キンドルは必須でしょう。
wifiはラウンジでなくてもフリーですし。
実際的な話をしますと、フェリーのチェック
インはだいたい1時間以上前から始めてい
る感じで、最終は30分前。ちょうどそのくら
いから乗船が始まります。
筆者は初めてということもあり、行きも帰り
も1時間前には港に行きました。
車に乗ったままで、係員はナンバープレー
トでチェックするので一瞬です。
この時点ではパスポートも不要です。
船の方に行く時には、UKを出る時には、チ
ェックインのあとに警察がいて、パスポート
チェック。少し待てと言われてしばし別場所
で停車。
何日行くのとか、非常にカジュアルな雰囲
気で空港とは違います。
荷物の検査はなしです。密輸とか・・
あるだろうに大丈夫なのかな。
アイルランド側からの帰国時は何のチェ
ックもなしでした。これは以前、ダブリンか
らのフライトでもそうだったのでそういうも
のかもしれません。
フェリーのお客さんは、中年以上かファミ
リーで、若者だけというのはほぼありませ
んでした。
大型バイクで乗り込む人を見ると、この
人は旅が好きな人なんだな、と仲間意
識を感じたものです。