先月後半から慌ただしい日が続き、なかなかブログを更新
できませんでした。多少落ち着いたので少しずつ書いていき
ますね。
さて、先日何やら右頬の上にぷっくり腫れものが出来たこと
は書きましたが、結局手術して取ることになりました。
全国のアテロームに悩む患者さんのために少し詳しく顛末
を書こうと思います。一般的なできものの割には世の中では
情報が少ないように感じたので。
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アテローム、または粉瘤といいます。
誤解を恐れずいえば、皮膚の下に何らかの理由で皮膚が
入り込んでしまったために起こる症状で、皮膚の下であろう
が、入り込んだ皮膚は代謝を続けるので老廃物がたまる。
それがぷっくりふくれるという現象です。
老廃物なので、カスです。不潔です。場合によっては炎症
を起こし、猛烈な痛みになることも。病院に駆け込む患者
さんはこのケースが多いようです。筆者は、顔ということも
あり目立ったためとりあえず行ったクチです。
男性に多いそうです。男性は毛穴が大きいので、特に何
にもなくても起こるようです。ただ、免疫力が弱っていたり
した場合に特に起こりやすいとか。体質もあるそうです。
原因は特定が難しく、ケースバイケースです。
入り込んだ皮膚の袋を手術で除去しない限り根治はしま
せん。部位は背中、首、顔、耳など上半身に多いそうな。
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筆者、アトピー体質でして都内の順天堂大学病院の皮膚科
にちょくちょくお世話になっていたので、この件でも行ってみ
ました。手術になった場合、一つの場所で済むところの方が
いいなあということもありました。
昔、ガングリオンが出来た時も順大に行きました。できもの
系は多いので、筆者の場合はもともと体質があるのかも。
そして今回、あっさり結論が出て、アテロームでした。
良性のできものですし、筆者の場合は顔とはいえ、化膿さえ
しなければ問題はないので、病院としては、手術しないと!
という感じではなく、あくまで本人の判断に委ねます。当たり
前ですが・・・
ただ筆者としては、顔に出来た腫れものにずっとお付き合い
するのは嫌でしたので、手術することになりました。
ちなみにアテローム、症状が落ち着けば分からないくらいに
小さくなりますが、それでも色素が黒ずんでいたり、しっかり
触れば皮膚の奥にコリっとしたブツがあるのが分かります。
そのうち親近感すらわくのですが、困ったちゃんです。
さて、病院でのやり取りに戻りますが、皮膚科で診断を受け、
手術することにしたので、今度は実際に切ってくれる先生、
形成外科に行きました。整形外科ではありません。改めて
診断と、手術の段取りを聞きます。
手術は1か月後と決まりました。
1か月の間に化膿しないよう清潔に保ち、無理はしないでくだ
さいとのこと。酒を控えるにはいい機会です!
そして、、1か月の間にほとんど腫れが分からなくなるくらいに
なった筆者のアテローム。人類史上初、手術なしで根治して
いたら凄いなとか勝手に妄想。。。
長くなったので続きは次回にします。